【公開:連載中】僕は前世の記憶を用いって無双?する! 作:satikaze
第022話 王都へ⑴ -距離-
御披露目会から数週間が経過し、研究も勉強及び復習もかなり落ち着き、ミリィ先生とニーナ先生への挨拶も終了して、王都へ向かう事になった。僕は研究資料一組二十ページの二十五組五百ページ分と、それを百五十ページに纏めた『人体解剖書』を、桐箱に積めた。
それも只の桐箱ではなく、内外には、彫刻と漆塗装を
カイン兄上の提出物の内容は「国籍と戸籍の整備に関する法案」「剣等危険物に関する規制法案」だ。確かにカイン兄上は殺人事件で死んでこの世界に転生しているのを顧みると納得だ。
僕は移動中の際に
そして、レノマの街を始め、幾つかの街を過ぎ、王都まで残り凡そ三日の距離となった。その時、十五㎞先に、街道上で戦闘行為が行われているのを発見した。
「父上!十五㎞先で戦いが起こってます。魔力反応から十名程の
やっぱりカイン兄上の反応から、カイン兄上より僕の方が探査範囲は広かったか。まぁ・・・今はどうでもいいが。
「父上。生命反応及び魔力反応が薄くなってきてます。行かせてください!」
「・・・命には変えられん。カイン、アベル、行けるか?」
「「はい!」」
僕が先頭を切る形でカイン兄上を案内する。十五㎞の距離を時速百㎞以上で移動する為、九分以下で到着する予定だ。