【公開:連載中】僕は前世の記憶を用いって無双?する!   作:satikaze

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第025話 謁見⑴ -入場-

 安置するべき場所に案内された場所に遺体を安置し、黙祷及び御祈りをした。魂が穢れず、正常に輪廻転生をする事を祈って・・・

 

「改めて連れて来てくれた事に感謝する。」

「騎士方は王女殿下及び公爵令嬢並びにその他関係者を護衛する為にオーク上位種を含む五十体以上の群れに立ち向かい、勇敢に戦闘を行いました。その騎士方を無視して、その場に置いていく事なんて僕には出来ません。」

 

 半分は本音だが、半分は建前だ。

 

「そう言ってくれると有難い。それでは正式に此方で引き取ろう。」

「有難う御座います。」

「では、私達は此れで失礼しよう。オークの金銭は後程、王都領館にでも届けてくれ。」

 

 ガルム父上がそう言い、一生に現場を離れようとしたら止められた。

 

「ちょっと待ってくれ。」

 

 あ・・・嫌な予感がするぞ

 

「ガルム卿。この後に、カイン殿とアベル殿は王への謁見が有るんだ。ガルム卿にも是非参加してもらいたい。」

「ム・・・聞いてないぞ・・・はぁ・・・急いで準備する。」

「カイン殿とアベル殿は一緒について来てもらえるかな?」

「「はい。」」

「カインとアベル。後程な。」

 

 そう言うと早歩きで離れていき、僕とカイン兄上はダイムに着いて行った。僕とカイン兄上は王城にある応接室に案内され、王城勤めの執事やメイド方により、身体を測られ、新貴族服が用意され、その他身嗜みも整えさせられた。

 

「カイン様、アベル様。謁見の準備が出来ましたので御用意下さい。」

「すみません。僕とカイン兄上は国王への謁見の方法を知らないのですが・・・」

「謁見の間に入りましたら、絨毯の切れ目の所まで進み、右膝を付き、左膝を上げて、右親指が中に入るように手を握り、左胸に当て、左手を左膝に乗せ、少々の背を前に倒して頂ければ大丈夫です。」

 

 うん。説明が長いな。まぁ・・・覚えられるが・・・

 

「これで良いですか?」

「はい。その通りです。」

 

 僕は念の為に(おこな)ってみたが、どうやら正解みたいだ。

 

「ありがとうございます」

「はい。それでは行きましょうか」

「「はい。宜しく御願いします。」」

 

 廊下を進み、他の部屋よりも一回りも二回りも大きい扉の前に立たされた。前世では勿論の事、今世でも初めての事だから緊張するな・・・前世で言う所の総理や天皇に会うような事だし・・・

 

「扉が開き終えましたら前に進んで下さい。それでは失礼します。」

 

 そう言い、執事は離れて行った。てか、一緒では無いんかい。

 そう思いつつも、扉が開いたので、カイン兄上と並んで前に進み、絨毯の切れ目の処で膝着いた。最前列は上級貴族であり、後ろは下級貴族になっている。上級貴族の列にはガルム父上もいる。

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