【公開:連載中】僕は前世の記憶を用いって無双?する!   作:satikaze

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【幼少期編(五歳)-王都散策編】
第030話 家族団欒⑵ -家族-


「何にしろ、カインとアベルが了承した事から婚約者として決まった。」

「父上!陛下・王女殿下・公爵様・宰相様、そして御本人の前で断る訳にはいかないでしょ!心外です!」

「まぁ、そう怒るな。アベル。私は謁見前に陛下に呼ばれて「御前の息子達はスケコマシ(女たらし)か!?」と責められたぞ。」

 

 心外な・・・・

 

「まぁ・・・何にしろ再度言うが、これは機密情報だ。公表されるまで決して誰にも言うな。」

「~「はい」~」

 

 話は概ね終わったが、レイネ姉上は相変わらず不貞腐れている。

 

「レイネ姉上。僕とカイン兄上は元々領地に戻る予定でしたが、褒章として王都に屋敷を構える事になったので、王都にいる時間が長くなる事から、本来よりは会えるようになると思いますよ?」

 

 僕のその一言でレイネは御機嫌が良くなる。

 

「何時でもカイン君とアベル君に会えるって事なのね!それなら御機嫌直してあげる!」

 

 うん。単純な姉上だな。

 

「アベル君?今失礼な事を考えてなかった?」

「(うっ・・・鋭い・・・)いえ、そんな事はありません。」

「なら、いいんだけど。」

 

 話は一通り済み、カイン兄上が結界を解除し、ガルムが使用人が入ってきてよくなった事を、外で待機してた執事のセバスに伝えた。

 

 アミスとシルビアが入って、叙爵祝いとして、王都で中流階級層から上流階級層むけのクッキーを持ってきてくれた。話を聞くと屋敷にいる使用人達で出し合い購入したから個人の出費は抑えられ、(ふところ)もいたくないとの事で安心したし、数個程度は自身達でも食べてるとの事だ。(ふところ)を痛めてたり、自身達で食べて無かったりしてたらかなり申し訳なかったから、かなり安心した。

 

 因みに、他のメイド等の使用人から聞くには、「主人等に意見が出来る環境」「規則が適度に緩い事」「休みが定期的にある事」「給料が高めな事」「貴族自身で身辺等を行う傾向が有る事によって負担が少ない事」「無茶を言われない事」「一定量のプライベート空間の確保」などがあり、他の貴族の家よりもかなりホワイト・・・前世で言う所の福利厚生が整った環境であるらしい(この世界での水準での話だが)。

 

 また、屋敷で代々仕えて来た者は家系図の作成が行われてたり、墓所の把握が行われてたりもする。また、準貴族以下の貴族血脈との婚姻をしている使用人もいる事から遠い親族である場合もある。因みに、因みにシルビアも初代当主と十代目当主の血脈が含まれている。

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