【公開:連載中】僕は前世の記憶を用いって無双?する! 作:satikaze
朝一番という時間帯に、王城より陛下から僕とカイン兄上に呼び出しが掛かった。多分屋敷や使用人の件だろう。
使者から聞いた話では、普通は呼び出しかかってから時間ある事から、周囲の文官等も反対したらしいが、陛下に押し切られてしまったようだ。仕方が無いので、カイン兄上と共に使者が向けに来た馬車に乗せてもらい、王城へと向かった。
王城に着いたら、褒章の件で集まった応接室に案内され、陛下等が来るまで待った。
「カイン。アベル。待たせたな、五月蠅い奴がいてのぉ。中々出れなかったのじゃ。まぁ・・・御主らの事じゃから予想は付くじゃろうが・・・」
「「・・・(多分コルジーノ侯爵だろうな)」」
「陛下。カイン殿とアベル殿が反応に困っておりますぞ。」
そう言いながら、陛下と宰相が座る。
「まずは、カイン。アベル。全卒業程度認定試験の合格、おめでとう。そしてアベルに関しては王国歳少年記録、カインは全試験において最高得点記録じゃ。」
「「有難う御座います。」」
「ただ、卒業程度認定試験統括官がすまなかったのぉ・・・」
「陛下、気にしておりません。」
「僕は気にしてないと言えば嘘になりますが、そのおかげで記録更新が出来ましたし差し入れも貰えたので満足です。」
「相変わらずアベルは犯行てきのぉ・・・」
何を言うか!事実を述べてるまでだ。
「陛下。そろそろ本題に。」
「そうじゃったな。結論から言って御主らに渡す屋敷が決まった。」
やっぱりそうか。
「カインに渡す屋敷は、元々は子爵家が持っておったが、脱税・横領・誘拐・監禁・違法奴隷・違法薬物などの犯罪のオンパレードじゃったから、徹底的に調べて、家毎取り潰し、全て没収した。現在は犯罪奴隷として家族共々鉱山で働いておる。」
へぇ・・・犯罪奴隷って鉱山送り何だな・・・
「次にアベルだが、アベルに渡す屋敷はカインの屋敷の目の前に有るのじゃが、元々は男爵家が持っておった。此れもまた酷くてのぉ・・・脱税・横領・誘拐・監禁・違法奴隷・違法薬物に加えて敵性国家との内通・国家機密をしおってたじゃから、国家転覆罪で取り潰した家のじゃな。当主は死刑、家族諸共鉱山送りにしたわ。」
この国の体制に綻びが生じて、限界が来てんじゃねぇの?とは思いたくなるほどだな。
「更には、それらの屋敷を御主らにやると決めようとしたら、コルジーノ派の奴らが反対してきて長引いたわい。まぁ・・・何とか押し通したから問題ない。この先学校にも・・・って卒業程度認定試験に合格したんじゃったな。まぁ・・・合格したからと言って入学試験を受けては駄目、通学しては駄目と言った規則はない。卒業程度認定試験合格者は必要手続きを踏めば入学試験をパスして入学できる。ガルムとよく相談するんだな。」
「「はい。」」
う~ん・・・学校に行かないとシルク嬢が五月蠅そうだし、一応手続きをするか・・・
「それと話しは戻るのじゃが、必要最低限度数の執事とメイドなどの使用人や馬車は揃えておくし、屋敷は自由に使うとよい。」
「「はい!」」
書面で必要手続きを済ませたり、鍵とシルフォード邸からの地図を貰ったりし、朝送ってもらった使者に帰りも送ってもらった。三日後に向かえば良いらしい。