【公開:連載中】僕は前世の記憶を用いって無双?する!   作:satikaze

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第041話 カイン邸

 ガルム邸まではそこそこ距離がある為、屋敷が引き渡されるまでの間はカイン邸で過させてもらっており、ルーラとローラに小等教育学校と中等教育学校の卒業程度認定試験を受けさせる為の勉強を教えてる。

 ただ、ルーラはそれらに加えて各級の高等教育学校程度の教育を加えて教えている。即ちルーラに関しては全卒業程度認定試験を受けさせる前提で教えている。

 

 ルーラは前世の記憶がある御陰なのか、又は転生者で有るが所以なのか、それとも元々の素なのかは分からないが、飲み込みが早かった。

 まぁ・・・王国が運営する小等教育学校と中等教育学校は日本で言う所の小学校と中学校だが、学問レベルは小学校程度レベルであり、日本で六年間かけて行われる教育を九年かけて行われている。ルーラにとって殆どが復習や再学習程度のレベルであり、新規に学習しなければならないのは文字や単語などの王国の国語・宗教・神話・歴史程度だからだ。

 

 そして、ルーラには勉強の合間には提出物の作成もお願いしている。

 前世では建築系の事を学んでた事から「防災・減災の必要性に関する提言」「自然有事における発生の仕組みの解明の重要性と仮説」を約百五十ページを一編として三編で構成しいた。及び「防災・減災の必要性に関する提言」「自然有事発生の仕組みの解明の重要性と仮説」がある為、それらが二部(合計九百ページ)ある状態だ。

 

 ルーラの妹のローラだが、勉強にせよメイド業務にせよ、何故か飲み込みが早く、姉妹の両方とも、ガルム父上・アミス・シルビアは僕やカイン兄上に次ぐ天才だと褒め繰り回している。ガルム父上からも、ルーラとローラは各種高等教育学校の業程度認定試験を視野に入れた方が良いかも知れないと言っている。無理矢理受けさせるつもりはなく、ルーラに関しては実際に入れているが、ローラはシルビアやアミスみたいなメイドを目指したいらしい為、提出資料等がいらない中等教育学校までのみにしている。

 

 また、僕の従事者は、カイン邸での従者が短期間になる事が推定されている事から、カイン兄上に了承を貰った上でカイン邸で従事してもらい、報告・連絡・相談・・・所謂、報連相(ホウレンソウ)を徹底し、いきなり居なくなっても円滑に回るように想定している。及び、アミスからは「家訓にしましょう」と提案されたが、現在は考え中だ。

 

 しかし家訓案はある。

 『ノブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)』の精神と、『やらない善よりやる偽善』の精神を組合せ、かつ『行動主義・成果主義』を組み合わせた家訓だ。

 

 一、社会的・財政的に優位な立場にある者は、その地位に見合った社会的責任・社会的義務がある。

 一、法の範囲で、善行・偽善も、その行動が国の為、人の為と成ならば躊躇せず実践しなければ成らない。

 一、法の範囲で、私利を追求し、富を築く事は禁じない。

   しかし、その甘露は、必ずや国家及び他者へと還元しなければ成らない。

 一、弱気を助け、他者と協調しなければならない。

 一、美辞麗句(びじれいく)(ろう)し、行動を共わぬは空虚である。

   言葉無き行動こそ、真の誠実さと成さなければ成らない。

 一、弁舌に(まさ)るは、行動と結果を出す事。

   国家万人の繁栄と安寧の為、常に実効ある行動と生かを追求しなければ成らない。

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