【公開:連載中】僕は前世の記憶を用いって無双?する! 作:satikaze
その後も商談は続き帰りの道になった。
「アベル。
「カイン。
「・・・わかった。僕もそのお金で何かしてみるよ。」
カイン兄上も何か商売を始めるんだろうか・・・
「私も少額ですが貰って宜しいのでしょうか?メイドが貰うなんて聞いた事がありません。」
「アミスは人生という旅を、僕の為に専属メイドという形で尽くしてくれてるからね。だけど、今は同時に「男爵に仕える専属メイド」であり、人前に出る機会は他のメイドよりも多くなる。だから自由に使ってはいいものの基本としては「身なりを整えるお金」とでも思って欲しい。そうすれば基本給に少々は余裕が出るでしょ?勿論、身なり額も給付するけど、貴族に入って来るお金は波があるからその補完でも思って欲しい。」
身嗜みを整えるお金は幾ら有ってもいいね。
「!!有難う御座います。大切に使わせて頂きます。」
「「男爵に仕える専属メイド」として身なりに気を付けてくれれば何に使ってもいいからね。ただ僕の事を優先しすぎずに人生を謳歌して欲しい。場合によっては辞めても構わない。」
「アベル様・・・冗談でも言わないで下さい。そんなことは絶対に致しません!私は女性ですし、世間では女性が知識があると毛嫌いされます。しかしアベル様を始めシルフォード家の皆様はそんな私を快く受け入れてくれますし、無理難題などの無茶を言いませんし、給料も高く、規則も適度に緩いなど・・・他家に仕えているメイドの話を聞くと性的干渉まであると聞きます。私にとって此処まで心地の良い空間は他になく、アベル様に仕え骨を埋めるつもりです。」
そう言ってくれると有りが居たな。ただ・・・
「無理はしなくていいかね。適度に緩く、そしてメリハリをしっかりしてくれればいいから。あ・・・因みに好きな人が出来たら言ってね。別に結婚とかは禁じてないし、寧ろ推奨したいぐらいだから」
「わかりました。」
「ただ・・・口が堅い人にしてね。貴族の家の中は広く知られる訳にはいかないから」
「勿論です。逆にそんな男はこっちから願い下げです!」
アミス・・・意外と気が強い・・・?
「それとアベル様・・・」
「?」
「必要に応じて利益率で貰った金銭をメイドに渡しても良いでしょうか?」
「うん。勿論。ただ、それによりメイドを統制しようとかはしないでね。あくまでも組織として統制するのは仕方ないけど、金銭によって支配するのは嫌うから。所で何故?」
「身嗜みです。」
「ならば現物の共有とか融通の方が良いかもね。」
「!!確かにその手がありました!そうさせて頂きます。」