【公開:連載中】僕は前世の記憶を用いって無双?する! 作:satikaze
王城での御披露目会の日を迎えた。
通常、御披露目会には豪華絢爛の衣服を着るが、僕とカイン兄上は好まない。なのでカインは青色の燕尾服で、僕は江戸紫色の燕尾服で、双方共に軽くアクセサリーなどの装飾を施した程度にオーダーメイドした。
因みにこの世界でも、時代的に紫色は貴重品であり、ちゃっかりと技術革新を起こして気軽とまでは言えないがそこそこの量を確保できる体制を整えた。及びその技術によって紫色を確保した事による御披露目でもある。
カイン兄上の専属メイドであるシルビアと僕の専属メイドであるアミスには大日本帝国軍の従軍看護婦(冬服風)の紺桔梗色の服を着て貰っている。
御披露目会には僕に加えて、父ガルム・異母サラ・実母ハーヤ・カイン兄上・カイン兄上専属メイドのシルビア・
馬車は僕とカイン兄上で魔改造した特別性の馬車であり通常の馬車は最大六人乗りに対して。十人乗りが可能であった。因みに父ガルムの管理下に置かれる事になっている。
「それにしても服革命に紫革命か・・・」
「僕やカイン兄上はシンプルな服装を好みますからね。ただ貴族としての権威を出す為に装飾とか適度に施してます。」
「いや、それは分かるんだが・・・下手な貴族服よりも上品に見えるからな。」
そりゃそうだ。『
因みにアミスのアクセサリー系は全てが暗器になっており、いつでも護衛が出来る状態である。例えば髪飾りの簪の中に刃物が隠されている。肌着と外衣の間には合金製網があり簡易的盾になる。
異母サラがレイネに伝える。
「レイネ、マリアの言う事を聞くのよ。」
「わかってるわよ。せっかくカイン君とアベル君のお披露目だったから見たかったけど、着替えてる時ずっと見れたから少しは満足できたし。」
うん。とても、とても恥ずかしかった。
アミスに着替えを手伝って貰うから慣れたが、レイネ姉上の我儘によってパンツ一丁から見られたのだ。羞恥心がえぐかった。
そして馬車に乗車し王城に向かった。
「カイン。アベル。お前らはこの前の謁見で男爵になった。その年齢で独立して叙される事は極めて稀だ。今日の御披露目会でも注目されるだろう。特に娘を紹介してくる親には十二分に注意しろよ。カインは王女殿下、アベルはシルク嬢と婚約した事は内密だからな。まぁ・・・中身の年齢は異なるがな。」
「父上。確かに僕とカイン兄上の中の年齢は異なります。しかし前世より行動や言動が幼くなっている感じがするのです。仮説ですが・・・精神は肉体年齢に由来すると考えます。」
異母サラ・実母ハーヤが居るのにも関わらず前世に関連する事を話しているのは、既に話しているからだ。最初は驚かれたが受け入れてくれた。
「そろそろ、王城に到着いたします」
御者をしている父の執事セバスから声がかかった