【公開:連載中】僕は前世の記憶を用いって無双?する! 作:satikaze
「それでは乾杯をしよう」
来場者がグラスを持つ。子供達はもちろんジュースだが既に毒耐性がある王侯貴族には少量の酒が配られる。僕とカイン兄上もそうだ。
「乾杯!」
『『『『『『『『『乾杯!!!』』』』』』』』』
乾杯が終わった後は、法的な爵位序列順に王侯貴族の子息令嬢を陛下のところ連れて挨拶にいく。
「そろそろ陛下のところにいくぞ」
父ガルムに声をかけられ、陛下のところに向かう。
「国王陛下、王妃陛下、そしてテレスティア第三王女殿下、本日は誠におめでとう御座います。本日は招き頂き有難う御座います。」
「うむ。よく来てくれた。今日は楽しんでくれ。そして改めて紹介を頼む。」
「父ガルムの第二夫人サラ母上の息子、父ガルムの三男のカイン・フォン・シルフォードです。国王陛下、王妃陛下に至っては、本日は御招き頂き有難う御座います。またテレスティア第三王女殿下に至っては、天使様が現れたの如く息をするのを忘れてしまいそうな御美しさで御座います。」
「父ガルムの第三夫人ハーヤ母上の息子、父ガルムの四男のアベル・フォン・シルフォードです。兄上同様に本日は御招き頂きまして有難う御座います。またテレスティア第三王女殿下に至っては本日の御披露目、誠におめでとう御座います。」
テレスティア第三王女殿下の婚約者ではない為、カイン兄上よりかは一歩引いた挨拶に留めた。
「ガルム、どうやったらこんなスケコマシに育つんだ?見てみろテレスを」
真っ赤な顔して、次第に手で両頬を抑えクネクネしていた。
陛下もガルムも苦笑いしかできない。
「カイン君。アベル君。一通りの挨拶を終わったら専属メイドのシルビアさんとアミスさんと一緒に来てくれないかしら?執事かメイドに呼ばせるわ。」
「・・・喜んで。」
「兄上同様です。」
カイン兄上はどうやら嫌々らしい。
「では後程に合わせて御見せしたい物が御座います。国王陛下、王妃陛下宜しいでしょうか?」」
「うむ。構わんぞ。」
「えぇ。構いませんわ。」
良し。リバーシを見せるぞ。
「わかりました。呼ばれたらお伺いいたします」
次の人も待っているので、横にずれる。
「アベル。王室に見せたい物とはなんだ。」
「サランカーン商会と協力して複数の娯楽品を研究開発してます。その内の一つであるリバーシという娯楽品を献上したいと思っています。」
「そうか。ほどほどにな。」
ガルムは呆れ顔だ。
しかしほどほどには出来ないだろう。今後五年から十年以内に財閥化を目指しているからな。
「私はこれから色々と回るつもりだ、子供同士話すのも良し、一緒に回るのも良しだ。自由にすると良い。」
「私は端っこの方で大人しくしようと思います。」
「では弟のアベルと同じく」
「カイン、アベル。変な子に引っかからないようにね~」
そう言ってガルムとサラはどっかに行き、僕達はやっと開放された。