【公開:連載中】僕は前世の記憶を用いって無双?する!   作:satikaze

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【幼少期編(五歳)-洗礼編】
第008話 洗礼⑴ -準備-


 ミリィ先生とニーナ先生によって剣と魔法の質と制御を上げていったり、日帰りでの下級から中級までの魔獣・魔物討伐を行っていった。また、父ガルムや執事セバスから「ドリントル領を治める可能性」がある事により当主継承権と同等の教育がなされた。及び、剣・魔法・文官の教育が僕とカイン兄上に施された。

 

「父上。呼び出しに応じました。」

「おう。カインにアベル。そこに座れ。」

「「はい。」」

 

 父上から呼び出しを喰らったと思ったら、五歳の洗礼と御披露目会の話だった。

 

「あ、そうそう。忘れておった。」

「なんですか?」

「カインとアベルは既に下級高等教育学校(日本における高等学校)卒業レベルは出来てるから復習が主になるな。」

 

 マジかぁ・・・通りで休みが少ないと思ったらそんなにも詰込み教育を行ってたのかぁ・・・

 

 まぁ何がともあれ洗練の日になった。

 

 この世界は、前世の日本と比較して治安が悪く、また子供が生まれても亡くなる事が多い国・・・いや世界である。その為に五歳まで無事に育ったら神々に報告し、ステータス魔法を授かるようだ。また五歳の他に、十歳と十五歳で神々に報告と盛大な祝いを行うのが慣習であるようだ。

 

「アベル様。そろそろお出かけの準備はできていますか?」

「アミス。用意できているよ。」

 

 専属メイドのアミスに呼ばれて正面玄関に向い、外では父ガルム・異母サラ・母ハーヤ・兄上カインがいた。メイド方は御留守番だ。

 そう言えば母上に会うのは久々であり、普段はサラ異母上が母代行をしてくれている。それと実母上はSランク冒険者であり、噂ではそろそろSSランク冒険者になるのではないかと言われているぐらいだ。

 

 ハーヤ母上が冒険者をしている為、食卓にはよく魔物料理や魔獣料理が出される。魔物は動物が魔力を持った状態であり、魔獣は非動物的存在及び魔法生命体とも呼ばれる事がある。

 

「お待たせしてすいません」

「構わん。構わん。それにしても正装するとハーヤに似ているな」

 

 そして、家族団欒しているとセバスが声掛けしてきた。

 

「皆様、御待たせ致しました。馬車の御用意が出来ましたので御乗り下さい。」

 

 馬車の準備も整い、執事のセバスが呼びにきた。そして、家族全員で馬車に乗っていく。馬側の中央には父ガルム、ボクから見て右に異母上サラ、ボクから見て左母ハーヤが座り、正面には僕と右にカインが座った。因みに執事のセバスは馬車の運転だ。

 

「それでは出発します」

 

 セバスの合図の後、馬車はゆっくりと進み始めた。

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