今週の異常はこちらです。俺はただの一般人なのに、毎回異世界とか魔法少女とか幽霊とかに巻き込まれるんだが 作:くろくまけーき
魔法少女の一件の翌日、俺はいつも通り――いや、いつも以上にのんびりと家で過ごしていた。
住んでいるのは「ボーロ荘」って名前のアパートだ。名前のとおり、壁は薄いし、床はミシミシ鳴るし、雨が降れば風呂場がしっとりするという素敵仕様。でもまあ、住めば都ってやつで、今となっては妙に落ち着く。
というか、住んでるのは俺一人だけなんだけどな。
他に誰もいない。大家さんはいるがほぼ会わない。郵便受けも俺の名前だけが虚しく浮いている。時々、風が吹くと「ギイィィ……」って廊下のドアが勝手に開いたりするのもご愛敬だ。
「……まあ、静かでいいけどさ」
ちゃぶ台に座って、お気に入りのコーヒーを啜る。昨日の騒ぎがまるで夢だったかのように、ボーロ荘は今日も平和そのものだった。
で――そんな俺の名前は、篠原日向(しのはら ひゅうが)。年齢は二十三。たぶん世間的には“そこそこ若い大人”だ。
見た目は地味。オシャレには疎いし、髪も自分で適当に切ってる。職業も聞かれれば「いまは特に」としか答えようがない。職に就いてるわけでも、学生でもなく、毎日ふらっと出かけて、ふらっと帰ってきて、美味しいもの食べたり飲んだりして満足してるだけの人間。
一言で言うと、「どこにでもいそうで、どこにもいないような人間」だ。
ただし――少しだけ特殊なところがあるとすれば、“非日常に妙な耐性がある”ってことかもしれない。
空から魔法少女が降ってきても、街で人外と人間が戦っていても、驚くどころか「うわ、またか……」って顔をしてしまうくらいには、いろいろ見慣れてしまっている。
自分でも、なぜそうなったのかはよくわからない。ただ、物心ついた頃からずっと、普通のようで普通じゃない日常の中に、自然と立っていた。
ヒーローみたいに正義の味方をしたわけでも、裏の世界に通じてるわけでもない。ただ、目の前で何か起きたら、それなりに付き合って、静かに通り過ぎるだけ。
感情がないわけじゃない。でも、波風を立てることが面倒で、すべてを「まあ、そういうこともあるよね」で片付ける癖がある。誰に対してもフラットで、距離感がよくわからないとよく言われる。
まあ、だからって特別な何かがあるわけでもない。
たぶん、俺という人間は――“空白”みたいなものなんだろう。
何にも染まっていないし、何にでも染まれる。自分という色が、最初から決まっていない。
それが強さか、弱さかは、俺にもわからない。ただ、そういうふうに、ずっと生きてきた。
だからこそ――どんな世界にでも、迷わず歩いていけるのかもしれない。
「……とはいえ、次は何が起きるやら、だな」
湯気の立つカップを片手に、ため息をついた。 空はどこまでも青くて静かだ。今のところは。
でも俺は知っている。この世界には、「ありえない」が日常の顔をして入り込んでくることを。
それでも構わない。いつも通り、ふらっと出て、ふらっと帰ってきて、なんとなく美味いものを食って――
そんなふうに、今日も生きていくつもりだ。
そんなことを考えていた矢先、テレビから流れてきたのは、どこぞの特集番組。
『今、話題の隠れ家カフェ! 癒やしと甘味の空間がこちら――』
画面に映ったのは、木漏れ日が差し込む店内と、丁寧に盛り付けられたケーキの数々。ガラスのカップに注がれたカフェモカが、まるで宝石みたいに輝いている。
「……うわ、美味そう」
思わず口に出ていた。胃が素直に「食べたい」と主張してくる。俺は朝から何も食べていなかった。
画面下にはテロップが流れる。《駅から徒歩5分・路地裏の小道にひっそり佇む隠れ家カフェ》。よくある言い回しだが、こういうのに弱い。ちょっと怪しいくらいのほうが、俺にはちょうどいい。
「……これは、行くしかないな」
そう呟いて立ち上がる。着替えは適当。財布とスマホをポケットに突っ込んで、最後にカーディガンを羽織る。今日も平和そうだし、ちょっとくらい外に出たって、非日常はやってこないだろう――たぶん。
玄関を開けると、廊下がきしむ音が響いた。ギイィィィ……と、例のBGMが今日も健在だ。俺は慣れた足取りでボーロ荘を出る。
アパートの外に出ると、空は快晴。春の風が心地よい。遠くで犬が吠えていて、誰かが自転車を漕いでいる。うん、いつも通りの平凡な日だ。
目的のカフェは駅前を少し外れたところ、商店街の裏手にあるらしい。地図アプリで確認しながら歩くこと数分――
「……おー?」
たどり着いた先には、思ったより古びた木の扉があった。
看板もない。カフェの名前もない。ただ、小さなランプがゆらゆらと揺れているだけ。 まるで「入れる人だけ入ってください」とでも言いたげな雰囲気だった。
一瞬、引き返そうかとも思った。でも、こういう“空気の違う場所”には、何かがある。
「こういうの、嫌いじゃないんだよな」
ノブに手をかけ、ゆっくりと扉を開いた。
カランコロン、と控えめなベルの音。
店内は、外観からは想像もつかないくらい洒落ていた。アンティーク調の家具に、ほんのりと漂う甘い香り。日差しが窓から優しく差し込んでいて、空気そのものが柔らかい。
「いらっしゃいませ」
出迎えたのは、黒いエプロン姿の女性店員。……いや、年齢不詳。というか、なんというか、どこかこの世界の人間じゃない気がする。
目が合った瞬間、少しだけ時が止まったような感覚。相手もまた、こちらを値踏みするように見つめていた。
「お一人様、ですね。どうぞ、お好きなお席へ」
にっこりと笑ったその顔は、どこかで見たような、見てないような。
俺は少しだけ眉をひそめながら、窓際の席に座った。
周囲には他に客はいない。妙に静かだ。でも、不快ではない。むしろ、時間がゆっくり流れているような錯覚すら覚える。
テーブルには手書き風のメニューが置かれていた。
・三日月のチーズケーキ
・記憶の森のアップルタルト
・花影のカフェモカ
名前がどれも不思議すぎる。でも――どこか惹かれる。
俺は少し悩んでから、アップルタルトとカフェモカを選んだ。
注文を終え、椅子に深く腰掛ける。ふと目を閉じると、遠くで微かにオルゴールの音が聞こえた気がした。
「……めっちゃいいな」
こういう、ちょっと現実離れした空間――不思議と、落ち着く。
ふと、店の扉が軋むような音を立てて開いた。
カラン……と、控えめに鳴るベルの音。それはまるで、この静かな空間に一粒だけ落とされた水滴のようだった。
扉の向こうから、ひんやりとした空気が流れ込んでくる。季節外れの風、あるいは異世界の匂い。どこか現実離れした気配が、店内の穏やかな空気をほんの少しだけ震わせた。
思わず視線を向けると、そこにいたのは――
黒鉄の甲冑に身を包んだ、巨躯の男だった。
鎧は使い込まれ、ところどころに剣傷と煤が残っている。肩には獣の毛皮。腰にはボロ布を巻いており、背には巨大な大剣を斜めに背負っていた。全身から、ただならぬ空気がにじみ出ている。
その姿は、まるで中世ファンタジーからそのまま抜け出してきたようだった。
「……わお」
俺は思わず声を漏らしていた。
カフェという癒し空間において、もっとも“癒し”から遠い存在が、今、そこにいた。
だが、店員はまったく動じていない。にっこりと笑って、「お一人様ですか?」と問いかける。鉄の男は一拍遅れて、無言のままコクンと頷いた。
足取りは重く、音を立てながら、ゆっくりと店内を歩いてくる。
コツ……ギィ……コツ……ギィ……。
なぜか、俺の方にまっすぐ向かってきていた。
そして――
「……ここ、空いているか?」
低く、くぐもった声だった。鉄の兜越しに響くその声は、長い間、誰かに語りかけることさえ忘れていた者のような――喉の奥からかすかに掠れる、古びた楽器のような響き。
その異質さに一瞬固まったが、反射的に応じていた。
「え、あ……うん。どうぞ」
向かいの席を指さすと、彼はガチャン、と信じられない音を立てて椅子に腰を下ろした。木の脚がきしむ。カフェの柔らかい空気が、その場違いな金属音でざらつく。
フルプレートアーマー。しかも、全身真っ黒な甲冑。仮にコスプレだとしても本気すぎる。いや、どう見ても本物にしか見えないが。
なんというか……カフェと、騎士。世界観がねじれてる。
「……あんた、誰だ?」
俺が思わずそう尋ねると、彼は静かに首を傾け、ぽつりと呟いた。
「俺は……篠原日向って名前の一般人だけどさ。あんたは?」
少し間を置いて、鋼の口元がわずかに開いた。
「……わからない。自分も、名も、なぜここにいるのかも。思い出せないほど、長い時を生きてきた。……戦い続けて、忘れた」
言葉は不器用で、ひどく乾いていた。でもそこには、嘘のない重さがあった。
霧の中を彷徨い続けた者の声。何度も、何度も同じ場所を繰り返し、終わりのない戦いに身を置いてきた者の気配。
……ああ、なるほど。ようやく俺は合点がいった。
彼は、たぶん――“向こう側”の人間だ。
俺が言う“向こう側”っていうのは、簡単に言えば「こっちじゃない日常」に生きてる人たちのことだ。
理不尽な死と隣り合わせの世界。名前のない敵に囲まれて、それでも剣を手放せない者たち。光も希望も持たずに、それでも歩き続けなきゃならない場所に生きる、英雄か、あるいは亡霊か。
たまに、こういう人と鉢合わせることがある。ボーロ荘の住人になってからは特に。
……あれか、店選びが“扉”になっちまってるんだな。気まぐれにフラッと入った先が、こことは違う世界と地続きだった――そんなの、もう驚きはしない。
俺はあくまで一般人。だけど、“こういうこと”には、少しばかり免疫がある。
だから俺は、目の前の“世界の外れから来た男”に向かって、慣れたような口で言った。
「まあ、ゆっくりしていけばいいよ。俺も初めて来たけど」
すると、彼の肩がかすかに揺れた。まるで、その言葉に戸惑っているように。
「……それでいいのか?」
「いいさ。誰だって、休憩くらい必要だろ」
俺はそう言って、窓の外に目をやる。今日の陽射しはやわらかくて、雲ひとつない青空が広がっていた。
まるで、この異世界から来た騎士にも、一瞬だけ穏やかな時間を与えてやろうとしているみたいに。
「……この場所は、静かだな」
鉄の仮面越しにこもった、低くて擦れた声が空気を震わせた。まるで、喉の奥に砂を詰めたまま何十年も叫び続けたような、そんな重みがあった。
俺はそんな彼に、軽く笑いながら言う。
「でしょ。音楽も控えめで、空調もちょうどいい。いい店ってのは、こういう場所なんだよな」
「……ああ。戦場の硝煙より、よほどいい」
その声に、冗談めいた軽さはない。けれど、本気とも言い切れない曖昧さがあった。ただ、その一言には、確かな“疲労”が滲んでいた。
「……あんた、ずっと戦ってたんだな」
「……ああ。終わりのない霧の中で、名もなき者たちと……ひたすら死を繰り返してきた」
まるで、その言葉自体が重たい鉄でできているようだった。語るたびに、彼の奥深くにある古傷が疼くような、そんな響きがあった。
「ここ、テレビで紹介されてたんだよ。朝の情報番組でね。アップルタルトが絶品だってさ」
「……テレビ、か」
彼はその単語を、どこか懐かしげに、あるいは夢でも見ているかのように呟いた。
「遠い記憶で、聞いた気がする。誰かが、箱の中の人々の喧騒を眺めていた……あれが、テレビというものだったのかもしれない」
黒い鉄の仮面が、静かに天井を仰ぐ。仮面の奥の表情は見えないけれど、その仕草は、まるで過去の霧の中に沈んでいくようだった。
そんな沈黙を破ったのは、柔らかな声だった。
「こちら、篠原様のご注文になります」
振り返ると、店員の女性が微笑んでいた。まるでこのカフェに宿る精霊のように、音もなく現れたその姿は、現実離れした静けさを纏っている。
彼女がそっとテーブルに置いたのは、俺が頼んでいたアップルタルトとカフェモカ。
白い皿に美しく盛られたタルトは、宝石細工のように繊細で、表面には薄くスライスされた林檎が花弁のように重なっていた。艶やかな照りが光を反射し、食べるのがもったいないほどだ。
カフェモカの表面には、小さな花のラテアートが。香ばしい甘い香りがふわりと立ち昇って、思わず深く息を吸い込んでしまう。
フォークを入れると、外はサクッと音を立て、中はしっとりと柔らかく、林檎の酸味がカスタードの甘さと絶妙に絡み合う。ほんのりとシナモンが香り、口に入れた瞬間、頬が自然とゆるんだ。
「……うまっ」
小さく、でも思わず漏れたその言葉に、黒騎士がわずかに視線を向けた。
俺は続けてカフェモカをひと口。甘さと苦味のバランスがちょうどよく、ココアの優しさが舌に広がっていく。ラテアートを崩したのは少し惜しかったけれど、それを上回る味が、そこにはあった。
「そちらの方は、ご注文はお決まりですか?」
店員の問いに、黒騎士はゆっくりとメニューを手に取った。
ガサリ、と紙がめくられる音。分厚い鉄の指が、慎重にページをめくる。やがて、まるで記憶の奥底から引き出されたかのように、ある一品に指を止めた。
《記憶の森のアップルタルト》。そして、セットの《花影のカフェモカ》。
「……甘いもの、いける口?」
そう訊くと、彼はしばし沈黙し、低く呟く。
「戦いの合間に……誰かが、よく、くれた気がする。名前も、顔も……もう思い出せない。けれど、あの香りだけは……記憶に残っていた」
「そっか」
俺はそれ以上、言葉を重ねなかった。ただ、それで十分だと思えた。
「誰かのためだったのか? 戦ってた理由」
「……わからない。ただ、“使命”だった気がする。目の前にあった“何か”を、倒さなければならなかった。それだけが、自分を動かしていた」
「誰に課された使命だったんだ?」
「それも……思い出せない」
ふたりの間に、ふわりと沈黙が落ちる。
けれど、その沈黙は不思議と居心地が悪くなかった。カフェモカから立ちのぼる湯気が、柔らかく空間を包み込む。遠くで、オルゴールのような音楽が静かに流れている。
「……でも、なんでここに?」
「気づいたら、この店の前にいた。剣を握っていなかった。少しだけ、肩が軽かった」
「そりゃ、ラッキーだったな。ここ、良い店だから」
俺はまた一口、甘さを含んだカフェモカを啜る。さっきよりも、心なしか甘く感じた。
「なら……今日は、戦わなくていい日だな」
その一言に、彼の仮面がかすかに揺れた。ほんのわずかに、空気が和らいだ気がした。
「……不思議だ。名も、過去も、何も思い出せないのに……君の言葉は、どこか懐かしい」
「よく言われるよ。“何者かわからない”ってね」
「……ふ。そうか。なら、俺と似た者同士か」
仮面の奥から、確かに微かに聞こえた。笑った……ような気がした。
やがて、彼のタルトが運ばれてくる。黒い手袋の指が、慎重にフォークを握る。動作は不器用ながら、丁寧にひと口を口元へ運んだ。
「……どう?」
俺が尋ねると、彼はしばらく静かに咀嚼し、やがて、深く頷いた。
「……柔らかくて、優しい味だ。林檎の酸味と……甘みが、心にしみる。……こんな味、久しく忘れていた」
「だろ? なんか……思い出すよな、こういうの。誕生日のケーキとかさ」
「……誕生日、か。誰かが……祝ってくれたような……」
仮面の奥で、遠くを見つめるような気配があった。どこか切なげな、けれど温かな仕草だった。
「こんな静かな時間……もう二度とないと思っていた」
「俺もこういう日はたまにしかないなあ。まあ、ラッキーだったんだよ。今日は、戦わなくていい日だったんだ」
「……ああ。今日は……少し、眠れそうな気がする」
ふたり、同時にカフェモカを口に運ぶ。ふわりと香る湯気の中、奇妙な連帯感が生まれていた。
「……少しだけ、思い出した」
「何を?」
「風の音。灰の匂い。剣を構えた誰かの背中。そして……何かを、大切にしていた気がする。その“何か”のために、俺は立ち続けていた」
やがて、彼は静かに立ち上がった。椅子が軋む音。甲冑が重く鳴る。
「ありがとう。おかげで……俺は、俺に戻れた気がする」
「そっか。それは、よかったよ」
俺は、心からそう言った。仮面の奥で、彼も静かに頷いた。
そして、扉へと歩き出したその途中、不意に立ち止まり、背を向けたままぽつりと呟いた。
「……篠原、俺の名前は、カイだ」
「カイか。いい名前だな」
そう返すと、彼の肩がほんの少しだけ揺れた。笑ったのかもしれない。
「……ああ。そうだろう」
その言葉は、まるで遠い昔の誰かとの約束を、ようやく思い出したかのような響きだった。
カラン、と鈴の音。扉が開き、光が差し込んだ一瞬――彼の影が、静かに床を伸びた。
だが次の瞬間には、その姿はもう、どこにもなかった。
気配も、音も、何も残さず。まるで、最初から存在しなかったかのように。
俺はしばらく扉を見つめていた。
「……カイ、か」
その名をもう一度口にしてみると、不思議と胸の奥が、ほのかに温かくなった。
まるで、夜明け前の焚き火のように。
「……さて、俺も帰るか」
ぬるくなったカフェモカを飲み干し、静かに席を立つ。椅子がわずかに軋んだ音さえ、この場所ではやさしいBGMの一部のように思える。
ドアへ向かう途中、ふと背後から、あの女性店員の声が届いた。
「またいつか、お越しくださいませ。旅人様」
足を止める。振り返れば、彼女は微笑を湛えたまま、変わらぬ静けさでそこに立っていた。
けれど、その声音には先ほどまでとはどこか違う響きがあった。
まるで、何かを知っている者の声。
まるで、幾度も“旅人”を見送ってきた者の、それだった。
「……旅人、か」
ぽつりと呟いて、俺はもう一度だけ彼女に会釈する。すると彼女は深くうなずき、ほんの一瞬だけ、その瞳に“別れ”とは違う、温かな光を灯した。
カランコロン、と扉の鈴が鳴る。
外の世界は何も変わっていない。けれど、自分の内側だけが、ほんのわずかに変わっていた。
まるで遠いどこかで、忘れかけていた“物語”の続きを思い出したかのように。
……そういえば、俺もカイもお金払ってないけどいいのかな。