え?生物兵器が主役?…専門外なんだが…   作:りんご味

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思ったより時間ができたので書きました!
展開が進まないのは作者の執筆能力の低さのせいですすみません。

さて、話は変わりますが感想くださった皆様ありがとうございました!
めっちゃモチベ上がります!
続きを書こうって気持ちがモリモリです!


追記

目次にAI挿絵入れてみました。
嫌いな人は非表示にしてください。
なんかエイヴリーがイケメンすぎる、写真なのにクロエがカメラ持ってる、主人公と母親の身長が本編と違うなどなど
矛盾点が多くありますが許してください!
AI君にそこだけ直してって言っても全然違う画像になって帰ってくるんです。
『(`皿´#)』優秀だけど、融通が効かないよー



では、本編どうぞ!


じゅうわ

少しづつ少しづつ日が傾き始め、

薄っすらと影が差し始めたラクーンシティで、3人の人影がゆっくりと移動している。

辺りを見渡し、何もいないことを確認しながら進んでいく3人。

 

先頭を行くのは、コナー・グレイソン。

このメンバーの中で、唯一まともに戦うための訓練を受けているため

戦闘が行われる可能性が最も高い先頭を歩いている。

 

続くのは、エイブリー・ジェイムソン。

出発前は余裕があったその態度は、恐怖からか青みが差しており

ビビっているのが丸わかりといった有様だ。

食料品を回収するためのリュックを背負っているのが彼である。

 

最後尾でチームの背中を守るのはマイルズ・ウィテイカー。

彼もまた恐怖に震えてはいるが、しかしその目に映る感情は冷静そのもの

危ない橋を渡る瞬間にこそ、冷静でいなければならないことを分かっているからだ。

 

 

周囲はあれだけいたゾンビが嘘のように消え去り、

あの耳障りだった「ウーウー」と不快な唸り声も、死体を貪る吐き気を催すような音もしない。

喧騒のない若干の静寂さが辺りを包んでいる。

 

その静寂の中を、慎重に慎重に、

音を決して立てぬように抜き足差し足。

音を立てることは最大の罪であると言わんばかりに、

細心の注意を払い進んでいく3人。

 

 

そうしていつしか3人は、目的地のマーケットの前までたどり着いていた。

 

 

 

 

 

「よしっ、一先ずたどり着いたか」

 

小声でそう言いながら、マイルズは自分たちが居たビルを振り返って見上げる。

150m程しか離れていないここに来る為にとんでもなく神経をすり減らした。

 

ビルの上には遠目にリシュと女性陣が不安気にこちらを見つめているのが見えた。

 

 

残して来たメンバーにはとんでもない心配をかけてしまった。

内心でそう後悔しつつ、こちらを見つめるメンバーの中にまだ幼さの残る少年。リシュの姿を見つけて、少し安堵する。

 

よかった。あの子は一先ず立ち直ったようだ。

 

自分の方が危険な場所に立っているにも関わらず、

リシュの心配が出てきてしまうのは、もはや小根にまで染みついたお人よし根性の賜物であろう。

 

幼い少年にトラウマを刻んでしまった自分への不甲斐なさと、

立ち直ってくれた少年の心の強さに、少しの感傷に耽るマイルズだったが、

自分が今いる場所を思い出し、頭を振る。

気を抜くなマイルズ!ここは危険地帯。

リシュのことは帰ってから改めて話をすればいい。

今は少しの油断が命取りなのだ、

と自分に気合いを入れ直し、コナーとエイヴリーに決めていたハンドサインを送る。

 

ハンドサインに応えて、コナーが即座に走り寄ってきた。

走ってはいるが、その足音は不思議と響かない。

踵を使わずに走るあの独特の走法、前職(警官)だったころに習得した走法なのだろう。

 

コナーは、自分が立ち止まった時に周囲の簡単な偵察までしてきてくれたようだ。

「向こうの通りにゾンビが2体いる。誘導しきれなかった奴らだろう。大きな音を立てなければこちらには気づかないだろう」

と即座に報告してくれる。

 

相変わらず頼りになる男である。

この避難中、自分が紛いなりにもリーダーの役割を果たせたのは、彼の手厚いサポートがあってのことであろう。

 

 

そしてそんな頼りになるコナーとは逆に、いつも問題を起こす方、

エイヴリーからの返事がない。

どうしたのかと彼の方を見てみれば、一つ前のビルの影で立ち止まってしまっている。

 

「エイヴリーどうした?何かあったか?」

 

近寄って問いかけてくるマイルズに何処か呆然としていたエイヴリーだったが、声を掛けると大袈裟に肩を跳ね上げ、こちらを睨みつける。

 

「この馬鹿が!大きな声を出すな!ゾンビどもが聞きつけたらどうするつもりだ!」

 

自分のことは棚に上げて、エイヴリーのその声はそれなりに大きなものだったが、幸いなことにゾンビに聞きつけられることはなかったらしい

 

エイヴリーの大声に、慌てて辺りを確認したマイルズとコナーは、

ゾンビがいないことに一安心してから、眉を吊り上げた

 

「「エイヴリー、静かにしろ!」」

 

2人いっぺんに静かに嗜められたエイヴリーは、

流石に自分の不利を悟ったのか小さな声で「悪い…」と呟いた

 

「はぁ…。エイヴリー怖いのはわかる。実際俺だってちびっちまいそうなぐらい、怖い。でもな、そもそもこの作戦を提案したのはお前だろう?せめて自分の立案した作戦ぐらいやり遂げてみせろ」

 

「わかってるよ!」と小声で言い返すエイヴリーだが、やはり屋上の時と比べて覇気がない。

心底からゾンビにビビっているようだ。

 

「…2人とも、ここでいつまでもグズグズしている時間はないぞ。ゾンビどもが戻ってくることでもあれば、俺たちは終わりだ」

 

マイルズの嗜めを黙って見ていたコナーが、作戦の決行を促す。

そう、いつまでもここで語っている場合ではない。

マイルズは頷きを返して、エイヴリーの肩を叩いた。

さっさと食料を手に入れて帰らねばならない。

 

 

マーケットの扉の前に立つマイルズだが、ドアの上にあるベルの存在に気付いて開けるのをやめる。

ドアが開くと同時に、店の人間に来客を知らせる為の物だが、

今はこの便利な仕組みが恨めしい。

ゆっくり開ければ、音を出さずに済むだろう?と、ドアに手をかけたマイルズだったが、コナーがその腕を掴んで制止する。

 

「裏口があるようだ。回ってみよう」

 

コナーはどうやら、このドアを開けるのには反対らしい。

無駄にリスクをかける必要は無いなと、先導するコナーに続く。

 

 

裏口、というよりは搬入口だっらしい扉を抜け、マイルズ達は遂に店の中に入った。

ガラスには色あせた「本日特売」のポスターが貼られている。

足元には散乱した買い物カゴや、踏み潰されたパンの袋が転がっている。

レジ付近には急いで捨てられた財布や商品が入ったままの買い物カゴが残され、床には乾いた赤黒い染みが点々と続いていた。

外の駐車場には、ドアを開け放ったままの車が何台も放置されており、

数日まえまでの誰かの日常の名残を感じさせる。

 

マイルズとコナーは、慎重に棚の間を進む。

手早く缶詰や乾麺を手に取りリュックを持っているエイブリーに渡していく、時折、まだ冷気の残る冷蔵庫からチーズやジュースを引き抜く。二人の動きは迷いがなく、靴底がほとんど音を立てない。

 

一方、ここにきてもエイヴリーの呼吸は落ち着かず、目は絶えず店内の奥の影を見つめ泳いでいた。

懐中電灯の光が反射して、足元のタイルにゆらゆらと揺れる懐中電灯の明かりが映る。

 

どこかボーっとして心ここにあらずといったその状態で次々と食料品を渡され、

エイブリーは渡されるたびにビクッと肩を震わせる。

 

「か、鞄はここに置くからな!」

 

いちいち食料品を詰めるのが嫌になったのか、

はたまた肩を叩かれる度に恐怖に苛まれるのに懲りたのか、

遂にはエイヴリーは背負っていた鞄をレジの上に置いてコナーやマイルズの後ろをウロチョロと動き回るようになってしまう。

マイルズはそんな彼の様子に「仕方がない」と言わんばかりに肩をすくめ、

コナーと共にある程度食料品をまとめて持ってはレジのリュックに詰めに行く作業を繰り返し始める。

 

 

「な、なぁお菓子もいっぱいあるぜ?持って行っていいよな?」

 

「袋菓子はやめろ。移動中ガザガサ音を立てられたらゾンビどもを呼び寄せることになる」

 

「わ、わかってるよ。それより、ど、どっちか着いてきてくれよ」

 

「今食料集めで忙しいんだ。1人で行け」

 

1人で行くのは怖くて無理だから着いて来てほしい。

そんな言葉だけは口に出せない。

 

エイヴリーはなけなしのプライドからか、

マイルズ達に頼むことはしなかった。

 

自分がビビっているとアピールするようなものだからだ。

 

何度か躊躇していたが、遂には1人で菓子陳列棚の方へと向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

菓子陳列棚のコーナーは、缶詰や飲み物のコーナーからは離れた場所にあった。

 

店の明かりはつけていない。

もしゾンビが光に誘き寄せられる蛾のように

誘蛾灯がわりに灯りのついた店に誘き寄せられれば大変だからだ。

 

店内の明かりは、入り口から若干差し込む夕方の薄暗くなってきた太陽の光。

そして、右手に持つライトだけだ。

 

店内の奥は太陽の光も届かず、影となって薄暗い闇が覗いている。

エイヴリーは震える身体を押さえ込みながら、

必死に自分に言い聞かせていた。

 

僕の完璧な作戦で誘導したんだ!

ゾンビはいない!ゾンビはいない!

 

 

 

 

恐怖の大波吹き荒れるエイブリーの心の内とは対照的に、お菓子コーナーは妙に静かだった。

倒れかけた棚が斜めに傾き、袋菓子が床に散らばっている。

カラフルなパッケージが、薄暗い店内でやけに浮いて見える。

コナーとマイルズは相変わらず少し離れた通路で食料調達をしているのか、こちらには来てくれそうにない。

 

視界に入る範囲に“動くもの”はいない。

エイブリーは、改めてキョロキョロと辺りを確認してからゴクリと唾を飲み込んだ。

そしてゆっくりと目の前のお菓子の棚に近づいた。

 

(お菓子を1つ2つ取るだけだ…。取ったらすぐ戻れば大丈夫!)

 

呼吸を押し殺し、足音を極力消しながら、そっとしゃがむ。

手を伸ばせば、すぐそこに未開封のスナック菓子がいくつも転がっていた。

 

一瞬、コナーに言われた袋菓子はやめろ!という忠告を思い出す。

だが、即時に頭からその忠告を追い出す。

(馬鹿が!スナック菓子はストレスにいいんだよ!こんなストレスの溜まる避難生活送らされてるんだ!1つくらいいいだろ!)

エイブリーの手がスナックの袋を掴む。

 

ガサリ…カサカサ...っと静かにしかし明確に音が辺りに響いた。

 

――その瞬間

 

ぬるりとした何かが、エイブリーの足首に絡みついた。

 

「……っ?」

 

一拍遅れて、下を見る。

倒れた棚の影、その奥。

黒ずんだ腕が、床を這うように伸びて、彼の右足を掴んでいた。

 

濁った目が、こちらを見上げている。

 

エイブリーの喉がひゅっと鳴る。

 

「や……」

 

声にならない息が漏れた次の瞬間、

 

「うわあああああああああああああ!!!」

 

抑えていたはずの声が、爆発するように飛び出した。

甲高い悲鳴が店内に反響し、静寂を粉々に砕く。

 

ゾンビの指がぎり、と食い込む。逃げようとしても足が引き戻され、バランスを崩して床に倒れ込んだ。

 

「離せ! 離せって!!」

 

必死に掴まれた右足と反対の左足でゾンビを蹴る...が、

ゾンビの掴む力は異様に強い。

血に塗れて真っ黒の指が、肉に食い込む感触が生々しく伝わる。

 

 

遠くでコナーの焦ったような怒鳴り声が飛ぶ。

 

「エイブリー!! 何やってる!!」

 

だがもう遅い。

 

店を離れて更に遠く、

誘き出されたゾンビ達、誘導しきらなかったゾンビ達、

当たり数ブロックに散っていた脅威たちが一斉に店の方向に顔を向けた。

 

エイブリーは涙を滲ませながら、子供のように叫び続ける。

 

「来るなぁ!! 来るな来るな来るなぁぁぁ!!!」

 

その声が、さらに“外”の怪物たちを呼び寄せていた。




エイブリーがすっごい道化やってる
オリキャラではあるんですが、これは酷い

再びゾンビパニックっぽくなってきましたが、この場に主人公がいないww




あ、話変わりますけど、今AIイラスト作るアプリを始めて
触ってみたんですが、あれ凄いですね。

私は絵が下手くそなので、小説にイラスト載せるのに憧れはしてたんだけど、
上手いイラストが描けないので諦めてたんですけど、
AIイラストを載せるのってやめた方がいい物なんでしょうか?

載せるの有りなら、AIイラスト載せてみたいなぁ。

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