え?生物兵器が主役?…専門外なんだが…   作:りんご味

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バイオ9だぁあぁあぁあぁあ!!!!!

あまりの興奮に書いてしまった!
でも、あわてて書いたから内容薄くなっちゃったかも…
ま、いっか!


さんわ

「クリス...レッドフィールド?」

 

目の前に立つ、ガッチリとしながらもスマートに引き締まった体格の壮年期に差し掛かったばかりといった風貌の男性。

 

この世界において最も重要な人間の1人であるその男を前に自分の声が震えているのが分かってしまう。

 

俺は今までなんて勘違いをしてしまっていたんだ

 

自分の今までの行動がまるで走馬灯のように脳裏を過っていく。

ロボットに乗ってみたいからガンダムを作るのを優先しよう…?

危険性が無さそうだから日常系や恋愛系が原作の世界…?

 

そんな甘い判断のせいで緩み切っていた心が、

クリス(主人公)を見て、キリキリと締め付けられていくのを感じる。

 

この...世界は...

 

この世界の...原作...は...

 

バイオ...ハザード...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君が街で噂の天才少年のリーシュ君かい?初めまして、クリスレッドフィールドだ」

 

「バリー・バートンだ。俺たちは、先日お邪魔したケネスの同僚でね。あいつがあまりに感動していたようなんで、気になってね。今回お邪魔させていただいたという訳だよ」

 

二人がそう自己紹介をしてくれているが、頭の中が真っ白になって上手く返事ができない。

 

緊張しているのかと母さんが「ごめんなさい。ちょっと人見知りがでてるみたい」などと言って対応してくれている。

 

実際初対面の人相手にいつもどもってしまうのは俺の癖だったので、母さんとしてはいつもの対応をしただけなのであろう。

 

しかし、この時の俺の頭の中は暴風雨のように吹きすさんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

バイオハザード?

あのゾンビゲーの?

 

なんで気付かなかったんだ?

ラクーンシティ、アンブレラ・コーポレーション…ヒントはしっかりあったじゃないか...

 

やばい...

やばい...

やばい...!

 

今日にでも!いや、今すぐにでもここから、この町から離れないと!

まず、どうすればいい?

母さんと父さんを説得して、近所のおじさんやお姉さん達を連れ出して...

それで...それで...

 

 

考えれば考えるほど、先ほどのパニックになっていた思考が冷めていく。

冷めて冷めて、顔まで真っ青になってしまいそうになる。

 

そうだ、()()()()()()()()()()

 

なんて言って連れ出す気だ?

俺は実は、転生者でこの町はこれからゾンビウイルスが蔓延してしまうから、みんなで逃げ出そう!

なんて正直に言う気か?

 

馬鹿な!

そんなことができるわけがない!

 

母さんや父さんに気味悪がられて捨てられたらどうする?

 

また前世のような家族に見捨てられたクソみたいな人生の俺に戻るのか?

 

 

 

そうだ、そんなことは絶対にできないんだ!していいはずがない!

 

それに...

そう、そうだよ!

父さんの勤めている会社は確かアンブレラの傘下の会社だ。

もし、父さんがウイルスに関わる人間だったらどうする?

きっとウイルスが漏洩してゾンビがあふれるなんて言い出す人間がいたら、

実の息子でも消そうとしてくるかもしれない!

いや、きっと殺そうとしてくるに決まってる!絶対そうに違いない!

 

 

 

 

 

みんなを逃がせない...

 

 

それなら取れる手段は1つしかないじゃないか

 

俺がこの手でバイオハザードの発生を止めてやる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局クリスとバリーの対応をほとんど母さんに任せてしまった俺は、

その後具合が悪くなってしまったと嘘をいい、2人に帰ってもらった。

 

2人は急に訪ねて来て、本当にすまなかったと謝ってきたが、

嘘をついているのはこちらのほうなので、本当に申し訳なかった。

しかし、そんなことを悔いている場合ではないのだ。

 

 

 

ウイルス…確か名前はTウイルスだったはずだ。

 

感染ルートは、ゲームでの描写を考えると感染者の血液や体液での感染が主な感染ルート。

空気感染は...正直しないと思いたい。

空気感染するなら主人公たちは一発でアウトなはずだから、おそらくないと考えよう。

 

次に、ウイルスが漏れた経緯は、たしか...

そうだ!

ウィリアム・バーキンが撃たれたときに...

ネズミ!ネズミだ!

ネズミが原因でウイルスが漏洩してしまったんだ!

 

よし!よく思い出した俺!

さすがチート転生者だぜ!

 

ネズミを駆除するロボットを作っちまえばいい!

このラクーンシティの下水という下水からネズミを全部駆除しちまえばウイルスは漏洩しない!

 

なーんだ、簡単なことじゃないか。

ふぅ、焦って損した。

 

バイオハザードの発生した日がいつだったか全然覚えていないけど、

クリスとバリーが呑気に遊びに来るくらいだ

きっとまだまだ先のことなんだろう!

 

よーし、そうと分かれば

ネズミ駆除ロボットを作るぞー!

根本の事件を止めちまうなんて、やっぱ俺って完璧な主人公だな!

 

街にどれくらいのネズミがいるかわかんないけど、

今から自動駆除ロボットを作り続ければ、3()()()()()()()全部駆除できるだろ!

 

 

 

 

 

「今日は1998年7月18日...か。まあ10月には駆除しきるな!」

 

 

 

 




はい後書きコーナーです。
読了お疲れさまでしたー
ほんとに読みにくい文章で申し訳ないです。
自分でも後で読み返してみると、読みにくくて読みにくくてたまらないんですが、
書き直したり、描写を追加したりすると、なおのこと文章がごちゃごちゃしたので諦めました。
バイオ9に興奮して勢いで書いただけなので、許してください!




さて、補足...になるかどうかわかりませんが、
主人公の情緒不安定さを書き連ねてみたので、これで主人公の感情を理解していただければ幸いです。

今回主人公は、
原作がバイオだと知ってしまう

両親含め、親しい人達を逃がさなきゃいけない!

でもそのためには、自分が転生者だってばらさなければ、未来を知っている理由を説明できない

拒絶されるのが怖いとか言っているが、要は自分が転生者だと打ち明ける勇気がないだけ

告白する勇気が無いのを認められず、「父親がアンブレラ社員なので殺されてしまうかも」という理由にすり替える

あとついでに、自分は神様に転生させてもらったチート転生者だから、全てうまくいくに違いないとか
舐めたことも考えています。そんな事実はありません。



さて、また感想いただけました!
皆さんありがとうございます。
かなり嬉しかったです。
次回更新が遅れるかもしれませんが、
本来はこんなにポンポン更新できないはずなので、気長に待っていただけると嬉しいです。
では、また次回~
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