TS同好の士が多いと聞き、馳せ参じました。小説書くのは初心者です。 ですがどうか痴作(直喩)をお楽しみ頂けましたらこれに勝る喜びはありません。
どうかよろしくお願い致します。
東京都 某所
「「「「セイッ!…セイッ!」」」」
とある道場の外庭に規則正しく整列した少年達10人程が木刀を素振りする。殆どが小学生で年長者でも中学生が1人いるだけだ。彼らはまだ入門して日が浅い為、こうして外で基礎を指導員に叩き込まれている。
「…」
それを近くの縁石に座りながら1人の美少女が見ていた。歳は16歳、黒曜石の様な美しく艶やかな黒髪に完成されたプロポーション、未だ幼さを残しつつも凛とした雰囲気を感じる美貌…100人が見たら背後の守護霊合わせて200人が2度見する美少女の橘柚希(たちばなゆずき)、それがこいつらの指導員である俺だ。
俺は座っていた縁石から立ち上がるとその内の1人、今日体験入門した子に向かって歩いていった。
「まさゆきくん」
「ハァ…ハァ…はい…」
俺の声かけに手を止める。怒られるとおもったのだろうかその顔は暗い。まぁ無表情で指導員が声かけてきたら少坊は怖いわな…だが安心しろまさゆき、お姉ちゃんがしっかり指導してあげるからねぇ?
俺は彼の後ろに回り込むと抱きしめるように木刀ごと彼の手を握った。
「ふぇっ…」
「いい?まさゆきくんは余分な力が入りすぎてるの…先ずは身体の力を抜いてみよっか」
そう言ってから彼の身体を横にだらーんだらーんと揺らす。…ふふっ一緒に揺れる度にお姉ちゃんの髪からいい匂いがするねぇ?胸も当たってるねぇ?身体逆に強ばってるけどだいじょぶそ?無理ぽい?はい強制的に脱力させまーす。
「こら、力入れちゃだめ…」
まさゆきの耳元で囁く。この時優しく吐息が耳にかかる様にする。するとどうなるか……
「…ぅあっ……」
耳まで真っ赤にさせて全身から余分な力が抜ける。可愛いねぇ。
「うん…今凄くいい感じに力が抜けてるね、じゃあこのまま一緒に振ってみよっか」
「はいぃ…」
ヒュッ…!
先程とは違い、風切り音が鳴る。
「違い、分かるかな?余分な力が入っちゃうとね、斬るじゃなくて叩くになっちゃうの…だから振るまでは力を抜いておくんだよ」
コクコクッ///(頷き)
振り子のおもちゃみたいに頷くまさゆき。顔真っ赤だねぇ(^^)トマトかな?じゃあダメ押しだ。俺はまさゆきの手を離し立ち上がる。
「あっ…」
残念そうなまさゆきの声。安心しろ、逃がさねぇから。俺は彼に向き直り、目線を合わせ優しく頭をなでなでする。
「でもまさゆきくん、すごく才能あると思うよ」
「ほっ本当ですか?///」
「うん、体験だから今日はここまでだけど一緒に強くなってくれたら嬉しいな」
「!!…うん!俺一緒につよくなりたい!道場入るよ!///」
「そっかぁ嬉しいなぁ、私は橘柚希っていうのこれからよろしくね」
「…うっ、うんよろしく柚希姉ちゃん///」
なでなでを止め握手を求めるとモジモジしながら手を握ってきた。
「…ふふっ、これからは柚希師範代って呼ぶんだよ?」
今までの無表情からのここで美少女スマイル。
口を鯉みたいにぱくぱくしながら唖然とするまさゆき。はい、これで新しい月謝ゲット。もう普通の恋できないね。
やっぱガキの性癖破壊すんのは止められねぇや!TS転生は最高だ!
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