ts転生者、脳を灼く   作:Y.Y@TSスキー

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16話 探索者生活の始まり

 

翌朝

 

 

 

朝食を終え、ダンジョンに行く為に池袋へ向かった俺は探索者協会のドアを潜って唖然とした。

 

 

 

「えぇ…めちゃ人いる…」

 

 

 

パッと見だけで昨日の3倍、1000人はいるだろこれ。

 

けど全然受付に並んでるとかは無くて3番の登録窓口以外はまばら。なんかイベントでもやんのかな?

 

 

 

とりあえず人混みを抜けながら探索者窓口のある受付、その発券機へ向か

 

 

 

「柚希ちゃーん」

 

 

 

おうとしたけど発券前に田村さんが手振ってこっち走ってきたわ。待ってたんかな?

 

 

 

「田村さん、おはようございます」

 

 

 

「おはよう、今日は早速ダンジョンにいくの?」

 

 

 

丁度いいな、色々聞いちゃお。

 

 

 

「そのつもりです、ところでかなり混んでいる様に見受けられますが何かありましたか?」

 

 

 

俺の質問に顎に手をあて首を傾げる。

 

 

 

「うーん…それがね、分からないのよ、今聞き込みに職員が回っているから昼には掴めると思うんだけど…柚希ちゃん何か知ってる?」

 

 

 

「特に何も…あっ…」

 

 

 

あれじゃね?

 

 

 

言いかけて、昨日の動画のモンスターを思い出した。スマホを操作し、動画を田村さんに見せる。

 

 

 

「これが原因かもしれません」

 

 

 

「動画?タイトルは…【池袋】変なモンスターに出会いました…そんな報告あったかしら?」

 

 

 

件の場所まで動画を飛ばしあの黒い球体の場所で停止する。

 

 

 

「2層でこの球体、見覚えは?」

 

 

 

「うーん…無いわねぇ、ウチのダンジョン4層まではワイルドウルフとキラーラビットばっかりだから…」

 

 

 

「新種ですか?」

 

 

 

「そうねぇ…少なくとも池袋で確認された事は無いと思うわ、もしかしたら恩寵モンスターの可能性もあるかも…それで混んでたのね」

 

 

 

ちなみに恩寵モンスターは倒すと何らかのレアアイテム持ってたり、めちゃくちゃレベルが上がったりするやつの総称、ドラ○エでいうはぐれ○タルな。

 

 

 

「柚希ちゃんはこのモンスター狙ってるの?」

 

 

 

「2層で確認された様なのであわよくばとは思っていましたが…」

 

 

 

でもこれだけ混んでるとなぁ…正直望み薄だろう。もしかしたらもう討伐されてるまである。

 

 

 

「まぁ難しいかも知れないわね、あなたなら心配いらないし…とりあえず今日は肩慣らしのつもりで楽しんだら?」

 

 

 

「そうします、それと私の探索者証ってどうなっていますか?」

 

 

 

俺昨日はタグしかもらってないからね。

 

 

 

「室長に聞いておくわ、一応タグだけあればダンジョンには入れるから帰りにでも寄ってくれる?」

 

 

 

「分かりました」

 

 

 

「うん、じゃあまた帰りにね」

 

 

 

そうして田村さんと別れた俺は更衣室で道着に着替えてダンジョンに向かった。

 

 

 

 

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