ts転生者、脳を灼く   作:Y.Y@TSスキー

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6話 帰り道と洗濯物

 

 

 

 

 

 

色々考えた結果、総司きゅんsideにしました。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

休憩の後、初めてで疲れてるだろうからって姉ちゃんに言われて帰る事になった。

 

途中で出てくるモンスターも姉ちゃんが倒す事になって今も出てきた小鬼を切り飛ばしている。

 

 

 

「…」

 

 

 

あの休憩の後から僕はずっとおかしい。今も戦っている姉ちゃんから目が離せない。

 

腰を落とす度に袴に浮かぶくっきりとしたお尻、汗ばんだうなじ…それを手ぬぐいで拭う細い指先を見る度に顔が赤くなるのを自覚する。

 

 

 

「総司、顔真っ赤だよ?大丈夫?」

 

 

 

モンスターを倒した姉ちゃんがこっちに歩いてきて僕に目線を合わせる。

 

 

 

「えっ!?うん、だいじょぶ!だいじょぶ!」

 

 

 

「…? ちょっとごめんね」

 

 

 

僕の様子を不審に思ったのだろう姉ちゃんは僕に顔を近づけておでこをぴったりとくっつけた。

 

 

 

「ぅ…あ…///」

 

 

 

姉ちゃんの吐息を感じる…目も凄く近くて、恥ずかしくて目線を下に落とすと道着の隙間から胸の谷間がちらりと見えた。

 

 

 

(ねっ、姉ちゃんのおっ…ぱ///)

 

 

 

罪悪感から目線を逸らそうとするも逸らせない…首筋から流れる汗が鎖骨を伝い谷間へと流れていくのを総司はただただ眺めていた。

 

 

 

「うーん、熱がある訳じゃないけど、ここが暑いからかなぁ…って総司どうしたの?なんか変だよ?」

 

 

 

「ふぇ!?」

 

 

 

「…あっ!もしかして汗臭かった?ごめんね?ここずっと夏の初めくらいの暑さだから」

 

 

 

あはは…と照れ笑いした姉ちゃんが道着をパタパタとする。その度に桃の様な熟れた果実に似た匂いが鼻腔をくすぐった。

 

 

 

「ほら、もうゲートにつくからあと少し頑張ろ?」

 

 

 

そう言って僕の手を取って繋ぐ。

 

それは行きとは違うものに感じられて…歩きながら僕は繋がられた手の感触を少しでも感じるように指をすりすりと動かしていた。

 

 

 

「ふふっ…くすぐったいよ総司」

 

 

 

「えっ!?あっ///…ごめっ」

 

 

 

恥ずかしくて慌てて手を離そうとしたけどきゅっと姉ちゃんの握る手が強くなってそれを止めた。

 

 

 

「…ふふっ…ええっと…こうかな?」

 

 

 

そう呟くと今度は姉ちゃんが僕の手をすりすりとしてきた! まるでくすぐるみたいに手の甲をさする白くて細い指先に僕の頭は真っ白だった。

 

 

 

「くすぐったい?」

 

 

 

悪戯してる様な声音で問われるももうそれどころじゃなかった。

 

結局僕はゲートをくぐって家に着くまでずっと意識は繋がれた手に集中させっぱなしだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では私は先にシャワーを浴びますので総司も私の次に汗を流して下さいね」

 

 

 

「えっ…うん」

 

 

 

玄関先でそう言われ解散した僕達。姉ちゃんは2階に向かって歩いていっちゃったし喋り方もいつも通りに戻ってしまった。僕も階段下にある自分の部屋に入る。

 

 

 

(夢…じゃないよね?)

 

 

 

着替えながら思う。

 

繋がれた手も表情も話し方もゲートを抜けた瞬間に離れてしまったしいつも通りに戻ってた。

 

 

 

(もしかしてじいちゃんがいるからかな?)

 

 

 

姉ちゃんはダンジョンで言ってた。2人のときならあまっ!…甘えてもいいってっ///

 

つまり…

 

 

 

(じいちゃんが止めてるんだ!この家で1番強いのはじいちゃんだから間違いない!)

 

 

 

着替えを終え、脱いだ道着を洗うために脱衣場に向かう。きっと姉ちゃんを強くさせる為に何か言ったんだろう。

 

 

 

(つまりじいちゃんより僕が強くなったら姉ちゃんはダンジョンの時みたいにっ///)

 

 

 

ダンジョンであった事を思い返す。

 

すごく優しくてちょっぴり…その…えっちな姉ちゃん…///

 

 

 

(よっ、よし!絶対じいちゃんより強くなる!強くなるぞ!)

 

 

 

そして脱衣場の扉を開いた先にいたのは…

 

 

 

「そっ…総司?」

 

 

 

「ぇ…ね、姉ちゃん?」

 

 

 

脱いだ服を洗濯機に入れる白い肌を露わにした姉、柚希の姿だった。

 

 

 

「〜っっ!ごっごめん!///」

 

 

 

バンッ!すぐに脱衣場の扉を閉める。み、見ちゃった!姉ちゃんのはだっ…裸っ!///

 

 

 

「いえ、昔は一緒に入ってましたしそんなに焦る事もないですよ…お風呂場に今から入りますからそうしたら洗濯物をいれて構いませんから」

 

 

 

「ひゃいっ!///」

 

 

 

「…ふふっ変な子ですね…はい、もう入って大丈夫ですよ」

 

 

 

いわれて再度脱衣場の扉を開ける。そこに姉ちゃんの姿はなく、代わりに奥のお風呂場からシャワーの音がした。

 

 

 

ごくり…

 

 

 

喉がなる。曇りガラスの向こう側に浮かぶ姉ちゃんのシルエットを夢中で見ていた。

 

 

 

…ハッ!

 

 

 

ダメだ。僕は両手で自分の頬を張って喝をいれる。洗濯物を入れて早く出よう。このままじゃ僕ダメになる。

 

そう思い直し洗濯機をあけて中に自分の脱いだ道着を入れようとし、再度硬直した。

 

 

 

「これ…姉ちゃんの」

 

 

 

中にあったのは先程まで着ていたであろう道着に手拭い…そして1番上に水色のブラと下着。

 

 

 

まずいのはわかる。それだけはだめだと自分の脳が警鐘を鳴らしている。

 

 

 

分かっている…分かっているが…。

 

 

 

僕は自分の洗濯物を入れる時に無意識に水色の下着に手をかけ、それを無造作にポケットへ入れていた。

 

 

 

「姉ちゃん…」

 

 

 

僕はもう……ダメかもしれない。

 

 

 

 

橘総司。

 

 

 

当世最強と名高い祖父、橘道玄を18の若さで下し、後の世で橘家歴代最強と呼ばれる男。

 

橘の血が流れていない彼が何を原動力にそこまで強くなろうとしたのか…

 

 

 

 

 

 

それは本人以外誰も知らなかった。

 

 

 

 

 

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