ガトー「ソロモンよ、私は帰れないようだ」 作:大福もちち
クランバトル。そこでジェジーは唖然として、ザクの操縦桿を持って固まった。臨時のマブとして、赤い彗星の異名を持つ戦いでしか役に立たない情けないヤツこと、シャア・アズナブルが参戦してくれることになり、素直に喜んだ。だが、ロンドベルが保有する最新鋭量産型モビルスーツのリック・ディアスを持ち出せる訳がなく、ジム・カスタムも当然ながらダメ。先行試作型ガンダムMARK Ⅱを出そうとすれば、セイラさんからグーパンを受けて顔面が陥没してしまう。だからこそ、シャアは一年戦争時に自分で設計開発し、ホワイトベースに土下座までして持ち込んだモビルスーツで参加したのだ!!
「なんで…あんな気持ち悪いモビルスーツなのに、ヌルヌルと高速で動けるんだ!?」
それはゾゴジュアッジュ!!辛子明太子なのかハッピーターンを縦にしたような頭部兼胴体が特徴で、6本の触手を持ち、なにをとち狂ったのかスリムな女性のハイヒールを履いたような脚が特徴のキモビルスーツである。
「ひっ!?キモ!?」
「こっちくんな!!うわぁ!?」
まさか、そんなキモいモビルスーツ…縮めてキモビルスーツの中身が素顔がイケメンなダメ男 シャア・アズナブルとは思わず、クランバトルの参加者は一斉にキモいと叫び、同時刻…お茶の間もクランバトルの生放送を見てキモいと叫んだとか。
だが、シャアは戦いでは一級品*1であり、ゾゴジュアッジュの性能を500%ほど発揮させて、1人で相手のマブを追い詰める。
触手は自由自在に動かすことが可能であり、ゾゴジュアッジュは死角から当たるように触手の先端からビームを放ち、相手のジムの頭部を破壊した。
「良くも…オレのマブを!!」
相手のザクはゾゴジュアッジュに襲いかかるが、ゾゴジュアッジュはスラスターを吹かして、デブリに隠れるように姿を眩ます。次の瞬間、触手を拳を引いて構えるように構えたゾゴジュアッジュがザクの前に現れた。
「ひっ!!」
そして放たれる必殺の突き!!それはザクの頭部を貫いて、ポメラニアンズはクランバトルに勝利した!シャアは大金のお小遣いをゲッチュしたのだった!!
「「「イェーイ!!VAMOS!!」」」
その後、シャアはジェジー、ケーン、ナブ、アンキーと共に夜の町を楽しんだとか。因みに調子に乗ったシャアの全奢りである。
翌日。
「おはようございまーす」
マチュはバイトの為に、ホワイトベースを訪れた。そのまま何時もの仕事場である、ホワイトベースのモビルスーツ格納庫に向かうと、そこには…
「「ヘイラッシャイ!!」」
目がバキバキになっており、食事以外はノンストップで作業を行ったのだろう。髪の毛もボサボサとなっており、無精髭も生えてきたテム博士&シロッコさんがそこには居たのだった。
「えっ!?博士にシロッコさん、なにがあったの!?目がバキバキじゃん!!なんか、怪しい薬でも使ったの!?」
「ハッハハ!大丈夫。怪しい薬は使ってないよ。その代わり、ムラサメ印のエナドリを飲んだだけさ。カフェインMAXアルギニンMAX!!お陰で3日間寝てないよ!なぁ!!シロッコくん!!」
「おうとも博士!!なに、少し本気を出して…特別なモビルスーツを作っていたからさ。これが、サン・ムラサメ専用!!私と博士がどんなに頑張っても!!これを超えるモビルスーツは理論上作れない!!技術特異点の到達点!!ユニコーンガンダム試作0号機ルミナスブロッサムだぁぁぁあ!!」
目がバッキバキとなっているテムさんとシロッコさんが、両手を大きく広げて完成したばかり、ロールアウト寸前のモビルスーツを紹介した。
そのモビルスーツはユニコーンガンダム試作0号機ルミナスブロッサム。ブロッサムの名前が着いている通り、サン・ムラサメが乗るモビルスーツであり、全身のムーバブルフレームを全てサイコフレームで構築した訳のわからない機体である。一応、ネオ・ジオン+ベルガミノが量産したサイコガンダムも全身フルサイコフレームだが、こちらはテムさんとシロッコさんが持てる全てを使い…最適化している。そのため、一種の技術特異点に到達しており…これ以上の性能を生み出すことは理論上不可能とのこと。
バックパックはブロッサムSPEC2と同じコアブースター…コアブースターだと何が起こるのか不明なので、分離してコアファイター(フルサイコフレーム)を用いている。
「武器はビームマグナム!!一発でカートリッジのエネルギーを全て使い果たすが…かすっただけでワンパンよ!!」
手持ち武装はビームサーベル×4以外にビームマグナム。カートリッジを1度に5つ装填可能であり、1回引き金を引くとニューガンダムのビームライフル十数発分のエネルギーを1度に解き放ち、ワンパンの破壊力を産み出す。カートリッジは予備も含めて15発であり、1度の戦闘で撃てる弾数は限られている。
ファンネルシールドの裏側には、ビームマイクロガンもとい小型ガトリング、実弾をユニコーンの出力で放つ高出力レールショットガンを装備。そのまま使えるし、手持ち武装にも出来る。レールショットガンなんてグリップを降り立たんで鈍器にも使えるのだ。
「「完璧だろ!?」」
「ロマンの塊だけどさ、アムロさんとかヒゲマンは何も言わなかったの?」
「「銃がビームマグナムだけってバカか?ってアムロに言われて、ビームマイクロガンとショットガンをシールド裏につけました」」
なんということでしょう。アムロからの指摘がなければ、シールド裏のビームマイクロガンとショットガンは無かったのだ。
「で、博士。あのジークアクスとエヴァ初号機に似たガンダムなに?」
マチュがジークアクスの隣に立つガンダムを指差した。そのガンダムは紫色で、ジークアクスと似ているが…顔付きがなんだかエヴァ初号機にも似ている。
「あれはガンダムフレドことジフレド。ジークアクスの予備パーツで作った2号機さ。ニャアンもΩサイコミュ使えるし、作ったんだよ。
ただし、こちらは頭部に小型ファンネルが着いてるけどね」
それはガンダムフレドことジフレド。ジークアクスの予備パーツを流用し、テム博士が開発したニャアンの機体だ。ガンダムクアックスことジークアクスの2号機であり、頭部にファンネルがある。
そして、ジークアクスと同じく自我に近いAIが積んでるのだが……
『貧乳はステータスだ!!良いか?巨乳や巨乳好きよ。、やがて巨乳は歳と共に垂れるのだよ!!ハッハハハ!!貧乳最高!!』
ジークアクス同様に変態AIだった。
その頃のサンくん。
イズマコロニー、サイド6大統領府。サンはベルガミノが出たタイミングを見て、イズマコロニーにある大統領府に潜入した。
「インターネットに繋いでいないローカルサーバーに保存してるのね、クランバトルの顧客表」
探せば出るわ、出るわ、ベルガミノの汚い情報の数々が。ネオ・ジオンとの密会や、サイコガンダムの情報や資金のやり取り。更に…とんでもない機密情報を見てしまう。
「キシリア・ザビ暗殺計画?」
それはベルガミノ大統領がネオ・ジオンと共に計画している暗殺計画であり、まず最初はザビ家の中でも平和主義であるキシリア・ザビの暗殺、そしてジオン共和国の後のトップであり、シャアの士官学校時代の友人 ゼナそしてゼナの夫である武人ドズルの娘であるミネバ・ザビの暗殺計画などなど出てきたのだ。
キシリア・ザビの暗殺計画は近々行われる予定であり、調べてみると…1ヶ月以内にサイコガンダムが空気清浄機として搬入。その後、サイコガンダムがイズマコロニーで大暴れ。ついでに騒動でタマキ・ユズリハなどの善良な官僚も消し飛ばし、キシリアも抹殺。騒動の責任をクランバトルの企業に擦り付ける。
「てかイオマグヌッソ?成長期のクローンニュータイプの頭部を麻酔なしで切除し…文字が消えてて読めない。ソーラーシステムとソーラーレイを合わせた?なんとかかんとか…」
ベルガミノのサイド6での中抜き、支援金詐偽、軍警の汚職、などなどサンの手でバレる。序でにネオ・ジオンの企みもバレる。
「てっ、ことだってさ。グレミー・ザビって誰?」
「知らん。だが……ミネバまで標的か。死にたいようだな、グレミーとやら」
シャア、報告を聞いてサングラスを外してオールバックモード。つまり、マジモードである。
真っ赤に染められたデルタガンダム零式(シャアマジモードの機体その1)がラビアンローズで産声をあげる。
「しかし…このグレミーとやら…ギレンの秘書に似てるな。ガルマとゼナと戦争前に居酒屋で飲んだとき、ギレンが秘書とデキてるなんて噂もあったが…まさかな」
そしてグレミー、シャアの手で大体の正体がバレる。
次回!合流のアルビオン!!
ブライトさん「サイド6の大統領がテロ企てるから、きてちょ」
ガトー&バニング「いやだぁぁあ!!アホの悪戯が迫る!!」
諸悪の根元グレミー・ザビさんの成敗の仕方
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機体粉砕して生身にビームマグナム
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フルアームド!ビームブレード!
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サイコミュかめはめ波!
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予備肉体の残機全て壊す!