ガトー「ソロモンよ、私は帰れないようだ」 作:大福もちち
「ここのガキどもは鍛えがいがあるぞ!飯も旨い!!戦後だから後身を育てたり、レイ技術少佐のチームと一緒に合同で新型機やテスト機体のテストなどだったりが、主な仕事となるだろうな」
「なるほど、あのウラキと言ったか?アヤツは素質が有りそうですな」
ハゲ頭デラーズさんの立てた作戦がぐだぐだ過ぎたこともあり、そしてデラーズさんと愉快な工作員がゲッチュしたガンダム試作2号機サイサリスや核弾頭の情報と異なり、サイサリスに核弾頭は無いわ、試作0号機ブロッサムが完成してるわ、ムラサメ研究所が1人のバカでアホでカスのお陰でシュールストレミングまみれになり…出資者の1人だったバスク・オムという連邦のハゲ頭を含めた悪人の個人情報が花粉の如く広まっているが、気にしてはいけない。
だが、これではガトーさんはデラーズさんの所に帰れない。テム・レイのテクノロジーをゲッチュしてアクシズ辺りに解析してもらうためブロッサムを強奪するても有るが、ブロッサムは操縦性が最悪の2文字であり…間違いなくガトーさんでもスラスターを吹かせば転倒してしまい、こんな代物は天パなどの化物しか操縦出来ない。
その結果…ガトーさんは生き残るため、このトリントン基地で臨時のモビルスーツ教官を行うことに成ったのだ。幸いにもブローカーから本物の連邦軍籍を購入していたことで、言い訳は出来る。それに、トリントン基地の主な面々も、スペースノイドに対して偏見は皆無と来た。
「連邦もジオンもお互い、戦場で亡くなるのは若者ばかりだ。どちらも大切な家族や故郷を守るために戦ってただけなのにな。戦いで子供や若僧が死ぬのはもう見たくないな」
「ええ、同感です」
戦場で死ぬのはいつも前線に出される若い兵士達。お偉いさんは安全地帯でふんぞり返り、知らぬ顔。
犠牲になるのは子供や若いパイロットばかりであり、それはガトーも一年戦争から思っていた。連邦もジオンも故郷や家族を守るために戦っていたのだから。
「で、バニング大尉。我々は何を見せられてるんでしょうか?」
「むー、悪く言えば化物VS化物。よく言えばアレックスと試作0号機ブロッサムのデータ取りだな」
アレ…本当に人間が動かしているんですか?…と言いたげな動きで暴れまわるアムロが操る一年戦争最強のモビルスーツ アレックスVS頭のネジが外れたニュータイプ+強化人間のサン・ムラサメが操る性能マックス操作性最悪のブロッサムが模擬戦用装備で、模擬戦を行っていた。どちらも人間離れした動きをしており、アレックスは盾にしか被弾がないが、ブロッサムは肩のはしなどに被弾のペイントがつけられていた。
「サン!!よくも俺が寝ている間に顔に落書きしてくれたな!!」
「フハハハ!!最強のニュータイプと言えど、熟睡中は無防備というのを先輩に教えてあげたのだよ!!」
「顔だけじゃなくて、胴体とアソコにも書くか!?なにが『パイオツ大正義』だ!?『エクスカリバー』だ!?」
「ふぉぉぉ!!ちょっ本気出すの!?俺ちゃん死んじゃう!!」
「大丈夫。ペイント弾だ…死にはしない!!親父にもハヤトにも落書きされたことなんてなかったのに!!」
アムロ専用アレックス 最初からテム・レイの手でアムロ専用という事で建造された史実より魔改造された次世代ガンダム。史実の段階でZZより推進力があり、士官学校首席のクリスお姉さまが「ヒーヒー!!」言ってた出鱈目モビルスーツだったが、ここではテム・レイの手でアムロ・レイ以外は完全に扱えない代物となった。
ガンダム試作0号機ブロッサム アナハイムエレクトロニクスと連邦軍が持てる全てを詰め込んで、最強のガンダムを目指したが…『出来るきゃばかやろー!!』とペーパープランで投げ出した代物。しかし、テム・レイはそれを現実の物にして完成させた。圧倒的スペックを誇るが、人間では操縦は不可能な程に操縦性は最悪であり、士官学校首席のクリスお姉さまでさえ「例えるなら人間大のバッタ」と言うわベテランパイロットのバニング大尉や大尉のかつての配下達も「こんなのに乗ったら、自損事故で命がなくなる」と言うほどのレベルであり、封印確定レベルだったが…ムラサメ研究所を悪臭地獄に叩き落としたサン・ムラサメに白羽の矢が立ち、彼の存命を条件にテストパイロットに任命したのだ。
「なんで、あの2人…アレ動かせるんですかね?」
「さあ?それにアレックスも一年戦争当時と違って、バージョンアップしてるから」
テム・レイの手伝いをしながら、データ取りを行っていたバーニィとクリスもお手上げだ。と言うのも、アレックスは現在のアムロの足枷になる恐れがあり、テム・レイの手で何度かバージョンアップされている。当然だ、一年戦争から3年経過しており、アムロの技量も上がっている。
「しかし…ブロッサムってそんなに操縦性が悪いのか?見てるだけなら思わないよな?」
「確かにな」
見学していたウラキとキース。2人の言うとおり、アムロはアレックスを、サンはブロッサムを問題なく動かしている。その事もあり、そんなに操縦性が悪いように見えない。
「バージョンアップ前のアレックスでさえ、私は8分の1以下の性能を出せなかったわ」
「「8分の1以下!?」」
「それにブロッサムは少しペダル踏み込んだだけで、一気に前方に吹き飛んだの。危うく、顔面から地面に叩き付けられる所だったわ」
首席のクリスお姉さまでさえ、この有り様。アレックスとブロッサムの操縦性の悪さを聞いて、キースとウラキは唖然とする。最早、人間ではなく化物でないと操縦できない物だった。
「そろそろ、2号機の地上テストを始めないとな」
テム・レイがそう言う。実は2号機ことサイサリス、まだ地上で動かしたことがなかったのだ。宇宙で様々な弾頭を試したり動かしたりしたテストは行ったが、これ程の重量級機体だ。ジオン系テクノロジーを用いてホバー移動とは言え、テストは行わなければならない。
「俺、やりましょうか?ジオン系の操縦系でも操作できますよ」
「そうだなたの「是非、私にやらせてくれ!!」えっ?」
ガトーさん。サイサリスの地上テストに立候補であった。
その日の夜。
「宅急便でーす」
「俺にか?」
バニング大尉に宅急便が届き、バニング大尉は届いた荷物を開ける。宅配なんて頼んだ覚えはないが、仕方ないだろう。そこには…
「なっ!?」
大量のAV…アダルトビデオが入っていたのだ。
「お届けのAV詰め合わせ300本になります」
「声がでかいわ!!」
だが、ここは基地であり、宅配の人が商品名を言ったこともあり、多くの連邦軍関係者が居ており、男性職員はバニング大尉と宅配の人の方を見て行くし、女性職員はクスクスとバニング大尉を見ながら話していく。
バニング大尉は自他共に認める女好きであり、キャバクラに通うことは知られている。だからこそ、AV詰め合わせ300本なんて受け取れば「この人、買っちゃったか。まだ下は若いな」なんて思われる!!ぶっちゃけ欲しかったのは内緒だが、こんな場所で受け取れば様々な仲間に知られてしまう。
「こんなイタズラを行うのは…アイツしかいない!!」
バニング大尉は…ハチマキで蝋燭を頭に装備し、ロケランを担ぐ!!
ドカーン!!談話室の壁が吹き飛び、そこにバニング大尉が現れた。
「サンのバカ者は何処だ!?何処に隠れた!!」
「さっき!コアラ抱っこするってどっか行きました!!」
これがトリントン基地の日常である。
ジークアクスキャラも出てきます。マチュ達は0085年からだけど
出来るだけ早く合流して欲しい人
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シャア「私もサンくんの悪巫山戯に?」
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岩柱と化したセイラさん
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ニャアン
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シイコさん
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テムさんのファンとなったシロッコ
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コモリ少尉
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ブライトさん