ガトー「ソロモンよ、私は帰れないようだ」   作:大福もちち

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ガトー「宇宙か…久し振りだな」

(宇宙か…随分と久し振りだな)

 

ガトーさんはソファーに座り、ハンバーガーを食べながら優雅に過ごしていた。ここは戦艦アルビオンの中であり、アルビオンとは最強の天パが伝説を産み出したホワイトベース*1の流れを組むペガサス級の戦艦であり、ガンダム開発計画の母艦として運用されることになったのだ。

 

(恐らく、アムロ大尉やあのアホことサン・ムラサメにはニュータイプの力で私の素性がバレただろう。しかし!!私はウラキとキース達を一人前のパイロットに育てる使命があるのだ!!)

 

ガトーさん、本来の目的を忘れて、ウキウキでウラキとキースを鍛えていることもあり、本来の目的が何処かに行ってしまったが気にしてはいけない。確かにガトーさんの素性はアムロとサンにはバレている*2。だが、肝心のガトーさんは運が良かったのか、運が悪く今後も末長くチート天パやお馬鹿に関わることになった喜劇&笑える悲劇なのか不明だが、アムロが模擬戦でウラキ達を鍛えていたこと、そしてサンが『やっべ、To LOVEるアニメ再放送しねーかな?てか、終末のハーレムエロすぎじゃね?』とか鼻血を出しながら思っていたこともあり、奇跡的に悪意を関知されず、更に本来の目的もサンのインパクトで消しとんで知られることはなかった。

 

話がそれるところだった。このアルビオンだが、ガトーがこれまで感じたジオンの母艦と比べてめちゃくちゃ過ごしやすい。給料から天引きされる仕組みの自販機で軽食やドリンクが買えたり、談話室ではテレビがあったりソファーもふかふかだ。食事も旨く、弁当以外に手作りの料理…それに戦闘中の補給ご飯として『いなり寿司』が出ることも有るのだ。

 

「うお!?いやっほー!!ソファーマジでふかふかじゃん!!アムロのあんちゃん!!窓際かわってくれよ!!」

「悪いな、早い者勝ちだ!!それより、サン!お前、俺がプレゼントしたハロに変な機能着けただろ!!」

「はて?俺ちゃんは知らないな~」

「惚けても無駄だぞ!!俺は昨晩見たぞ…ハロからゴリゴリムキムキなオッサンの腕が生えていたことを*3!!」

 

だが、アルビオンは非常時以外では物凄く騒がしい。ガトーから少し離れた所では、ハロ*4を抱えたサンが窓際に座るアムロに絡んでおり、それを見て弟分2人の様子を見てクリスお姉さまがにやけており、バーニィがコーラを飲み、テム・レイが苦笑いを浮かべていた。

 

「あれ!!UFOじゃね!?」

「「「そんなバカな!!」」」

 

また、サンの悪巫山戯だろうが、ノリノリな大人であるアムロ、テム、クリスお姉さま、バーニィはサンのノリに付き合って共に窓から外を見る。その時だった…ガトーは見てしまった。

 

「ポテト」

 

可愛らしい声と共に、ハロから筋骨隆々ムキムキマッスルの腕が出てきて…机の上にあったポテトを掴み、食べてしまった。そして、マッスルな腕は何事もなく…ガトー以外に見られることはなく…格納された。

 

「ハロハロ~」

 

(なっなんなのだ!?アレは!?)

 

ガトーさん。この理不尽なハロ、アムロ曰く二代目ハロにも振り回されることが確定してしまった。

 

 

 

現在アルビオンの戦力であるがガンダム開発計画のテスト機体であるゼフィランサス、サイサリスの2機*5。アムロの魔改造アレックス、サン・ムラサメのブロッサム。新型支援機であるジムキャノンIIが2機、一年戦争時代のアレックスのデータから建造されたムーバブルフレーム採用機ジムカスタムが2機等々がある。

 

サイサリスはテストパイロットであるガトーが担当。ゼフィランサスは常人だがガトーからの推薦もありウラキが担当。歴戦の戦士であるガトーは勿論だが、ウラキも機体の特性を直ぐに把握してそれを活かす素質があり…短期間でガンダムを使えるようになっている。

 

ジムキャノンIIはガトーとバニングからの推薦もあり、キースが担当。支援機と相性が良いのと、ガトーやバニングからの指導そして時たまくるアムロチャレンジのこともあり、名うての実力者となっている。

 

ある意味量産型アレックス*6とも言えるジムカスタムは歴戦の戦士であるバニング大尉、普段はメカニックだが緊急事態はクリスお姉さまが乗り込む予定だ。因みに史実より性能と扱いやすさが向上してる。理由は、天パが一年戦争でアレックスで大暴れしたため。

 

えっ?ジムキャノンIIが余ってるって?アルビオンが宇宙に上がることになり、追加要員が増えたのだ。

 

 

「腕は衰えてないようだな、魔女よ」

 

シミュレーターモードのジムキャノンIIのコックピットから出てきた1人の若い女性をバニング大尉、ウラキとキースは出迎えた。

その女性はぶっちゃけコケシのような髪型をした人であるが、一年戦争時は100機以上のモビルスーツを撃墜した「ユニカム」の1人である。

 

「これが新型の量産機ね。私もガンダムが良かったわ」

 

彼女はシイコ。一年戦争時はワイヤーを用いたスティグマ戦術を使い、ジムコマンドを操ったエースの1人だった。

 

「量産型とは正式採用された機体だ。小便臭いルーキーからベテランまで使う。多くのパイロットの見本となるからな!」

 

ガンダムが良かったシイコを宥めるように、バニング大尉が言う。そう、量産型は一騎当千の化物しか扱えないワンオフと違い、多くのパイロットから信頼される正式に採用された機体でもあるのだ。

性能は勿論のこと操作性も認められた逸品である。性能と強さを突き詰めた結果、化物しか扱えない一部の機体と異なるのは当たり前だ。

 

「そうね。私もわがままだったわ。でも、言うのは良いでしょ?ガンダムは神話になってしまうほどの輝きはあったわ。途中からはアレックスだったけど」

 

シイコのことも分からないでもない。当時の連邦軍にとっても、ガンダムは特別だった。

テム・レイの手で産み出された最初のガンダム3機。一号機ことプロトタイプ、アムロが乗ったガンダムこと2号機、修復されたあとアレックスと共にホワイトベースに合流したクリスが乗ったG3ガンダムこと3号機。これらはガンダムの設計図からフランクリン・ビダンがアナハイムエレクトロニクスと共に製作した*7ガンダム4号機~7号機と比べて、悪魔の活躍をした…主に2号機が。

アムロのガンダムは神話の如く活躍し。敵の範囲外からのビームの狙撃は勿論、1分で敵の小隊と戦艦落としたり、訳が分からない活躍をした。ジークアクスのネタバレになるが、ララァも頭を抱える程である。

 

アレックスに乗ってからはもっとヤバい。シャリアブルさん瞬殺され*8、ビグザムは速攻で行動不能…そこにガンダムに乗ったセイラさんが脳天ハンマーを叩き込んでドズル閣下はミンチになったとか。アレックス+天パの力でララァは無力化でシャアは半殺し!!ア・バオア・クーの決戦ではシャアINジオングを圧倒し、ボコボコにされたシャアはホワイトベースに連行されて…妹との宇宙一情けない再会をしたとか。

 

「ところでバニング大尉。貴方の元部下は?」

「サンの名前だしたら3人揃って嫌ってよ」

 

 

 

アルビオンが向かってるのはアナハイムの工廠であるラビアンローズ。そこでは…

 

「アルビオンがもうすぐ来るのね。えーと、乗組員の資料は…げっ!?」

 

ガトーさんの元カノである紫豚さんだったり…

 

「テム博士!!私の書いた設計図を見てください!!」

 

木星帰りのウキウキな人が居たり…様々であった。

*1
ここでのホワイトベースは沈んでおらず、今日も何処かで活躍中。ただし、士官学校に進んだハヤト、士官学校を卒業したブライトさん、パイロットのスレッガーさん、賞与で大学に進んだセイラさん以外の大半は軍を辞めたとか

*2
天パとアホはバーニーみたいにリクルートかな?程度に思ってる

*3
ハロ、ガンダムさんと検索!!

*4
アムロが特許を取得しており、月々お金が入る。アナハイムエレクトロニクスホビー部門で家庭用ハロおよび関連グッズ販売中

*5
ブロッサム?あんなの人間使えないから却下

*6
一般エースでも使えるようになってます

*7
だってテム・レイさん、酸素欠乏症演じて、アムロ専用アレックス設計してたもん

*8
ギャグ補正で生きてるとか




ジークアクスのネタバレ+後付けですが、サン・ムラサメの生存にはララァが関わってるとか

???「どうしても大佐生存とか無理!!天パ強すぎ!!あっ、どこかの並行世界にガンダムさん時空あったわね…その因子があって強い子が居たら、ギャグ補正が強くなる!!ギャグしかかたん!!」
サン・ムラサメ被害者の集い「「「貴様!!なんてことを!!」」」

出来るだけ早く合流して欲しい人

  • シャア「私もサンくんの悪巫山戯に?」
  • 岩柱と化したセイラさん
  • ニャアン
  • シイコさん
  • テムさんのファンとなったシロッコ
  • コモリ少尉
  • ブライトさん
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