では本編です
温泉と委員長
「……暇だ」グデーン
今日は休日だ。
特にやることが無く今は家でゴロゴロしている。筋トレは……今は気分じゃないからやらないことにした(しっかりしろ)
「なんかー面白いことはーないかー……」
「……はっ!」ピコン
「他の自治区に遊びに行こう……!」
ここは学園都市キヴォトスだ。それぞれの学園ごとに違う特色がある。
トリニティだけに居てはつまらない。他の学園に行けば色々あるはずだ。
「今日はもうすぐで昼だからあんまり遠くには行けないが、ここから1番近いのはゲヘナかぁ……」
久しぶりの休日で寝過ぎてしまって、11時を過ぎている
「何か食ってから行ってみるか……でも何しようか……」
「あ、そういえば温泉開発部が作った温泉がゲヘナにはあるんだったな。日本人ならば行かねば無作法というもの……」
「服は……制服でいいや」
どうせ行っても頭ゲヘナしてる連中が暴れてるだろうし……私服は防弾じゃないからすぐ破れるだろう。なら俺は制服で行くぞ
そんなわけでやって来ましたゲヘナ自治区
来たは良いが……
ドッカーンッ!ダダダダダダッ!
「……うーん、元気だ」
これは……想像してたより頭ゲヘナしてた
「……」
「おい、お前!」
「ん?」
「なんでトリニティの生徒が……って、 お前男か⁉︎」
「そうだが……なんだ?ここには温泉に入りに来たんだ」
「……男なら捕まえて大金で売れるんじゃねぇか⁉︎」
お?なんか周りの空気が怪しくなってきたぞ?
「そいつを捕まえろ!」ガチャ
「なんだ?邪魔をするな。俺は今から温泉に入るんだ!」ガチャ
「はっ!この人数差で勝てると思ってやがんのか!」
「馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前‼︎」
「やってみやがれ!」
さぁ、闘争の時間だ……
「うぐ……」バタン
「なんて強さだ……」バタン
もちろん俺が勝ちました。描写?そんなものは必要ないのだ……結果がわかればヨシ!(現場猫)
「さて、コイツらどうしようか……」
とりあえず結束バンドで縛ったが……
「……ん?何かデカいのが近づいてくるな」
何か大きなオーラのようなものがこっちに近づいてくるのを感じる。それも凄い速さで
ヒュッ──ドーンッ‼︎
「近くで大きな暴動が起きたって聞いたから来たのだけれど……どうしてトリニティの正義実現委員会がゲヘナにいるのかしら?」
「あ、シナ委員長」
「……私の名前は空崎ヒナよ」
「……すまない間違えた。俺は正義実現委員会所属の天野ユウキだ」
「そうあなたが……それでどうしてゲヘナにいるのかしら?トリニティとゲヘナの仲が悪いことくらい正義実現委員会なら知ってると思うのだけれど」
「俺は趣味が温泉でね、トリニティには無いからゲヘナまで来たわけだ。それに、俺は別にゲヘナの事は嫌ってない」
「そう……でもあなた1人でゲヘナを歩かせるわけには行かないわ……あなたを監視する人が必要だと思うわ」
「どうしてだ?」
「だってこの暴動はあなた1人で治めたのでしょう?それも短時間で」
「まぁそうだな」
「そんな実力をもった生徒、ましてやトリニティの生徒がゲヘナの中にいたら私達風紀委員会が黙っていないし、もしあなたにゲヘナで暴れられたら被害が大きくなるのは目に見えているわ」
「俺は温泉に入れるならなんでもいい。別に俺は暴れるつもりはないし、ほっといて欲しいんだが、まぁ信じれないだろうから監視はヒナ委員長にお願いしてもいいか?」
「私が?」
「さっきから言ってるが、俺は今から温泉に行くんだ。それに監視で着いてくればヒナ委員長も温泉に入れるんじゃないか?いつも夜遅くまで書類仕事や暴徒鎮圧をしてるんだ。少しくらい休んでも誰も文句は言わないさ」
「どうしてあなたがそれを……まぁでもそうね……少しくらいならいいわよね」
「よし、ならさっそく行くか」
「ええ、しっかり監視させてもらうわね。ふふ。あ、少し待ってちょうだい」
ピピ
「アコ。私今から少し温泉に入りに行ってくるわ」
『え?温泉?急にどうしたのですか委員長⁉︎暴動はどうなったのですか⁉︎』
「それならトリニティの男子生徒が既に鎮圧していたわ。だから私は今からその生徒を監視するわ」
『え⁉︎トリニティ⁉︎男子生徒⁉︎どういうことですか委員t』
ブツ
「……さぁ行きましょう」
「お、おおぅ……」
アコ……不憫だ……
温泉宿
「宿まであるなんで凄いな温泉開発部は」
「はぁ……私達からしたらいつも迷惑ばかりかけられているのだけれどね……」
「……お疲れ様です」
「ありがとう……」シナシナ
あぁ……シナ委員長になっちゃった
「……早く温泉に入ろうか」
「ええ早く入りましょう」
そんなわけで、中に入り受付を済まして温泉に入る
「ふぅ……やっぱり温泉は最高だなぁ」
「そうね……とても気持ちいわ……」
「そうだなぁ…………ん?待て待て」
「?どうかしたのかしら?」
「どうかしたかじゃないだろ……なんで一緒に入ってるんだ⁉︎俺は男だそ⁉︎」
「?監視なんだから一緒に入るのは当たり前でしょう?それにタオルを巻いてるから大丈夫よ」
「……そうだった……でも、なんか近くないか……?」
「そうかしら?あなたが最初からタメ口で話してくれるのと、あなたに悪意を感じないから自然と近くなったのかもしれないわ」
「あ、そういえばヒナ委員長の方が先輩だったな」
身長が低いからついタメ口になってた
「……何か失礼なことを考えていた気がするけど、私は別にタメ口で構わないわ」
「そうか。ならそうさせてもらおう」
「ええ」
そこからしばらく2人で温泉に入りながら、ヒナの愚痴を沢山聞いてあげた……相当疲れと愚痴が溜まってたみたいだ
そして今は……
「ユウキ……もっと撫でて」
「はいよ」ナデナデ
「うふふ……」ギュー
温泉を上がって休憩していたら、ヒナが抱きついてきて撫でるよう要求してきた。どうやら愚痴を聞いてあげたのでだいぶ心を開いてくれたようで、温泉上がりの疲れと眠気でこうなってしまったようだ
「いつも頑張ってて偉いな。お疲れ様」ナデナデ
「ふふふ……」ギュー
「……」ナデナデ
「幸せ……だ、わ……」
「……?ヒナ委員長?」
「……」zzz
どうやら寝てしまったようで、寝息が聞こえてきた
「抱きついたまま寝られるなんてな……」
妹もよく俺に抱きついて寝てた頃があったっけな……
「……おやすみ、ヒナ」ナデナデ
「ユウ……キ……」zzz
今は満足するまで寝させておこう
「俺も眠くなってきたな……少し寝るか」
数時間後
「ん……」
「今何時だ……?」
時計「5時ダヨ!」
「Oh……3時間近くも寝てたのか……ヒナを起こさないと……」
揺さぶってヒナを起こす
「おーい悪いがそろそろ起きてくれ」ユサユサ
「うーん……」ムクッ
「おはようヒナ委員長」
「おはよう…………っ!?」
「わ、私ユウキに抱きついたまま寝てたの⁉︎」///
「そうだな。でも俺は気にしてないぞ」
「私が気にするわ!」///
「まぁ落ち着きなよ。普段仕事ばっかりで疲れが相当溜まってた結果だから、これからはちゃんと休むようにな」
「そうね……ありがとうユウキ」
「どういたしまして。さて、そろそろ帰るとするか。結構長く寝てたし」
「そうね……戻ったらまた仕事をやらなきゃいけないのだろうけど、ユウキのお陰で元気が出たわ。これからも頑張れそう」
「俺が役に立ったかはわからないけど、それはよかったよ」
「本当にありがとうユウキ。今日は駅まで送っていくわ。多分道中で絡まれると思うから……」
そういえばここはゲヘナだったな……
「それは助かるよ……ありがとうヒナ委員長」
「ふふ、気にしないでちょうだい。さ、行きましょう」
駅前
「ここまでありがとう。ヒナ委員長が隣に居てくれたから誰も絡んで来なかったよ」
「ええ、そうね……気をつけて帰ってね」
「うん、もちろん。それじゃ……」
「あっ、ちょっと待って!私とモモトークを交換してくれないかしら?」ス
「ん?ああ、もちろんいいよ」ス
「……できたわ、ありがとう……またここに来てくれるかしら?」
「え?もちろんだよ。温泉があるしね。それに、ヒナ委員長が無理をしてないかも確認したいからね」
「ふふ、ありがとう。無理はしないわ。でも、その……」
「……仕事に疲れた時は呼んでくれ、今日みたいにまた話を聞くから」
「……ありがとうユウキ」
「おう、それじゃあまた今度だな。仕事無理しないで頑張ってくれよ!」サッ
「ええ!もちろんよ!また今度」フリフリ
そうしてヒナと別れ、電車に乗って1時間でトリニティに着いた
「ヒナ……無茶してないといいな」
その日、風紀委員に戻ったヒナがアコ達に質問攻めされているのが見られたとか。また、その次の日には、ヒナがいつもより元気で普段より多くの暴徒が鎮圧されたとか
暑い!暑いぞ!しかし、作者はこの暑さの中でも寝落ちしていました。熱中症になっちゃうよ......
皆さんこれからどんどん暑くなるので熱中症には気をつけてくださいね