ごめんよマリー......
許さんぞ陸八魔アル.....
???「なんでよ⁉︎」
では本編です
今日は授業も任務もない休日だ。普段なら家で寝てるかトレーニングをしているところだが、今日はマリーと出掛けるため、外に出て待ち合わせしていた
「どんな服装で来るんだろうか……マリーなら何でも似合うと思うが」
そうマリーの服装について考えていると……
「ユウキさん!お待たせしました。あの、少し来るのが早くありませんか?まだ集合時間には30分はありますよ……?」
「気にしないでくれ、マリーと出掛けるのが楽しみで早く来ちゃったんだ」
「ふふ、そんなに楽しみにしていただいて嬉しいです!……それで……あの……」
ん?なぜか急にモジモジしだしたぞ?
「?どうした?」
「その……今日はいつもの修道服ではなくて私服を着てきたのですが……」
ああ、なるほど
今日のマリーは、白のシャツに白のロングスカート、そしてシャツの上に黄色のニットベストを着ていた
「いつもの修道服姿も似合ってるけど、今日はいつもより凄く綺麗で似合ってるね」ニコ
「そ、そうですか……?」///
「もちろん」
「ありがとうございます」///
顔真っ赤マリー……可愛いね……
「えっとそれで、マリーが昨日モモトークで言ってた、行きたい場所って?」
「最近新しくオープンしたショッピングモールがあるんです。今日はそこでユウキさんと買い物ができたらなと」
「ああ、確かに最近この近くに新しいショッピングモールが出来たとは聞いてたけど、任務で行けてなかったから最初にマリーと一緒に行けてうれしいよ」
「はい!私も最初にユウキさんと一緒に行けて嬉しいです!」
「そっか……それじゃそろそろ行こうか」
「はい!」
そんなわけで俺とマリーはショッピングモールに到着した
「……デカいな」
「大きいですね……」
前世でよく行ったイ○ンモールよりデカいんじゃないか?
中も色々なお店があり、本当にイ○ンとほとんど変わらない。
今はまずどんなお店があるか見るために歩いていた
「ここは服やアクセサリーのお店が沢山並んでいますね」
「……」
「あれ?ユウキさんどうかしましたか?」
「ん?あ、ごめん」
マリーがお店の数の多さに驚いていると、少し後ろでユウキがあるお店の前で立ち止まっていた
「……アクセサリーのお店ですか?何かいいのを見つけたのですか?」
「……いや、何でもないよ。さあ行こうか」
「?」
2人はその場を去り、雑談をしながら他の場所を見て回り、時間はあっという間に昼になっていた
「……そろそろお昼ご飯を食べるには結構良い時間になってきたけど、マリーは何か食べたい物とかある?」
「うーん……ユウキさんは何がお好きなんですか?」
「え?えーと……ピザ、お肉、ラーメンかな?」
「……ちゃんと健康には気をつけてくださいね?」
「あはは……善処する……」
「もう……では、実は私パスタはあるのですが、ラーメンは食べたことが無くて……いつか食べてみたいと思っていたんです」
「ラーメンを食べたことが無いなんて……人生の10割は損してるよマリー……」
まぁトリニティにはラーメン屋なんて無いだろうから仕方ないか
「それじゃ全部じゃないですか!」プンプン
「ごめんごめん、冗談だって。じゃあ美味しい所があるか探してみようか」
「ふふ、ではお願いしますね」
ラーメン屋
「これが……ラーメン」
「どう?美味しそうでしょ?」
今2人の前には、注文したラーメンが置かれており、スープの中の金色に輝く麺とその上に盛り付けられた様々なトッピングから立つ湯気から食欲を沸かせる匂いがしていた
「はい!とても美味しそうです!」
「じゃあ早く食べよっか、早くしないと麺が伸びちゃうし」
「はい!いただきます」ギュ
「いただきます」パンッ
「ふぅー美味しかった」
「はい!私もとても美味しかったです!次もまた食べたいと思いました」ニコニコ
「それはよかったよ。あ、そうだ、今度アビドスに美味しいラーメン屋さんがあるから一緒に行ってみないか?」
「!はい!是非一緒に行きましょう」ニコニコ
あぁぁぁマリーがずっとニコニコしてて眩しいぃぃぃ
その後2人はお互いに似合う服やアクセサリーを選んでみたり、ス○バで新作を飲んだりして楽しんでいた。しかし、楽しいことほど時間はあっという間に終わってしまうもの。2人は最後にゲーセンにプリを撮りに来た
「……なぁマリー」
「は、はい?」
「これ入らなきゃダメか?」
「だ、ダメです!私だって緊張してるんですよ?だからユウキさんも我慢してください!」
「うへぇ〜……」
プリを撮りに来たはいいものの、ユウキは恥ずかしさで、マリーは初めてのことに緊張してたじたじになっていた
「さぁ中に入りますよユウキさん!」ガシ
「え、ちょ、マリー⁉︎」
マリーに腕を掴まれて強制的にプリを撮るブースに入らされてしまった。
「はい、ユウキさんもう撮りますよ」
「え?もう?」
中に入って簡単な設定を終わらせてすぐ撮影の準備をさせられる
「早くしないと撮影が始まってしまいますよ。そんなに離れてないでもっとこちらに寄ってください」グイ
「え……ち、近いよ!」ドキッ
マリーこれ初めてだよね⁉︎なんか手慣れてないか?しかもいつものシスターの時と違って積極的だし、なんか近いよ!
そしてそのままアナウンスの指示したポーズでマリーと撮っていった
『それじゃあ最後の1枚いくよ!最後は自由に撮ってみよう!準備してね☆』
「自由ですか……ユウキさん」
「ど、どうした……?」
「その……終わるまで目を瞑っていてもらえませんか……?」
「え?い、いいけど……なんでだ?」
「な、なんでもです!急いでください!」
「わ、わかった」フッ
『準備はいい〜?それじゃいくよー!』
「……?」ググ
「頑張れ私!私ならできる!……」
『3!、2!、1!』
「……ん」チュ
「!?」
カシャ
「え、あ、あのマリーさん……?今俺の頬に……」
「……ふふ……キス、しちゃいました」///
「!?そ、そういうのは好きな人が出来た時のために──」
「知っていますよ」
「ならどうして……」
「……どうしてでしょうね?ふふ」
「えぇ……」
「ユウキさん。撮った写真を加工しに行きましょう?」
「わ、わかった……」
数分後……
「……」///
「……」///
バッチリキスされてるところ撮られてるじゃん……
でも、まぁ……悪くないかな
「ユウキさん……」
「うん?」
「この事は皆さんには内緒でお願いしますね……?」///
「……もちろんだよ」
ほんとなんであんな事したんだマリー……
その後、そろそろ時間が遅くなってきたので、帰ろうとした時
「……マリー」
「はい?どうしましたか?」
「ごめん、少しここで待っててほしい」
「?は、はいわかりました。座って待ってますね」ニコ
「すぐ戻る」ダッ
「すいませんこれお願いします」ス
「かしこまりました!」
とある物を買ってマリーの元に戻ろうとした時……
「……なんの用だ黒服」
「クックック……やはり貴方には見つかってしまいましたか……」
「今は忙しいんだ」
「ええそれは承知しております。ですので簡潔にお伝え致します。貴方の身体に不思議な神秘が秘められているのを観測しました。ですので、貴方の──」
「それは前にも断ったはずだ。俺は──」
「ええ、わかっております。ですので、貴方の望む形で貴方の身体を研究させて欲しいのです」
俺の望む形か……それなら対価もしっかり貰えるだろうし、ずっと拘束されるってこともないか?
「……わかった。それなら良い。また今度連絡させてくれ」
「クックック!ありがとうございます。こちら私の連絡先です。時間が出来た際にご連絡してくだされば結構です」
「そうか。わかった」
「ええそれではお待ちしております」シュー
そう言って黒服は消えていった
「早く戻ろう……」ダッ
タッタッタ
「……!ユウキさんおかえりなさい」
「ごめん、少し遅くなった」
「いえ、お気になさらないでください」ニコ
「ありがとう……」
「それで、急にどうしたのですか?」
「……行きたい場所があるんだ。時間が掛かるんだけど、今から行ってもいいかな?」
「え?あ、はい。いいですよ!」
それからショッピングモールを出てからしばらく歩いた場所
「わぁ……すごく綺麗で心の落ち着く場所ですね……」
「そう?それはよかった」
今俺とマリーはとある場所に来ていた。
"始まりの丘"
俺が勝手に名付けた場所で、俺が転生して最初に目が覚めた場所。
ここは今夕日に照らされ、程よい風が吹いている
「本当に……とても……素敵です……」
「……ここは俺の全てが始まった場所なんだ」
「?それはどういう……」
「マリー」
「は、はい!」
「君に、これを渡したかったんだ」
「これは……」
「髪飾り。マリーに似合うと思って、小さな物だけど、俺の気持ちを込めてある。もしいらなかったら……」
「いります!絶対に!」
「よかった……ありがとうマリー」
「……そ、その……ユウキさんが付けてくれませんか?」
「……俺が?いいの?」
「はい!ユウキさんに付けてもらいたいんです……!」
「……わかった」ス
「お願いします……」
「……」カチャカチャ
「……」///
「……よし、できた」スッ
「……どうですか?」
「凄く綺麗でマリーに似合ってるよ。これを選んでよかった」ニコ
「あ、ありがとうございます」///
「うん、どういたしまして」
「そういえば、この髪飾りは何の花ですか?」
「マリーゴールドだよ」
「マリーゴールド……とても綺麗な花ですね!」
「そう、だからマリーに似合うと思ったんだ」
「ふふ、本当にありがとうございますね……!」ニコ
ああ……夕日に照らされる君の笑顔はとても綺麗だ……
これから君は辛いことや悲しいことを多く経験していくかもしれない。だけど最後には必ず笑顔でいられるよう、これを渡すんだ
マリーゴールドを君に
「さて、そろそろ帰るか」
「そうですね……ユウキさん」
「うん?」
「手を出してください」
「え、うん」ス
「……」ギュ
「……え?」
「それでは帰りましょうか……!」
「え?え?ちょっと待ってマリーこのまま帰るのか⁉︎他の人に見られたら……」
「他の人は関係ありません」
「そ、そっかぁ……」
今はまだ普通の握り方でしか出来ないけど、いつかは、もっと先のやり方で君と手を握ることができる日が来るといいな……
その後、帰った後にマリーゴールドの花言葉を調べたマリーが、顔を真っ赤にして枕に埋まっていたとか
マリー......おぉマリーよ......
マリーは可愛い。はっきりわかんだね
次回から生徒会長が失踪して先生が来ます。ですがその前に番外編をいくつか書いてみようと思います。ただ、マリーはあんまり出ない予定......許して...
主にユウキが他の自治区に行きます