マリーゴールドを君に   作:Missan

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遅くなり申し訳ないです。

最近しばらくアニメを見てなかったので色々見始めてみたんですよね。
「氷菓」とかは昔1話だけ見て放置してたので、今見てみたら結構面白かったです。
皆さんはどんなアニメが好きですか?

それでは本編です


第十話

トリニティ自治区・外郭地区

 

「ここか……」

 

俺の家からそれほど離れていない、ブラックマーケットに近い外郭地区。ここに黒服の拠点?があるようで、全く人のいる気配を感じない。

いかにも悪人が寄り付くような場所で気味が悪い

 

 

 

 

 

ガチャ

 

「来たぞ」

 

「おや、お待ちしておりましたよ。どうぞお掛けください」

 

「ありがとう。それじゃ遠慮なく」

 

「……それで、私にお話とは?」

 

今から話す内容は他の生徒には聞かせられないが、黒服なら多分大丈夫だろう。

そういうことにも興味ありそうだし

 

 

「……俺は一度死んでるんだ」

 

「唐突ですね……それはどういう意味で?精神的に?肉体的に?それとも生物学的に?」

 

「あんたは、人間が死んだら死ぬ前とは違う世界や生物に転生するってのは信じるか?」

 

「なるほど、転生ですか……まさか、貴方は転生をした身だと?」

 

「その通りだ。だけど信じてくれるとは思ってない。あまりにもファンタジーな話だからな」

 

「……いえ、私はその話を信じます。なんとなく貴方からはこことは違う世界のものを感じていましたからね。今の話で確信が持てました」

 

「そうなのか?なら……」

 

 

そこからは、俺が刺されて死んでキヴォトスに転生したこと、前世ではこの世界がゲームとしてあったことを話し、この世界の未来がどうなるかを知ってることを話した

 

 

「……なるほど……つまり貴方は前世この世界で"先生"であったと」

 

「ゲームの中での話だけどな。でも、だからこそキヴォトスの未来がどうなるか俺にはわかる」

 

「……ちなみにそれを私に教えてくれたりは?」

 

「悪いがゲマトリアの連中には教える気はない。それに、必ずしも俺の知っている未来になるとは限らないからな」

 

黒服に未来を教えて、それがベアおばに伝わったりでもしたら最悪な未来になるのが簡単に想像できる

 

「クックック……そうですか。それなら仕方がないですね」

 

 

「……それじゃあそろそろ本題に入らせてもらうぞ」

 

「おや?まだ本題ではなかったのですね」

 

「ああ、実は今日敵と交戦して苦戦してたんだが、俺の腕がいきなり光出してな」

 

「ふむ……」

 

「それで気づいたら前世でよくやってたゲームの武器が腕にあって、その時はその武器を使って戦闘を終わらせたんだが、その後すぐに消えたんだ」

 

あの時のような武器が出せる力があるなら、かなり便利だ。

でもどうやって出すのか、なぜ出せたのかが全くわからない

 

「なるほど……もしかしたら貴方の神秘が原因かもしれませんね……」

 

「神秘か……それは調べられるか?」

 

「ええ、もちろん。ですが良いのですか?」

 

「問題ない。あんたが俺の身体を研究する対価に、その研究結果を教えてくれればいい」

 

「ふむ……それくらいなら問題ありません。では一応契約書を作っておきましょう」

 

 

そこから、黒服と俺で研究に対する契約書を作り、研究結果を俺に教えること、俺の命に関わるような事はしないこと、その他研究時間や黒服からの要求などの細かい部分を決め、契約書にサインした

 

「……よし、これでいいか?」

 

「ええ、これで契約完了です。クックック……」

 

随分気味の悪い笑みを浮かべているが、まぁ多分黒服なら契約を破るようなことはしないだろう。

そういうところはちゃんとしてる奴だからな

 

 

「それで、今日はどうするんだ?」

 

「そうですね……申し訳ありませんが今日はもう遅いのでまた明日からでも?」

 

窓から外を見てみると、既に日が沈んで暗くなっていた。時計も夜であることを示している

 

「もうこんな時間だったのか……俺も今日は遅く来たから仕方がない。そうだな、また明日ここに来るよ」

 

「ええ、楽しみに待っていますよ……クックック……」

 

「……相変わらず不気味な笑い方だな。もう少しマシな笑い方はできないのか?」

 

「……クックック」ショボン

 

「そんな落ち込むなよ……」

 

 

 

 

 

翌日

 

ピコン

 

「ん?」

 

モモトークに誰かから連絡が来たようだ

 

「……先生?」

 

 

 

 

 

シャーレ部室

 

ガチャ

 

「来ましたよ、先生」

 

"あ、ユウキくん"

 

「それで、俺をここに呼んでどうしました?」

 

"いやぁ……それがねー……" チラ

 

先生は何か言いづらそうにしながら机の方を見た。

そこには……

 

「赴任した次の日からその量を……?」

 

"ハハハ……"

 

恐らく連邦生徒会から先生に押し付けられたであろう書類が、大量に置いてあった

 

「……手伝いますよ」

 

"ありがとう……!サインと判子は私の方でやっちゃうから、ユウキくんは仕分けをお願い!"

 

「わかりました。任せてください」

 

 

 

数分後

 

「……」テキパキ

 

"……ユウキくん、結構慣れてる感じだけど、普段は何してるの?"

 

「普段ですか?うーん……自治区内をパトロールしたり、暴動を鎮圧したり?まぁだいたい委員会の仕事をしてますよ。慣れてるように見えるのも仕事で今と同じような事をすることがあるからですね」

 

"お仕事以外はしないの?"

 

「もちろんしますよ。休日は他の自治区に遊びに行ったり、運動したりして身体を鍛えてますし、仕事が早く終わった日には学校の教会なんかにも行ったりしてます」

 

"遊びに行ったり、運動するのはわかるんだけど、教会?何かあるの?"

 

「……まぁ、あると言えばありますかね」

 

"え、なになに?教えて!"

 

「秘密です」

 

"えーいいじゃんいいじゃん!教えてよー"

 

駄々をこねるなよ……あんた何s……いや、やめておこう

 

「……いやぁ、ちょっとアレがあれでしてね?」

 

"いや、わからないから!…… あ、もしかして好きな子でもいるんじゃない?"

 

「さぁ?」

 

"そうなんでしょー?"

 

「はぁ……そんなことより早く続きをやりますよ。俺今日はずっと居られるわけじゃないので」

 

"え……?そうなの……?"

 

「そんな絶望したような顔しないでください……予定があるのでそれまでは全力でやりますよ」

 

"そっかぁ……ならそれまでは一緒に頑張ろう!"

 

 

 

 

数時間後

 

「よし……こっちは終わりました」サッサ

 

"おっ、本当?どれどれ……うん、完璧だね!ありがとう!"

 

「いえ、このくらいなら普段で慣れてますから」

 

"頼りになるね〜"

 

「そろそろ俺は行きますけど、また何かあれば呼んでください」

 

"わかったよ。今日は本当にありがとうね!"

 

「いえ、このくらい気にしないでください。それより、この後がもっと大変ですよ?」

 

"え?どういうこと?"

 

「ロボットのフィギュア……お高かったのでは?」

 

"うっ!な、なぜそれを……?"

 

「書類の中にレシートが紛れてましたからね」ペラ

 

"ハハハ……"

 

こっちの世界の先生もちゃんとロボオタクしててなんか安心したな。

やっぱり先生はこうでなくちゃ

 

 

「お金は大切にしてくださいね?毎食コンビニ弁当とか駄目ですからね?」

 

"はい……以後気をつけます……"

 

「はぁ……では俺は行きます」

 

"あ、そのレシートは……"

 

 

ガチャ

 

 

「先生、来ましたよ……あら?ユウキさんじゃない」

 

「どうも早瀬さん。早速ですがこれを渡しておきます」スッ

 

「え?」

 

"あっ、それは……"

 

「ユウキさん……こ、これは?フィギュア代8万……⁉︎だ、誰がこんな高価な物を……?」

 

「先生です」ユビサシ

 

「先生……?指導が必要なようですね?」

 

"ちょっ⁉︎ ユウキくん⁉︎"

 

「それじゃっ」サッ

 

"まっ……たっ、助けっ!"

 

「先生はこっちですよ」ニコ

 

"おあーっ⁉︎"

 

 

先生よ……キヴォトスと共にあれい……!

 

その後、先生はユウカからたっぷり指導(説教)されたそうだ

 

 

 

 

トリニティ自治区・外郭地区

 

ガチャ

 

「来たぞ」

 

「クックック……お待ちしていましたよ」

 

「待たせて悪いな。急な用事ができたんだ」

 

「いえいえ、お気になさらないでください。この程度問題ありません」

 

「そう言ってくれると助かる。それじゃあ

早速頼むよ」

 

「ええ、では少しの間貴方の身体をお借りします」

 

 

そうして俺の身体の研究が始まった。

血液を採取したり、謎の機械で検査されたり、病院でやるようなこととあまり変わらないことを色々した。

 

 

 

 

数時間後

 

「……ふむ、今日はここまでにしておきましょう」

 

「ん、終わったのか」

 

「ええ、今日だけでかなりの収穫がありました。しかし、貴方の事を完全に理解するにはまだ時間が掛かります」

 

「まぁ、俺に害が無い限りいくらでも協力するよ。それで、この後はどうするんだ?」

 

「貴方の身体から得たものをこれから色々と調べるので、また後日ご連絡致します」

 

「そうか……なら今日はもう帰るとするよ。ありがとう」

 

「クックック……まさか貴方から感謝されるとは思っていませんでした」

 

「一応俺が依頼して調べてもらうんだ。感謝するのが当たり前だろう」

 

「それなら私も貴方を研究させて頂いていることに感謝いたします。ありがとうございますユウキさん」

 

「これからもよろしく頼むよ」スッ

 

「……クックック……ええ、今後ともよろしくお願いします」ギュ

 

 

俺は黒服と握手をして家に帰った

 

 

 

 




今話少なめになってしまいました...
実は、作者は主に通学途中の電車内とかで下書きをしてるんですけど、最近はバイトとかが連続であったりして書く体力が無かったり、アニメを見たりして寝不足気味で想像力が働かなくなってました。
土曜日と日曜日でかなり睡眠がとれたので今週は何話か書けると思います。

次回は番外編を出そうかと考えています。
2話連続でマリーが登場してないのでそろそろ作者が爆発しそうなんです!
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