マリーゴールドを君に   作:Missan

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寝なきゃ寝なきゃと思いながらも、今寝たら忘れてしまいそうで書いてしまった......今日学校なのにな......

でも後悔はしてませんよ!


第十三話:救出

『ユウキ、先生からメッセージが届いているようです』

 

「来たか」

 

モモトークを確認すると、これからホシノ救出に向かうと連絡が来ていた

 

「よし……行くぞ」

 

『はい』

 

 

 

 

 

カイザーPMCの基地に到着すると、既に戦闘が始まっているようで、基地内から銃声と爆発音が聞こえてくる

 

「お、出遅れたみたいだな」

 

『どうやらそのようですが……予定の時間よりも早いのでは?』

 

「まぁ誰かが我慢できずに突っ込んだんだろう」

 

『なるほど……』

 

多分、シロコあたりが突撃して、それを止めようとするセリカが追いかけて、ノノミと先生がやれやれといった感じで2人を追いかけてって感じだろう

 

「遅刻……はしてないがその分は活躍しなきゃな」

 

『はぁ……わかりました』

 

メインシステム、戦闘モード起動

さあ、闘争の時間だ

 

 

 

 

 

 

 

『!基地の外より何かがそちらへ猛スピードで向かって行きます!皆さん警戒してください!』

 

「ん、わかった」

 

"ありがとうアヤネ!方角はわかる?"

 

『基地の北東よりもうすぐ目視可能距離です!』

 

「……!遠くから何かがこっちに向かって飛んで来てるわ!」

 

「セリカちゃんは視力良いですね〜」

 

ピピ

 

"ん?誰かから通信?"

 

『聞こえているかな?』

 

"……あなたは誰?"

 

『……少し待ってくれ、まもなくそちらに到着する』

 

先生達の前にこの前倒したゴリアテより少し小さいくらいのロボットが降りてきた

 

ズシンっ

 

『待たせたな、戦友……いや、キヴォトスの先導者と呼ぶべきかな?私は天野ゆ……いや、素敵なご友人とでも呼んでくれ』

 

「ん……変な人」

 

「素敵なご友人さんですね!私はクリスティーナだお♣︎」

 

「ちょ!ノノミ先輩今はそんなこと言ってる場合じゃないって!……てかアンタもいきなり現れてふざけたこと言ってるんじゃないわよ!」

 

『別にふざけてるわけではないんだがな……まぁいきなり現れて怪しく思うのはしょうがないが、私がトリニティから来た者だと言えば信じてくれるかな?』

 

"あなたはトリニティの生徒なの?"

 

『そうだ……さて、急いでるんだろう?私が周りを片付けておこう。先に進むんだ』

 

「……先生」

 

"……わかった。あなたを信じるよ"

 

「周りの敵はお任せしますね〜」

 

「ん、あなたが味方なら心強い」

 

『信じてくれて感謝する。君たちは大切な先輩をちゃんと救ってくるんだぞ』

 

「ん、任せて」グッ

 

"それじゃあ皆んな行くよ!"

 

 

 

 

 

 

 

 

マシンガンで敵集団を駆逐し、リニアライフルで建物の陰に隠れた敵を建物ごと撃ち抜く

戦車やヘリコプターはミサイルで破壊する

 

ゴリアテの小さいバージョンみたいなやつ……たしかパワーローダーも出て来たが、ACには敵わない

 

 

「この前と状況が全く変わってなくて面白みがないな」

 

『前回私達が襲撃してからあまり時間が経っていないので基地の回復が間に合わなかったのでしょう』

 

「まぁそうだな」

 

『……ところでユウキ』

 

「ん?どうした?」

 

『先ほどのやり取りは一体?なぜ正体を隠すようなことをしたのですか?』

 

「ああ、あれね……そりゃあ…ただやりたかったから、かな?」

 

『…』ハァ

 

「あ、今引いて呆れてたでしょ」

 

『気のせいです……さぁ次に行きましょう。どうやら1人追われている生徒がいるようです』

 

「追われてる?なら早く行くか」

 

 

 

 

ダダダダダンッ

 

「うわぁぁぁーん‼︎ 追いかけて来ないでくださいぃぃぃ‼︎」

 

「あいつを捕まえろ!」

 

「こっちに人質ができれば俺たちの状況は──」

 

バシュン!

 

「なっ⁉︎」

 

「またあいつが来やがっ──」

 

バシュン!

 

「こ、今度は何なんですかぁぁぁー⁉︎」

 

ドスンっ

 

『ヒフミ、下がっててくれ』

 

「ゆ、ユウキさん⁉︎ は、はいぃぃぃ!」

 

ダダダダダダダダンッ

 

 

『……よし、もういいぞ』

 

「ふ、ふー……助かりました、ありがとうございました……」

 

『おう、そこで待っててくれ』

 

「は、はい…?」

 

プシュー……

 

「よっと……相変わらず追いかけられてるんだな」

 

「ゆ、ユウキさん!あはは……これはその何と言いますか……」

 

ヒフミとは俺が正実の仕事とは別にやっているパトロールで、ブラックマーケットに行く時によく不良生徒に襲われているところを俺が助け出しているため、それなりの仲だったりする

 

「その被ってる紙袋はなんだ?」

 

「はっ…!そ、そうです私はヒフミではありません!ファウストです!」

 

「そうか」スッ

 

「あぎゃ⁉︎ い、痛いですすす!頭ぐりぐりしないでくださいぃぃぃ!」

 

「次追いかけられてたらこうだって言ったんだがなぁ?どうしてだぁ?」

 

「し、仕方がないんですぅぅぅ!」

 

「ま、今回はちゃんとした理由だからこれくらいにしておくか」パッ

 

「ぅぅ……痛かったです…私これでもユウキさんの先輩なのに……」

 

「よくブラックマーケットに行って襲われてる人が何を言ってるんだ…?」

 

「あぅぅぅ……だってそうでもしないとペロロ様が……」

 

「それでいつも俺が助けに行ってるんじゃないか……それより、砲兵部隊を連れて来てるんだろう?」

 

「はい、ナギサ様に許可を頂けたので!……そういえばどうしてユウキさんがここに?それに後ろのロボットは…?」

 

「俺も先生に協力をお願いされてね……後ろのはまた今度話す。今はこの基地を制圧するのが先だ」

 

「そ、そうですね……では私は砲兵部隊の所に戻ります!」

 

「そうか……ならそこまで送ろう。また追いかけられたりでもしたら面倒だろうし」

 

「あぅぅ…ごめんなさい……」

 

あっ、ACの手に乗せて行こうとしたけど、両手共塞がってるんだったな……

 

「……しょうがない、操縦席に座ってくれ……エア、ヒフミを送ってくれ」

 

『はぁ……わかりました。ユウキはどうするのですか?』

 

「俺は先に掃除してくる……あと風紀委員会にも挨拶しとこうかな」

 

「え⁉︎ わ、私戦車の動かし方は知っててもロボットなんて動かせませんよ⁉︎ というか、さっきから誰と喋っているんですか⁉︎」

 

なんで戦車の動かし方なんて知ってるんだ?

 

「操縦についてはAI的なものがやってくれるから大丈夫だ」

 

『私はAIでは……はぁ…ヒフミさん聞こえますか?』

 

「あ、あれ?いきなり頭の中に声が聞こえて……」

 

『私はエア。あなたのヘイローを通して交信しています。このロボット……AC"タゲテス"であなたを目的地まで送ります。急いでください』

 

「は、はい!よくわかりませんが……ありがとうございます!」

 

「ほら早く行くんだ……それじゃエア頼んだぞ」

 

『はい、お任せください』

 

「お願いしま──すぅぅぅぅ⁉︎」

 

ドヒューン

 

あらー……エアさんだいぶ怒ってらっしゃる

AB吹かして全力だったな

そんなにAI呼び嫌だったんかな

 

まぁそんなことより早く行かないと敵さん全滅しちゃうよ……エッホエッホ、急がなきゃ

 

 

 

 

 

 

 

 

「くそ!なんで俺たちがゲヘナの風紀委員会なんかとやり合わなきゃいけないんだ!」

 

「そんなの知るか!いいから撃て!風紀委員長以外はそれほど強くないはずだ!」

 

ダダダダダンッ

 

「心外ね、あの子たちもしっかり強いわ」

 

「!風紀委員長が来たぞ!」

 

「全員で撃つんだ!火力を集中させろ!」

 

ダダダダダンッ

ドカアアァァァァン!

 

「その程度で私に敵うとでも?……カイザーのPMCと聞いてそれなりの実力はあると思っていたのだけれど……期待外れね」

 

ダダダダダダダダダンッ

 

ヒナの持つデストロイヤーから一丁の銃から放たれたとは思えないほどの弾幕がPMCに降り注ぐ

 

「おあーっ!?」

 

 

「……全滅したかしら…はぁ……」

 

敵が全滅したと思い、リロードを開始した瞬間、生き残りの1人が狙撃銃を構えた

 

「バカめ!これでも喰らえ!」

 

「しまっ……!」

 

「バカはお前だ」

 

ズダンッ

 

「なっ⁉︎ く、そ……」

 

「周りをよく見ておくべきだったな……久しぶりだなヒナ委員長」

 

「ユウキ…!あなたも先生に呼ばれたのかしら?」

 

「まぁそうだな」

 

「そう……ありがとう、助かったわ」

 

「他の人たちはどうしたんだ?」

 

「イオリ達には別の場所を任せているわ」

 

「そうか……もうすぐこの基地の制圧は終わるはずだから一緒に行動してあげた方がいいと思うぞ」

 

「……そうね、そうするわ」

 

「でも、後輩たちにもちゃんと頼ることができてるようで安心したよ」

 

「だってあなたがそうするように教えてくれたもの」

 

「それならよかった」ナデナデ

 

「ん……ふふ」

 

「……さて、俺はそろそろ行くよ」パッ

 

「あっ……ユウキはどうするの?」

 

「先生たちの方に行ってみるよ」

 

「そう…気をつけてね」

 

「ありがとう、行ってくる」

 

 

 

 

 

 

 

 

"これで終わりだよ"

 

「ぐわぁぁぁ!!!」

 

ドカアアァァァァン!

 

カイザーPMC理事長の乗ったゴリアテが爆散する

 

「よしっ!」

 

「やりました〜」

 

「ん、私達の勝利」

 

『皆さんお疲れ様です!ホシノ先輩はその先の建物の地下に拘束されているはずです!』

 

「なら早く行きなさい!」

 

"アル達もありがとうね!今度ラーメンでも奢るよ!"

 

「くふふっ、先生太っ腹〜」

 

"私は先生だからね!"

 

「さ、さすがです先生…!」

 

「はぁ、まぁ先生らしいっちゃらしいね……」

 

 

どうやら俺が到着する前に理事が倒されてしまったようだ

 

てかゴリアテなんてまだあったのか?

地下に隠してあったのか?

 

「よっと」シュタ

 

「!だ、誰⁉︎」

 

「おっと、撃たないでくれ」

 

「社長、あの制服……正義実現委員会のだよ」

 

「トリニティの治安維持組織じゃない⁉︎ どうして私達の前に現れたの⁉︎」

 

「ま、まさか私たちを捕まえに来たんですか?ゆ、許しません…!」ガチャ

 

"待って待って!撃たないでハルカ!"

 

「くふふ〜?先生の知ってる人なのー?」

 

"彼は私が呼んだんだよ!だからみんな銃を下ろして!"

 

「そ、そうだったのね……いきなり銃を向けてごめんなさい」

 

「いや、いきなり現れた俺が悪いんだ。謝らないでくれ」

 

"ユウキくんは今来たの?"

 

「いえ、正体不明のロボットがここに現れたくらいからいましたよ」

 

"そっか…あれ?なんでそのことを知って……"

 

「それより先生、後ろで待ってますよ」

 

"え?"

 

「先生なにやってんのよ!早く行くわよ!」

 

「ん、早くしないとホシノ先輩が危ない」

 

"ごめん!今行くよ!それじゃ皆んな気をつけてね!"

 

「任せてちょうだい!」

 

「わかりました」

 

そうして先生はアビドスの生徒たちとホシノ救出に向かった

 

 

「……さて、残敵処理といくか」

 

「ええ、そうしましょう」

 

「そっちは便利屋に任せたぞ」

 

「くふふ〜お任せあれ〜」

 

 

そんなわけで便利屋と協力して周辺に残る敵を一掃した

 

 

数分後

 

「エア、こっちは終わった。そっちはどうだ?」

 

『道中で発見した敵を制圧したので少し遅くなりましたが、ヒフミさんを無事送り届けました。今はそちらに向かっています』

 

「わかった。その……さっきはすまなかった」

 

『……はぁ、あなた以外の人を乗せるのは、その…少し嫌でしたが別に怒ってはいません』

 

「あ、そっちね」

 

『そっち?』

 

「いやなんでも──」

 

もう敵はいないだろうと油断してエアと通信していた時

 

「へへ……油断しやがったな……」

 

まだ意識のある敵がRPGを俺に構えているのに気づかなかった

 

「──けて!」

 

「ん?」

 

「避けて!」

 

「なに──」

 

「喰らえ!」

 

バシュン

ドカアアァァァァン!

 

『ユウキ⁉︎ 今の音は何ですか!』

 

「……痛ってぇな」

 

ズダンッ

 

「ぐあっ!」

 

飛んできたRPGは体を逸らして避けたが、完全には避けれなかったようだ

 

『ユウキ!大丈夫なんですか⁉︎』

 

「……まぁ大丈夫だけど、少し急いで来てくれ」

 

『っ!わかりました!』

 

「あ、あなた腕が……」

 

すぐ近くの瓦礫に弾頭が着弾したことで、瓦礫に近かった右腕が吹っ飛んだようだ

 

「すまないな社長、こんな姿見せて。トラウマにならないように見ない方がいいぞ……来たか」

 

ズシンっ!

 

ABを全力で吹かして飛んできたエアがACを少し乱暴に降ろす

 

「おいおい壊さないで──」

 

『ユウキ!そんなことを言っている場合では…!』

 

「大丈夫、大丈夫だから落ち着いてくれエア」

 

『ですが腕が…!』

 

「問題ない。これくらいなら時間が経てば元に戻るんだ」

 

『それは本当ですか…?』

 

「本当だけど、一応病院に行って止血しなきゃならない。だからここから1番近い病院に連れて行ってくれ」

 

『……わかりました』

 

「そういうわけで社長、俺は先に戻らせてもらうから先生たちには腕のことは秘密にしておいてくれ」

 

「…わかったわ。その……」

 

「君が気にすることじゃない。大丈夫、俺はこれくらいで死んだりはしない……よし、エア出してくれ」

 

エアがACの武器をパージし、俺を掴んで操縦席に入れる

 

「ここから1番近いのは?」

 

『D.U.区の病院です!それまで耐えてください!』

 

「そうか……少し眠い…後は、任せたぞ……」

 

 

そして、俺の意識はそこで途切れた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




前回のフラグ見事に回収しましたね

エアちゃん可愛いね・・・

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