マリーゴールドを君に   作:Missan

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なんちゅうタイトルだと思ったそこのあなた、私もなの。でも気にしないでちょうだい。世の中には水着おじさんってのもあるのよ

では本編です


ラーメンとおじさん

さて今日も昨日に引き続き休日なわけだが、今日はどうしようか……

 

「うーん……はっ!」ピコン

 

「ここはキヴォトス!アビドスがある!つまり……柴関ラーメンがある!」

 

「ラーメン好きなら行かねば無作法というもの……」

 

「思い立ったが吉日……さぁ行こう。アビドスへ」

 

 

 

 

 

そんなわけでやって来ましたアビドス自治区

 

「本当に人が全然居ないんだな」

 

ジャリッジャリッ

 

「それに砂漠の砂がこんな方にまで来てる」

 

電車を降り、アビドス自治区のそれなりに高いビルなどが建っている市街地に来たわけだが、どうやら砂漠化の影響で市街地でも人が少なくなっているようで、ちらほらとしか見えない

 

「ゲームだとあんまり感じなかったが……実際に来てみるとかなりゴーストタウンみたいだな」

 

 

その後、通行人に柴関ラーメンの場所を教えてもらい、迷うことなく向かうことができた。俺は先生のようにはならんぞ……!

 

 

数分後

 

「ここが柴関ラーメンか……!」

 

市街地近くに位置する場所に柴関ラーメンはあり、そこまで時間は掛からなかった。

中に入ると柴大将の元気な声が迎えてくれた

 

 

「いらっしゃいっ!……おや?君は男の子かい⁉︎人間の男の子なんて初めて見たぜ!」

 

柴大将は俺が男だと分かると、目を見開いて驚き出した。

まぁキヴォトスにいる男性は全て獣人かオートマタだから仕方ないのか

 

「初めまして大将。はい、俺は男ですよ」

 

「そうか……よかったよかった!このまま一生人間の男を見ることができないんじゃないかって思ってたんだ!」ハハハ

 

「確かにキヴォトスじゃ俺以外に男性は見たことないですからね……でも大丈夫ですよ。まだあと1人男性がキヴォトスの外から来るはずですから」

 

「お?そうなのかい?それじゃ楽しみにしてるぜ!」

 

きっと先生は男なはずだよね!(フラグ)

 

「そういえば君は何処の学園の生徒さんなんだい?俺ぁしばらくアビドスの外に出てなくてな」

 

「俺はトリニティ総合学園です」

 

「トリニティだって⁉︎随分遠くから来たんだなぁ」

 

「まぁ確かに2時間くらいはしましたね」

 

「遠くからこんな所まで来てくれるなんて嬉しいなぁ……むっ、すまない話しすぎちまったな!好きなとこ座ってくれ!」

 

「ありがとございます!」

 

席はカウンター席でいっか……

うーむ……メニューを開いたはいいが、せっかく柴関ラーメンに来たんだ。看板メニューを頼むとしよう

 

「大将!柴関ラーメンを頼む!」

 

「あいよ!」

 

 

数分後

 

「へいお待ち!」

 

「ありがとうございます!」

 

数分で出来上がり、俺の前に大将の威勢のいい声と共にラーメンの入った器がゴトリと置かれる

 

「こ、これが本物の柴関ラーメン……」ゴクリ

 

ゲームの中でしか見ることの出来なかった物が実際に目の前にある……素敵だ……

いかんいかん、思わず素敵なご友人が出てしまった

 

「では、いただきます」パンッ

 

ズルッ

 

「ッ!!」

 

な、なんだこの美味さはっ!美味すぎるぞ!(小並感)

 

「ハハハ!どうだい?美味いだろ!」

 

「……大将」ガタッ

 

「ど、どうしたんだ兄ちゃん?まさか美味しく──」

 

「めちゃくちゃ……う、美味すぎるっ!握手させてください!」

 

「お、おう?美味いならよかったぜ」ギュ

 

「今まで食べてきたラーメンの中でも1番に美味いですよ!」ギュブンブンブン‼︎

 

「に、兄ちゃん肩が!肩がとれちまう!」

 

「あ、すいません!大丈夫ですか?」

 

「ふっ、大丈夫さ。このくらいでダメになるような肩はしてないさ!」

 

「さ、流石です大将!」

 

「ハハハ!まぁそんなに喜んでもらえて俺も嬉しいぜ!どんどん食いな!」

 

「はい!」

 

ズルズルズル…………

 

 

「大将!替え玉1つお願いします!」

 

「あいよ!」

 

 

 

 

「大将!もう1つ!」

 

「ハハハ!育ち盛りだな!」

 

 

 

 

「大将!」

 

「ま、またかい⁉︎」

 

 

 

 

「た、たい、しょう……」バタリ

 

「……兄ちゃん、今日はもうやめときな……」

 

「わ、わかり、ました……」

 

流石に……食い過ぎた……腹が……気持ち悪くなってきた……

 

「うぅ……」

 

「だ、大丈夫かい?」

 

「大丈夫、です……」グッ

 

「兄ちゃん無理はいけねぇ……また来たら食べられるんだ。またその時に頼むぜ!今は兄ちゃん以外客は居ないからここで休憩していきな!」

 

「ありがとうございます……」

 

 

 

 

 

数十分後

 

「ふぅ……だいぶ楽になりました。ありがとうございます」

 

「いいってことよ!そういえば、兄ちゃん名前は何て言うんだ?」

 

「あ、そういえば言ってなかったですね。天野ユウキです」

 

「ユウキ君か……いい名前じゃないか!男らしいぜ!」

 

「そうですか?ありがとうございます!柴大将もカッコいいですよ!」

 

「ハハハ!ユウキ君はお世辞が上手いんだなー!」

 

「お世辞じゃないですよー!」ハハハ

 

 

そう大将と笑い合っていた時……

 

ガラガラ

 

「大将〜お邪魔するよ〜」

 

「お、ホシノちゃんじゃないか!いらっしゃい!」

 

「小鳥遊ホシノ……」

 

「うへ?大将そこにいるのは?」

 

「天野ユウキ君さ!態々トリニティからこんな所まで俺のラーメンを食べに来てくれたのさ!」

 

「うへぇ〜、遠い所から来たんだね〜。それで、大将のラーメンはどうだった?すごく美味しかったでしょ〜」

 

「そりゃあもう、すごく美味しかったですよ」

 

「そうでしょ〜おじさんもアビドスにいる人達もみんな大将の作るラーメンが大好きだからね〜」

 

「ホシノちゃん嬉しいこと言ってくれるじゃないか!」ハハハ

 

「小鳥遊さんも大将のラーメンを食べに来たんですか?」

 

「いや〜今はこの辺のパトロールをしててね〜大将に何かなかったか確認しに来たんだよ〜」

 

「なるほど……俺も手伝いましょうか?」

 

「うへ〜ユウキくんは優しいね〜。でも大丈夫だよ〜他校の生徒さんにそんなことさせられないからね〜」

 

「確かにそうですね……」

 

「ホシノちゃんいつもありがとうな!今日もここは何も無かったから他も頼むぜ!」

 

「うへ〜大将ありがとうね〜それじゃおじさんはそろそろパトロールの続きに行くよ〜」

 

「おう!頑張ってな!」

 

「大将、俺もそろそろ帰りますね。今日は美味しいラーメンをありがとうございました!また食べに来ます」

 

「おう!ユウキ君も気をつけてな!また来るのを待ってるぜ!」

 

「はい!」

 

 

 

 

そんなわけで、俺とホシノは店を出た

 

「ふぅ……本当に美味かったな……それに大将もめっちゃ良い人だったし」

 

「そうでしょ〜?それにしてもおじさん男の子なんて初めてみたからビックリしちゃったよ〜」

 

「まぁキヴォトスには多分俺以外男子はいないですからね……学校にも男子が俺しかいないので最初は苦労しました……」

 

「うへぇ〜大変だったんだね〜」

 

今思い出すだけでも嫌になってくる……

あ、そういえば……

 

「……小鳥遊さん」

 

「うへ?どしたの?」

 

「これからアビドスには様々な困難が降りかかって来ると思います。ですが、それを自分を犠牲にしてでも振り払おうとする、ちょっと……いやかなり困った大人が現れるはずです。そんな大人を貴女は最初警戒するでしょうが、それでもその大人を守ってあげてください。お願いします」ペコ

 

「……うへ〜よくわからないけど、わかったよ〜」

 

どっちなんだよ……?

 

「……それでは俺はこれで。パトロール頑張ってくださいね」サッ

 

「うへ〜ありがとね〜」フリフリ

 

 

 

その後電車で数時間掛けトリニティに帰った

 

 

 

 

 

 

 




柴関ラーメン食べたいですよね......

番外編だからしょうがないとはいえ、マリーが出てないのは寂しいですね.....
マリーマリーマリーマリーマリーマリーマリー......

柴関ラーメンが食べたいと思った人は評価と感想お願いします!

あと、言い忘れてしまいましたが、評価バーに色が着きました!評価してくださった方には最大限の感謝を......評価1でも作者は嬉しいのです......見てくださってるってことですから
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