Vの配信見てたからか......?
では本編です
キヴォトスで生きていると、時々自分が学生であるということを忘れてしまう
それほどまでにここで生活するというのは過酷なわけだ
街を歩いていると聞こえてくるのは銃声、爆発音、それに巻き込まれた人々の悲鳴……最近はエアのおかげでここに来た時よりもだいぶ減ってきてはいるが、キヴォトスからそれらが完全に消えることは無いだろう
だが、害獣共(マリーに害なす奴ら)が騒ぎを起こしてない時には、血と硝煙……ではなくトリニティらしく紅茶とスイーツの香りが街中が漂っていて、そこには学生達の笑顔があるし、マリーの幸せそうな笑顔もある……可愛いね
長く語ってしまったが、今俺は学生らしく学園でBDによる授業を受けている
え?そんなこと考えてないで真面目に授業受けろって?……だが断る(迫真)
俺は勉強が嫌いだ……だからと言って頭が悪いわけではない
それに高校1年生の授業なんて簡単なものしかないじゃないか
既に前世で習って知っている範囲の勉強など右から左へ聞き流してしまっても問題はないわけなのだ
そんなことを考えながら数分が経ち、授業の終わりを知らせるチャイムが鳴り、昼休みの時間に入る
「ん〜……疲れた」
「今日もずっと寝てましたね……授業はちゃんと受けないといけませんよ?」
「大丈夫大丈夫……内容が既に理解できてるから寝てても大丈夫」
「もう……でしたらこの問題は解けますか?」
そう言ってノートに少し難しめの数式を書いていくマリー
「あぁ……これはこうして、こうすれば……ほらできた」
「……あ、合ってます!……ひっかけ問題なのにどうして……」
「……頑張ったから?」
前世で既に習ってるからですね
「そ、そうなんですか?それなら私も頑張りますね!」
ええ子や……立派に育ったんやなって
いや俺はマリーの保護者なんかい!って…………おかしいな……急に寒くなってきた
「……」ブルッ
「ユウキさん?どうかしましたか?」
「いや、なんでもないよ……じゃあお昼にしよっか」
「はい!」
俺とマリーの机を正面でくっつけ、カバンから弁当箱を出し包んでいるナフキンを広げて中身を開ける
2人一緒に手を合わせて……
「「いただきます」」
まずは一口
「……どうですか?」
「今日も美味しいよ」
「よかったです!」
あっ、よく見たらタコさんウィンナーも入ってる
タコさんウィンナー作ってるマリー……可愛いね
そうして2人で食べていると、他にも何人か机を持ってやってくる
「やっほ〜お2人さん」
「私たちも一緒にいいかな?」
「もちろん良いですよ」
「じゃあ私ユウキくんの隣!」
「あっ!ずるい!」
「私も狙ってたのにー」
「騒がないで静かにするんだ……マリーが困ってるだろう」
「ユウキくん怒らないでよー怖いじゃーん」
「あはは……私は気にしていませんよユウキさん…… ユウキさんの隣……」
「でも怒ってるユウキくんもかっこいいよね」
「だよねわかる!」
「そこに痺れるわぁ」
「憧れるわぁ」
「ちくわ大明神」
「惚れるわぁ」
「誰だ今の」
このドMたちめ……
「変なこと言ってないで早く食べるぞ」
そうしてマリーや友人達と仲良く雑談をしながら昼食を食べ、片付け終わった後もそのメンバーで残りの時間を一緒に過ごす
トリニティ学園の授業は4限目までしかないため、昼休みが終わった後は基本自由になる
だからマリーはシスターフッドへ、俺は正実へってのがいつも通りなんだが……今日は俺の任務が無いので、呼ばれない限りずっと暇なわけだ
そんな時はいつも学園を回ってパトロールをしたりして時間を潰している
「透明だ……気分がいい」
学園中央の噴水近く、空は澄み渡り、心地良い風が吹き花壇の花たちの香りが鼻をくすぐる
俺が学園に許可を得て育てているマリーゴールドたちはいつ見ても綺麗だ
「あら、ユウキさんじゃありませんか♡」
「あ、ハナコさん」
今日は……よかった、ちゃんと服着てるな
「あら?そちらのお花はユウキさんがお世話していたんですか?」
「用事があって来れない時は他の人に頼むけど、基本的に俺が世話してるよ」
「そうだったんですね……でも、どうしてお世話を?その、なんというか……」
「意外だったって?」
「まあ、そうですね……いつもの姿からはあまり想像ができません」
「俺のいつもの姿はハナコさんから見てどうなってるんだ……?」
「ふふっ、どうでしょうね?……それで、どうしてお世話を?」
「この花…マリーゴールドの花言葉には色々あるんだけど、中でも"逆境を乗り越えて生きる"ってのがあってね」
「なるほど、正義実現委員会に所属しているユウキさんにはピッタリな花言葉ですね」
「その通り。まあ他にも違う種類のを植えてて、それぞれに違う花言葉があるんだけど…それはまた今度」
「あら、教えてくださらないんですか?」
「まあまた時間がある時にでも教えるよ……そうすればまたこうして話せる」
「…ふふ」
「なぜそこで笑う?……まあ、何か相談したいこととかある時には、その時にでも言っていいし、もちろんモモトークから言ってくれていいよ」
「ユウキさんは本当に優しい人ですね……わかりました。ではその時はいーっぱいお話ししましょうね♡」
「もちろん」
そろそろここトリニティもエデン条約関係でバチってくるようになる時期だろう
補習授業部が出来た時はハナコから話を聞いて俺も色々と動くとしよう
「俺はそろそろ作業に戻るけど、ハナコさんはどうする?」
「でしたら私も手伝っても?」
「もちろん。じゃあ大聖堂からジョウロを借りてきてもらえるとありがたい」
「わかりました♡」
そう言って大聖堂に向かったハナコ
あ、俺が行けばマリーに会えたんじゃないか?
「……まあ女の子に雑草抜きなんて汚れ作業はさせれないか」
トリニティ学園・大聖堂
コンコン
「はーい、今開けますね」
ガチャ
「あら、こんにちわマリーちゃん♡」
「は、ハナコさん?こんにちわ…… あっ、今日はちゃんと制服でよかったです……今日は何かシスターフッドにご用事があるのですか?」
「いえ、ジョウロを借していただきたいんです」
「ジョウロですか?」
「はい、噴水前の花壇にお水をあげるんです」
「噴水前……ということは今日はハナコさんがユウキさんの代わりですか?」
「代わりではなくお手伝いです♡」
「お、お手伝い…ですか?」
「はいっ、さっき噴水前でたまたまユウキさんを見つけてお話ししてたんです!それで私がお手伝いを申し出てここに来ました」
「……そ、そうだったのですね…………では私も行きますっ!」
「あら、マリーちゃんもですか?でも、お手伝いなら私1人でも大丈夫ですよ?」
「ゆ、ユウキさんがちょうどこの時間帯であそこにいることを知ってたので私もそろそろお手伝いに行く準備をしていたんです!だから私も行きます!!」
「ふふっ、必死なマリーちゃんも可愛いですね♡ わかりました、一緒に行きましょうマリーちゃん」
噴水前花壇
「ジョウロ持ってきましたよ」
「あぁ、ありがとうハナコさん……あれ?マリーどうしたの?」
「わ、私もお手伝いします!」
「シスターフッドの方は大丈夫なの?」
「はい!サクラコ様に伝えておきました!」
「そっか、ならマリーもよろしくお願いするよ」
作業中……
「よいしょ、よいしょ……」
「ふふふ……あら?マリーちゃんのその髪飾り、よく見たらここのお花と同じなんですね」
「あっ、はいそうなんです!これはユウキさんから頂いた私の大切な宝物なんです……」ギュ
「なるほど、ユウキさんから……ふふっ」
「ハナコさん?」
「マリーちゃん」
「は、はい?」
「応援、してますね」
「!……ありがとうございます!」
応援はします…………でも
ふふふっ、私に負けないように頑張ってくださいね♡
新小説の案がどんどん浮かんでくる浮かんでくる......
熱が出てるのにMREを食うなんて馬鹿みたいなことしたんですが、結構美味しいんですね
しかも少ない量で高カロリーだったのでかなり助かりました
ちなみに食べたのはメニュー12で、人生で初めてマカロニ食べました