アンケートは今のところ超Gマジンガが皆さん大好きなようで…強いしかっこいいからね、しょうがないね。
あんま人気ないカックンの害悪必殺技についてはエデンのどっかでサラッと流れるかもしれません。
「どうする?報復でトリニティ滅ぼす?」
「絶対にしないでくださいそんな事!!」
私の提案はヒフミに即刻却下されてしまった。おかしい、キヴォトスではやられたらやり返すはそこそこ罷り通っているはずなのに…。
「とはいえ、ここまであらゆる手段で試験を妨害されるのであれば、私達が正攻法で合格、というのは難しいでしょう。ルールとして私達は全員90点以上を取らなければいけないのは絶対ですが、それだけに注力していては全員退学は免れません」
「もう嫌っ!こんなことやってらんない!そもそもどうして私たちが退学ならなきゃいけないわけ!?」
「それは…」
コハルの言い分も最もだ。特にコハルはただテストの点数が悪かっただけだしね。本来ならただの補修で済んだはずだ。コハル以外は…どうなんだろう。まともそうなヒフミですら、私の情報網では覆面水着団とかいう謎の集団のボスやってたりするし、そもそもヒフミは私に襲撃の依頼を入れるような普通にアウトローな性格だ。一体ペロロの何がこの子をこんなに突き動かすのだろうか。
まあ、正直護衛のミニキラーマシンがアズサとこの前襲撃してきたマスクの子が密会してるの目撃してるから、犯人というわけじゃないけれどアズサが原因の一つとして大きいのは間違いない。ただ、ヒフミが用意したペロロの人形に目を輝かせていたのも、ふとした拍子に楽しそうな表情を見せるのも、全部嘘じゃないと思う。
ハナコも多分、仮面の裏では本心から楽しいと思ってるんじゃないかな。
「“皆、疲れてるうちから考えてもきっと良い案は浮かばない。今日はもう休もう”」
「そう、ですね…」
深夜3時からの試験のために動きまくった我々は既に疲労困憊。もう外も明るくなり始めてるけど、一旦仮眠を取ることにした。寝たらHPMP全回復は当たり前だからね!
仮眠(爆睡)を決めた私はこの前見た豪華なテラスに居た。テーブルを挟んだ向こう側の席には勿論ゴールデンフォックスが着席している。…あれ?私が寝始めたのは早朝だが、セイアがこの夢に招待するにはセイア自身も眠っていなければならない。
「なんでこの時間に寝てるの?」
「いや何、いよいよやることが無くなってきたのでTSC2の縛りプレイを始めたら存外面白くてね。徹夜でやってしまったというわけさ」
「何やってんの…?」
「ただ、この長期休暇もそろそろ終わりを迎える頃だと思ってね。補修授業部の3次試験、それが私のこのゲーム生活が終わる時さ。実に残念なことではあるがね」
「…ミネに匿ってもらってるんだよね?」
「ああ、最近心なしか冷たい目で見られている気がするよ」
それは“気がする”ではなく事実そうである可能性が非常に高いのでは…?ただ最初に出会った時と比べて随分と変わってしまい図太くなったこの狐には、そんな冷ややかな視線は意に介すものではないのだろう。
「それにしても3次試験か…私にとっては関係ないことではあるんだけど、彼女らには是非とも合格してもらいたいモノだよね。ここまできて全員退学だなんて後味が悪すぎる」
「他人事のように言っているが、君も大概彼女達に情を抱いているのだろう?君自身が動く事もあるんじゃないかい?」
「今回私は何もしないしできないよ。今の私の立場は先生の力によって滞在してるだけのどこの学校にも所属してない15歳。確かに私はトリニティくらいサクッと潰せるけど、そのせいで先生の立場が危ぶまれるのは本意ではないね」
そう、今回の私は先生が生徒として招いてはいるが、私自身はどこの学校にも所属してない。つまり、今回私が何かしでかすと、先生に全責任が行きかねない。普通なら所属してる学校の生徒会なんかも責任負ってくれるんだけど、私はそんなもんないからね。
「ほう?じゃあその問題が解決されれば、キシリアが動くことも吝かではない、という事だね?」
「まあそうだけど…」
セイアがパチンと指を鳴らすとともに、私の目の前に一枚の紙が現れる。
「何これ?依頼書?」
要約すると、現ティーパーティのホスト百合園セイアからキシリアへ、トリニティ転覆を目論むテロリストの計画を阻止すること。報酬金は…まあ、学園規模らしい金額だ。
「正確には契約書の類だ。このキヴォトスにおいて契約や約束事というのは重大な意味を持つが、それらが成立するには双方の合意があれば良い。たとえ夢の中であろうともね」
「なるほど。確かにトリニティのトップから直々に依頼されたのであれば、トリニティに政治的介入する大義名分は得られる。ただ、周囲は契約書なりなんなり物的証拠を用意しないと納得しないよ?口約束をした事を周囲に証明するには少なくとも双方が同じ場にいないと無理だ」
「ああ、だからこそ実行日は3次試験の時なんだ。その日に私が表に出てくるからね」
なるほど。確かに私とセイアが同時に出て「実は協力してるんです」と口を揃えて言えば説明はつくか。
「さて、説明は以上だ。協力してくれるかい?」
「勿論。ただ聞きたいことがあるんだけどさ…」
「なんだい?」
「セイアが夢の中ならほぼ自由に操れるのは知ってるんだけどさ。そのセイアが今食べてるドーナツ、うちの食堂でしか存在しないはずなんだけど。どこで知った?」
「…ではまた会おう、キシリア。大丈夫、君の私生活がキラーマシン頼りでだらしない事は周知の事実なのだから」
「おいちょっと待てぇぇええええ!!」
私の叫びがテラスに響き渡る頃には、意識は薄れていき間も無くここ最近見知った部屋で目を覚ました。
「あの狐リアルで会ったら絶対しばく」
結局、今は勉強するしかねえ!という事でみんなで勉強を頑張った。一回だけ全員90点以上取れたのだが、今日行った最終模擬ではコハルとアズサが90点を切った結果となった。
そして明日の9時、3次試験が始まる。
まあ私は今日、今の今までキラーマシン達に指示を飛ばしててこんな夜中の時間になっちゃったんだけど。
いやぁでも楽しかったなあ、補修授業部。誰かと一緒にやる事で勉強がこんなにモチベが湧くとは。これが青春、これぞ合宿。料理番だけはさせてもらえなかったけど。別に私は料理ができないわけじゃないし、そこそこ美味い料理は作れるはずなのだが、いかんせん台所の位置が私には高すぎた。一回足のすぐ側に包丁を落としてからはキッチンは出禁になった。
さて、なんか皆先生の部屋に集まってるみたいだし、私も行ってみようかな。
「で、これ何の集会?」
「あら♡キシリアちゃん、遅刻ですよ。これからトリニティを転覆させるんです。とはいえ、キシリアちゃんは待機ですが」
「えー!トリニティの陰湿なやつらを片っ端からボコるのに参加させてもらいないの!?」
「そんな事しませんよ!?私達はむしろトリニティを守るために動くんです!!」
「任せてくれ。キシリアがいなくとも必ず目標は達成する」
「ちなみに、私が行けない理由はなんで?」
「“一応ナギサに無理言ってねじ込んでもらったトリニティ外の生徒だからね…キシリアが悪いわけじゃないよ”」
くっ。やはりか。だが私は既にセイアから正式に依頼を受けている!既にセントラルタワー一階掲示板に緊急任務として張り出されてるしもはや止める手段はない!今回は闘技場ランカーがかなりの数参加するらしい。1位の子もまた来るっぽい。なんかあの子私絡みの任務だとよく受けるよね。他の任務見向きもしないのに。
「ふん!別にキシリアの機械が居なくたって私も正義実現委員会のエリートなんだから!アリウスの襲撃なんて私たちだけで十分よ!」
じゃ、私はカックンに見張らせて何かあるまでTSC2でもやってようかな。セイアには負けてられない。セイアのTSC2に対するあの熱意は何なんだろうマジで。あと全てが終わったらお話ししましょうってハナコに言われたんだけど何?
まあ、それでどうなるかっていうと、当然寝落ちしたよね。
tips キシリアの私生活はほぼキラーマシンによって支えられている。合宿中はしっかり自分のことは自分でやっているが、やってもらえるなら全然それが良いタイプ。
tips ハナコは薄っすらキシリアの中身に気づいている。先生はそこそこ気づいているが触れてない。
番外編やるよ!エデン後に上位のやつやります。
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セントラルタワーに私室を持ってるあの子
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闘技場ランキング1位とキシリア
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雷帝との戦争
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至高のラーメンを目指すキラーマシン達
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カックンの害悪必殺技
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超Gマジンガ「俺の出番は?」