最終編書く前にブルアカのストーリー履修のためにおやすみをとりまぁす!!(アビドス3章までしか読んでない人)
番外編まではとりあえずなんか理由ない限りはほぼ毎日投稿するんでよろしくお願いします
深夜、ナギサを暗殺せんと企むアリウスの襲撃部隊は混乱に陥っていた。トリニティに潜入させたスパイ、アズサが裏切り、トリニティ側についたのだ。彼女らはアズサのトラップにまんまと引っかかり、ゲリラ戦の達人とも言える恐ろしさをその身で味わっていた。
だが、それよりも恐ろしいのは明らかに部隊の人数が減っている事だった。地雷などで気絶したのなら体がその場に残っているはずだが、見捨て置いたそれらよりも行方不明になってる部隊員が多いのだ。
対峙する二勢力、アリウスと補修授業部そのどちらもが知りえない第三勢力が密かにアリウスの勝ち目を摘んで行っていた。
だが、事前にアリウスに知らされていた、“正義実現委員会は動かない”という情報もあり、アリウスは大隊規模の増援をトリニティへと向かわせた。
この場において第三勢力である者達は、本来トリニティに武力介入する権利など持ち合わせていない。彼らはトリニティ内にいる協力者が表に姿を現して初めて公に活動できる。故に今は一部の者達がバレなきゃokの精神でステルスアタックを敢行している状態であり、大隊を一瞬で殲滅させられる力は現状発揮できない。
そういう事情で現在、先生達は待ち伏せに選んだ体育館で、真のトリニティの裏切り者によって連れられたアリウスの部隊に包囲されていた。
「まあ簡単に言うと、黒幕登場⭐︎ってところかな?」
「“ミカ…”」
「ナギちゃんをどこに隠したか教えてくれる?私も時間がなくってさ」
元々敵の退路を自分達のも諸共断つためこの体育館を戦場に選んだ先生達は、このまま為す術がないかに思われた───
その時、足音が近づいてきた。10や20では効かない、アリウスの大隊かそれ以上の規模の足音が体育館に響き渡る。
「うそ…シスターフッドに、正義実現委員会?待機命令を出したはずなのに、なんで…」
「君に倣って私はこう言うとしよう。簡単にいえば、真打登場、ってところさ」
「セイアちゃん…!?」
隣には少し小柄な本人よりもさらに小さい女の子を伴って、後ろにはシスターフッドと正義実現委員会を連れてティーパーティー現ホスト、百合園セイアは登場した。
「あはは…ここまで、かな」
ミカは諦めたような表情で笑うと、降参の意を示した。
体育館を外側から包囲してた単眼の殺戮者達は、出番が無くて隣にいた者と顔を見合わせたと言う。
◻︎
「でさあ、今回こうして初めて私達は現実でお話しする機会を得た訳なんだけど」
「なんだい?」
「別に今回私のキラーマシン動かす必要なかったんじゃないの?セイアが出張ればそれで終わった話じゃない?結局補修授業部と戦ってたアリウスを闇討ちしただけだよ今回」
「おや、契約書をよく見てなかったのかい?私は確かに期限のところにこう書いたはずだ。エデン条約締結まで、とね」
「エッ」
私はあの時夢で見た契約書を思い出す。確か要約するとテロリストからトリニティ守ってね、と言う一文に集約されたはずだが、期限については…やばい、思い出せない。そもそも見てもいないところを後から思い出すって不可能じゃない?今回は完全に私がやらかしたパターンだろうけど。
「…見ていなかったのだね」
「ちくせう。…ってことは調印式の時までにまた何かあるのー?」
「そういうことになるね。何、調印式に出ろとは言わないさ。ただ調印式が乗っ取られはするからその時の対処をお願いしたい。あとそのカックンについてるバリア発生装置と同じ物を借りれるかい?非力でか弱い私ではヘイローが破壊される可能性があってね」
「まあいいけどさ。見てなかったのは私だし、依頼達成率の高さはウチの売りでもあるしね。バリア発生装置はもう一個作ったら持ってくるよ。調印式までには間に合うでしょ」
「助かるよ」
リオが作った教科書(1万ページ)をキラーマシンを作る時間も惜しんで読み込んだ結果、私のこの特典に進化とも言える物が起こった。今ならカックンが発生させるバリアを1500くらいにはできる。今まで機械の知識0でトライアンドエラーだけでキラーマシン作ってたんだからそりゃ知識つけたら進化もするか。
「私は見ての通り偶にPTSDを起こすナギサや、投獄されているミカに代わりやらなくてはいけない政務が多くてね。ようやく隠居が終わってTSC2をオンラインマルチできるようになったと言うのに、殆ど触れていない始末だ。せっかく会えたと言うのにすまない」
「別に寝てる間にまた会えるでしょー?…睡眠時間が取れればの話だけど」
私の発言に対してセイアはへにゃりと耳を下げた。どうやら取れる見込みはそんな無いらしい。私はそっとセイアの執務室を後にした。
あの3次試験の日から数日。学校のトップの1人が外患誘致と殺人未遂を犯したにしてはありふれたいつも通りの日常が戻っている。補修授業部も全員90点以上を取ったらしく、課せられたルールの中で見事勝利を勝ち取った。とは言っても、補修授業部と言う集まりがなくなる訳じゃ無い。彼女らがあの日まで共に切磋琢磨し築いた絆は書類上でどうにかなるもんじゃ無いしね。
まあそれは置いといて、ハナコから話があるって言われたけど、マジで何なんだろう。
トリニティのあまり人気のない噴水広場。そのベンチにハナコは座っていた。こうして見ると清楚系美少女なんだよな…乙女ゲーの主人公みたい。
「来ましたね♡キシリアちゃん」
「こんにちは、ハナコ。どうしたのさ、改まって話だなんて」
私はぽすんとハナコの隣に座りハナコが口を開くのを待つ。ハナコはどう切り出せばいいか悩んでいるようで、口を開きかけるのを2、3回やった後、意を決して話し始めた。
「私のこの言動が仮面であることは、キシリアちゃんならとっくに気づいていますよね。最初、私とキシリアちゃんは同じだと思っていました。ですがその実、キシリアちゃんは同じようで違いました」
「キシリアちゃんの仮面は謂わば取り外しできるものでは無く、皮膚のようにキシリアちゃんの顔に張り付いている。そしてキシリアちゃん自身は仮面をつけていることに気づいてすらいない…そんな感じでしょうか」
ハナコは…何を言っているんだ?
「正直、仮面を被って生活していてその仮面にすら気が付かず、何不自由無く暮らしている人は正常と何ら変わりないのではとも思いました。真実に気が付かない方が幸せなこともあると。でも私は、ここまで一緒に頑張ってくれて、助けてくれた、キシリアちゃんの仮面の裏を、私は見たいです。ですからごめんなさい。私の我儘で、私はあなたの仮面を外します。キシリアちゃん、
「わた、しは…僕…?俺…」
私は、私と言う人格は…仮面?じゃあ本当の僕は、俺、オレ、自分…どれが本当の…いや、違う。どれも本物で、どれも偽物だ。最初から、
ふと右手に暖かさを感じた。ハナコが手を握っている。恐る恐るハナコの顔を見てみれば、聖母のような微笑みを私に向けていた。
「キシリアちゃん。例え本当のあなたがいなくても、あなたの全ては嘘じゃありません。キシリアちゃんの手を握ってる、私が証明です」
「あ…」
その言葉を投げかけられた途端、散り散りになっていた
「キシリアちゃん、どんなあなただろうと、私は、私達はあなたの味方です。大切なお友達ですからね。いつか、全ての自分を受け入れられるまで、私があなたの重しになりましょう」
tips ハナコ キシリアの中身に気づいた3人目。親しい人物からも隠し仰せていた仮面に気づき、暴いた上で楔を打ち込んだ。キシリアも補修授業部の仲間と認識している。もしヒロインレースがあったならば一気にトップに躍り出ている。
番外編やるよ!エデン後に上位のやつやります。
-
セントラルタワーに私室を持ってるあの子
-
闘技場ランキング1位とキシリア
-
雷帝との戦争
-
至高のラーメンを目指すキラーマシン達
-
カックンの害悪必殺技
-
超Gマジンガ「俺の出番は?」