なんかめっちゃ低評価喰らってる気がしますが僕の小説はプロットも無しに思いついたことを片っ端から書くというイカれた手法を取ってるので緻密に練られたストーリーはありません。よろしくお願いします。
そんなことよりアンケートのラーメンがマジンガに迫るくらい大分上位なんですけどよくよく考えたら僕ラーメンを人生で数回ほどしか食べたことないんですよね。そんなものがラーメンについて書けるはずも無く…助けてくれ柴大将。
私、キシリアは作られた人格だ。最初からこの体に存在していたわけではない。今の今までそれすら気づいていなかったけれど。私の中身はキラーマシンが好きな人の集合体。死んで、キラーマシンが好きと言うただ一点が共鳴して集まって、この世界に渡ることで摩耗した精神の塊。なんでそうなったかは知らない。得てしてそういうものでしょう?転生なんて現象は、創作でだってどうしてそうなったかなんて語られない事は往々にしてある。
私の中身と言うべき精神は、継ぎ接ぎで、混ざり合って、とても不安定な状態だった。不気味がられて捨てられてもおかしくない子供。そんなんだから、私の中身は私と言う虚構の人格を作り出した。作られた時にはすでに遅かったみたいだけどね。
キラーマシンに拾われたのが偶然か必然かはわからないけど、キラーマシンがいなかったら今頃死んでいたんだろう。
もし、あの場でハナコが私の仮面を暴いていなかったら、私はいつこのことに気づいただろう。何か重大なミスをした時かもしれないし、一生気付かなかったかもしれない。ただ、気づいた時にハナコのような人物が居なかったら、どうなっただろうか。あの自分という存在が散り散りになって、自分の知らない自分が次々と見えてくる感覚。あれが自然に治るとは到底思えない。
キラーマシンが好きなのも本当、ネルやリオ、ヒマリを好ましく思ってるのも本当、補修授業部が楽しかったのも本当。
…じゃあ、そう思ってる本人が偽物なら?
…これは考えちゃいけないやつだ。
いつの間にかセントラルタワーの自室のベッドで眠っていて今しがた起きたばかりだが、カックン達が運んでくれたのだろうか。
朝10時。二度寝して意識を飛ばそうにも随分と眠っていたせいでこれ以上寝れそうにない。
どうしよう。今までキラーマシンが居ればそれで良かったのに、今は酷く寂しい。いつも近くにいるカックンをギュッと抱きしめてセントラルタワーを降りていく。…そういえばうちの食堂に美食研究会を呼ぶって話をしてたな。呼べば来てくれるだろうか。
調印式まであと数日、始まったら最後しばらくはゆっくりできないだろうし、今のうちに招待しておこう。
この前密かに交換していたモモトークを送ればすぐに返信が返ってきてさらに1時間後、美食研究会は既にセントラルタワーの前に辿り着いていた。
「こんにちは、美食研究会の皆」
「ごきげんよう、キシリアさん。本日はお招きいただき感謝しますわ」
「本当に単眼の殺戮者の拠点に来ちゃった…私達が料理されるってオチはないよね?」
「怖いこと言わないでよジュンコ~」
ハルナやアカリは一見こんな気品溢れる感じなのに、どうしてこんなテロリストになってしまったのか。…不味い食事処の方が罪か?
一階の食堂に美食研究会を招き入れ、ここまで彼女らを案内してくれたキラーマシンに礼を言い空いてる席に座る。
我が拠点は広大で数千体のキラーマシンがいるため、朝一番の食堂に全員来たら収容しきれない。そのためキラーマシン達にはある程度時間をずらしてもらっている。こうやって空いてる席がいくつかあるのもそのおかげだ。
食券を買ってきたハルナ達も席に座り、ジュンコやイズミはセルフサービスのドリンクバーへと旅立った。イズミって小学生が良くやるジュースごちゃ混ぜにするタイプかな?…私もやったことあるって言いたいけど、この記憶は私の中身の誰かのもので、私自身の記憶じゃないんだよね。
「…キシリアさん。食卓を一緒に囲む者を前にしてその顔は少々いただけませんわね」
「へ?私そんな酷い顔してる?」
「えぇ。美食と聞いて遠路はるばるやって来た食事処が劣悪だった時のような顔をしていますわ」
そっかぁ。顔に出ちゃうくらいかあ。いやまあ私という人格自体は基本取り繕うなんてことしてこなかったし、人を騙したりするのも得意じゃない。バレるのは必然と言ったところか。
「食事前の談笑と称してキシリアさんの悩みを解消するのも美食の一つと言えますし、何より料理人の主がそんな顔をしていたらとても美食とは言えませんわね。食事というのはその時の気分によっても味を変えるものですわ」
「まあ、あんまりガラじゃないですけどね~」
「ハルナ、アカリ…」
私は今まともな精神状態じゃない事は自覚している。普段ならキラーマシンが隣に居れば寂しいとか無かったのに、今はどうしようもなく人肌が恋しい。ハルナ達を約束を盾に寂しいというわがままで動かした自分にも嫌気がさしている。それでも、私の口は勝手に開いた。
「私だと思ってた自分が、全部嘘だったの。約15年生きてきた私の人格は最初から作られたもので、本当の自分は私の裏側にいる私を作った人達。それがわかった途端、どうしようもなく自分という存在が揺らいで、まるで足元の地面が急に無くなったみたいに、今も私は自由落下を繰り返してる。私という存在が偽物なら、私が感じてきたものとか作ってきたものって全部嘘だったのかなって…」
「そんなことあるわけないでしょう」
ハルナはぴしゃりと私の考えに否を突き付けた。
「私達が味覚と呼んでいるモノは、実際には嗅覚が7割以上の割合を占めていると言われています。では、風邪で鼻が詰まっているときに自らを案じてくれている者が作ってくれたお粥。これは美食ではないのでしょうか?そんなことはありません。例え味がほとんど感じられなくとも、そこに込められた想いが美食と呼べるものとなるのです。仮にキシリアさんが偽物だとしましょう。そこに何の問題があるのですか?キシリアさんが15年間築き上げた縁や絆、単眼の殺戮者やこの拠点など、偽物のあなたがそこにいるということを確かに証明してくれるものはたくさんありますわ。自分が偽物だと思うのであれば、まず自分の存在を証明してくれる者達に目を向けなさい。それらはきっと、キシリアさんを本物にしてくれる手助けになりますわ」
「会長に全部言われちゃいました♡私も同意見ですね」
・周りを見て見ろ、ポンコツマスター
「カックン…?」
カックンが急にウィンドウを表示してきた指示の通りに、周りを見て見れば一機残らずこちらに向けてサムズアップをしてるキラーマシン達。あのめちゃくちゃピョンピョンしながらマフラー振り回してるの2位の子かな。あ、行儀悪いから隣のキラーマシンに拳骨されてる。
「ふふっ…そうだね」
「ちょっと!何々!?戻ってきたらキラーマシン達が全員親指立ててて怖いんだけど!?」
「ジュンコの言う通り料理されちゃうんだぁ~~~!」
パシャリ。
「ん?なんか今私写真撮られた?」
「ええ、キシリアさんの微笑みがあまりにも美しかったので失礼ながら勝手に写真を撮らせていただきましたわ」
「後で先生にも送っておきしょう~」
「え!?恥ずかしいから消して!」
「おや、私達の食券番号が呼ばれてしまいましたわね」
「ちょっと行って来ますね~」
私の存在証明に私の意思など関係ない。私を証明してくれるモノは、この15年間で数えきれないほど出来ている。
「絶対消させてやる…!」
―――見事に話題を逸らされ、写真を消すタイミングを逃すまで、あと5分。この翌日には私の写真が知り合い全員に渡っていた。
tips キシリアはよく笑うが微笑みを浮かべたのは今回が初めて。写真を見た関係者曰く、「一瞬キシリアかどうかわからないくらい綺麗だった」
tips 2位の子。アイデンティティ獲得のためシロコのマフラーを参考にした。1位とはそこそこ食事や鍛錬を一緒にする仲らしい。
番外編やるよ!エデン後に上位のやつやります。
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セントラルタワーに私室を持ってるあの子
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闘技場ランキング1位とキシリア
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雷帝との戦争
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至高のラーメンを目指すキラーマシン達
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カックンの害悪必殺技
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超Gマジンガ「俺の出番は?」