感想、全て目を通しております。ありがとうございます。
追記:サブタイトルが数字のままだというご指摘をいただきました。朝一で書いてたから寝ぼけてたかもしれません。ありがとうございます。
今日はミレニアムに遊びに行く日!キラーマシン2に乗せてもらってふよふよ浮きながらミレニアムの敷地内に入ると校舎の近くに先生の姿が見えた。好奇の視線にさらされながらも先生に声をかけに行く。
「先生ー!やっほー!」
「”あれ?キシリア、こんにちh」ドガッ
「せ、せんせー!?」
なんと、声をかけた瞬間黒い物体が先生の頭に飛来し先生が気絶した。え、私のせい?違うよね!?
「これは…プライステーション?」
こんなゲーム機を外に放り投げるゲーマーの風上にも置けない奴がこの学園に…?許せぬ…!キシリアは激怒した。必ずや彼の邪知暴虐なゲーマーを除かねばならぬと決意した。こんなことをする奴に心当たりが…ある!こちらに駆け寄ってくる二つの人影を睨みつけ、殺意を抱く。
「貴様らか…モモイ、ミドリぃぃぃいいい!」
「うわぁ!?キシリアだぁ!」
「ここで死んだらお姉ちゃんのせいだからね!?」
そして始まる鬼ごっこ。全力で逃げる才羽姉妹と追いかける私。勿論私はキラーマシン2に乗っている。数十秒で追いつき捕縛。抱き合って震える姉妹にどう沙汰を下そうかと悩んでいると、ネルとユウカが駆けてくるのが見えた。
「モモイ、またあなたは…!」
「ミドリもいるのにどうして私だけ!?」
「道連れにしようとしないでお姉ちゃん!」
「だって騒ぎを起こすの大体があなたじゃない、モモイ」
「うっ…」
「んで、キシリア。怒ったのは分かるが怪我人放置して追いかけっこ開始するのはダメだろ」
「はい…」
納得がいかないがネルちゃんが言ってることは正論であり言い返せない。これも全部モモイってやつが悪いんだ。ついでにモモイを止めなかったミドリ。
とりあえずユウカが先生の容態を確認したところすぐに起き上がり、特に流血なども見かけられずこぶができていることくらいであるので、簡単な処置をするだけでいいだろうという結論が出された。
「それで先生、今日はどうしてミレニアムに?」
「”ゲーム開発部の子達から救援要請が届いてね…廃部の危機らしいから”」
ユウカの問いにそう答える先生。途端に鋭い視線をモモイ達に向ける私とユウカ。
「モモイ…たとえシャーレを巻き込んだとしても、各学園の運営はその生徒会に委ねられているんだからゲーム開発部の廃部は決定事項よ。諦めなさい」
「そ、そんなことない!部員が規定人数に達するか、部の成果に見合う結果を出せれば部は存続するって言ってたでしょ!」
「それができれば、ね。あなた達は両方満たしていない上に、その状態で何か月もたってるんだから」
うーむ。前からやべー場所だと思っていたが、やはりやべー場所だったようだ、ゲーム開発部。しかも聞いていればここからあと2週間と言える期限でミレニアムプライスで優勝…?厳しいというレベルじゃない。ゲーム開発部の唯一の成果はクソゲーオブザイヤーで堂々と一位を飾った
そんな劇物ゲームをつくったとこだぞ。その2作目を出したところでかのミレニアムプライスに入賞できるかは…まあ、うん。お察しだよね。
前世のゲーマーとしての視点から見るのであれば、地球では間違いなくネタ性も高く愛される類のクソゲーではあったが、間違いなく常人は狂人がプレイしてるところを見るだけで満足するものだろうし。口が裂けてもいい意味の賞を取るような神ゲーとは言えなかった。
「今から2週間。ミレニアムプライスでどんな結果を出してくれるのか楽しみにしているわ。それでは、先生。次はもっと落ち着いた状況でお話ししましょうね」
「”うん、またねユウカ”」
「あとは…ネル先輩がいるから大丈夫でしょうけど、キシリアも変な騒ぎは起こさないように」
「え、私も要注意人物みたいな感じなの?」
「当たり前だろ。お前前回来た時エンジニア部で何やったか覚えてないのか?」
はて?何をしたんだったか。…ああ!思い出した!お供に連れてきてたタイプGに宇宙戦艦用のレールガンを取り付けられないかみんなで試行錯誤してて、取り付けたはいいものの試射してみたら想像以上の火力が出たので的を貫通しエンジニア部の壁に穴が開き、外を歩いていたノアに直撃した事かな?結局アンバランス過ぎて不格好だったので外したけど。
「あの時のノアの怒り様は凄かったねえ。笑顔だったけど」
「…とにかく、今回はしばらく滞在するって聞いてるけど変な真似はしないように!」
「はぁい」
「…不安だわ」
その後先生達と別れユウカはセミナーの仕事に、モモミドは先生と共に部室へ、私とネルちゃんはC&Cの部室へ。
他のC&Cのメンバーは外出中らしく、部室には私とネルとキラーマシン2だけ。ネルちゃんがこういう意図的に二人っきりになるときはたいてい用事がある。
「それで、ネル。わざわざ泊まれるようにして来いって言ったって事は、それなりの理由があるんだよね?」
「ああ。遊びに来てほしかったのも本音だが、ちょっと”掃除”を手伝ってもらおうかと思ってな。本来はあたしの単独で受ける奴だが…ちょっとばかし範囲が広くてよ」
「おっけー。さっさと終わらせてパーッと遊んじゃおう!」
「…緊張感のねえ奴だな。2日くらいかかると思うから準備しとけよ」
「はーい」
こうしてネルのお誘いのもと”掃除”に行くのは初めてじゃない。本来ならC&Cだけで片付けるべき仕事ではあるが、如何せん私が…キラーマシンが手伝った方が効率的なのは事実。ぶっちゃけて言うならC&Cと仲良くなったならミレニアム入学してくれないかな?みたいなセミナー側の打算もあるとは思うけど。勿論ユウカやノアはそんなことしないので会長が監視も兼ねて泳がしてるんじゃないかな、と推測している。
久々の協同だ。助け合いの精神で行くとしよう。
「ハッ!こんなもんかよ!」
「やっちゃえキラーマシン!」
「侵入者2…いや3名!C&Cです!」
「なんで単眼の殺戮者が!?ヒッ…!?」
警備を蹴散らし、夜の帳が下りる中襲撃をかけていく。やっぱキラーマシン2単体でも充分なくらいの戦力かあ。外にキラーマジンガ待機させてるけど必要ないかな、こりゃ。
今回のターゲットはミレニアム自治区内で生徒攫いをしている思いっきり黒な企業。ミレニアム生徒の頭の良さを利用してAIに学習をさせてたらしい。これには会長もキレる。間違いない。
「終わったか。あっけなかったな」
「んまあ隠れ蓑の一つっぽいですしこんなもんでしょう。次行きましょ次」
そうして翌日もかけて一通りの”掃除”が終わって夜に差し掛かり、ミレニアムに帰っている頃ネルの携帯が鳴った。
「なんだよユウカ。ああ?あー、わかった。すぐ行く」プツッ
「なんだってネル?」
「おもしれぇことになってるから早く帰ってこいだとよ」
「?」
ネルはその表情を喜色に歪ませ、私達の乗ってるキラーマシン2にスピードを上げるよう指示を出した。
えっちょっと待ってこれ以上だと私風圧があばばばば。
キラーマシン2に抱えられたおかげで落ちなかったが、これはネルにも指揮官権限あげたのは失敗だったかもしれない。
先生側で何が起こってるかは原作読んでください
ただ原作なぞっていくの書いてても退屈なので許してください