第四王女とお茶会してたら第一王子に侮辱された!
女の子を泣かせるなんて……許せない!
いざ決闘だ! 怒りを力に変えて戦え、エイン!
1:元引きこもり転生者
ちょっと聞いてくれ
2:名無しの転生者
でたわね
3:名無しの転生者
久しぶり
4:名無しの転生者
結構時間空いたな
5:名無しの転生者
またまたテンプレキタ───(゚∀゚)───!!!!
6:名無しの転生者
第一王子ってあれか、スピーチの原稿丸パクリして喧嘩売っちゃったやつ
7:名無しの転生者
あーあれか
8:名無しの転生者
でも今更すぎない?スピーチしてから結構な日数過ぎてるやろ
9:名無しの転生者
じゃあまた何かかやらかしたんやろ
10:元引きこもり転生者
>>9
はい、やらかしました。
11:名無しの転生者
はいじゃないが
12:名無しの転生者
いつもの
13:名無しの転生者
やっぱりな
14:名無しの転生者
で、何やったのよ
15:元引きこもり転生者
ワイ甘党なんやけど、学校内で貴族がお茶会開いとるって聞いてな。
菓子も豪華って聞いたからハシゴしてたんや。
16:名無しの転生者
お茶会をハシゴ!?
17:名無しの転生者
面の皮が厚すぎる
18:名無しの転生者
ハロウィンちゃうねんぞ
19:名無しの転生者
よくそんなとこに首突っ込んで無事でいられるな……
20:元引きこもり転生者
ほんで最後に第四王女のお茶会で菓子食って帰ろうとしたら、第一王子にばったり会ってもうてな
21:名無しの転生者
王女!?
22:名無しの転生者
ついにヒロイン登場か!?
23:名無しの転生者
何があったら王女とお茶会することになるんだよ
24:名無しの転生者
イッチみたいな危険人物を通すとか護衛ザルすぎひん?
25:名無しの転生者
で、見た目は?やっぱ美人だった?
26:元引きこもり転生者
あー、うん。普通に美人やったな。
なんかこう、絵画とかにいそうな感じの。
27:名無しの転生者
で、その王女どうだった? 好みだった?
28:元引きこもり転生者
>>27
手作りの焼き菓子がな、めちゃくちゃうまかった。ガッツリ好み。
あと紅茶の温度も完璧やったし、砂糖の量もちょうどよかった。プロの味や。
あと椅子のクッション性が絶妙やった。なんか全部が“わかってる”感あったわ
29:名無しの転生者
そっちはきいてねーよ!!
30:名無しの転生者
お茶会の評価しか出てこないってどういうことやねん
31:名無しの転生者
てか王子とはどうなったん?その場で鉢合わせたんやろ
32:元引きこもり転生者
>>31
なんか「ここの菓子が一番うまかった」って言っただけやのに、
「もう許さん」とか急にキレて、いきなり決闘申し込まれたんや
33:名無しの転生者
いやなんでそこでブチギレ展開になるんだよ……
34:名無しの転生者
お菓子の感想言っただけで決闘とか繊細すぎん?
35:名無しの転生者
貴族のお茶会ってのは社交の場やからな、文化にもよるが侮辱はガチで禁句なところもあるで
36:名無しの転生者
スピーチの件はキレられなかったの?
37:元引きこもり転生者
>>36
どうせ平民の嫉妬だからってギリ見逃してくれてたらしい
38:名無しの転生者
割と有情やんけ
39:名無しの転生者
長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった
40:名無しの転生者
決闘はいつや?
41:元引きこもり転生者
>>40
七時に訓練場来いって言われたけど、もう過ぎてるな。
今はハンバーグ食っとる。
42:名無しの転生者
は?
43:名無しの転生者
え?
44:名無しの転生者
王子よりハンバーグ取るなwww
45:名無しの転生者
すっぽかしてんじゃねーよ!
46:元引きこもり転生者
すっぽかすも何も了承してねーよ、俺が断る前に王子どっか行っちゃったし
47:名無しの転生者
王子もせっかちやな
48:名無しの転生者
ほなら王子探して断りに行けばよかったやんけ
7時に訓練場行けば会えるんやから
49:元引きこもり転生者
やだよめんどくさい。
それに夜7時は寮の食堂で夕食が出る時間やぞ、
食堂のおばちゃんが作るハンバーグをワイは楽しみにしてたんや。
50:名無しの転生者
かわいい
51:名無しの転生者
ハンバーグ出るならしゃあないな
52:名無しの転生者
ハンバーグに負ける王子……
53:名無しの転生者
ハンバーグ美味しいからね、しょうがないね
54:元引きこもり転生者
おばちゃんの料理はほんま最高やで、でもなぜか知らんけど今日に限って食堂に誰も来ないんやがなんでや?
寮の奴らみんなどこ行ったんや?ハンバーグ嫌いなんか?
55:名無しの転生者
なんでやろなぁ……
56:名無しの転生者
決闘騒ぎ、夜7時、訓練場……あっ
57:名無しの転生者
どこ行ったんやろなぁ……
58:元引きこもり転生者
ハンバーグ食べてるのワイしかおらんからおかわりし放題やけど、
おばちゃんが皆自分の料理嫌いになったと思って泣いてる。
おばちゃん泣かせるなんて寮の奴ら許せへんわ!あいつら全員シバいたる!
59:名無しの転生者
おばちゃんカワイソス
60:名無しの転生者
泣かせたのはお前なんだよなぁ……
────────────
訓練場の前は、ぽつぽつと人が集まりはじめていた。
周囲のざわめきに混じって、「第一王子」「決闘」「あの平民」という単語が繰り返される。
その中で、セレナはただ一人、黙って空を見上げていた。
風が肌をなでるように流れ、空は少しずつ茜色から藍へと変わっていく。
目を閉じると、ついさっきの出来事がそのまま浮かんできた。
──ベイル兄様が、決闘を宣言して去ったあの瞬間。
彼の背が消えると、場に残されたのは妙な沈黙だった。
気まずさとも違う、言葉にならない空気。
静まり返った中、セレナはまだ立ち尽くしていたエインの方を見つめた。
「……ごめんなさい。私のせいで、巻き込んでしまって」
エインは、何か考えるふうでもなく、あっさりと答えた。
「いや、別に。事情はまだよくわかんないけど、俺がちょっと失言しただけでしょ?あんたが謝ることじゃないって」
「でも、決闘なんて……」
セレナの声は震えていた。
決闘、それは言葉遊びでは済まない。王族にとっては、形式でもあり誇りでもある。
だがエインは、どこか呑気な顔で首を傾げた。
「そんな大げさなもんかね。それに、関係ない人が気にするようなことでもないし」
「……関係ない人、ですか」
セレナは小さく目を伏せた。
言われてみればその通りだ。自分など、名ばかりの王族でしかないのだから。
けれど、どうしてだろう。
その“関係ない”という言葉が、逆に胸に残った。
(……あの人なりの、気遣いだったんだと思う)
遠回しな拒絶のようでいて、直接的な拒絶はしない。
線を引くのではなく、巻き込まないように一歩下がるような──そんな、妙に優しい距離の取り方だった。
心のどこかが、静かに揺れた。
彼が来るかどうかは、わからない。
けれどあの時、あれほど淡々としていた彼が、何も考えていないはずがない。
あの目は、ふざけた調子の裏で、なにかを隠していたように見えた。
その理由が、自分のためであったかどうかは分からない。
でも、ほんの少しだけ、そうであってほしいと願ってしまう。
「……やっぱり、気にしてたんだと思います。あの人なりに」
セレナは静かに歩き出した。決闘の行方を見届けるために。
たとえ何も起きなくても、構わない。
彼がどうするのか、それだけは──どうしても、見届けたかった。
────────
エイン君が第一王子ベイルに決闘を申し込まれた、その夜のことだ。僕は訓練場で開始を待っていた。
噂はあっという間に学内中に広がり、1年首席と3年首席の対決ということで観客席は超満員だ。
訓練場の中央ではベイル王子が静かに瞑想をしている。
しかし、肝心のエイン君はまだ来ない。問題ないと自信満々に語っていたけれど、本当に大丈夫だろうか……?
そうこうしているうちに19時を過ぎたが、彼は現れない。
5分後、観客はざわめき出し、王子の眉間にはしわが寄っていた。
10分後、場は完全に緩み、王子の顔には怒気が滲み始めていた。
「エイン君、どこにいるんだ……」
迷子にでもなったのだろうか?
それともまた別の騒動を起こしているんじゃないだろうか──そんな可能性を考えていたとき、
ふと昼間のお茶会での会話が蘇った。
──『ここのお菓子も微妙だったなぁ。次こそ美味しいお菓子が出るといいんだが……』
──『エイン君そんなに食べてちゃって夕食は大丈夫?今日は楽しみにしてたハンバーグなんでしょ?』
──『大丈夫だって、ヘーキヘーキ。ほらよく言うじゃん甘いものは別腹って』
──『……先に食べても別腹っていうのかなぁ』
「まさか……」
胸に浮かんだ予感が、確信に変わった。
僕は観客でごった返す訓練場を抜け出し、寮へ向かって駆け出した。
──
食堂に飛び込んだ瞬間、香ばしいソースの匂いが鼻を刺した。
いつもなら空腹を誘う匂いなのに、今日はなぜか重く感じた。
騒がしいはずの空間に、誰の声もない。静まり返っていた。
厨房の奥──
ひときわ丸い背中が、黙々と鍋をかき混ぜていた。
「おばちゃん……」
声をかけかけて、喉で止まった。
鉄鍋をかき混ぜる音の隙間に、微かに聞こえたような気がした。
すすり泣くような音が──。
……いや、気のせいかもしれない。
でも、そう思い込もうとした自分がいた。
エインは、そんな空気もどこ吹く風で、食堂の中央で一人ハンバーグに向き合っていた。
「あ、フレッド。お前どこ行ってたんだよ。ほら、一緒に飯食おうぜ。お前もハンバーグ好きだったろ」
「そんなこと言ってる場合じゃないよ!決闘は!決闘どうしたの!?」
「えっ、誰の?」
彼は危機感もなく不思議そうな顔で首を傾げている。
「君のだよ!ベイル王子との!」
「……え、俺?」
エイン君は首を傾げながら、ハンバーグにフォークを刺した。
「うん……この焦げ目、絶妙だな」
「いやそれ今関係ないから!君が決闘申し込まれたんだよ!というかハンバーグ置いて!一旦!」
僕の言葉に、彼はますます首を傾げるばかりだ。
「でも俺、決闘なんて受けてないけど」
「えっ、でも……あれ、待って? そ、そうだ……」
たしか入学前のガイダンスで聞いた言葉が、脳裏に蘇る。
──『決闘は、双方の合意があってはじめて成立する』
それってつまり、今回の件は……!
「そもそも決闘なんか成立してないだろ?」
彼が悪びれもせず言い放つ。
「そ、そういうこと……?」
僕はへなへなと力が抜ける。
「それにしても今日は誰も食堂にいないけど、みんなどこ行ったんだ?フレッドもどこ行ってたんだよ?」
「そ、それは……訓練場で君を待ってるんだよ!」
「え、なんで?」
「みんな決闘があるもんだと思ってるんだよ!」
貴族社会では、よほど理不尽な条件でない限り決闘を断るのは恥とされている。
だから、ベイル王子が決闘を申し込んだ時点で、周囲は決闘が成立したものと思い込んでしまったのだ。
「とにかく、今すぐ訓練場に行って決闘を断ってこようよ!」
「う~ん、面倒くさいなあ。飯食い終わってから行くわ」
エイン君は視線を再びハンバーグに向け、食事を再開する気満々だった。
「みんな待ってるんだよ!待たせちゃ悪いよ!」
「いや俺は悪くないだろ」
「えっ、それは……」
「俺はちゃんと断るつもりだったのに、返事を聞く前に勝手に帰ったのは向こうだ。勝手に待ってるのはアイツの問題だろ?おばちゃんを泣かせるほうがよっぽど悪い!!」
確かにエイン君の言うことも正しい……気がする。
──厨房の奥で、今も背を向けたままの“あの背中”が、どうしても脳裏から離れなかった。
そのとき、隣のエイン君が椅子を引いて立ち上がる音がして──
「おばちゃん!そういうわけだから皆がおばちゃんの料理を嫌いになったわけじゃないんだ!安心してくれ!」
一瞬、おばちゃんはぽかんと口を開けたまま硬直していた。
だがすぐに、目元をくしゃりと崩し──ふっと微笑む。
その笑みは、照れくさそうで、でも心から安堵したようで。
目尻に浮かんだ一粒の涙を、手の甲でそっと拭いながら、
「……そうかい、それを聞いて安心したよ……」
そう言って、おばちゃんはエプロンの裾で目元を拭き、そして、にっこり笑った。
「さぁ、フレッド君もたくさん食べとくれ。今日はおかわり自由さ!」
おばちゃんがキラリと涙を零して僕に微笑んだ。さすがにこの状況で断る勇気はない……。
「いただきます……」
ハンバーグはとても美味しくて、僕もエイン君もついつい3皿も食べてしまった。お腹がパンパンだ……。
「……で、どうやって遅れた言い訳するの?王子相手に」
「“体調不良でドクターストップ”とかどう?ほら、お腹いっぱいで」
────
大満足の食事を終えた僕たちは、決闘に断りを入れるため訓練場に向かった。
観客でごった返す場内には、熱気というよりも倦怠の空気が漂っていた。
そして中央では、ベイル王子が変わらず待機していた……いや、変わっている。
顔は真っ赤で、表情も怒りで歪んでいる。あ、こっちを見た。
「エインーーー!!!貴様ァーーー!!!今まで何をしていたーーー!!!」
ベイルがエイン君を見つけ、大声で怒鳴りつける。
エインはその様子にも特に動じることなく、観客の視線を浴びながら中央へ向かっていった。
「ベイル!話がある!」
「なんだァーーー!!!今更怖じ気付いたかァーーー!!!」
「俺は決闘を断りに来たんだよ!」
「貴様ァ!この期に及んでェ!」
「この期も何も俺はハナから決闘を受けるなんて言ってねーよ!俺は断るつもりだったのに返事をする前に帰りやがって!勝手に決闘する気になってんじゃねーよ!」
「な、何!?」
観客たちの間にざわめきが広がる。
「どういうことだ?」「決闘なんてなかったってことか?」「いやでも王子が申し込んだのを近くで聞いたぞ」「それを今断りに来たってことだろ」「俺たち勘違いしてたのか」「じゃあなんでベイル王子は訓練場に来たんだ?」「スピーチの時といい、ベイル王子も人騒がせだな」
「ちょっとちょっと!何事ですかこれは!説明を!」
観客の中から女性教師が現れる。彼女は3年の学年主任であるスザンナ教授だ。
エイン君が教授に事の経緯を説明する。話を聞いた教授は、納得したように頷いた。
「ベイル君、今のエイン君の説明に間違いはありませんか?」
「……」
「ベイル君?」
「はい、間違いありません……」
ベイルは苦々しげに答える。
「はぁー……」教授はため息をついた。
「ベイル君、君が侮辱されて憤る気持ちも、決闘を申し込んだことも理解できます。だけど決闘は王国の法でも定められた、お互いの名誉を賭けた神聖な儀式なのよ。だからこそ、その手順はしっかりと守られなければいけないの」
公衆の面前で説教され、ベイルは羞恥と怒りに身を震わせている。
「そういうわけだから、皆も解散して──」
「待ってください!」
教授の言葉を遮り、エインが声を上げた。
「俺、やっぱり決闘を受けます」
「理由、できちゃったんで」
嘘だろ!?なんで今更!?
「……なんだ、その理由というのは?」
ベイルが不機嫌そうに尋ねる。
「ベイル……お前が、食堂のおばちゃんを泣かせたんだ。俺はそれを許さねぇ!」
なぜかノリノリなエイン君。
そういえば彼は前に「女の涙のために戦うのはロマンだ」みたいなことを真顔で言ってたけど……
まさかその女性が“食堂のおばちゃん”になるとは、誰が想像しただろうか。
彼の宣言に観客たちがさらに騒がしくなる。
「食堂のおばちゃん?」「あぁ、平民寮で食事作ってる」「うまいんだよな、おばちゃんの料理」「俺も貴族寮を抜け出して時々食べに行ってるよ」「なんでベイル王子が食堂のおばちゃんを泣かせるんだ?」「もしかして、そういう関係?」「ベイル王子は熟女趣味だったのか」「ベイル様、私という婚約者がありながら……っ!」「だっさw派閥抜けるわw」「ベイル王子が平民の熟女と恋仲になりながら一方的に切り捨てたってマジなのですか?」「こりゃ次の王はカイル殿下で決まりだな」「そういや今日のメニューはハンバーグだったな、食いに行けば良かったよ」
なんかものすごい誤解が広がっているような……。
「ふん、何のことか分からんが、早く決闘を始めようではないか。では賭けの内容についてだが──」
「えっ、なんか賭けるの!?」
再び教授がため息をつく。
「エイン君、決闘をするときは賭けをするのが常識です。そう教えましたよね。賭けの内容の交渉もせずに決闘を受けないでください」
「ベイル君、あなたもです。エイン君は平民なんだから決闘の経験や知識に乏しいことくらい分かるでしょう。決闘を申し込む者の最低限の礼儀として、認識の齟齬が生じないようにしなさい」
「「はい……」」
二人とも、教授に説教された直後でどこかしょんぼりした空気をまとっていた。だが、いざ決闘条件の話になると、空気が少しずつ張り詰めていく。
ベイルは胸を張り、傲然と言い放つ。
「……私が決闘を申し込んだのは、無礼な態度を続ける貴様を諫めるためだ。お前は所詮平民であるから、大したことは要求せん」
そのまま、まるで形式を読み上げるように続ける。
「私が勝った場合、貴様には首席の座を退いてもらう。カイルに首席をくれてやるのは癪だが、平民の貴様よりはマシだ」
エインが目を細めるのを横目に、ベイルは小さく鼻を鳴らした。
「万が一にもないとは思うが……規則だから一応は決めておいてやる。もしお前が勝てば……いや、考えるのも面倒だ。」
言い捨てるように視線を外すと、まるで勝負そのものに興味がないかのように言った。
「お前が勝てばそのときに決めろ、私はどんな要求でも受け入れよう。ありえないことだがな。」
観客席がざわつく。教授陣のひとりが眉をしかめた。
「ベイル君、さすがにその条件は──」
「相手は所詮1年の平民だ。私が負ける道理はない。むしろ、このくらい賭けねば相手がかわいそうではないか」
ベイルの言葉には傲慢さと余裕があった。それが根拠のない自信ではないことを知っている者は、観客席の一角で無言のまま頷いていた。
沈黙のなか、スザンナ教授が目線だけでエインに意志を問う。
「……分かりました。エイン君もこの条件でよろしいですか?」
エイン君は肩をすくめて言った。
「ああ、いいぜ。俺が勝ったらおばちゃんに土下座して謝ってもらおうか!」
スザンナ教授は少しだけ目を伏せて深くため息をつくと、落ち着いた声で告げた。
「……分かりました。では時間も遅いのですぐに始めてください。審判は私が務めます。二人とも、位置について──」
と、言いかけたところで。
スザンナ教授がぴたりと足を止め、一歩だけ進み出る。その鋭い視線がエインを正面から射抜いた。
「その前に、ひとつだけ釘を刺しておきます」
観客席が静まり返る。
「──決闘で使う魔法について、確認しておきましょうか」
「ん?」
「王国法に基づく決闘の規定では──
“致命傷の恐れがある攻撃”、
“過度な苦痛を与える攻撃”、
“精神に深刻な影響を及ぼす術式”、これらは禁止対象です。」
「聞いていますよ、ハーゲン教授から。あなたのこれまでの“実績”をね。
特に、“苦痛系”と“精神操作系”──あれは決闘じゃなくて、ほとんど尋問か拷問です。
使えばその時点で即失格です……。取り返しもつきません、決闘ですから」
スザンナ教授はじっとエイン君を見据えた。笑みも皮肉もない、その視線だけが全てを物語っていた。
彼はポツリと呟いた。「……マジかよ」
その顔には、いつもの軽さとは違う、本気で面倒くさそうな困惑が浮かんでいた。
「ってことは、俺、何使えばいいんだよ……」と、更に真顔で続けた。
「それは自分で考えてください。これは正式な試合なんですから」
スザンナ教授の声は、どこまでも冷静で、どこまでも容赦がなかった。
彼女はわずかに眉を上げ、呆れたような視線を背に乗せて、審判の位置へと戻っていった。
一部始終を聞いていたベイル王子は、目を細め、わずかに顎を引いた。
その横顔は冷静を装っていたが──不自然なほど瞬きの回数が増えている。
僕はそんな二人の様子を眺めながら、内心でため息をついた。
でも──
(それでも勝ってほしい)
彼の戦いが、単なる気まぐれでも、誰かを救うためのものでも。
それがどうであれ、僕はこの瞬間、心の底から祈っていた。
──勝ってくれ、エイン君。
────────
訓練場の観客席の片隅で、セレナは息を潜めるように座っていた。
十九時をとうに過ぎた訓練場は、張り詰めた空気の中に、次第にざわめきが混じりはじめていた。
ベイル王子の顔は怒気に染まり、観客たちの間にも「来ないのか?」「本当にやるのか?」といった戸惑いが広がっていた。
(……来ないのかもしれない)
覚悟はしていたつもりだった。
彼が本当に決闘を受けるわけがないと、分かっていた。
むしろ、それが一番いい、と自分に言い聞かせていたはずだった。
けれど、それでも。
ほんの一目だけでも、その顔を見たいと、そう願ってしまう自分がいた。
そんなセレナの視線の先に、遅れて現れた彼の姿があった。
「……来た」
思わず、息が漏れた。
彼は訓練場の端から無造作に歩み寄り、観客の注目を一身に浴びながら、まっすぐに中央へ向かっていく。
ベイル王子が怒声を飛ばしたが、彼は眉一つ動かさず、そのまま答えた。
「ベイル!話がある!」
(断りに来たのね)
セレナは、ゆっくりとまぶたを閉じた。
やっぱり、そうなのだと。
さっきのやりとり──自分に向けられた「関係ないだろ」の言葉は、彼なりの優しさだったのだ。
彼は受けるつもりのなかった決闘を、明確に否定するためだけに──この場に姿を現したのだ。
彼の口から紡がれる言葉が、セレナの胸に残っていた。
「俺はハナから決闘を受けるなんて言ってねーよ! 俺は断るつもりだったのに、返事をする前に帰りやがって!」
(……やっぱり)
観客たちのざわめきの中で、セレナはひとり、彼の言葉の端々を噛みしめていた。
自分が謝罪したときの、あの投げやりなようでいてどこか真剣だった彼の表情。
“気にするな”と放ったその一言の中に──本当は、どれだけの気遣いがあったのか。
今になって、少しだけ理解できる気がした。
(……あなたは、私を巻き込まないために)
その思いに辿りついた時、セレナの胸がふわりと揺れた。
そして次の瞬間、彼はまるで空気を変えるように、唐突に叫んだ。
「俺、やっぱり決闘を受けます!」
セレナの視線が跳ね上がる。
──なに?
「理由、できちゃったんで」
理由? まさか──
「ベイル……お前が、食堂のおばちゃんを泣かせたんだ。俺はそれを許さねぇ!」
……。
セレナは言葉を失った。
周囲の空気が一瞬凍りついたあと、再び爆発的なざわめきに変わる。
「おばちゃん?」「泣いた?」「誰?」「何があった?」
まるで意味が分からなかった。
……分からない。けれど、それでも、だからこそ、セレナは彼の顔をじっと見つめた。
その表情は、真剣で──同時に、どこか演技めいていた。
(……まさか。おばちゃんなんて、関係ない)
思わず、胸の奥がきゅっと締めつけられる。
わかってしまった。これは口実だ。
観客の前で、笑って流せる安全な理由。
けれど本当の理由はきっと──自分。
(……わたしのことを……かばって)
自分の代わりに、“くだらない言いがかり”をすべて背負って。
本心を一切語らず、それでも行動で示してみせるなんて。
(……そんなのずるい)
セレナは、小さく唇を引き結んだ。
でも──それでも、心の奥の奥で、ほんの少しだけ救われた気がしていたのも事実だった。
その視線の先で、エインは拳を握り、決闘の開始を待っていた。
セレナは小さく立ち上がる。
この決闘の行方を、最後まで見届けるために。
そしてきっと、その結末を──誰よりも信じて待つ者として。
────────
103:元引きこもり転生者
というわけで結局、なんやかんやで決闘することになったわ
104:名無しの転生者
かっけぇ……(笑)
105:名無しの転生者
これもうおばちゃんがメインヒロインだろ
106:名無しの転生者
おばちゃん「私のために争わないで!」
107:名無しの転生者
ん?今「どんな要求でも受け入れる」って言ったよね?
108:名無しの転生者
つーか断れる流れだったんやろ?
わざわざ決闘受ける必要あったんか?
109:元引きこもり転生者
>>108
女の涙のために戦う男ってなんかかっこいいじゃん
110:名無しの転生者
わかる
111:名無しの転生者
女(食堂のおばちゃん)
112:名無しの転生者
イッチってもしかして熟女趣味なんか?
113:名無しの転生者
やっぱりおばちゃんがメインヒロインじゃないか!(歓喜)
114:元引きこもり転生者
>>112
んなわけあるか!そんな守備範囲広くないわ!
120:名無しの転生者
ほんでいつから決闘はじまるん?
121:元引きこもり転生者
>>120
いつからって、今まさに決闘中やぞ
122:名無しの転生者
は?
123:名無しの転生者
マジ!?
124:名無しの転生者
戦闘中ってこと!?
125:名無しの転生者
そんな逼迫した状況で掲示板なんかやるな
126:名無しの転生者
戦いながら書き込みするなんて器用やな
127:元引きこもり転生者
>>126
開幕で防御魔法だけ貼って、あとは突っ立ってるだけやで。
今も王子が必死に魔法連打してきてるけど、ちょっと怖い。
128:名無しの転生者
えぇ……
129:名無しの転生者
お前のほうが怖いよ
130:名無しの転生者
てかダラダラやってないでさっさと決着つけろ
131:元引きこもり転生者
>>130
いや決闘直前になって審判が「苦痛を与えたり精神に影響する系の魔法使うとルール違反で負けになるぞ」って忠告してきてな、
それがまさに開幕ぶっぱしようとしてた魔法だったんや。
しゃーないから今は防御魔法だけ貼って、遅延戦法や。考え中。
132:名無しの転生者
またそういう系統の魔法ぶっぱしようとしてたのかよ……
133:名無しの転生者
毎回のように躊躇がないの怖すぎる
134:名無しの転生者
で、どんな魔法?って聞きたいけど聞いたらたぶん夜眠れなくなるやつだわ
135:名無しの転生者
王子……知らんかったとはいえ、よう決闘挑んだな……
136:名無しの転生者
なんか今の状況、まだまともな魔法使ってるだけマシに見えてきた
137:名無しの転生者
ほんで勝てる見込みあんの?
138:元引きこもり転生者
>>137
う~ん、隙を見て適当な魔法打ち込もうと思ったんやけど、
王子の詠唱速度が早すぎて防壁解除する隙がない。
139:名無しの転生者
王子普通に強いんやな
140:名無しの転生者
そら3年の首席ならそれなりに強いやろ
141:名無しの転生者
隙なくても防御魔法の上から攻撃すればええやん
142:元引きこもり転生者
>>141
いやワイは2つ以上の魔法は制御できない
魔力量はまだ余裕あるけどずっと魔法撃ってくるから防御魔法止めて攻撃する暇ないわ
143:名無しの転生者
イッチって魔力量少ないんやろ
なんでずっと王子の魔法防げてんのや?
144:元引きこもり転生者
>>143
そら効率化よ
…
…
──というわけで、王子の攻撃にずっと耐えられてるんや、多分王子のほうが先に魔力切れる。
145:名無しの転生者
説明長すぎィ!
146:名無しの転生者
なるほど、わからん
147:名無しの転生者
入力するの早すぎだろ
148:名無しの転生者
決闘に集中しろ
149:元引きこもり転生者
お、説明してるうちに王子が魔法撃つ頻度下がってきたわ。
そろそろあっちの魔力切れかな。
攻撃止んだら、防御解除してカウンターぶち込むで。
150:名無しの転生者
やったやん
151:名無しの転生者
勝ったな、風呂入ってくる。
152:名無しの傭兵
>>149
待て!まだ解除しちゃアカン!
153:名無しの転生者
!?
154:名無しの転生者
誰や
155:名無しの転生者
クソコテ乙
156:元引きこもり転生者
>>152
なんや、もう王子の攻撃止まったけど解除しちゃいかんのか?
157:名無しの傭兵
ワイはガチ戦闘職だから経験でわかるんやけど、王子みたいなプライド高いやつは格下に負けそうになると手段を選ばなくなるんや。
多分王子はまだ魔力残しとるで。イッチが解除した瞬間に「速さ特化」の一発を叩き込んでくる。そういうヤツや。
だから考えなしに解除したらアカン。
158:名無しの転生者
はえーなるほど
159:名無しの転生者
本職だけあって説得力あるなぁ
160:元引きこもり転生者
>>157
ほんで結局どうすればええの?
161:名無しの転生者
えぇ……
162:名無しの転生者
そんくらい自分で考えろや
163:名無しの傭兵
>>160
ワイ物理職やから打開方法までは分からんわ
とりあえず防御魔法は貼ったままにしとけ
164:名無しの転生者
やっぱり詰んでね?
165:名無しの転生者
防御魔法解除→解除した瞬間に攻撃される
防御魔法継続→イッチの魔力が切れた瞬間に攻撃される
166:名無しの転生者
うーん難しいな
167:名無しの転生者
詰んでるわこれ
168:名無しの転生者
このままでは食堂のおばちゃんが王子のものに……
169:名無しの転生者
おばちゃん「イッチ、負けないで……」
170:名無しの転生者
王子のほうが早いなら相打ちも無理そうやな
171:名無しの転生者
防御魔法貼ったまま王子殴りに行ったらどうや?
安全に攻撃できるぞ
172:元引きこもり転生者
>>171
王子のガタイ良いから多分普通に負ける。
てかハンバーグの食い過ぎであんま動けん。
173:名無しの転生者
だめか
174:名無しの転生者
おばちゃんのハンバーグが仇に……
175:名無しの転生者
反射魔法はどうや?イッチが使えるか知らんが防御と攻撃同時にできるぞ
176:名無しの転生者
おお
177:名無しの転生者
そんならいけそうやな
178:元引きこもり転生者
>>175
それや!反射魔法は持っとらんけど、それっぽいの今急いで考えて作ったわ。
179:名無しの転生者
今開発!?
180:名無しの転生者
そんな簡単にオリジナルの魔法作れるもんなん?
181:名無しの転生者
そういやイッチのチートって魔法知識だったっけ
そんならとっさに出来てもおかしくないな
182:名無しの転生者
研究者ワイ、嫉妬。
183:名無しの転生者
何やそれ裏山
ワイなんか魔力無限チートしか持ってないから、今も星落としの魔法で隕石落としまくるしかできない。
184:名無しの転生者
>>183
十分やろ
185:名無しの転生者
>>183
何があったら隕石落としまくる状況に陥るんですかね……
────────
ベイル・ドラン・エルディスは、静寂に包まれた訓練場の中央に立っていた。
観客のざわめきなど、もはや耳に届いていない。王子である自分が、平民の、それも下級生との決闘を行わざるを得なかった屈辱と、その中で唯一保たれていた誇りが今試されている。敗北など、あってはならない。
スザンナ教授の「始め!」の声と同時に、ベイルは即座に詠唱に入った。
「
最小詠唱で石弾を飛ばす。反応を見るにはちょうどいい初手──だったが、
「
わずかに遅れて詠唱されたエインの魔法が、完璧なタイミングで防御を展開した。
石弾が障壁に当たった瞬間、軽い音とともに粉砕される。砕けた破片すらも別方向に弾かれて消える。その防御魔法は、ただ硬い壁で防いでいるわけではなかった。攻撃そのものを“無害な方向”に逸らしている。
「……これは防御ではない。拒絶だ」
ベイルは思わず息を呑んだ。反応式、それも防壁ではなく結界──
彼の鋭い観察眼が、相手の魔法の特性を見抜こうとする。
「では、これではどうだ」「
次の瞬間、彼は足元から鋭利な岩の刃を射出。だがそれも、エインの展開した防壁にかすり傷すら残さない。刃は防壁に触れた瞬間に角度を変え、砕け散る。
戦いながら、ベイルは冷静に考えていた。単なる障壁ではない。動的反応を起こし、局所に出力を集中させている。
(防壁のような見た目はブラフ、あれは結界だ。結界内に攻撃が侵入すると術式が作動、むしろ攻撃魔法に近い……)
驚嘆を覚えると同時に、苛立ちが湧く。「……小癪な」
(なぜだ。なぜ平民ごときが、これほど高度な魔法を……?)
「
ベイルの詠唱と共に地面がうなり、複数の土槍が周囲から包囲するように放たれる。
同時多角の攻撃、どれか一つでも通れば勝機はある。
しかし──通らない。
防壁は全方向に瞬時に展開され、すべてを無効化した。触れた土槍は粉砕され、細かな破片も無害化されて消えていく。
「
「
「
ベイルは手を止めず、次々と多彩な魔法を繰り出す。その攻撃は一見無謀な連打ではなく、明確な意図を持った圧迫戦術だった。
だがそれでも──通らない。
砕かれ、逸らされ、呑み込まれる。
(こちらの手は次第に削れているというのに……)
ベイルは自分の呼吸が乱れ始めていることに気づいた。
焦りではない。冷静さは保っている──そう思い込もうとしていた。
「クソッ!
連続発射の高出力土魔法。だがそれすら障壁を越えられず、魔力はじわじわと削られていく。
詠唱の声がかすれ、魔法が途中で途切れた。
指先の感覚が鈍くなり、腕が重くなる。
呼吸が浅くなり、足が少しふらつく。
──まだ立てる。だが、次の一撃が限界かもしれない。
そして、ついに手が止まった。
(……このままでは、負ける)
ベイルは肩で息をしながら、それでもなお、勝ち筋を模索した。
(奴は攻撃しない。ずっと防御に徹している。ということは……)
相手は攻撃に転じる隙を狙っている。ならば、その瞬間を撃つ。最後の一手を温存していた意味は、そこにある。
視線の先、エインが静かに障壁を解除する仕草を見せた。
その瞬間、時間が引き延ばされたように感じた。全身の意識が一点に集まる。
(今だ──!)
わずかに口元が歪む。
「
詠唱はすでに済ませてあった。反応速度を削るため、あえて魔力を伏せていた。
無意識に、そこに高火力と速度のすべてを込めていた。負けたくない──その執念だけで撃ち出された、自覚のない殺意に満ちた一撃。
だが──
「
それは“見えない壁”に衝突し、逆方向へ軌道を変えた。
「なっ──」
咄嗟に身をひねるも間に合わない。
石槍が、主の意志を裏切ったように、ベイルの腹部を正確に貫いた。
反射で受けた一撃──それが自分の魔法だと、脳がようやく理解する。
「ぐ、ぁ……が、っ……ッ」
痛みというより、冷たさ。
地面が揺れているように見えた。重力の方向がわからない。
耳鳴りの中で、誰かの悲鳴が遠くに聞こえる。
(私が……? 平民に……負けた……?)
王子である自分が地面に膝をつく──その事実が、何よりも痛かった。
そのまま、意識が闇に落ちていった。
────────
187:元引きこもり転生者
アカンやらかした
188:名無しの転生者
おかえり
189:名無しの転生者
いつもの
190:名無しの転生者
こいついつもやらかしてんな
191:名無しの転生者
何があった?
192:元引きこもり転生者
王子が死にかけてる、今は救護室の先生が必死で治療してる。
193:名無しの転生者
ファッ!?
194:名無しの転生者
何で!?
195:名無しの転生者
イッチ反射魔法しか使わなかったんやろ?
196:名無しの転生者
反射魔法……、あっまさか……
197:元引きこもり転生者
そのまさかや。
防御魔法解除したら案の定攻撃してきおったからそれに合わせて反射魔法使ったんや。
石槍っぽいのが高速で飛んできたんやけど、それを跳ね返したら王子の土手っ腹ぶち抜いてもうたんや。
198:名無しの転生者
ヒェッ……
199:名無しの転生者
怖すぎる
200:名無しの転生者
もともと王子がそれだけの威力で撃ってきたってことやろ?
イッチへの殺意が高すぎる。
201:名無しの転生者
おかげで王子自身が死にかけてるけどな
202:名無しの転生者
でも決闘には勝ったんやろ?やったやん!
203:名無しの転生者
おばちゃんも喜んでるで
204:名無しの転生者
これで王子の土下座が見れるな
205:名無しの転生者
どっちかといえば王子を瀕死にしたイッチが土下座するべきだろ
206:元引きこもり転生者
>>203
勝ちはしたけど王子のせいで決闘自体がうやむやになった感じやな
審判の先生に治療の邪魔だから帰れって言われてもうたし。
207:名無しの転生者
土下座はまだ見れへんか……
208:名無しの転生者
王子が土下座したら視界共有して貼ってくれよ
209:元引きこもり転生者
>>209
ええで、王族の土下座なんてめったに見れるもんやないしな。
あ、誰か来た。フレッド君かな?
210:名無しの転生者
また何か教えに来たんかな
211:元引きこもり転生者
なんかフレッドちゃうんやけど
鎧付けたおっさん達が何人も入ってきた
212:名無しの転生者
ファッ!?
213:名無しの転生者
突然のおっさん達
214:元引きこもり転生者
ペラ紙一枚持ってなんか読み上げてる。
215:名無しの転生者
まさか……
216:元引きこもり転生者
王族殺害未遂の疑いで逮捕……ってファファファのファッ!?
217:名無しの転生者
草
218:名無しの転生者
ついに衛兵来ちゃったか
219:名無しの転生者
反射しただけなのにかわいそう
220:元引きこもり転生者
アカンおっさん達がワイに突撃してきた!魔法撃って抵抗する暇もない!
221:名無しの転生者
アッー!♂
222:名無しの転生者
でも掲示板にレスする暇はある
223:名無しの転生者
脳内にあるから慣れると爆速で入力できるしな
224:名無しの転生者
のんきだなお前ら
225:元引きこもり転生者
腹筋ボコボコにパンチ食らって変な薬まで嗅がされた。
あっなんか意識が急に
もうだめp
226:名無しの転生者
あっ
227:名無しの転生者
これは……
228:名無しの転生者
サッー!(迫真)
229:名無しの転生者
イッチついに捕まったか……
230:名無しの転生者
タイーホにしてはやりすぎな感じもするけどな
231:名無しの転生者
イッチの学生生活ももう終わりか……
232:名無しの転生者
グッバイイッチ、フォーエバーイッチ。
完結みたいな雰囲気が出てますがまだまだ続きます。(逮捕されただけなので)