ラブライブ!~μ'sとの日常~【完結】   作:薮椿

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初めまして。
皆さんの小説を読んでいたら、自分も執筆したくなっちゃいました!

主人公君とμ'sの日常を描いていきたいと思います!

今回はギャグ回+日常回みたいな感じです。

では、どうぞ!


1st Season
PV撮影直前


 

 

「「「「「「「「「PV撮影!?」」」」」」」」」

 

 μ'sのメンバー9人の声がハモった。

 俺、神崎零とμ'sのメンバー9人はただいまアイドル研究部部室にいる。

 

「そうだ!9人揃ったPV動画はまだ撮ってないんだろ?」

 

「そういえば忘れてた!!」

 

 なぜ穂乃果が驚く。お前、一応リーダーポジションだろ。外見から見れば、これほどリーダーに似合わない奴はいない。

 

「忘れてたいたのですか...。てっきり私は9人のダンスが仕上がるまで待っていると思ってましたが...」

 

「まぁ穂乃果なら何も考えずに撮ろうって言いだしそうだけどね」

 

 ヒドすぎる……だが、真姫は以前『2年生ではことりが一番まとも』とか言ってたから、案外2年生組は信頼されてないかもしれない。

 

 

 

 

「それで何で今から撮るん?」

 

「実は昨日いいカメラを買ってな、どうせなら一発目の動画にみんなを撮ろうと思ったんだ。思い出作りの為にもさ」

 

「それで?本音は?」

 

にこがジト目で質問する。その蔑んだ目線をやめろ。

 

「愚問だな、みんなが汗水垂らしているあられもない姿を撮るために決まってるじゃないか!」

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 静寂が流れる。わかっていてもめげない!みんなが魅力的なのが悪い!

 

「さっさと練習にいきましょ」

 

 絵里がみんなに声をかける。俺の意見がさらっと流されるのも定番となってきている。

 

「凛、早く体動かしたいにゃー!」

 

「えぇっと...」

 

「あははは...」

 

 俺のことは完全に無視する凛。

 どうしたらいいのか迷う花陽。

 苦笑することり。

 花陽とことりはなんだかんだ言って毎回俺に付き合ってくれる。さすがマイエンジェルたちだ。

 

 

 

「まてまて!俺はμ'sのプロデューサーとしての役割を果たそうとしてんだぞ!」

 

「何がプロデューサーよ。勝手に来てるだけじゃない」

 

 真姫のキツイ一言。勝手に来てるとは失礼な!一応アドバイスという名の茶々を入れてるだろ。

 

「まあそう言うなって。それに今回撮りたいのはダンスじゃなくて、個人の自己紹介だ」

 

「え!?穂乃果たちの?」

 

「スクールアイドルは学生にとって親しみやすいものだろ?自己紹介をすることで、μ'sを色んな人にもっと知ってもらえると思ってな」

 

「ヘぇ〜。意外と考えているのね」

 

「絵里~意外は余計だ!」

 

こう見えても意外に俺は頭のいい方である。海未に教えることができる程だからな。

 

「その意見だったらことりは賛成かなぁ~」

 

「穂乃果もいいと思うな、自己紹介。他のスクールアイドルもあまりやってないみたいだし」

 

「私もいいとは思いますが零に任せるのは…」

 

「それに自己紹介って言っても、アイドルの自己紹介って何を話したらいいのかわからないよ」

 

 不安がる海未と花陽。この2人はμ's切っての恥ずかしがり屋さんだからな。うまく説得しないと。

 

「心配すんな。ちゃんとお前らが話す内容は考えてきてある。これを見ろ」

 

 俺はみんなに1枚ずつ紙を配る。

 

「何々、自分の名前と学年、趣味か…。まあ普通ね」

 

 にこが紙に書いてあることを読み上げる。だが、この俺が普通に自己紹介させると思うか?

 

「えええええええええ!」

 

 響き渡る凛の叫び声。

 

「!!一体どうしたのよ」

 

「ちょっとコレ何!」

 

 凛が紙に書いてある一部分を指差す。

 

「なっ!?」

 

「これは!?」

 

「あんたねぇ……」

 

「えぇ!」

 

 三者三様の反応を示すμ'sメンバー。

 

「零!これはどういうことですか!ス、ス、ス、スリーサイズって!」

 

「落ち着け海未。これは……」

 

「これは……?」

 

「俺の趣味だ」

 

「尚更ダメじゃないですか!」

 

「冗談冗談」

 でもそっちの方が視聴率上がると思うぞ……別の意味で。

 

「零君の場合冗談に聞こえへんからなぁ。どうする絵里チ?」

 

「ふざけているのならやめるわよ、練習もあるし」

 

「わかってるって。PVって言っても時間制限があるからな、ダンスも入れるとなると1人1人の時間はかなり少ない。余計なことを喋る時間はねぇよ」

 

「それがわかっているのに余計なことをしたのね」

 

「これが俺なんだ、諦めろ」

 

 自信だけはいつもある。言いたいことはズバズバ言う。これが俺、神崎零だ。

 

「それに大丈夫!俺クラスにもなれば見ただけでスリーサイズがわかるぞ!」

 

 

 

 ブルッ!!! メンバー全員に悪寒が走る。

 

 

 

「例えば穂乃果の場合は……あれ?少しふと「ダメええええええええええええええええ!」」

 

 俺の言葉を遮るように穂乃果が叫ぶ。この前、生徒会室にルームランナー持ってきて減量してたハズなのに。

 

「零君デリカシーなさすぎるにゃ~」

 

「他人から言ってやったほうが危機感あるだろ?」

 

「既に海未ちゃんからの地獄の練習メニュー受けてるから大丈夫だよぉ」

 

「地獄って…あなたが悪いんでしょう?穂乃果」

 

「まあまあ」

 

 ボケる?穂乃果、ツッコミの海未、それを見守ることり、いつもの構図である。

 

「あの……早くしないと今日の練習できなくなっちゃうよ」

 

 そう花陽に言われ全員が時計を見る。

 

「零が余計な時間使うから」

 

「俺のせいかよ!……俺のせいか」

 

 的確な真姫の言葉に納得したところで

 

「じゃあ15分後に中庭に集合だ!」

 

「え?今からじゃないの?」

 

 全員の疑問を代表してことりが聞く。

 

「女の子の身支度は長いからな。カメラに映るのなら尚更だろ」

 

「そういう配慮はできるんやなぁ」

 

「紳士だからな」

 

 俺はいつも女性のことを考えているぞ。

 それがいい意味か、悪い意味かは皆さん次第ってところだな。

 

「それじゃ一旦解散だ!」

 

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

 

 俺の言葉でメンバーがぞろぞろ部室から出ていく。しかし、海未と花陽が残ったままだった。

 

「おい、どうしたんだ?まさかカメラに映ることに緊張してんのか?」

 

「ええ」

 

 海未が弱く答える。

 

「ダンスの時はみんなが傍にいるから大丈夫だけど、1人で映るのはまだ緊張するかな」

 

 花陽も弱気だ。そういえば、μ's結成初期の頃の撮影もこの2人は緊張してたっけ。

 

「心配すんな。PVなんていくらでも取り直しできるんだし。それにこの俺が撮るんだ、完璧に仕立て上げてやるさ」

 

「では期待しておきましょうか」

 

「!!。急にどうした!」

 

 突如とした褒め言葉に俺は焦る。海未に褒められることはあまりないため尚更である。

 

「零君、顔が赤くなってるよ」

 

 花陽の追撃!こいつら急にSになりやがった。撮影の時いじめてやろうかな……

 

「海未ちゃん早くー!」

「かよちんもー!」

 

 穂乃果と凛が部室の外から呼ぶ。

 

「2人も呼んでいることですし、そろそろ行きましょうか」

「そうだね」

 

 もう2人の緊張は解けているようであった。

 

「それではよろしくお願いしますね」

「よろしくお願いします」

 

「!!。ああ!任しとけ!」

 

 

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

 

 

 

「海未ちゃん、もしかして緊張してた?」

 

 穂乃果が海未に問いかける。

 

「初めはそうでした。ですが自信満々の零を見ていると、いつの間にか緊張が解けるんですよね」

 

「それ、私もわかるなぁ~。いつもは少し変態さんだけど、一生懸命な零君を見てると頑張ろうって思うから」

 

 ことりも海未に賛同する。

 

「よ~し!今日も頑張るぞ!!!」

 

「おー!」

 

 気合抜群の穂乃果とことり。この会話を零に聞かれたら、また調子に乗るなと思う海未であった。

 

 

 




どうだったでしょうか?

今回は初めて執筆した感想でも…

初めての投稿なので「メンバー全員を出したい」と思っていたのですが、10人全員同時に出演させるのは非常に難しかったです。
特に会話は誰が話しているのかわからなくなりますね(汗
自分は地の文が苦手なので誰が何を話しているかを会話内で表現し辛かったです。


それではこの辺で失礼します。ありがとうございました!







次回はお土産を巡る事件!?
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