ラブライブ!~μ'sとの日常~【完結】   作:薮椿

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リクエストを貰ったのでお応え回。
この小説初期のショタ返りの逆バージョンとなります。


※意図的にロリ化したμ'sメンバーの発言は、すべて平仮名表記となっています。


ロリ返り

 

「あーーにこちゃんずるいにゃーー!!」

 

「これはうちゅういちのあいどる、にこのものなのよ!!」

 

 

 簡単に何が起こっているのか説明しよう、μ'sのみんながロリになった。たぶん原因はみんなが食べていたこのお菓子だろう。今日突然部室に、μ'sのファンを名乗る1人の生徒が押しかけてきてこの手作りクッキーをプレゼントしてくれた。その後、俺の家でみんながそのクッキーを食べた瞬間ロリ化したのだ。

 

 

 ちなみに俺は、家に置いてあった賞味期限ギリギリのお菓子を消化するためにそのクッキーは食べていない。俺がトイレから戻って来た時には部屋が幼稚園となっていたのである。みんな裸だったが、流石の俺でもロリには反応しなかったので秋葉がガキの頃の服で対処した。

 

 

 μ'sのファンを名乗る生徒……どう考えても秋葉の変装だろうな。ちなみにそのクッキーは捨てた。

 

 

 

 

「へへ~ん、ここまでおいで~~!」

 

「にこっち、そんなとこのぼったらあぶないよ!」

 

「ほのかものぼる!!」

 

「だめですよ!おちたらどうするんですか!!」

 

「むむ~……りんがいくからそこでまってるにゃ!」

 

「り、りんちゃ~ん」

 

「はらしょ~」

 

「ちーずけーきおいし~♪」

 

「くだらない……」

 

 

 

 どうするんだコレ……勝手にイスとテーブルでジャングルジムが形成されるわ、お菓子を取った取らないだで幼稚な争奪戦が行われるわで早速手が付けられない。

 

 

「こらにこ!危ないからそこから降りろ」

 

「いや!このおかしはにこのものだもん!」

 

「みんなのモノだろ。仲良くしなきゃダメじゃないか」

 

「だってさっきからりんがいっぱいたべてるもん!なくなっちゃうよ」

 

「そうなのか?」

 

「そんなことないにゃ!にこちゃんのほうがばくばくたべてるにゃ!!」

 

「ぬぁんですってーー!!」

 

 

 ロリ化してもいつものやり取りは変わんないんだな……じゃなくて、どう手懐ければいいんだ?子供の接し方が分かんねぇよ。この場合、当事者だけでは解決しないから第3者に聞くのがいいだろう。

 

 

「花陽、どっちがお菓子いっぱい食べてた?」

 

「え!?えぇ~と……」

 

 

 そうだ、花陽の性格じゃあ『この人です』って言えないもんな。優しすぎる性格のせいで決断力がないのが困りものだ。それが花陽のいいところで、俺の安全地帯でもある。

 

 

「ご、ごめんなさい。はなよ、やくにたたなくて……うっ、うぅ」

 

 

ズキューーーーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 か、可愛い……目に涙を溜めて俺を見つめるロリ花陽が可愛すぎる!!その表情に胸を打たれてしまった。

 

 

「さあ!!このお菓子はぜーんぶ花陽のものだ!!」

 

「いいの……?」

 

「もちろんさ!!可愛い子にはサービスしちゃうぞ!!」

 

 

 俺、もうロリコンでもいいです。何とでも言ってくれ。このロリ花陽が居てくれれば、どんな罵声だって浴びちゃうぞ!!

 

 

「もちろんさ、じゃないにゃーーー!!」

「ちょっとちょっと!!にこたちのおかしは!?」

 

「静かにしてろ」

 

 

 俺とロリ花陽のハートフルタイムを邪魔する奴は許さんぞ!!例えロリ化してようとも、女性には一切容赦しない。……ん?そういえば、今なら抵抗されずに色々なコトが出来るんじゃね?いつもボコボコにされている恨みをココで……

 

 ダメだダメだ!!俺は何を考えているんだ!?この大天使花陽様の前で俺は何て汚れたコトを!?ファンに殺されても文句言えねぇ!!

 

 

「れいくんだいじょうぶ?」

 

「大丈夫だよ~!」

 

「かよちんだけひいきしすぎだにゃ!」

「むむむ……こうなったらこうげきじゅんびにはいるわよ、りん!!」

「わかりました!にこたいちょー!」

 

 

 お前ら仲いいなオイ!!さっきまで喧嘩してたんじゃねぇのかよ!?

 

 

「いくわよ!いっせーの!うりゃー!」

「うりゃー!」

 

 

 にこと凛はテーブルの上から俺に覆いかぶさってきた。いくら幼稚園児でも、2人同時に来られたらそれなりの衝撃が襲ってくる。

 

 

「ぐばっ!!」

 

「だきつきこうげきよ!これでにこにめろめろね!」

「れいくんあったかいにゃ~!」

 

 

 前から後ろからにこと凛の抱きつき攻撃により、ほとんど身動きが取れなくなってしまった。花陽もどうしたらいいのか分からずに困惑している。

 

 それにしても、ロリのくせに匂いだけはしっかりと女の子だ。ロリ化する前と後で全然変わっていない。このまま匂いを嗅いでいたいのだが、にこたちが被さっているせいで息が続かない。

 

 

「だぁああああああああ!!離れろ!!」

 

「きいてるきいてる♪」

「りんたちのしょうりだにゃ!」

 

 

 お前ら2人で喧嘩してただろ!!いつの間にか俺が敵になってるし、ガキの考えはよく分からん。まぁ、にこも凛も元々ガキっぽいところがいっぱいあるけど。

 

 

「ほのかもーーー!!」

 

「第二陣!?お前、全く関係なかったよな!?」

 

「えーー、いいじゃんいいじゃん!!」

 

 

 ロリ化しても図々しさだけは一丁前の穂乃果。やはりロリ化しても性格は元のままなのかな?

 

 

「ぎゅ~~!」

 

「穂乃果!?やめてくれぇええええ!!このままだと、お前らを"そんな目"でしか見られなくなるから!!真のロリコンになっちまうから!!」

 

 

 『変態』+『ロリコン』とか、どこの犯罪者だって話だよ。日常生活でこんな奴がいたら間違いなく即通報するわ。

 

 

「れーーいーーーー!!はれんちですよ!!」

 

「う、海未……」

 

 

 いつも通り海未大先生がお怒りだ。だが今回はいつもとは違う。なんせ海未もロリ化しているからだ。小さな腕をブンブン振り回してプリプリ怒る様は見ていてほっこりする。いつもこんな調子だったらいいのになぁ……

 

 

「なんですか!?そのかおは!?」

 

「いやぁ~~いつもはキリッとしてるけど、今日のお前は可愛いなぁ~っと思って。ほれ、お前もこっちに来い」

 

「いきません!!」

 

「じゃあ穂乃果たちとイチャイチャしてようかな」

 

「わ~い!」

 

「にこ、かたぐるましてほしいな~」

 

「りんも!!」

 

 

 俺にくっついてる穂乃果、凛、にこと適当にじゃれあう。初めは面倒臭いと思っていたが、遊んでみると案外楽しい。将来は幼稚園の先生でもいいかもな…………ロリコンでも雇ってくれるところ限定でお願いします。

 

 

「う~……わたしもかまってください!!」

 

 

ポコポコポコポコ

 

 

 耐え切れなくなった海未がとうとう俺の元へやって来た。いつもなら強烈な鉄拳も、今は可愛らしいパンチに様変わりだ。それにしても真姫並にちょろいな。零おにいさんは海未の将来が心配になってきたぞ。

 

 

ジー

 

 

 ん?何、この背中に全く突き刺さらない可愛い視線は?

 振り向くと、そこにはロリ化する前の大人びた雰囲気が完全消滅したロリ真姫がこちらを眺めていた。

 

 

「む~……」

 

「あれ~、もしかして真姫も遊びたいのかな?」

 

「はぁ!?いみわかんない!!」

 

 

 羨ましそうな目でそんなコトを言われても全然説得力がないぞ。しかもいつもの『意味分かんない』よりキレが数段下がっている。これがロリ化というモノか……

 

 

「そんなコト言わずにこっちにおいで~~」

 

「いやよ!!こどもじゃあるまいし!!」

 

「いや、めっちゃ子供だから、ロリだから」

 

 

 相変わらずメンドくさいな、真姫は。しょうがない、とっておきの方法を使ってやるか。

 

 

「花陽~!ちょっとこっちに来てくれ!」

 

「な~に?」

 

 

 うひゃ~~~~~!!こっちに向かってトテトテ歩いてくるロリ花陽が可愛すぎぃイイイイイイイイイイイイ!!どうしてこんな天使が生まれてしまったんだ!?ロリ花陽と比べると、俺なんてドブに捨てられたのゴミのような存在だ。この花陽と触れ合えるならそれでも全然構わない!!

 

 

「よ~し花陽、俺今から真姫と一緒に遊びたいんだ。一緒に遊ぼって誘ってきてくれないかな?」

 

「うん!」

 

 

 さぁ真姫!お前の鉄壁でペラペラなプライドが崩れ去る時だ!!髪の毛をクルクルしていられるのも今の内だぞ!

 

 

「まきちゃん、いっしょにあそぼ」

 

「わたしはべつに……」

 

「えっ……あそんでくれないの?」

 

「うっ!!」

 

 

 花陽上目遣い攻撃が真姫に炸裂した。真姫は凛に対しては厳しいけど花陽に対しては甘いからな。甘いというよりかは花陽に注意するコトがないだけだと思うけど。

 

 

「まきちゃん……」

 

「うぅ……き、きょうだけよ」

 

「うん!!ありがとうまきちゃん!!」

 

「べ、べつに!」

 

 

 いや~~真姫ちゃんチョロっすわ~~!俺が口説いても良かったんだが、流石にロリ真姫に対して口説くのはガチ犯罪者な気がするからグッと我慢した。

 

 

「ずいぶんともてもてね、れい」

 

「絵里……」

 

 

 穂乃果や凛はロリ化してもいつもと変わらない感じだが、絵里はかなり違和感がある。今の絵里にあの大人びた雰囲気とスタイルはまるでない。だがロリ化してもその容姿には非常に魅力がある…………求婚してもいい?

 

 

「えりちゃんもおいでよーー!!」

「れいのからだ、あったかいしね」

「……」

「いっしょにれいくんであそぶにゃーー!!」

 

 

 俺で遊ぶなよ!!只今俺の身体に穂乃果、にこ、海未、凛が張り付いている。その隣には花陽と真姫。軽いハーレム状態だ……ガキだけど……

 

 

「お前ら軽いからまだ大丈夫だ。ほら、こっちの肩とか乗れるぞ」

 

「わたしはおりこうさんだからそんなことしないもん」

 

「いや、子供なんだから別にいいじゃん」

 

「こどもあつかいしないで!!わたしはかしこいかわいいえりーちかだもん!!」

 

「自分で言っている時点で全然賢くもなんでもないわ!!」

 

 

 絵里って、どこか抜けているというか、たまに間の抜けた発言をする時がある。μ'sで数少ない常識人なのに……

 そう考えればμ'sってマトモな奴少ないよな。

 

 

零←変態

穂乃果←3バカの一角

ことり←天然、天使

海未←常識人……に見えて結構なギャグ要員

花陽←超常識人、天使

凛←3バカの一角

真姫←常識人、だがメンドくさい

絵里←常識人……に見えて意外と間抜けな面アリ

希←ある種の変態

にこ←3バカの一角

 

 

 なに……この集団。よく今まで統制取れてたな……マトモなコト書いてあるの花陽しかいねぇ。

 

 

「まあまあえりちおちついて」

 

「のぞみ!?でも……」

 

「ほらみてみ、れいくんのあきれため」

 

「うぅ~……このえりちかをばかにするなんてゆるせないわ!!」

 

「ちょっと待て。何も言ってないし何もしていない!!」

 

「ふふふ……」

 

「希、絵里を煽るのはやめろ」

 

 

 希の奴、ロリ化しても腹黒さは変わってない。人の不幸を楽しみやがって、俺の次に陰険な奴だな……

 それにしても、希はロリ化しても柔らかそうな身体をしている。まるでお人形のような、ぎゅっと抱きしめたくなる。

 

 

「れいくんのかみのけちくちくしていたいにゃ~!!ぬいちゃお!」

 

「おい!?」

 

「わたしもするーー!!ばかにしたばつよ!!」

 

「絵里まで!?」

 

 

 あぁ……賢い可愛いエリーチカがどんどん崩れ去っていく。俺の理想のお姉さん像がぁ……

 

 

「ぷっ!!ふふふふ」

 

「笑ってんじゃねぇぞ希!!身体へこむまで抱きしめるぞコラ!!」

 

「せくはらはつげんきんしです」

 

 

ポコポコポコポコ

 

 

「殴るな海未!!痛くないけど殴るな!!」

 

「ぐぅ~~……」

 

「こら穂乃果!!俺の胸を枕にして寝るな!!涎垂れすぎだから!!」

 

「おちちゃうじゃない!!にこをおとしたらしょうちしないからね!!」

 

「だったら肩の上に立つのやめてくれません!?」

 

「はげになれ~~」

 

「イタッ!!おい凛!!髪の毛引っ張るな!!」

 

「わたしものぼるぅ~~」

 

「絵里!?無理矢理肩に登ろうとするな!!」

 

 

 なんだよこの状況は!?!?次から次へと来るからツッコミが全然追いつかねぇ!!真姫と花陽は2人で遊んでいて助けを求めづらいし!!あれ……後1人いないような?

 

 

チョンチョン

 

 

 横から指でつつかれたのでそちらを見ると、ことりがお菓子を持ちながら笑顔で俺の顔を見ていた。正直に言おう。俺、ロリ化したことりとなら結婚できる、大天使が俺の家に降臨した。

 

 

「ことり、いいところに来た。コイツら何とかしてくれ」

 

「はい、あ~ん♪」

 

「あ、あ~ん」

 

 

 俺の言葉を無視し、ことりは小さくスライスされたチーズケーキを俺に食べさせる。そういやこれことりが作ってきたケーキだったっけ。もちろん美味しいんだけど、今はハゲになりそうな俺を助けて欲しい。

 

 

「あぁーーー!!ことりちゃんがおかしほとんどたべちゃってるーー!?ほのかたちのぶんがぁ~~……」

 

「ホントだ……って穂乃果!?お前いつの間に起きたんだ!?」

 

「ことりちゃんずるいにゃーー!!りんもれいくんにあ~んするにゃ!!」

 

「ズルいってそっちかよ!!いや、自分で食べられるから」

 

 

 ここで凛を止めないとマズイ。コイツらのコトだからきっと……

 

 

「だったらほのかもやる!!はい!れいくんあ~ん」

 

 

 ほらぁあああ!!みんながやる流れになっちゃうだろ?何がマズイって、今のコイツらは加減を知らない。遂にこの俺が女の子に攻め落とされる日が来るとはな……

 

 

「はやくぅ~」

 

「あ、あ~ん」

 

「りんも!!はい、あ~ん」

 

「あ~ん」

 

 

 まだ口にケーキ入ってるのに立て続けに俺の口へケーキをねじ込んできやがる。段々息が出来なくなってきたぞ……

 

 

「わ、わたしも……あ、あ~ん」

 

「海未も!?あ~ん」

 

「つぎはうちやで、はい、あ~ん」

「じゃあわたしも」

 

「ちょっと待ってまだ口に……むごっ!!」

 

 

 絵里ぃいいいいいい!!希ぃいいいいい!!コイツら勝手に口につっこみやがった!!元に戻ったらワシワシMAXで果てるまでイジメてやるから覚悟しておけ!!

 

 

「にこにーのとくべつけーきぷれぜんと!!ありがたくうけとりなさい!!」

 

「それはお前が作ったモノじゃあ……むごっ!!」

 

 

 コイツら……ロリ化前の意識あるんじゃねぇのか?俺に報復しているような気がしてならない。

 

 

「「……」」

 

「はなお、まひ……たふけて」

 

 

 口にケーキがいっぱいで上手く喋れない……ちなみに『花陽、真姫……助けて』って言った。

 

 

「わ、わたしもあ~んしてもいいですか?」

「し、しょうがないからわたしもやってあげるわよ」

 

 

「へ?ちょっ、ちょっとまっへ!!」

 

 

ズボォ!!!

 

 

 2つのケーキが俺の口にねじ込まれ、実に9個ものケーキが口内を支配する。まだ小さいケーキだから助かったけど……息出来ない…………子供って怖いな。

 

 

 

 可愛ければいいと思っていた時期が僕にもありました……

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 その後、なんやかんやでみんな元に戻ったのだが……

 

 

 

プシュ~~~

 

 

 記憶が引き継がれているようで、みんな顔を真っ赤にしてショートしていた。

 

 

「お~い、大丈夫か?」

 

 

プシュ~~~

 

 

「だ、ダメだこりゃ……」

 

 

 そして、みんなが再び機能するまで丸一晩費やした。

 

 

 

 

 ちなみに後日、ロリ化したみんなの写真を部室に持っていったら、アルバムごと焼却処分されて涙目になってのはまた別の話。

 

 




こうして新たなロリコンの道が開拓されましたとさ。めでたしめでたし!
でも実際に子供の穂乃果たちを見たらロリコンに覚醒しそうではあります。


もう行っていることですが、『日常』『非日常』共に更新時間は常に18時にしようと考えています。もちろん毎日は投稿出来ませんが、18時に目を光らせておくとすぐに見られると思います。


リクエストについては活動報告に専用ページがありますので、もしリクエストがある方はそちらで。または感想のついでにでも。(感想にリクエストだけを書き込むのは運営で禁止されています)


今回は読者様である凄まじき戦士さんよりリクエストを頂きました。ありがとうございました!
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