グレイシアの気が消失したことで悟旦は超サイヤ人を解除した。
気を感知できる悟飯やナメック星人達はグレイシアの気が消失した事を感知したと同時に歓喜していた。その後は最長老がデンデの村の長老を次代最長老として選ばれ、ドラゴンボールを維持する権利を与えられた。
そして天命を全うした最長老の姿は透明となり、消えた。
その後は界王様のところにいるヤムチャさんから脳内通話によって悟空がフリーザに勝利した事が判明した。しかし、ナメック星の爆発に巻き込まれ悟空も亡くなり、ナメック星にて死んだ悟空とクリリンは蘇らないという事でブルマ達はどうすればいいか思考していると、ベジータの一言で二人の魂を地球に戻してから蘇生するという結論に終わった。
ナメック星人は一時的にカプセルコーポレーションにて移住しながら、新たな別の星を探しながら130日が過ぎた。
ナメック星のドラゴンボールは130日で復活して使える様になる。そのおかげでブルマ達はすぐさま使用した。
一つ目の願い:ナメック星で亡くなった孫悟空とクリリンの魂を地球へと連れてくること。
ポルンガによって一つ目の願いは叶えられた。
同時に、驚愕の事実を知った。
孫悟空が生きていたのだ。どうやって生き残ったのか不明だが、彼は生きていた。
生きている人間から魂を呼び出すことはできない。
孫悟空が生きている事に誰もが喜んでいた。
その後、二つ目の願いでクリリンが蘇り、三つ目で孫悟空を地球へと帰還させようと願った。
『ダメだ。拒否された』
しかし、孫悟空はこれを断った。
「そうか。嫁さんが怖いんじゃ!嫌なんじゃっ!!一番強いのは超サイヤ人孫悟空の嫁さんだったんじゃ!!」
武天老師の発言に悟空の嫁チチが何処からか剣を取りだしては強く睨み付けていた。
「じょ、冗句じゃよ」
恐れた武天老師が冗句だと告げた。そんな傷つく冗句を告げられた母親のケアをしながらも、落ち来む悟飯にピッコロの発言を聴いていた悟旦。
「自分で帰ると言ってるんだ。その内、帰ってくるだろう」
ピッコロの説得で悟飯も落ち着きを取り戻した。
その後は三つ目の願いでヤムチャを蘇生してドラゴンボールは石となって地球に飛び散った。
更に130日後。
餃子と天津飯を蘇生した後、ナメック星人は新たな星を見つけたらしく、その場所へとドラゴンボールで転移した。
ドラゴンボールもその星へと飛んでいき、地球にいる戦士達はある一人の人間の帰りを待つこととなった。
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約1年の時が経とうと過ぎた頃。
「悟飯。お前、たまに身体を動かさないと身体に悪いぞ。学者になる人間が身体を悪くするなんて良くねぇぞ」
「お兄ちゃんこそ、勉強したら?お母さんが怒るよ」
「俺はちゃんと一日の勉強量をしてたら修行して良いって言われてるからな。今日の分も終わってるし、いいんだよ」
窓越しに兄弟で話をしていると突如として強大な気を感じ取った。
「「!!」」
悟旦は気を感じた場所に視線を向けると、悟飯の部屋にある電話が鳴った。
相手はクリリンだった。
『感じたか!?悟飯!もの凄い気を』
『はいっ!!!!こ……これって、あ……あまりよくない気ですよね……』
『よくねぇよ。どんどん近づいてくる』
悟飯とクリリンの会話に割って入った悟旦。
「悟飯。すぐに着替えろ!この気は間違いねぇ……フリーザだ!!!アイツが降りてくる場所に向かうぞ!」
悟飯が着替え終えると、二人はすぐさまフリーザの宇宙船が降りてこようとしている場所へと向かっていった。
「ちょ、ちょっと悟旦ちゃん、悟飯ちゃん。どこ行くだ!?」
家にいたチチと牛魔王の制止を聞かずに……
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俺は悟飯と一緒に向かっているとカメハウスからやってきたクリリンさんと合流した。
「よう」
「クリリンさん。気付きましたか!?」
「フリーザともう一つのフリーザに似た大きな気に……」
「気付かないわけないだろ……こんなにでかいハデな気に……」
「急ぎますよ!」
更に加速した俺達はフリーザ達が降りてくる場所へと向かった。
少し時間が経つと、フリーザ達が降り立とうとしている場所には既に他の皆も来ていた。
……なぜかブルマさんもいる。
俺はピッコロさんの隣に降り立った。
「ピッコロさん!」
「悟旦。すぐさま気を抑えておけ」
「はい!」
俺はすぐさま気を抑えて奴らのスカウターに対策した。
「きたぞ!!!!」
ピッコロさんの叫びと共に宇宙船が俺達の目の前に現れた。
俺達の頭上を通り過ぎては少し離れた岩陰に降り立った。
「あ……あっちに降りた……!!」
「間違いない、フリーザだ!!い、生きていた……」
「やっぱりフリーザのほかにもう一人いやがる……!!」
「いいか貴様ら、飛ぶんじゃないぞ!!スカウターで探られんように歩いて近づくんだ!!」
ベジータさんの言っていることは間違ってない。俺とピッコロさんは歩いて近づいた。
そんな中、フリーザを相手にしたことがないヤムチャさんと天津飯さんと餃子さんはフリーザとフリーザに似たもう一つの気に言葉が出なかった。
「お、お前たち。あんな奴と闘ってたのか……?」
「じょ……冗談じゃないぜ……ち、近づいて行ってどうしようってんだ……!!信じられんようなバケモノじゃないか。そいつ二人もいるんだぞ!!」
「だったらどうする。ここでくさってるか?好きにしろ。どうしようもないのはみんな知ってるんだ。一人を除いてな……」
ピッコロさんが俺に視線を向けた。
「行けるな?悟旦」
「はい!」
俺は元気よく返事をしてフリーザ達のいる方へと向かおうとした時だった。
フリーザ達がいる場所から勢いよく気が減っていった。
『!?』
「多くの気が一瞬で減っていった」
「ど、どういうことだ……」
「あの山の向こうで……なにがおこってるんだ」
俺だけが舞空術で飛び立ちフリーザ達のいる場所へと降り立った。
その場所にはなぜかメカを装着したフリーザと、フリーザと同じ種族の男。そして、薄紫色のおかっぱ頭をした10代ほどの少年と俺と似たぐるぐるとしたくせっ毛を4歳の少年少女がいた。
「おやおや。超サイヤ人になった孫悟空の息子だね」
「フリーザ。テメェ、どうやって生き残った」
俺はフリーザを睨み付けて訪ねた。
「ホッホッホ!貴方のお父さんにトドメを刺されましたが、生き残れましてね」
「そんなフリーザを、このコルド大王が助け、更に強くしたのだ」
フリーザと一緒にいるのはコルド大王というらしい。
興味ないが……
「貴方が生きているということは、グレイシアは……」
「アイツなら俺が殺した」
「!そうか。貴様が我が娘を……我が一族に喧嘩を売った事を絶望しながら後悔するがいい」
コルド大王が俺に殺意を向けてきた。
「できるもんなら、やってみろよ」
俺はそういって超サイヤ人に変身した。
「あれが……超サイヤ人か」
「ふん。超サイヤ人が一人で僕とパパ相手に勝てるとでも?」
フリーザは数の理で勝とうとしているようだ。
「誤算だったな……フリーザ。超サイヤ人は孫悟空さんと孫悟旦さん二人じゃない……ここにもいたということだ……!!!」
「「なに!?」」
謎の少年が気を高めた。
その上昇は、俺が一番分かっていた。
まさか……!?
そう思っていると謎の少年の髪色が金色となり、瞳が碧眼となり、黄金のオーラが身体を覆っていた。
「超サイヤ人……なぜ、お兄さんがなれるんだ」
流石に驚きを隠せなかった。
「くだばれ────っ!!」
フリーザが気功波を放ってきた。
しかし、俺は近くにいた4歳ぐらいの子供を護る為に
「なっ……!?」
“日拳„
フリーザを上空へと殴り飛ばした。
「こ、この……」
「フリーザ──────っ!!!!!」
いつの間にかフリーザの上空へと移動していた少年が手にした剣で一刀両断した。
縦一線にされたフリーザを更にバラバラに切り裂いた。
そして、気功波を放ってバラバラになったフリーザを消し炭にした。
「フリーザ!」
「余所見していいのか?」
コルドの背後に移動した俺がそう訪ねると、コルド大王は裏拳を行なってくるが、簡単に拳を掴んで関節技を決めて空いている手に気を集める。
「まっ……待てっ!!!」
コルドの制止を聞かずに気功波を放った。同時に関節技を決めていた手を離したことで、コルドは撃たれた衝撃で岩山にぶつかり、岩山に背中を預けるように倒れた。
トドメを刺そうと更に気功波を放とうとしたが、コルドが苦しみながらも呟いていた。
「た……助けてくれ……!た、頼む……」
コルドの発言が俺に更に怒りと殺意を上昇させた。
「ふざけるな。テメェらはそうやって命乞いした罪なき人間を何人殺した!!」
「た……頼む……助けてくれ……!」
「テメェの罪の分だけ地獄で受け続けるがいい」
気功波を放ってコルドを殺した。
俺は宇宙船に視線を向けると、先程の少年と一緒にいた少年少女が何やら宇宙船から出てきた。あの子達。いつのまに俺の張ったバリアから抜け出したんだ…………
男の子の方が何やら腕時計に弄っている。しかも、時計の画面から出ているホログラムを操作していた。
「ひふみ。宇宙船を壊していいぞ」
「わかった」
ひふみと呼ばれた女の子が髪止めを掴むと、驚くことに髪止めがヨーヨーになっていて、なぜか“かめはめ波„と似た構えをしている。
いや、ヨーヨーに纏わせるように気が集まっていき、ヨーヨーが気で充塡されると彼女はヨーヨーで突きを放った。
すると、宇宙船は勿論のこと。その背後にある岩山が一直線上に消し飛んだ。
俺は、驚きの余り超サイヤ人を解いてしまった。
「なんだあの子。4歳ぐらいだろ。なのにあの潜在能力……悟飯級か?」
ひふみと呼ばれた少女の持つ潜在能力に驚いていると、ピッコロさん達の気がいつの間にか岩山よりも上にいることに気づき、そちらに視線を向けた。
そんな時、超サイヤ人になっていた謎の少年が話しかけてきた。
「これから、孫悟空さんを迎えに行きます!いっしょに行きませんか──────!!!」
「っ!?」
なぜ父さんの名前を知ってるんだ……
「僕たちに付いて来て下さい!」
そう言って、あの子供達と一緒に向かった。
俺達も後を追った。
少し離れた場所へと降り立つと、少年がブルマさんでも見覚えのないカプセルコーポレーション製の冷蔵庫を出しては俺と悟飯含む数名が飲み物を頂いた。
そんな中、謎の少年と一緒にいる二人の子供の内、女の子がなぜか近づいてきた。
「?……どうかした?」
俺が女の子に尋ねると、一緒にいた男の子と少年が「あっ……」としまったと言わんばかりな表情を浮かべていた。
男の子の方の表情に気を取られすぎた。
女の子が笑顔で俺に抱き付いてきた。
「……パパッ!」
女の子の発言に、俺も近くにいた悟飯達も驚愕の余り言葉がすぐに出てこなかった。
「ぱ……」
「……ぱ」
「ぱ……ぱ?」
『パパっ!!?』
悟飯、クリリンさん、ブルマさんと続いて、全員が驚きの声を上げて女の子の言った言葉を口遊んだ。
「えぇぇぇぇええええええっ!!!?」
俺の驚愕の声がこの場に大きく轟いたのだった。