ウマ娘~誰よりも君を~   作:コーヒー豆の妖精あーにゃん

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第13話 ライスの為

オグリキャップの天皇賞(秋)での敗戦翌日

 

葵「どうしよう…」

 

私は頭を抱えていた

 

葵「このレースでいいけど…」

 

あのオグリキャップのレースを見たあとだったのもあったから…

 

ライス「お姉さま?」

葵「どうしたの?ライス?」

ライス「む、難しそうな顔してたから、」

葵「ご、ごめんね…怖かったね」

 

私はライスの頭を撫でてあげた

 

葵「トレーニング頑張ろうか?」

ライス「う、うん!」

―――――――――――――――――――――――――――

【グラウンド】

葵「うーん…タイムが落ちてるね」

ライス「え、」

葵「何か悩み事とかあるの?」

ライス「え、えっとね…ブルボンさんやマックイーンさんと戦って勝てたけど、オグリさんのレースが頭から離れなくて」

 

そう、あのオグリキャップが負けた

白い稲妻…タマモクロスに…

 

葵「ならちょっと待ってて」

 

私はライスにそう言って声をかけて5分後

 

竜生「手伝いますよライスさん」

オグリ「私もだ」

ブルボン「私も手伝います」

ルドルフ「後輩達を導くのも先輩の務めだからな」

 

カワは、書類に追われてたけど

 

竜生「次に出るのは、GIのエリザベス女王杯ですか…」

葵「そう、でも、ライスのタイムが落ちてて」

竜生「うーん、今まではブルボンやマックイーンについて行く方式をとってたけど今回はここにいるメンバーがいないから」

 

言われてみたら…

 

ルドルフ「ならこういうのはどうだ?」

葵「ん?」

ルドルフ「私達と走ることにより領域へと持っていく」

葵「領域へと…」

竜生「それが成功すれば…勝てると思いますが」

 

でもそれに到達するまでに時間は要すると思う

 

ライス「ならよろしくお願いします!」

ルドルフ「でも、時間が無いから少し強引にはなるぞ?」

ライス「は、はい!」

ブルボン「ならやりましょうか」

 

――――――――――――――――――――――――――――

2週間後

エリザベス女王杯当日

 

タイムは上がった

速いウマ娘達に負けたくないという思いがあるんだと感じていた

 

葵「良くなったとは思ってる…けど…」

竜生「領域は得られませんでしたね」

葵「うん、このレース中に得られたらいいけど」

 

ライス「……」

オグリ「ライス大丈夫だ」

ブルボン「そうです。私達との練習の成果見せてあげましょう」

ルドルフ「ライス、君は前より速くなった。私達と互角に渡り合えるのだからな。思いっきりぶつけてきたらいい」

ライス「皆、分かりました!」

 

ライスも決意を固めたみたいだから、

 

葵「私もライスが絶対に勝つって信じてるからね」

ライス「はい!」

 

そう笑ってライスは、レースに挑んだ

 

スタートしてからライスは中団をキープしていた

 

ライス(今はついて行く、ついて行く、)

 

初めて見る相手に今までの作戦で来ていた

 

ブルボン「このままを維持していれば勝てますかね」

ルドルフ「最後に差される可能性があるからな…」

オグリ「…」

 

「ライスシャワーは中団をキープしている!残り600m!!」

 

ライス(私は、勝ちたい!皆の敵じゃなくてヒーローとして!)

 

その瞬間、ライスは加速した、それも練習以上に

 

オグリ「す、すごい」

ブルボン「私達の時以上…」

ルドルフ「ライスも会得したみたいだな」

竜生「これがライスの力か…」

 

あと200m…

 

葵「行けぇ!ライスゥウウ!」

 

ライス「はぁぁぁああ!」

 

「1着はライスシャワー!2着と5バ身差を付けてゴールイン!」

 

――――――――――――――――――――――――――――

【ウイニングライブ】

葵「ライスゥ!」

オグリ「ライスゥ!」

ブルボン「ライスさーん!」

ルドルフ「ライスゥ!」

 

私達はものすごく盛りあがっていた

 

竜生「来てたんですね皇川さん」

永輝「ライスゥ!」

 

私は、ライスのトレーナーで良かったと心の底から思えた

私とライスは世界一のペアだから!




次回

オベイ「フゥンやっぱり」

タマ「ウソやろ…オグリ…」

第14話 偽りの主役
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