オグリキャップの天皇賞(秋)での敗戦翌日
葵「どうしよう…」
私は頭を抱えていた
葵「このレースでいいけど…」
あのオグリキャップのレースを見たあとだったのもあったから…
ライス「お姉さま?」
葵「どうしたの?ライス?」
ライス「む、難しそうな顔してたから、」
葵「ご、ごめんね…怖かったね」
私はライスの頭を撫でてあげた
葵「トレーニング頑張ろうか?」
ライス「う、うん!」
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【グラウンド】
葵「うーん…タイムが落ちてるね」
ライス「え、」
葵「何か悩み事とかあるの?」
ライス「え、えっとね…ブルボンさんやマックイーンさんと戦って勝てたけど、オグリさんのレースが頭から離れなくて」
そう、あのオグリキャップが負けた
白い稲妻…タマモクロスに…
葵「ならちょっと待ってて」
私はライスにそう言って声をかけて5分後
竜生「手伝いますよライスさん」
オグリ「私もだ」
ブルボン「私も手伝います」
ルドルフ「後輩達を導くのも先輩の務めだからな」
カワは、書類に追われてたけど
竜生「次に出るのは、GIのエリザベス女王杯ですか…」
葵「そう、でも、ライスのタイムが落ちてて」
竜生「うーん、今まではブルボンやマックイーンについて行く方式をとってたけど今回はここにいるメンバーがいないから」
言われてみたら…
ルドルフ「ならこういうのはどうだ?」
葵「ん?」
ルドルフ「私達と走ることにより領域へと持っていく」
葵「領域へと…」
竜生「それが成功すれば…勝てると思いますが」
でもそれに到達するまでに時間は要すると思う
ライス「ならよろしくお願いします!」
ルドルフ「でも、時間が無いから少し強引にはなるぞ?」
ライス「は、はい!」
ブルボン「ならやりましょうか」
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2週間後
エリザベス女王杯当日
タイムは上がった
速いウマ娘達に負けたくないという思いがあるんだと感じていた
葵「良くなったとは思ってる…けど…」
竜生「領域は得られませんでしたね」
葵「うん、このレース中に得られたらいいけど」
ライス「……」
オグリ「ライス大丈夫だ」
ブルボン「そうです。私達との練習の成果見せてあげましょう」
ルドルフ「ライス、君は前より速くなった。私達と互角に渡り合えるのだからな。思いっきりぶつけてきたらいい」
ライス「皆、分かりました!」
ライスも決意を固めたみたいだから、
葵「私もライスが絶対に勝つって信じてるからね」
ライス「はい!」
そう笑ってライスは、レースに挑んだ
スタートしてからライスは中団をキープしていた
ライス(今はついて行く、ついて行く、)
初めて見る相手に今までの作戦で来ていた
ブルボン「このままを維持していれば勝てますかね」
ルドルフ「最後に差される可能性があるからな…」
オグリ「…」
「ライスシャワーは中団をキープしている!残り600m!!」
ライス(私は、勝ちたい!皆の敵じゃなくてヒーローとして!)
その瞬間、ライスは加速した、それも練習以上に
オグリ「す、すごい」
ブルボン「私達の時以上…」
ルドルフ「ライスも会得したみたいだな」
竜生「これがライスの力か…」
あと200m…
葵「行けぇ!ライスゥウウ!」
ライス「はぁぁぁああ!」
「1着はライスシャワー!2着と5バ身差を付けてゴールイン!」
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【ウイニングライブ】
葵「ライスゥ!」
オグリ「ライスゥ!」
ブルボン「ライスさーん!」
ルドルフ「ライスゥ!」
私達はものすごく盛りあがっていた
竜生「来てたんですね皇川さん」
永輝「ライスゥ!」
私は、ライスのトレーナーで良かったと心の底から思えた
私とライスは世界一のペアだから!
次回
オベイ「フゥンやっぱり」
タマ「ウソやろ…オグリ…」
第14話 偽りの主役