【都内某ホテル】
「呼び込みが掛かるまで一旦こちらでお待ち下さい」
クリーク「はぁ〜い、ありがとうございます♪」
ディクタ「面倒くせぇ〜…苦手なんだよな記者会見、さっさと終わらせてトレーニング行こうぜ…」
そういいながらディクタはリンゴを一つ食べた
ディクタ「お、うまっ!!このリンゴうめぇ!おいオグリお前も食べ…」
オグリ「………」
ディクタ「……てるな」
口いっぱいにリンゴを入れたオグリがそこにはいた
竜生「…!」
文乃「竜生か、」
竜生「久しぶりだな奈瀬」
文乃「ええ、元気そうね」
竜生「それなりにな、まぁ幼馴染に色々言ってもだろ?」
文乃「たしかに…ねぇ、竜生は、「奈瀬英人の娘」って言わないんだな」
竜生「それを嫌ってるの分かってるし」
俺は、幼馴染の奈瀬文乃と話していた
ディクタ「そういやオグリよぉー探し物は見付かったのか?」
オグリ「…探し物?」もぐもぐ
ディクタ「お前間近で視ただろ」
オグリ「!…いや…たぶん…まだ…けど…諦めるのはやめた」
ディクタ「へぇ…」
すると
タマ「うぃーっす!お疲れちゃん!さっ!みんなで記者会見パーっとかましたろうや!」
クリーク「あらあらお元気そうですね」
タマ「お、噂のクリークやん!なんや菊花賞勝ってすっかりスターやんな」
クリーク「あら!観ていてくれたんですね!」
俺達は様子を見ていると
クリーク「ありがとうございます。お礼にリンゴどうぞ」
タマ「いやええわ、お礼のハードル低過ぎるやろ…」
確かにな
ディクタ「まぁ1個くらい喰ってみろって、多分これ高いやつだぞ」
タマ「いや…せやからウチはええって」
ベルノ「?」
虎生「どうかした?」
ベルノ「いや、タマモクロスさんってリンゴ苦手なんですか?」
虎生「うーん…」
ベルノ「?」
俺はわかった、何か訳があるのだと
ディクタ「これチヨ達にも持って帰ってやるかー」
ベルノ「?…ミッ!!!」
???「」ブツブツ
ベルノ「ど…どちら様ですか…?」
ディクタ「ンだよトレーナーまぁた細けぇ事言ってんのか?」
そこには、見慣れたヤツがいた
竜生「よぉ、小内」
小内「竜生、久しぶりですね」
竜生「そうだな、ディクタのトレーナーになってたのか」
小内「竜生が地方に行ってからですが」
竜生「そうか、奈瀬に小内、同年代で戦えるのが楽しみだ」
小内「そうですね」
文乃「ええ」
ポンポン
虎生「竜生、少しいいか」
竜生「んだよ、虎生」
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【その頃】
タマ「……」
オグリ「どうしたんだタマ?もうそろそろ呼ばれるぞ…?」
タマ「あー次は有馬記念やな」
オグリ「…?ああ」
タマは何が言いたいんだ?
タマ「その年活躍した最強のウマ娘が一堂に会する文字通り最強決定戦…日本一のレースや」
なんだ…このモヤモヤは…
タマ「……やからかは知らんけどこのレースを有終の美とするウマ娘も多いらしい」
そんな…事…
タマ「…オグリキャップ」
タマ「ウチはこの有馬記念を
オグリ「ラス…ト…?…ま…待て…冗談…だよな…?」
タマ「冗談ちゃう、考えてみぃや、日本中が注目する有馬記念やで」
分かっている…
タマ「最強のメンバーと最後に戦ってやっぱり…タマモクロスが日本一やって一番強いって証明して有終の美を飾るんや」
………
タマ「最高の最後やろ?」
ギリッ…
オグリ「最後なんて…言うな…まだ私は…やり返せていない…!」
ギチッ…
オグリ「私たちは宿敵だと言ってくれたのはタマじゃないか…!私もそう思っ…て…」
その時、ふとマーチの顔が浮かんだ
オグリ「…本心を教えてくれ…何か理由があるんだろう?タマ…!」
私はまだ… タマと走っていたい…
オグリ「キミは…ッまだ…」
タマ「やかましい!!!」
オグリ「!」
タマ「辞める言うたら辞めんねん…「まだやり返せていない」?」
……………
タマ「ならええ機会やないか…有馬でやり返してみせぇや」
私の頭の中は真っ白になっていつの間にか会見は終わっていた
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【会見前】
竜生「トレーナー辞めるのか…」
虎生「いや、タマモクロスが自分から言ってきた」
竜生「なぁ、」
虎生「ん?」
俺はもう下を向かないと決めたんだ
竜生「次の有馬記念でこの兄弟喧嘩にケリをつけてやる」
虎生「後ろばかり見ていたお前が勝てるのか?」
竜生「勝つ!」
虎生「!」
竜生「虎生はお母さんもお父さんも知っていて、なんでも完璧にこなして、羨ましいと思ったよ…でも俺は、お母さんの顔もお父さんの顔も知らない、いつも努力をしてここまで登り詰めた」
俺は、全部をぶつける
竜生「お前ら2人を倒して…俺が俺達2人が日本一になってやる!」
虎生「面白い…やれるもんならやってみろ!」
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オグリ「ハァ…ハァ…」
会見後、戻った私は自主トレをしていた
オグリ「ハァ…ハァ…」
ダメだ…このままだと…間に合わない…!!
私は焦っていた
タマモクロスに勝つ為に
でもこのままだと…
ディクタ「よぉ…遊ぼうぜぇオグリ」
次回
ディクタ「「こっち」へ来いよオグリキャップ!」
オグリ(戦うべき相手…)
第17話 答え
ディクタ(オレ自身の全てを懸けて!!!)