ウマ娘~誰よりも君を~   作:コーヒー豆の妖精あーにゃん

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第3話 最初の1歩

 

ルドルフ「中央を無礼るなよ」

 

あの言葉が脳裏から離れない

私は、絶対にルールを覆すと決めた

その為には、レースで勝つ事だけ

 

竜生「オグリ、」

オグリ「!…なんだ?」

竜生「初戦の事で話があるんだ」

 

私は、騙馬と共にある建物に入った

 

ベルノ「あ、オグリちゃん…」

オグリ「…」

竜生「オグリの初戦はこれだ、ペガサスステークス」

ベルノ「一ヶ月後に開催されるGIIIレースですよね?」

 

竜生「ああ、距離は芝の1600m。カサマツでのラストレースと一緒というのと皐月賞を狙うウマ娘が出ないと分での判断でな」

 

ベルノ「いきなりGIII」

オグリ「…これに勝ったら強いって証明になるか?」

竜生「まぁそれなりにな」

オグリ「じゃあ出るよ」

 

中央(ここ)でも誰にも負けないって証明できれば日本ダービーに出走させて貰えるかもしれないと思ったからだ

 

オグリ「まずは、ペアルックステータスで勝つ!」

ベルノ「ペガサスステークスね」

竜生「なら、オグリのクラスにいるあいつと戦う事になるな」

 

あいつ…?

 

竜生「ブラッキーエール、現在9戦5勝で4連勝中の強敵だぞ」

 

――――――――――――――――――――――――――――

その後、私が廊下を歩いていると

 

エール「ペガサスSに出るらしいな?雑魚ネズミ」

 

雑魚ネズミ?魚か?ネズミか?

 

エール「いい度胸じゃねぇか、負けたら地元で田舎の雑魚共と仲良く傷を舐めあってろ。中央にテメェの居場所は1ミリも無ぇ」

 

………

 

オグリ「…分かった、その代わり約束しろ」

エール「あ?」

 

オグリ「私が勝ったら二度と汚い言葉を使うな」

 

―――――――――――――――――――――――――――――

翌日

 

竜生「はぁ!?負けたらカサマツに帰る!?」

オグリ「カサマツのみんなを雑魚って言った、絶対に勝つ!」

竜生「いや気持ちは分かるけど...」

 

騙馬は私の頭に手を置いて優しく撫でてくれた

 

竜生「まぁそうならない様にトレーニングをやっていくぞ」

オグリ「なら、今日は何をするんだ?」

 

すると、扉が開き

 

???「面白い後輩ってその娘ですか?騙馬トレーナー」

竜生「来たか、ツカサ、ユニヴァ、ゴッド」

 

そこには3人のウマ娘が並んでいた

 

竜生「俺のチームに所属してるお前達の先輩だよ、今からこの娘達と「併せ」をやってみてくれ」

 

アワセ?

 

竜生「まぁ、並走トレーニングだよ」

 

グラウンドに出て走り始めたが速いな…これが中央の先輩か

 

竜生(俺が手を挙げたら前2人を抜け)

 

とは言われたものの先輩2人は速度を上げる

 

オグリ「ッ…!」

竜生「」スッ…

 

手が挙がった…!

 

ズン!…ドッ!

 

だが、

 

オグリ「!?」

 

 

ベルノ「抜けない!?」

ゴッド「抜かせないようにしてるのさ、彼女の進行方向をブロックしてスパートをかけようにも壁がある、そうそう抜けられるものじゃない」

 

竜生(確かにそれもそうなんだが)

 

竜生「このままだとブラッキーエールには勝てないな、」

 

――――――――――――――――――――――――――――

レース当日

 

ベルノ「オグリちゃんこの前なんで調子出なかったんだろ」

竜生「カサマツと中央では1周が違う、」

ベルノ「え?」

竜生「要は、闘い方を変える必要があったんだ」

 

「さあ続きまして本レース2番人気!地方からカチ込んできた噂の転入生!オグリキャップ!」

 

竜生「さぁ、これが俺達の最初の1歩だ…」

 

 

数十分後…

 

 

オグリ「…」

ベルノ「オグリちゃん!」

オグリ「!…なに?」

 

竜生「レース前に悪いな、俺達はやれる事はやった。このレース勝つぞ、オグリ」

 

オグリ「ああ!」

 

私は、騙馬やベルノ達とトレーニングを積んできた

 

竜生「それと今回はフワッと走れ」

オグリ「…分かった」

ベルノ「分かったの!?」

 

私は、ゲート前へと移動した時、体に何かが走った

 

エール「なに突っ立ってンだ雑魚ネズミ!中央のゲート前にしてブルってンの」

 

オグリ「」ブルルルル

 

エール「かァア!??」ビクゥ「そんな震えるこたァねェだろ!!」

 

芝の香り…観客の声…風の感触…血が湧く…

 

ベルノ「オグリちゃん?」

竜生「まるで武者震いのようだ」

 

これが中央の景色…!

 

ゲートインが完了し、

 

ガシャコン

 

「スタートしました!勢いよく飛び出したのは大外ブラッキーエール!」

 

ベルノ「オグリちゃんは!?…え…?後ろから3番手!?」

竜生「それでいい」

ベルノ「え?」

竜生「後ろからレースの展開を見て仕掛けるように持っていったんだ」

 

「強気な走りで周囲へのプレッシャーをかけるブラッキーエール!5連勝目も我が物と言わんばかりだ!」

 

いつもなら内に行くが、今回は良くないな…

 

竜生(フワッと走れ)

 

ああ…外か…

 

「残り200m!ブラッキーエールこじ開けられるか!?」

 

エール(ここで一気に…!!)

 

ズン!

 

エール「なん…だ…は?」

 

「オ…オグリキャップ…!?オグリキャップだぁあああ!!」

 

簡単なことだったな

 

「オグリキャップ大外から一気に突き抜けたぁ!これがカサマツの星オグリキャップ!噂に違わぬ強さ!」

 

危険が及ばないくらい大外から抜けば良い

 

オグリ「中央のコースが広くて良かった」

 

「オグリキャップ1着でゴール!!」

 

まだ始まったばかりなんだな

 




次回

竜生「初めての1勝か、」

オグリ「ほんとにいいのか!」

第4話 レースの後

ベルノ「騙馬さん、やめた方が…」
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