竜生「初めての1勝か…」
俺は、オグリのところへ向かう途中でそんな言葉を漏らした
竜生「あとは、これを維持できてこれれば」
いつかは、
オグリ「騙馬…?」
竜生「ん?ああ、オグリ…どうした?」
オグリ「少し難しそうな顔をしてたからな…」
竜生「大丈夫だ。それよりお腹すいてるか?」
オグリ「ああ、力を使ったからな」
なら、ちょうど良かった
竜生「今日は、こっちに来ての1勝目だ。何か食べたいのあるか?」
オグリ「なら、お寿司が食べたい」
竜生「ああいいよ」
俺達は、レース場を後にして祝勝会の場所へと向かった
ベルノ「辞めておいたほうが、」
竜生「そんな毎回やる訳でもないからさ」
毎回やってたらそれこそ俺が破産するからな
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【回転寿司屋】
俺たちが中に入り座るとその隣に
永輝「祝勝会にここか?」
竜生「なんでいるんですか、いいでしょオグリも沢山食べれると思っての事ですから」
皇川さんとルドルフさん、唱未さんとライスさんがいた
葵「ペガサスステークス優勝おめでとう」
オグリ「ん?…ああ、ありがとう」
ライス「凄かったです」
オグリ「これも全部騙馬のおかげだ」
竜生「お前の実力があったからだ」
俺は、所詮あいつの練習メニューを借りたに過ぎない
まだ、1人では何も考えれないし…あの時の心残りがあるから…
オグリ「それにしてもお寿司美味しいな」
ベルノ「いつの間に!?」
オグリ「だって、流れてるのに食べないのはもったいないじゃないか」
見てみるとそこには、既に20皿近くのタワーができていた
永輝「オグリはすごいな...」
ルドルフ「どうしたんだ?」
永輝「いやなんでもない」
隣もすごいタワーができていた
ルドルフさんも楽しみにしてたのか
竜生「お互い金欠だけは避けましょうね」
永輝「そうだな」
改めて貯金はしておこうと思った
その後ろでは、
葵「ライスゥ、何頼む?」
ライス「これとこれで、」
葵「これも美味しいよ?」
ライス「お姉様が言うなら」
葵「ライスゥ!」
ライス「お、お姉様…お店ですからァ、」
あれが百合ってやつか?
俺には分からない世界だ
永輝「尊いな」
竜生「何言ってんすか、」
オグリもどんどん食べていきすごい事になっていた
俺は、10皿くらいでやめていた
ベルノも同じくらいだった
ベルノ「ほんとにお腹すいてたんだね」
オグリ「ああ、でももう流れてこなくなったな」
まぁ、オグリとルドルフさんで片っ端から食べてたらな
竜生「俺は戻ってからまた書類の整理をしないと」
永輝「今日くらい休んでも」
竜生「そういう訳にも行かないんですよ」
店の在庫をからにしてからお会計をするとまぁ、そうだよなと思う金額が提示されていたのでしっかりと払い学園に戻った
皇川さんは、膝から崩れ落ち、それを見た唱未さんは指さして笑っていた
オグリ「私とベルノはこっちだから、また明日、騙馬」
ベルノ「おやすみなさい」
竜生「ああ、ゆっくり休めよ」
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【トレーナー室】
竜生「君のおかげで勝てたよ」
俺はある写真を見ていると
コンコンコン
ルドルフ「失礼するよ」
竜生「ルドルフさん、どうしたんです?」
ルドルフ「頼んでいたイベントのことで」
竜生「あー、少し待っていてください」
俺は写真を置き、書類を渡した
竜生「ルドルフさんも夜は遅いので気をつけて」
ルドルフ「………」
竜生「ルドルフさん?」
ルドルフ「あ、ああ…」
ルドルフさんは、書類を受け取ると部屋から去っていった
竜生「あー写真見られたかもな」
オグリにもいずれ話さないとな
次回
オグリ「よし」
竜生「前と同じで焦る必要は無い」
第5話 毎日杯と必要な力