ウマ娘~誰よりも君を~   作:コーヒー豆の妖精あーにゃん

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第5話 毎日杯と必要な力

アルダン「貴方すごいのですね!」

クリーク「レースTVで観ましたよ!」

ヤエノ「…初勝利おめでとうございます」

オグリ「ありがとう…」

アルダン「しかし、随分不思議な体勢でしたねいつもあのような走り方を?」

オグリ「ああ…走り方はカサマツの頃から…」

 

私たちが色々と話していると…

 

エール「だァアアもう!うる…ご静粛に願えます!?もうじき授業ですので席へ戻られてはいかがでしょう!?…チッ!」

 

アルダン「…何故上品に…?」

オグリ「私が勝ったから」

アルダン「え…」

 

約束は約束だからな

そして、昼休みになり、

 

チヨノオー「2戦2勝の無敗ヤエノムテキ、9連勝中のオグリキャップ勢いのある両者が激突する!だって!」

ディクタ「9連勝中つっても中央じゃ1勝だろ?」

ヤエノ「何処で何勝したかなど関係ありません」ガタッ

ディクタ「…?どこ行くんだ?」

 

ヤエノ「果し合いを申し込んできます」

ディクタ「古風だなぁ」

 

後ろでそんなやり取りが行われていると知らず

 

オグリ「おかわ…」ドン「!!」

料理主任「いくらでも食べな、食べ放題なんだ足りないとは言わせないよ」カロッ

 

オグリ(これが…中央…!!)

 

そんなことを思っていた

 

ヤエノ(無視…)

 

――――――――――――――――――――――――――――――

【阪神レース場】

 

竜生「はぁ、あのメガネ無闇に煽りやがってったく」

 

俺はその記事を見てから、ベルノが座ってる場所に行った

 

「大外オグリキャップ、ゲートに入りました!」

 

竜生「もうすぐスタートだな」

ベルノ「今回のアドバイス、大丈夫でしょうか、」

竜生「オグリを信じるしかないかな」

 

「GIII毎日杯 芝2000m、今、スタートしました!」

 

オグリ(早めに内へ…!!)

 

その隣にはヤエノムテキがいた

 

ベルノ「右前ピッタリに!?」

竜生「…っ…マズイ、オグリを内に入れないきだ」

 

距離が長いぶん内に入って欲しいが、

 

ベルノ「あんなに大外に…」

竜生「ただでさえ2000mもあるのに絶妙な距離感で…後ろに目でもついてんだろ、オグリだけ別のレースを走らされているもんだぞ」

 

そうこうしていると2コーナーを周り向こう正面に

だがオグリは並のウマ娘とは違う

 

オグリ(2000mを走る進路がどこにもないならその距離差(ロス)を前提としたペースで)

 

ベルノ「え…?」

竜生「…よし、焦る必要は無い、勝負は」

 

オグリ 竜生(第4コーナー)

 

「第4コーナー回った!残りは直線400m!」

 

ヤエノ(今!!)ドン!

 

「おおっと一番外からヤエノムテキ!勝負に出たァ!」

 

ヤエノ(最後の直線で大外から差し切る!これぞ理想の形!理想のレース、これで私はクラシックレースを…)

 

竜生「…」ニヤ

 

「いやその外からオグリキャップだぁー!!」

 

ヤエノ「!!?…しまっ…」

オグリ「フッ…」グンッ…ドパッ!

 

「ここでオグリキャップ、スパートォ!」

 

ベルノ「いけぇー!」

竜生「その調子だ!」

 

オグリ(…芝が重い、ゴールが遠く感じる…何も問題は無い!!)

 

「ゴォオール!!オグリキャップ!1着はオグリキャップだぁー!」

 

――――――――――――――――――――――――――――

【あれから】

 

竜生「今日は、皐月賞だな。府中でやってるのか」

オグリ「あ、クラスメイトの…」

 

画面にはヤエノムテキ、続いてサクラチヨノオーと出てきた

 

ベルノ「あれ?ディクタストライカさんは?」

竜生「ん?…なんか脚を痛めて見送ったらしい」

 

それにしても

 

竜生「このメンバー面倒な感じがする」

ベルノ「え?」

 

結果はヤエノムテキが1着でゴール

2着にディクタアース、3着にサクラチヨノオー

 

竜生「大変な事が起きるかもな」

 

俺の予感は的中した

ある新聞記者のおかげで、

 

「ダービーに出られないことをどう思いですか!?」

竜生「………」

「出たら勝てそうですか!?」

竜生「………」

「オグリキャップ、ダービーに出たいですか!?」

オグリ「?」

 

あのクソメガネ…絶対にぶん殴る!!

 

竜生「帰れ!今はトレーニング中だ!それとも引き摺り回されたいか!」

「わぁー!!キレたー!!」

 

俺がキレてる頃、生徒会室では

 

――――――――――ここからルドルフ視点――――――――――

 

ルドルフ「この記事を書いたのは貴方でしたか…藤井泉助さん」

藤井「おう!ええやろそのコピー!気に入ってん!でもって」

 

ドサッ

 

藤井「署名1万人分や!」

 

内容は多分いや、絶対

 

藤井「オグリキャップ、ダービー特例出走の希望」

ルドルフ「貴方も記者なら入ってるはずです」

 

出走させたくてもできない…

ルールは絶対なのだから

 

藤井「なぁ会長さん、ダービーって何や?同世代の頂点決める夢のレースちゃうんか?」

 

…その通りだからこそ

 

藤井「そのレースにオグリキャップを出さんでどないすんねん!」

 

…!!…そうか、簡単な話だったのか…だって…私も

 

藤井「ホンマにこのままでええんか!?挑戦する機会も与えられんままで!!URAはまともに取り合っちゃくれへん!」

 

…この署名してくれた人達と

 

藤井「あんたの力が必要なんや!皇帝シンボリルドルフ!」

 

…同じ気持ちだったんだから

 

ルドルフ「…脚下照顧…ナメていたのは私の方だったな…」

藤井「!」

 

…もっと早く気づくべきだったな

 

ルドルフ「夢亡き者に理想無し…私の理想も貴方と同じです」

 

やれる事は全部…やるだけだ!

 

 




次回

竜生「俺も一緒にですか、」

ルドルフ「唯一無二の品格…それを…」

第6話 ルールと品格と写真

ルドルフ「そのウマ娘について…」
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