公安特捜班鳥取・風の挽歌‐倉吉着14時23分の行方不明者‐ 作:新庄雄太郎
部屋に行くと、机の上に置手紙を見つけた。
「えっ、何これ。」
と、手紙を見た。
善子ちゃんへ 私は今、1人になりたいので二度と戻ることもないので、少しは旅に出ていきます、どうか探さないでください
「えっ、何これ。」
「どうしたの。」
「芽美が、出て行っちゃったのよ。」
「えっ、何処へ行ったのかしら。」
「何か、悩みでもあったのかな?。」
そして、次の日。
「なるほど、手紙を残してどこかへ行って行方を晦ましたってわけだね。」
と、南は言った。
「ええ、でも芽美は自殺するような子ではないと思うの。」
「ほう。」
「で、あなたは。」
「俺は彼女の婚約者で市原一馬と言います。」
「それで、彼女の名前は分かりますか?。」
と、菅原は言った。
「名前は、確か不動 芽美って言います。」
「すいませんが、彼女は行きそうな場所には心当たりはありませんか?。」
「そうね、彼女は文学少女だったから大和路あたりかな?。」
「大和路か京都付近か。」
「ええ。」
「わかりました、我々もその線で捜査してみます。」
そして、翌日。
「おいっ、女性が行方不明だ付近を探してくれ。」
「はいっ。」と、桜井はメモを貰った。
「やはり、彼女は何処へ行ったんですかね。」
彼女は、8時50分発の東海道新幹線「のぞみ19号」に乗って姫路へ向かい、姫路からは特急「スーパーはくと5号」に乗って鳥取へ向かった、特急「スーパーはくと5号」は姫路を12時20分に発車し、山陽本線と智頭急行線を経由して山陰本線へ入る特急列車である。鳥取と倉敷へ行くには人気の特急である、終着倉吉に到着したのは14時23分である。そして、倉敷駅で下車して鳥取砂丘へ向かった。
鳥取砂丘
鳥取砂丘(とっとりさきゅう)は、鳥取県鳥取市の日本海海岸に広がる日本の代表的な海岸砂丘である。広大な砂礫地が観光資源にもなっているほか、山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されており、南北2.4 km、東西16 kmに広がる。1955年(昭和30年)に国の天然記念物に、2007年(平成19年)に日本の地質百選に選定された。大山と並んで鳥取県のシンボルの一つとされている。
「誰が風を見たのでしょうか、でも私は見えはしない。」
と、彼女は言った。
芽美は、砂丘から眺める日本海と隠岐の島を見つめていた。
「彼と一緒に行きたかったわ、一馬。」
そう言って、砂丘を眺めながら日本海を見つめていた。
眺める日本海、砂丘から見える隠岐の島、彼女は砂丘に吹く浜風を彼女はそれを見ていた。
そして、次の日。
鳥取で事件が起きた、女性の死体が発見されたのだ。