公安特捜班鳥取・風の挽歌‐倉吉着14時23分の行方不明者‐   作:新庄雄太郎

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特捜班は、彼女の捜索するために米子から鳥取へ向かった。


第5章 捜索

「倉吉で女性が車に連れ去って、車を運転していたのは23歳から30代前後の男か。」

 

と、南は言った。

 

「ええ、あの男が犯人なのかな?。」

 

「それも、考えられますね。」

 

「ほう、とう言う事は犯人は別にいるって事か。」

 

「ええ、恐らく。」

 

「どうやら、この事件は鳥取にありそうですね。」

 

と、高山は言った。

 

「ええ。」

 

そこへ、南と高山と小海は高杉班長に呼び出された。

 

「班長、実はお願いがあるんですが?。」

 

「ああ、そうだ丁度良かった。」

 

「えっ。」

 

「実はな、君たちには鳥取県警から捜査協力の要請があった。」

 

「えっ、殺害された女性を足取りを追うんですか?。」

 

「そうだ、それで君たちには捜査をしてもらう。」

 

と、高杉は言った。

 

「すいませんが。」

 

「何だね、南。」

 

「行方不明の女性の方も、捜索しようと思いまして。」

 

「そうか、じゃあ殺害された女性の足取りも追ってくれないか。」

 

と、高杉は南と高山に言った。

 

「わかりました。」

 

そして、南と高山と小海は行方を追うため、市原にあった。

 

「えっ、これから捜索ですか。」

 

「ええ、実は協力していただけないでしょうか?。」

 

「ええ、もちろん。」

 

「彼女は1人旅をする時に、よく行きそうな場所は分かりますか?。」

 

と、小海は市原に言った。

 

「確かに、彼女は山陰と京都も好きだけど、北陸や、九州と飛騨高山と北海道も好きだったな。」

 

「北陸と九州と飛騨と北海道ね。」

 

「ええ。」

 

「とにかく、我々は山陰方面で捜査してみます。」

 

「お願いします。」

 

そして、南と高山と小海は22時00分発の寝台特急「サンライズ出雲」に乗って米子へ向かい、そこから行方を追う事にした。

 

「殺害された彼女は、ここに乗っていた。」

 

「なるほどね。」

 

「飯山は、そこから倉吉へ向かったのか。」

 

「ええ、間違いないと思います。」

 

と、小海は言った。

 

「ええ、そこから倉吉へ向かったんだよ。」

 

「なるほどね。」

 

「そして、彼女は米子駅で下車してそこから赤いスポーツカーに乗せて海岸で殺害された。」

 

「そうね。」

 

「ところで、芽美は乗っていたのか。」

 

「さぁ。」

 

早速、高山はサンライズ「出雲」の車掌に聞き込みをした。

 

「ああ、この女性ですか?。」

 

「ええ。」

 

「こちらの女性は分かりますか?。」

 

と、高山は写真を見せた。

 

「さぁね、この女性は知らんな。」

 

「では、この女性は分かりますか?。」

 

高山は、写真を見せた。

 

「ああ、この女性ですか。」

 

「ええ。」

 

「この女性は、確かA寝台に乗っていたな。」

 

「それは、本当ですか。」

 

「ええ。」

 

「この女性はどうかしたんですか。」

 

と、車掌は高山に言った。

 

「実は、鳥取の海岸で死体で発見されたんです。」

 

「えっ、殺されたんですか。」

 

「はい。」

 

「被害者は、これに乗って米子で下車してそこから海岸へ向か去ったのか。」

 

「ええ。」

 

「とにかく、明日には米子で駅員に聞き込みしますか。」

 

「ええ。」

 

9時03分、寝台特急「サンライズ出雲」は米子に到着した。

 

「ああ、この女性ですか。」

 

「知ってるんですか。」

 

「ええ、確か駅の近くに赤いスポーツカーが来ていたな。」

 

「もしかして、この男ですか。」

 

と、写真を見せた。

 

「ああ、この男でしたよ。」

 

「何処へ、向かったか覚えていますか。」

 

「そうだな、そこから米子から鳥取へ向かって言ったよ。」

 

「そうか、どうも。」

 

そして、南は高山と小海と共に彼女の行方を追う事にした。




そして、彼女は何処に。

犯人は誰なのか?
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