ごめん!
未だ見えない天井へと登り続ける地面。
その中央には、人の形をした木。枯れ木の様に朽ちた姿は一つの諦めを感じさせる。
「オラッ!」
ベレットが赤く燃えた拳で木の幹を殴りつける。
その一撃は木の幹を焦がし、かなりの衝撃が木を揺らす
。
「……手応えはあるんだがな……」
「縺企。倥>縲ゅb縺�未繧上i縺ェ縺�〒」
頭部と思われる部位にある緑の宝玉が輝けば、ソレの周りに木の根っこが身を守る様に出現する。
「……攻めてこないな」
「そうね。反撃だけって所かしら」
444:名無しのフィクサー
木の根っこ飛ばしてくるだけか?
白雪姫とか黒檀女王と似てるな
445:名無しのフィクサー
ちょっと男子ー!
寄生樹ちゃんに火つけたのあんた達でしょ!
446:名無しのフィクサー
>>445
残当
447:名無しのフィクサー
>>445
確かにアレ燃やしたらこんな感じになりそう
448:名無しのフィクサー
>>445
本体より苗木の方燃やした感あるな
「私も武器があれば手伝えるんだけど」
「鶏のパペットは?」
「とっくの昔に瓦礫の下よ!あんなヘンテコな武器はもう二度と御免だわ!」
「……じゃあこれをやろう」
手渡したのは……拳銃。
「……使った事無いんだけど?E.G.Oなら何となくで使えるけど、これは完全に技術がいるヤツじゃない?」
「なんとなくで使え」
451:名無しのフィクサー
あれ支部ニキいつの間に拾ってたん
452:名無しのフィクサー
なんで支部のオフィサーにも拳銃配れるんだよ
普通それだけで財政破綻だろ
453:名無しのフィクサー
>>451
実はサラッと逃げてる時に拾ってた
「……アレンはどうするの?あなたもE.G.O武器を持ってないじゃない」
「心配するな」
「俺にはリウがある」
455:名無しのフィクサー
えマジで素手で戦うの?
456:名無しのフィクサー
早まるな支部ニキ
お前発火装置も何もないだろ
457:リウニキ
いいぞ素手でぶち抜いたれ
458:名無しのフィクサー
絶対やめとけ
あんなよく分からん奴に触ったらかぶれるだろ
459:名無しのフィクサー
>>457
だからそれが出来るのはお前だけなんだって
460:名無しのフィクサー
>>457
メイちゃんよろしく素手から火出すんか?
461:名無しのフィクサー
>>457
リウニキってこういう所あるよな
俺が出来るんだからお前にも出来る的な思想
462:名無しのフィクサー
>>458
かぶれるより心配する所あるだろ
……リウに所属する者なら真っ先に習得する技能。
地球に於いて『中国拳法』と呼ばれる物に類似した格闘術。
リウに所属したばかりの者は武具に頼った戦いをする。
それは炎を主体とした戦闘をするからだ。
……しかし、鍛錬を積んだリウの強者は違う。
火花の向こうにある、肉体の波動を何よりも重要視する。
炎とは、リウの技術をより輝かせる一つの装飾に過ぎない。
……それを身をもって知る者と、知らぬ者とでは天地程の差がつく事は誰の目にも明らかだろう。
465:リウニキ
折角の機会だ
ぶち当たってこい
「ッッ!」
鋭く研ぎ澄まされた一撃は、木の根をすり抜け緑の宝玉へと叩き込まれる。
「縺ゥ縺�@縺ヲ辟。隕悶@縺ヲ縺上l縺ェ縺����」
地面が大きく揺れる。横から見える様々な場所が潰されていく。
「……ああくそ!全然止まらないじゃねぇか!」
「地面がせり上がるスピードが早くなっているな」
「意味ねぇじゃねぇか!」
「……効いているからこそ早くなっているのかもな」
ガシャン!!
「!?」
「アレン!上からだ!」
上から飛び掛かるのは……傘を咥えた巨大な狐だった。
「くそ!『さすらいの狐』か!」
狐はアレンを飛び越え、あの木の幹へと傘を振るう。
……が、木の根によって阻まれる。
「……いいぞ!あのままアブノーマリティ同士で潰しあってくれれば……!」
『クオォォ────ン!!!』
「っ!!」
「……まあ、そう上手くはいかないか」
狐の咆哮が耳を貫けば、周囲に数多の傘が現れる。
あの狐も潰されるのは勘弁の様だ。
しかし、残念ながらアブノーマリティは仲間ではない。
その傘が木を貫こうが、人を貫こうが大差は無いのだろう。利害の一致とは難しいものだ。
「おいモフ!お前も手伝えよ!」
「無茶言わないでよ!あんたらが射線をうろちょろするから撃てないのよ!」
「ベレット!何か来る!」
「ブモオオオオォォォォォォォォ!!!!」
壁を破壊しながら降りてきたのは……真っ赤な雄牛。
その標的は勿論……
「モオオオオオオオォォ!!」
「縺ゥ縺�@縺ヲ�∽ク翫↓逋サ繧峨○縺ヲ縺上l縺ェ縺����」
赤く燃え上がる真鍮の塊は木の根を燃やし、へし折らんとする。
木の幹はそれに呼応する様により多くの木の根を生やす。
「……これじゃあ流石に手が出せないな」
「一度距離を取ろう。隙を突いて……」
「二人共!また何か来る!」
瓦礫を掻き分けながら地中から這い上がってきたのは……
……青い金属を纏った百足。
「っ!『衝撃ムカデ』!」
「ああもう!何でもアリじゃないの!」
492:名無しのフィクサー
うわ怪獣大決戦じゃん
493:名無しのフィクサー
三体のアブノーマリティに囲まれながらねじれを倒してね!
あほなの???
494:名無しのフィクサー
いやー!
楽しくなってきた!!
495:名無しのフィクサー
外野は安全だからな!
フレッ!フレッ!支部ニキ!
496:名無しのフィクサー
流石にこれ素手で対処しろは無茶やな
電気を纏ったムカデが狙いを定めたのは……
「ッ!」
「はぁ!?いや違うだろ普通あの木の幹狙う流れだろちょっと待てってあー!!!」
カキンッ!!
「……!!」
「イザベルさん!!」
ムカデの尾は、銀色の杖によって弾かれた。
「イザベルさ……その腕……」
彼女の右肩から下は強い力によってもぎ取られたようだ。
「……大丈夫よ。たかが右腕を失ったぐらいで戦えなくなるほどヤワじゃないわ」
502:名無しのフィクサー
あのお婆ちゃん生きてたんか
503:名無しのフィクサー
コントロールチームの部門長じゃん!
504:名無しのフィクサー
右腕もげちゃったのマジ?
戦えるの?
505:名無しのフィクサー
>>504
それでも余裕で部長と同格かそれ以上あるぞ
506:名無しのフィクサー
>>505
なんで支部にこんな化け物いるんですかね……
507:名無しのフィクサー
>>505
両腕あったら部長じゃ誰も勝てないんじゃない?
「三人共無事で良かった。けれど、時間が無いの」
「イザベルさん!私達はどうすれば……」
「……私はあのムカデと二体の流れ弾を捌きます」
「三人は……」
「オリーブを、殺してくれるかしら?」
513:名無しのフィクサー
サラッと爆弾発言したぞ
オリーブってコントロールチームの人だよな
514:名無しのフィクサー
やっぱねじれなんか
こんな早くにねじれって起こるもんなの?
515:代表
あー!!カツ丼が腹から出そう!!!
516:名無しのフィクサー
>>515
腹一杯食った後に動いたら腹痛くなるに決まってんだろ
「あの木が……チーフ……なのか?」
「……は!?あれがコントロールチームのチーフ!?オリーブさんはあんな枯れ木な訳ねぇじゃねぇか!」
「……ベレット」
「やろう」
「私も訳わかんないけど……アレを壊さないと皆潰れてしまう」
「なら……!あれが誰であろうと……止めないといけない」
「……ごめんなさい、三人共。本来は私が背負うべき業を貴方達に背負わせてしまうわね」
「……タイムリミットは後一分。それまでにあの緑の宝玉を壊して」
「……ああ」
「クソッ!ああやればいいんだろ!」
「ええ。私も出来る限り手伝うわ」
イザベルが姿を消した後、ムカデと戦闘を開始する。
ある空洞にて、天を目指す枯れ木は真鍮の牛の頭突きを喰らい、狐の傘が木の幹を切るが如く振りかざされる。
その周りを踊るのは、電気を纏ったムカデと満身創痍の老婦人。
広間は、修羅場へと姿を変えた。
「あの二体の隙間を縫って、オリーブさんの所まで行くぞ」
「自殺行為じゃねぇか!」
「うだうだ言ってないでさっさと突っ込みなさい!このままじっとしてても自殺行為なの!」
……狐が此方を向く。
「ベレット。先に行け」
アレンへと傘を突き刺さんとする狐。
彼の持つ、リウの拳法がそれを迎え撃つ。
カキンッ!
「……リウね。久しぶりに見たわ」
「イザベルさん。……ありがとうございます」
狐の傘を銀色の杖で弾き飛ばす。
狐は老婦人へと飛び付き、遠くへと弾き飛ばされる。
「……全く、あの狐とムカデは流石に荷が重いわね」
「……オラァ!!」
赤く燃え上がる一撃は緑の宝玉へと放たれる。
……が、当たらない。
「……チッ!ちょこまかと!」
「ベレット。時間が無い。そいつを貸せ」
「……『カポーテ』か?」
「ああ」
「っ!!二人共!天井が見えた!急いで!」
「縺企。倥>�√b縺�叛縺」縺ヲ縺翫>縺ヲ��」
再び、木の根がオリーブを守る。
「っ!おい!受け取れ!」
「熱っ!」
アレンはE.G.O武器を身につけ……
「『煉獄拳』!」
木の根を吹き飛ばす。
「!!スゲェ!」
「っ!牛が突っ込んで来るぞ!」
「モオオオオオオオ」
パン!パン!
「牛!あんたの相手はこっちよ!」
放たれた銃弾は真鍮によって弾かれる。
……が、注意を逸らす事には成功したようだ。
「急いで!アレン!」
「……オリーブさん!!その宝玉!アレンが!壊させてもらう!」
「人に丸投げするな!」
ベレットが宝玉を掴む。
「放て!アレン!!」
「っ!『煉獄拳』ッ!!!」
紅く燃えたリウの一撃は……
緑の宝玉を……
「……一歩、遅かったわね」
打ち砕く前に、押し潰された。
○アレン
ア『レ』ンなので、スティレットを持ってる方でもなければ、XYの決勝戦で戦った方でもない。Wayfarer社で働いてはいない。
○ベレット
ベ『レ』ット。
???「来いよベネット。銃なんか捨てて、かかってこい」
○モフ
モフ。もふもふしてそうだからモフ。
…悪いか?
文字化け元
お願い。もう関わらないで
どうして無視してくれないの?
どうして!上に登らせてくれないの!
お願い!もう放っておいて!