プラネタリウム・ドリーム   作:ななしのあ

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ほんまごめん、めちゃんこ遅れた
一通り出来たので少しずつ出していくよ
楽しみにしてた方には申し訳ない

展開の都合上しょうがないけど、ここから先ちょっとエグい描写が挟まってきます。
基本プロムン三作品やった事ある人なら余裕ぐらいにはしているつもりだけど、そこだけ理解してもらえれば。


Furioso-1

「……クソッ」

 

 

 両腕が切り落とされた男。彼へと向けられているのは……。

 

 

「……『老いた少年工房』のハンマーか。それ高かっただろ」

 

「お前らとくだらない工房話をするつもりはない。ねじれについて知っている事を全て話せ」

 

「…………何も知らない」

 

 

 グチャ

 

 

「ガアッ!!」

 

 

 薄く纏っていた金属が割れ、筋肉を抉り骨を砕く。

 

 

「次は右足だ。ねじれについて知っている事を話せ」

 

「……お前さん強いな。どうだ?是非この事務所で働いてみないか?」

「ついでにその手袋も少し見させてくれ——」

 

 

 

 

 

「……どうしてここの連中は口を開けば何の役にも立たない情報しか吐かないゴミカスしかいないんだ?」

 

「諦めて。そーゆー奴らだから」

 

 

 工房は血に塗れ、ありとあらゆる物が破壊されている。もはや元の工房としての役割は果たしていない。

 

 

「……部下の死に様を見ても何も思わないか。薄情者だな」

 

「当たり前でしょ。私がアイツらに対して情をかけてると思う?」

 

 

 血濡れた床の上を歩く一人の男。

 その顔には黒い仮面をつけ、全身に黒い靄がかかりうまく視認する事が出来ない。

 

 男が向かう先には……

 

 

「……で、諦めはついた?」

 

 

 四肢を切り落とされ、壁にもたれかかる女。

 

 

「まだお前を人質にしてあの部下共に聞いた方がマシだったな」

 

「私ですら知らないのにどうしてアイツらが知ってるのさ」

 

 

 自然音一つ鳴り響かない空間。

 

 

「……認識阻害の仮面に、周りの音を消す手袋。こうやって相対してみるとただの怪奇現象ね」

 

 

 手足を抉られたにも関わらず、平穏を保つ女。

 

 

「……どうしてねじれ事件を積極的に解決している?」

 

「うちの事務所は何でも屋だからね。それがどんな事件でもお金が貰えるならやる」

「この工房で色々作ってるせいでお金はいくらあっても困らない。常にこの工房のお陰でこの事務所は赤字ばっか。そんな中でねじれって言う金蔓が現れたなら、掴まない筈がないよね」

 

「何も知らずに金蔓としてこき使っている筈がない。お前らが今までに手に入れたねじれに関する情報を全て話せ」

 

「生憎何も。ヘンテコ生物集団ぐらいしか分からな——」

 

 

 ——彼女の心臓に短剣が突き刺さる。

 

 

「……ゴボッ!」

 

「本当にゴミみたいな事しか言わないな。お前みたいなのに金を注いでいた事務所の事が可哀想だ」

 

「…………!」

 

 

 女は何かを話そうとするも、体内から溢れ出る血液が肺に溜まり、うまく言葉にならない。

 

 

「……これ以上話をしても無駄だろうな。お前の戯言を信じてやるとするなら、ここのお偉いさんを叩く以外に方法は無い……って所か」

 

「…………………………」

 

「まあ、どうも偉い奴らは上に溜まりたがる性質を持っているからな」

 

 

 新しく出来た血溜まりを横目に、黒い影は再び歩き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

633:名無しのフィクサー

トレスネキ死んだ!

 

634:名無しのフィクサー

トレスネキっつうか工房丸ごと潰されてるじゃねぇか

 

635:名無しのフィクサー

被害状況!被害状況はどうなっている!

 

636:名無しのフィクサー

なんでトレスネキ平気そうなんだろって思ったけどそういやあの人よく武器製作の時にやらかして腕吹き飛ばしてたな

 

637:名無しのフィクサー

>>635

ツヴァイネキが事務所の前で交戦して死亡、トレス組が時間稼ぎして全滅

 

638:名無しのフィクサー

勝てる勝てないとかじゃなくそもそも勝負すら始まってないわこれ

 

639:名無しのフィクサー

>>636

ちょっと前に試作品が爆発して全身火傷負ってもケロっとしてたぞ

 

640:名無しのフィクサー

ただ工房を囮にしただけはあった

大広間である程度迎撃態勢は取れた

 

641:名無しのフィクサー

他の部長は何してる?

 

642:本部長ハナニキ

>>638

そもそもこの事務所が特色フィクサーに勝てるとは思ってないです

 

643:名無しのフィクサー

>>641

エイトニキはもうすぐ来る

指ニキが中指と交渉中

ウーフィニキとセンクネキは知らん

 

644:名無しのフィクサー

うわ来た代表…………じゃない!

本部長や!

 

645:名無しのフィクサー

もうワイらの10%は死んだぞ

 

646:名無しのフィクサー

んで勝てないならどうすんの?

他の助力借りるの?

 

647:名無しのフィクサー

本当は本部長に現場で直接指示してもらいたいんやけどな

 

648:本部長ハナニキ

この事務所の敗北条件は特異点が破壊された時

言い換えればそれ以外の損失はどうにかなります

 

649:名無しのフィクサー

特異点の部屋って代表の部屋からじゃないと入れなかったよな?

 

650:名無しのフィクサー

つまり代表の部屋を探られたら負け?

 

651:名無しのフィクサー

特異点ってあの丸いヤツだったっけ

 

652:本部長ハナニキ

皆様には命を懸けて黒い沈黙の足止めをしてもらいます

でもどうせ戦っても勝てないのでレスバして時間を稼いで下さい

 

653:名無しのフィクサー

あかんアホ痛い

何あのヘンテコ武器シリーズ

 

654:名無しのフィクサー

え??

情報特化のフィクサーに情報戦を挑めって事?

 

655:名無しのフィクサー

それが出来たら苦労はしない

 

656:名無しのフィクサー

うそんさっさと図書館の情報喋って帰ってもらうじゃだめなん

 

657:名無しのフィクサー

>>647

現場の指揮だけならセブンネキの方が優秀やぞ

 

658:名無しのフィクサー

まあ力づくで帰ってもらうよりは勝機がありそう

 

659:名無しのフィクサー

>>656

マジでこの計画全部吹き飛ぶから言うなよ

 

660:本部長ハナニキ

>>656

その情報は代表のみが握っている、という設定にさせます

 

661:名無しのフィクサー

あーなるほど?

 

662:名無しのフィクサー

黒沈襲来

代表が戻るまでワイらで足止め&カモフラージュ

代表「L社の跡地になんかあるンゴよ」

黒沈満足、そのまま帰宅

ワイらの特異点は無事

 

って事?

 

663:名無しのフィクサー

ナイス有識者

 

664:名無しのフィクサー

おいワイそんな話聞いてないぞ

 

665:本部長ハナニキ

>>662

まさしくその通りです

 

666:名無しのフィクサー

よーしコイツコピペしまくって色んな所に貼りまくれ

 

667:名無しのフィクサー

>>662

えそうなん

知らされてないぞ

 

668:名無しのフィクサー

>>666

コピペってどうやってするんすか

 

669:名無しのフィクサー

情報が錯綜しすぎている!

 

670:名無しのフィクサー

ほーん

つまりワイに死ね、というんだな?

 

671:名無しのフィクサー

全員でロールプレイして誤魔化せってコト!?

 

672:名無しのフィクサー

>>670

頭折るなら特色如きにビビるなよ

 

673:名無しのフィクサー

>>670

どうせお前は命綱無しならロクに生きれないカスや

なら今ぐらいは命懸けろよ

 

674:名無しのフィクサー

「ねじれって案外美味しいんやで」

バカなの???

 

675:名無しのフィクサー

全員で口先動かせー!!!

弱者はそうしないと生きていけないんやー!

 

676:名無しのフィクサー

しかーし残念やったな!

この家、実はかなりの魔境なんやぞ!

 

677:名無しのフィクサー

転生したばかりの頃に何度迷子になったと思ってるんや!

9級フィクサーがこの迷宮を突破できると思うなよ!

 

678:名無しのフィクサー

>>672

うはぁぇええん!!!

 

679:名無しのフィクサー

万一の時は特異点ネキに黄金の枝取り込んでもらってワンチャン狙うらしいがガチの最終手段だからな

 

680:名無しのフィクサー

お前ら痛覚あるんだよな???

覚悟ガンギマリ過ぎじゃね???

 

681:名無しのフィクサー

ワイらの敗北条件はローランを代表の部屋に入らせたら負けか

 

682:名無しのフィクサー

もしかしてお前らロールプレイ下手?

 

683:名無しのフィクサー

ワイらの事務所に入り込んだが最期!

お前は迷子になる!

 

684:名無しのフィクサー

>>677

いまだに迷子になるアホが多いってマジ???

 

 

………

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇパンドラちゃん。いつ着く予定なの?」

 

「黙っててください!」

 

 

 大きな網を抱えて走る白い髪の女。

 己よりも巨大な荷物を持ちながらも高速で走る姿は昔都市に存在した特色、赤い袋を彷彿とさせる。

 

 

「全員が代表が戻るまでの時間稼ぎの為に命を投げているんです!なら!たった1秒も無駄に出来ないんです!」

 

 

 デリバリーキャリアによって強化された肉体が都市を駆け巡る。

 

 

「…………うーん」

 

 

 ゲゼルシャフトを通じて彼らの景色を覗く。

 

 

………………。

 

 

「……聞こえてる?……よしよし」

「先鋒は『運び屋』と『情報屋』。『手足』も欲しかったけどしょうがない。ノーティティア、指揮任せた」

「その後に『陽炎』、『アイギス』、『知恵を欲する者』。ポールとソフィアが中心となって足止めして」

「『死組』を中心とした他の連中は廊下で襲撃して少しでも体力を削って。どうせ広い所でまともにぶつかったって何も出来ずに殺されるだけだからね」

「プシュケちゃんは……家の管理よろしくね」

 

 

…………。

 

 

[……代表。既にそうするよう本部長とプシュケさんから指示が飛んでます]

 

[勝手に他人の直属部隊を使おうとするな]

 

[とっくの昔にやってる定期]

 

「…………」

 

[……代表さんが気にするべきなのは()()()ですよ。お願いしますね?]

 

「…………許さんぞ黒い沈黙」

 

[八つ当たりにしては余りにも酷すぎるぞ代表]




生存状況

代表…○
特異点ネキ…○
本部長…○

ツヴァイネキ…✖️
トレスネキ…✖️
シニキ…○
センクネキ…○
リウニキ…○
セブンネキ…○
エイトニキ…○
ヂェーヴィチネキ…○
ディエーチネキ…○
ウーフィニキ…○

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