プラネタリウム・ドリーム   作:ななしのあ

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Furioso-3

45:名無しのフィクサー

へいへいローラン君??

ピキってんじゃないの???

 

46:名無しのフィクサー

やーい特色であろうお方がレスバ負けしてやーんの!

 

47:名無しのフィクサー

なあなあ特色殿?

ワイのお話聞いてくれないんか??

 

48:名無しのフィクサー

もしかして:お前らってカス

 

49:名無しのフィクサー

アホな事しか言わないから殺されただけやろ

 

50:名無しのフィクサー

Q:ねじれについて知っていますか?

A:ばーか

 

残当

 

51:名無しのフィクサー

だってえ!実力じゃ勝てないんだもぉん!

 

52:名無しのフィクサー

>>50

お前らって実は馬鹿野郎なの?

 

53:名無しのフィクサー

顔真っ赤になってくれれば万々歳やで

 

54:名無しのフィクサー

案外部長がローランに喰らいつけてるのがびっくり

もっと手も足も出ないかと思ってたぞ

 

55:名無しのフィクサー

>>50

呆れて帰ってくれないかなと思ったけど全く帰らんやんけ

 

56:名無しのフィクサー

>>54

部長だけじゃなく直属部隊も一枚噛めてるのがデカい

 

57:名無しのフィクサー

人数差で戦力差が出るレベルにはなってるんか

 

58:名無しのフィクサー

いやあれ明らか手加減されとるやろ

致命傷与えるつもりではあるだろうけど一撃で殺したら情報もクソも出せないから半分くらいの力で殴ってるイメージ

 

59:名無しのフィクサー

>>58

流石にダウト

 

60:名無しのフィクサー

なんとなく分かる

 

61:名無しのフィクサー

ワイらを拷問してもカスみたいな事しか話さんから手加減路線は切れてると思ったんやけどな

 

62:名無しのフィクサー

まあ痛いだけで生き返れるし

ならワイは煽るで

 

63:名無しのフィクサー

そもそもここまでお前らが情報漏らしてないの凄すぎ

普通誰か話しそうやけどな

 

64:名無しのフィクサー

>>61

部長格には手加減してるイメージ

一般フィクサーワイらは容赦無く殺されてる

 

65:名無しのフィクサー

>>63

ワイ、話そうとしたら何故か話せなかった

 

66:特異点ネキ

現在言論統制中です

 

67:名無しのフィクサー

ファ!?

 

68:名無しのフィクサー

>>66

ゲゼルシャフトってそんな事できるの??

 

69:名無しのフィクサー

えぇ……(困惑)

 

70:名無しのフィクサー

なるほろ

言わないんじゃなく言えないんか

 

71:名無しのフィクサー

そこら辺の独裁国家より酷いじゃねぇか

 

72:名無しのフィクサー

ワイらに自由なんて言葉は存在しない……ってコト!?

 

73:名無しのフィクサー

はあー???

 

74:名無しのフィクサー

そういやお前ら失言する事少ないなって思えばそーゆー事なんか

失言ランキング堂々トップが代表なのも理解

 

75:名無しのフィクサー

ねじれ、ピアニスト辺りは言える

図書館、L社、アンジェラ、白夜黒昼辺りは無理だった

 

76:名無しのフィクサー

まさか……されているのか!思考盗聴!

 

77:名無しのフィクサー

>>75

検証済みって事は言ったって事??

 

78:名無しのフィクサー

>>76

アルミホイルを頭に巻け!

体内にマイクロチップを埋め込まれているぞ!

 

79:名無しのフィクサー

なんだっけマイクロチップを溶かすことのできる食品って

 

80:名無しのフィクサー

ワイらって操り人形なん???

 

81:特異点ネキ

いや禁止ワード設定してるだけですよ……

思考盗聴とかは出来なくはないですけど……

 

82:名無しのフィクサー

出来なくはないんかーい

 

83:名無しのフィクサー

まあワイらの思考盗んで何するの感はあるしな

 

84:名無しのフィクサー

変に失言して大打撃喰らうよりはマシ……なんか?

 

85:名無しのフィクサー

>>83

分からんぞ

誰かが反乱を企ててるかもしれんぞ

 

86:名無しのフィクサー

あり得なくはないがメリットが少ないな

 

87:名無しのフィクサー

ここそこそこ良い職場だぞ

賃上げ要求したら満額回答で通してくれたぞ

 

88:名無しのフィクサー

他の場所がかなりカスだからな

ここでなら死んでも生き返れるし

 

89:名無しのフィクサー

相対的にここが天国になるんよ

 

90:名無しのフィクサー

ま、今滅びかけてるんですけどね

 

91:名無しのフィクサー

正直特異点見つける以外の事なら何してもいいからさっさとやる事やって帰ってくれ

 

92:名無しのフィクサー

この事務所がどうなってもいいなら自ら死ににはいかんよな

 

93:名無しのフィクサー

はっ……こらあかん。もう完全に詰んでしもーたわ。

 

94:名無しのフィクサー

代表まだ?

雲行き怪しくなってきたんやけど

 

95:名無しのフィクサー

今ヂェーヴィチネキが走ってくれてるで

 

96:名無しのフィクサー

>>94

このままいけば部長が全員死ぬ頃には到着してる……はず

 

97:代表

頭の連中が思考盗聴してるって噂があるから一応の為にフィルターかけてるで

 

98:名無しのフィクサー

>>97

何それ知らん怖

 

99:名無しのフィクサー

あの銃器類制作ガイドの1ページ目に書いてるアレな

 

100:名無しのフィクサー

一時期トレス組がガチで頭にアルミホイル巻いてたのマジで笑った

 

101:名無しのフィクサー

頭折る計画が漏れてたらアカンからな

 

102:名無しのフィクサー

頭折る前にワイらが折られそうなんやけど

 

103:名無しのフィクサー

単刀直入に言うわ。どうすりゃ俺っちの事務所だけでも見逃してくれるんや?

 

104:名無しのフィクサー

ローランのギアが一段階上がったから急いでくれ

 

105:名無しのフィクサー

これ間に合うか?

代表着くまでに全員死にそうじゃね?

 

106:名無しのフィクサー

>>103

一発殴られろ。アンジェリカにやったように。

 

 

 

………

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大広間を駆ける黒い影。

 それが見つめる先にはルナ事務所の最高戦力の一人、リウ組部長、ポール。

 その手には巨大な薙刀を持ち、空間ごと叩き割ろうと黒い影に振るわれる。

 

 

「『アラス工房』」

「『朱雀・鳳凰桜花』」

 

 

 炎を纏った青龍偃月刀が黒い影の守りを打ち破らんと放たれる。

 金属は甲高い音を鳴らし、ランスが赤く色づく。

 

 

「……『老いた少年工房』」

「『青龍・登龍門』」

 

 

 薙刀が赤く燃え上がり、紅の川が生まれる。

 

 

 ——ッ!!

 

 

 威力を流す事が出来ずに後ろに吹き飛ばされる男。

 その体には赤い線が浮かび上がる。

 

 

「…………」

 

 

 すぐさま体制を整える黒い影。

 そこに追撃を加えようとする赤い龍。

 

 

「『ホイールズ・インダストリー』」

「……!『玄武・牢固——』

 

 

 全てを打ち砕かんとする大剣がポールへと振り落とされた。

 

 

「——ッッ!!!」

 

 

 かろうじて薙刀の柄が大剣の行方を妨げる。

 地面が大きく抉れ、薙刀は大きく歪む。

 

 

「…………」

 

「ァァァアアア!!!」

 

 

 ——沈黙。

 

 

 確かに、あの場所には声を荒らげる者がいた。

 武器と武器が擦れ合い、どこか甲高い音を鳴らしていた。

 

 ……それでも、一瞬。全ての音が消えた。

 

「部長!」

 

 膠着状態を変えようと現れたリウの者達。

 上空から隙を狙うトレスの翼。

 手負いで退避しようとするセブンの者。

 

 ……ただ一人。ノーティティアのみがソレに気づいた。

 

 

「総員!今すぐ退け!」

 

 

 狂える狂犬が掻き鳴らす、十二の武具から繰り広げられる狂想曲。

 

 

 ——Furioso。

 

 

 大剣が姿を消し、その手に現れるはロジックアトリエ(リボルバー)

 

 

「っ!『猛虎灼熱——』」

 

 

 頭部と心臓に一発づつ。宙を浮く義体の男が落下する。

 

 

「!!」

 

 

 ポールに向かって突き刺されるアラス工房(ランス)。腹部に突き刺さるが、致命傷は免れる。

 

 

「おい!部——」

 

 

 増援に来たリウの者の頭を老いた少年工房(ハンマー)にて打ち砕く。

 

 

「まず——」

 

 

 仕留め損ねたセブンの者をムク工房()にて切り裂く。

 そのままもう片方を狼牙工房(ガントレットと短剣)にて破壊する。

 

 

「ポール!一度下がり——」

 

 

 ノーティティアが援護に回り、ポールを逃そうとする。

 それを待ってましたと言わんばかりに繰り出せたケヤキ工房(斧とメイス)にて、ノーティティアの頭部が弾ける。

 

 

「——!!!」

 

 

腹部の傷から血が流れたまま、薙刀を構えるポール。

振り落とされるのは二度目となるホイールズ・インダストリー(大剣)

 

 

「……!」

 

 

 ……抑えきれない。青龍偃月刀が壊れ、胴体に大きな傷が入る。

 

 そのまま流れるように繰り出すはクリスタルアトリエ(双剣)

既に虫の息となったポールへと——

 

 

「『知識発散・完全解放』!!!『拳』!!!」

 

 

 黄金のストラを纏った女が割り込み、黄金の流星が双剣とかち合った。

金色の拳は黒い影を体勢を崩し、宙へと飛ばす。

 吹き飛ばされた黒い影はロジックアトリエ(ショットガン)を持ち出し、ディエーチ組部長へと放ち……。

 

 

「『ツヴァイ式月詠剣術・仏兎』!!」

 

 

 ツヴァイ組の者が前へと割り込み、彼の持つツヴァイヘンダーが盾へと変形しショットガンの一撃を食い止める。

 

 吹き飛ばされた黒い影が地面に足を付け、最後に持ち出したのはデュランダル()。ソフィアがツヴァイ組の者をどかし、黒い影へと走っていく。

 

 

「『ちしきはっさん・かんぜんかいほう』!『かぎ』!!」

 

 

 肥大化した黄金の鍵が黒い影を薙ぎ払う。

 黒い影が持つ一本の剣が迫り来る敵を切り裂かんとする。

 

 一撃目、互いに互角。

 二撃目、黒い影が押し出される。

 三撃目、遂に黒い影を吹き飛ばす。

 

 ……やっと黒い影の動きが止まった。

 

 

「……ふざけんなよ……ちょっと調子乗られただけで壊滅じゃねぇか……」

 

「……あぅ……」

 

「……おい、アイギスの奴。ソフィアを避難させろ。どうせこれ以上戦えない」

 

「……はい」

 

 

 ツヴァイ組の者がソフィアを担いで何処かへと姿を隠す。

 最後に残ったのは……ポール一人のみ。

 

 

(現存していた戦力がほぼ全て持って行かれた……)

 

「ディエーチ協会所属のソフィア……。もしかしたら何か知っていたかもしれないが、ああなったらロクに会話も出来ないだろうな」

 

(口を動かせ……なんとかして時間を稼げ……!)

 

「無意味だとは思うが……一応。ねじれに関して知っている事を全て話せ」

 

「……何も。だが、そういうのは代表が知っている事が多いな」

 

「その代表って奴は上にいるのか?」

 

「ああ。だがな、まだアイツはお取り込み中だ。どうぞお通り下さいとはならないんだ」

 

「……どうせ逃がす時間を作っているだけだろ?あるいは何処かに隠れている、とか」

「もしいないってなれば、この建物を隅々まで探して吐かせる。何処かへ逃げたのなら地の底まで追いかけ回して必ず吐かせる」

 

(武器は壊れた……直属部隊は足止めにかなり使ってしまったし、そもそもこれ以上は部長でも荷が重い……)

 

 

 一歩、一歩とポールへと近づく黒い影。

 

 

「……そこまでして俺らに構ってくれるのか。この事務所も大きくなったもんだな」

 

「まあ、そうだな。お前ら以外にも怪しい奴らはいたが、ここまでドンピシャなのは初めてだからな」

「ここ最近で急激に成長した事務所。生命保険の奴らとコネを持ち、数多の才能を持つフィクサーを多く抱えている。オマケにねじれについて積極的に関わると来た」

「こんなの、怪しむなって方が無理がある」

 

 

 黒い影の手に再びあの剣が現れる。

 デュランダル。数ある黒い沈黙の得物の中で唯一、()()が持っていた武器。

 

 

「……何か話してみろ。全身からドボドボ血を吹き出す前にな」

 

 

「…………まあ、まだ舞えるって所か」

 

 

 

 

「抜錨」

 

 

 

 

 黒い影へと錨が飛んでくる。

 片手の剣を使い錨を抑えた後、視線の向こうにいるあの老人を視界に入れる。

 

 

「ラクス、よくこんな早くに来れたな。いつもそんぐらい早くに来て欲しいモンだが」

 

「たまたま帰宅途中だっただけだ」

 

 

 弾いた錨は海男の元へと戻り、地面へと突き刺さす。

 ……いつの間にかポールがあの海男の隣へと移動している。

 

 

「どういう事だ?この周りにいた奴らもそうだが……何も無い空間から急に現れた」

「……この建物自体に細工をしてあるのか?」

 

 

 この建物には空間拡張技術が使われている。

 それはただ部屋を広くするだけではなく、空間を狭める事だって出来る。伸ばされた道はどこまでも長く、狭められた道ならドアを開ければ望みの部屋へと直ぐにたどり着ける。

 言い換えれば、擬似的な瞬間移動を可能にしている。

 

 

「この家は事務所の者には酷く丁寧だが、余所者には酷く辛辣だ。お前が汗水垂らしてたどり着いたこの場所も、儂らなら一瞬、という訳だ」

 

「……薬指の『廊下』みたいな物か、面倒だな」

 

 

 黒い影が少し揺らぐ。

 

 

「ポール殿、儂は決して対人戦闘は得意ではない」

 

「……だろうな。それでも来てくれただけまだ足掻けるさ」

 

 

 ポールの両手に装着されていた籠手が起動し、赤く色づき始める。

 熱された籠手を傷口に当て、無理矢理止血をする。

 

 

「もう少し時間がいる。アイツも大技の連発は出来ない。少しは攻撃の手が緩む筈だ」

「やるぞ」

 

「ああ」

 

 

 ラクスの片手に持っていたオールを強く握り、構える。

 

 

「ますます怪しくなったな。ここまで来てねじれだけ知らないってのは無茶な言い訳じゃないのか?」

 

「それは……その通りかもしれないな」




生存状況

代表…○
特異点ネキ…○
本部長…○

ツヴァイネキ…✖️
トレスネキ…✖️
シニキ…○
センクネキ…○
リウニキ…△
セブンネキ…✖️
エイトニキ…○
ヂェーヴィチネキ…○
ディエーチネキ…△
ウーフィニキ…○
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