653:都市伝説検証系ネキ
さて、粗方の状況整理をしましょうか( ✌︎'ω')✌︎
ワラギ ネデア
残り体力:7 11:残り体力
■■□□□□□□□□ □□□□□□□■■■
654:名無しのフィクサー
クソカスが7でネデアが11か
とりあえず手札に連続防御が来たのが偉過ぎる
655:名無しのフィクサー
これ本当に勝てるか?
絶妙な瞬間か内臓溢しぶち込まれたら負けだぞ?
656:名無しのフィクサー
特に内臓溢しがマズイ
2ダイス目を抑える手段が殆ど無い以上通されたら負け
657:名無しのフィクサー
じゃあさっさと①スロット目に来るであろう内臓溢しを安価連続防御で受け流して勝つのが鉄板やろ
658:名無しのフィクサー
絶妙な瞬間は多分来ない
けど内臓溢しは確実に相手の手札にあるから絶対来る
659:名無しのフィクサー
もう①スロット目を安価強打で押し切って勝ちやろ
660:名無しのフィクサー
>>659
でも内臓溢しを①スロット目に使われたら確定負けだぞ
661:名無しのフィクサー
そもそも相手も安価強打は警戒してるやろ
だって体力11だろ?(5〜7)(3〜4)で安価使えば11だもんな
662:名無しのフィクサー
じゃあさ
安価連続防御で1ダイス目2ダイス目を抑える(想定被害は3〜7ダメ)、3ダイス目の4ダメ
↓
強打で(5〜7)(3〜4)を使い最低8ダメ
↓
合計12で勝ち
ってコト?
663:名無しのフィクサー
4コス使うからもう切れるのは抜剣のみ
(2〜5)はもう突破出来るって祈るしかないか
664:名無しのフィクサー
そもそも安価連続防御も最悪を引くと負けるのよ
665:密売ニキ
まあ怪しい所はあるけどそれが1番確率が高そうか?
666:都市伝説検証系ネキ
私もそれが最善手だと思うよ!(゚∀゚)!
667:クソカスギャンブラー
へい
これ以上の検索は逆に読まれる可能性があるからリスクが高過ぎる。しかし相手は間違いなく安価強打を警戒している筈。そしてその対策として内臓溢しを使ってくるだろう。
①安価連続防御
②強打
③ダミー
①スロット目に来る内臓溢しを連続防御で受け流し、②スロット目の強打で押し切れれば勝ち。後は……最悪を引かないことを祈るだけだ。
「……この戦いを終わらせよう」
「決まったみたいだね。じゃあ、始めようか」
第四幕
【接待フェーズ】
①連続防御 ダミー❶
②強打 内臓溢し❷
③ダミー 抜剣❸
「……は?」
675:名無しのフィクサー
ア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
676:名無しのフィクサー
あかんやらかした!
(8〜12)に気取られ過ぎて①スロット目に内臓溢しを入れない可能性を考えてなかった!
677:名無しのフィクサー
はぁ!?!?!?
いやおかしいだろ相手こっちが連続防御あるか分からないんやぞ!?
678:名無しのフィクサー
①スロット目に内臓溢し入れないマジ!?
679:名無しのフィクサー
まっず!
内臓溢しの2ダイス目にビビり過ぎた!
680:名無しのフィクサー
アカン連続防御がスカされた!
681:名無しのフィクサー
まだ勝てる!
連続防御の4ダメと強打の7ダメで押し切れる!
682:都市伝説検証系ネキ
「 」
(╹◡╹)
「 」
683:名無しのフィクサー
>>682
オールアラウンドヘルパーにならないで
「嘘だろ……?こっちはレスアンカー強打で持っていけるんだぞ……?」
「そうだね。そしてその強打は内臓溢しで勝つ事が出来る。だからこそ、君は内臓溢しを連続防御で抑えようとした」
「だから、その先を読んだ。君が連続防御のページを持っていると仮定し、内臓溢しを嫌って愚直に突っ込まずに守りに入る事に賭けたんだ」
「っ、テメェ!『レスアンカー:ターゲット』!!!」
「最後の攻撃だね。終わらせようか」
【①スロット目】
①>>連続防御 ダミー❶
[1ダイス目]
防御ダイス(1〜5) なし
不発
ワラギ ネデア
残り体力:7 11:残り体力
■■□□□□□□□□ □□□□□□□■■■
[2ダイス目]
防御ダイス(3〜5) なし
不発
ワラギ ネデア
残り体力:7 11:残り体力
■■□□□□□□□□ □□□□□□□■■■
[3ダイス目]
攻撃ダイス(1〜4) なし
(1〜4)=4
ワラギ ネデア
残り体力:7 7:残り体力
■■□□□□□□□ □□□□□□□□■■
【②スロット目】
②強打 内臓溢し❷
[1ダイス目]
攻撃ダイス(5〜7) (2〜5)攻撃ダイス
(5〜7)= 4=(2〜5)
(5〜7)=6
(5〜7)=6
(5〜7)=6
(5〜7)=6
ワラギ ネデア
残り体力:7 1:残り体力
■■□□□□□□□□ □□□□□□□□□■
「……あの」
「なんだい?」
「ページに書かれてる事は……?」
「絶対だね」
[2ダイス目]
攻撃ダイス(3〜4) (8〜12)攻撃ダイス
(3〜4)=3 9=(8〜12)
ワラギ ネデア
残り体力:0 1:残り体力
□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□■
接待終了!
勝者 ネデア
「……あれだけ見栄を切っていたのに、このザマですか」
「それでも良い所まで戦えてましたね。元から知ってたんですかね……これオーナーさんが勝手に作ったルールの筈なんですけど……」
負け。つまりワラギの持つ1億眼が消滅する事になった。
「ありがとう。久しぶりに楽しかったよ」
695:名無しのフィクサー
負けた……
696:名無しのフィクサー
1/3を引き当てる事が出来なかったか……
697:名無しのフィクサー
最後の内臓溢しの読み合いよな
あーくそバカった
698:都市伝説検証系ネキ
「
ε=ε=ε=ε=ε= 「(╹◡╹)」
」
699:名無しのフィクサー
>>698
どっか行かないで
700:密売ニキ
プラマイゼロだろ
教育費タダじゃねぇか
701:名無しのフィクサー
あーくそもっと勝負に出るべきやったか
702:名無しのフィクサー
>>700
わりと密売ニキも楽しみにしてたやろ
703:特異点ネキ
負けちゃいましたか
704:名無しのフィクサー
【悲報】
ルナ事務所、インテリ事務所じゃなかった
705:名無しのフィクサー
ワイらの100億眼が……
706:名無しのフィクサー
>>704
いや元々違うだろ
707:名無しのフィクサー
>>705
アイツ独り占めにするって言ってなかったか?
708:名無しのフィクサー
>>707
いや皆で分ける予定だったらしいぞ
709:名無しのフィクサー
>>708
今聞きたくなかった
「まだだ……まだ終わらんよ……!」
「……ワラギさん」
「知ってるやろ?一度負けても……次取り返せば良いだけやって!」
マーチンゲール法。最も古典的かつ有名なカジノ必勝法。
仮に100万眼を賭け、負けたとしよう。その際は倍の200万を賭け、さらに負ければまた倍の400万を賭け……を繰り返し、一度でも勝てば賭け金を100万眼に戻す、というもの。一度でも勝てば損失分を全て補え、さらに差額分儲ける事が出来る伝説のギャンブル法。
勿論そんな話が上手くいく訳が無いのだが、今回は少々訳が違う。
まず、倍率。勝てば100倍、負ければ全額没収。明らかに此方が有利な賭けとなっている。
その勝負方法もただの運任せではなく、カードゲームによる実力勝負。ただ
オマケに『ヌル』なんて訳の分からない通貨ではなく、『眼』を用いた賭け。
「いいかぁ……!?男ってのはなぁ……プライドを捨てた瞬間が最も強くなれるんだよ!!!!!」
「……『レスアンカー・ターゲット』」
「もう一度やるかい?何度でも歓迎だよ?」
奥の手を潰された屈辱か、あと一歩の所で届かなかった悔しさか、得意分野で負けた惨めさか。まぁ哀れな感情と共に、>>ワラギが泥沼へと足を踏み入れる。
「600万、賭—— 」
「『レスアンカー・クリック』」
——————。
「げっ……」
ワラギの後頭部に強い衝撃が走り、そのまま倒れる。頭を抱え悶えている様子から、気絶まではしていないようだ。
「ワラギさん。帰りますよ。……私のお仕事もこれで終わりですし、良いですよね?」
「良いのかい?良ければクレドさんもひと勝負してみないかい?」
「結構です」
クレドが彼の服を掴み、引っ張っていく。
「では、お世話になりました。今後とも宜しくお願いします。ウーフィ協会としても、ルナ事務所としても」
「そうだ、クレドさん。代表さんにも宜しく伝えてくれないかい?」
クレドの足が止まり、引き摺られていたワラギの動きも止まる。
「分かりました。伝えておきます」
「それとついでにもう一つ。これから先、君達があの図書館に向かうのなら。きっと私みたいな人達とも会う事になるだろう」
「……ルナ事務所に合流しなかった人達、ですか」
「そうそう。彼ら彼女らは別に君達に敵意を抱いてる訳じゃ無いだろうけど、なんせ唯我独尊を極めている奴らだ。己の信念の前に立とうものなら誰であろうとぶっ飛ばして来るだろうから、気をつけてね」
「……忠告、感謝します」
唐突に都市へと飛ばされて1人で突っ走るようなバカはそうそう居ないだろうし、やったとしてもすぐ死ぬだろう。ゲゼルシャフトによる情報共有も出来なければ、命綱による蘇生も出来ない。
それでも、今も尚生きているのなら相当な実力を持つイカれ野郎、と判断出来る。
「俺の給料半分にされちゃってるの……ボーナスも消えたし……お願い……半分……5000万眼だけでも……頼む……」
「またお待ちしております!ありがとうございましたー!」
「ワラギ君もまた遊びに来てね」
「ワイの100億眼がー…………」
クソカスギャンブラーのガチ所持金額 |
所持金:106070000眼 増加:0眼 減少:100000000眼 総額:6070000眼 |
稼げた金額:5720000眼! |
「バニーさん。机の片付けを手伝ってくれないかい?」
「はい!少々お待ち下さい!」
二人が部屋から出て、賑やかだったVIPルームは静寂の空間へと変わった。静かに、されど熱く燃え上がっていた熱は徐々に空間へと霧散し、冷え込んでいく。
兎は散らかったカードの片付けをする中、一枚のコインを見つける。1億572万眼と引き換えに受け取った10572ヌル。その中の1コインを見つめる兎。
「……我ながら綺麗だと思うんだけどな?」
「綺麗ですよ。オーナーさんの
兎がコインを照明の光に当てれらば、金属特有の光沢が出る。本当に金属なのか、はたまた金属のフリをした心の結晶か。
「うーん、でも微妙だったな。もっと綺麗な光を放っているかと思ったんだけどね」
そう言いながらコインケースからコインを1枚取り出し、指で弾き空高くに打ち上がる。
……コインが、一枚のお札へと姿を変える。
ゆらゆらと地に向かっていくお札を掴み、ネデアは兎がしたように照明へと透かす。
「……やっぱり、本物には叶わないな」
そのお札は、『眼』の文字が刻まれている。
「オーナーさん。万が一、それが『頭』に見つかったら……」
「大丈夫。これを使う機会は当分来ないだろうし、見つかっても私が死ぬだけだからね。それよりも……」
「ここで来るのを待ってあげてるんだから、さっさと来てくれないかい?」
閉鎖されていた空間に、奇妙な香りが蔓延する。
「あんれまぁ〜!こんな蛇のように曲がりくねった道を綱渡りしてたら、振り落とされてしまいますよ!」
扉が開かれ、赤いピエロが足を踏み入れた。
「……やっぱり、さっきから感じていた違和感の正体って、貴方で——」
「
「尊命」
兎は何処からともなく剣を取り出し、赤いピエロの首を引き裂かんと振り下ろされ——
キィン!
頭に林檎を乗せたピエロの刃が迎え撃つ。
「たわけ!出会い頭に相手に斬りかかるなんて!道端の花を引きちぎり、花占いを始めるような輩とは話し合えませんよ!」
少しの均衡の後、ピエロの刃を弾き飛ばし再び斬りかかろうとするが、胴体へと喰らいつこうとしたライオンを警戒し、一度後ろへと下がる。
彼女の足を纏っていたタイツが内側から破れ、兎の足が露わとなる。
「しかーし!我々は皆に笑顔を届けるサーカスの団員達!皆様を笑わせる事が私達の役目なんですから!」
最初に入ってきた赤いピエロを筆頭に、二つの頭を持つ猿、奇妙な目を持つ象、頭部しか無い魚、刃だらけのピエロ、鈍い歯しか持たないライオン。彼の団員達が続々と部屋に押しかける。
「……さて、どうしてここに入ってきた?」
「な〜に!新しい団員さんの募集をしていたら、良い香りのする人材を見つけまして。呼び止めようとしても、声が全て花札に変わってしまうではありませんか!」
「黒獣、殺れ」
「尊命」
黒獣が、もう一度ピエロへと斬りかかる。他の団員達が反応出来ない程の圧倒的な速度を以て、音もなく団長のピエロの首を引き裂こうと——
『わたしね、おおきくなったらほいくしさんになるんだ!』
突如、剣の先に少女が現れる。
『でもね、おかあさんが■■■■■■■■■■っていってね、■■をかせぐためにね、■■になったの!』
「……ひっ、」
『わたしはね、■が■にんいて、■が■にんいるから、もっとかせがないといけないの』
『そうしないと、■がすむいえがつぶれちゃうから』
「でもわたしはしあわせになりたいから■■をやめてしあわせにくらすの!■も■もろじうらで■■■■■ことになるけど、わたしはしあわせになりたいから!」
「どうして■■になってたたかわないといけないの?どうしてわたしの■をあきらめないといけないの?どうして——」
————。
指から弾き飛ばされたコインが、少女の頭部を貫く。勢いに沿って倒れかけた所で霧のように霧散してしまった。
「私の黒獣を惑わさないでもらえるかい?」
「こら!サーカスの公演中に投げ銭は禁止ですよ!団員さんにも危険ですからね!」
「黒獣、一度戻れ」
「——はっ」
黒獣がネデアのすぐ隣に戻る。椅子から立ち上がり、机越しにピエロの集団との間合いを取っている。
「申し訳ございません。仕留め切れませんでした」
「黒獣、周りの団員の半分を頼む。もう半分と団長は私がやる」
「はっ」
「私達は……8時のサーカス!普段はテレビ越しにしか見られない素晴らしい公演を皆様に直接お届けする為に!はるばるサーカス会場から出張して参りました!」
8時のサーカスと名乗るピエロ達が陣形を作る。どこか甘酸っぱい香りが部屋を包み込んでいく。
「ここは『
「……えぇ!貴方からもむず痒い香りがしますね!なんとも、子犬がワン!と吠えれば縮みこんでしまいそうですね!……是非とも、私達と共に歩んでみませんか?」
「馬鹿げた事を」
「まぁしかし!実際に公演を見ずに共にサーカスをやろうなんて、想像出来ませんからね!ここは一つ、お二人の為だけの美しいショーを振り撒いてあげましょう!」
黒獣が抜刀の構えを取る。ネデアの指示さえあれば、いつでも敵を斬り伏せられるように。
ピエロの団員達も、それぞれの得物の確認をする。奇妙で馬鹿げた武器の数々は確かに人を死へと導く殺傷力がある。
「象さん!ここなら蟻さんの迷惑にならないので心ゆくままに歌って下さいね!ライオンさん!お腹の中の手入れは済んでますよね?人魚さん!鱗はしっかり研いだのでいつもより澄んだ歌声をお願いしますよ!刃さん!ナイフは全部綺麗にしてますよね?猿さん!一輪車の用意は出来てますよね?」
「……おほおほん!それでは、盛大な拍手と共に!」
「潰れろ、オズワルド」
「公演を始めますよぉ~!」
コインが空高く打ち上げられた。
これでJACK POT!!!編は一区切りです。良い子の皆はギャンブルは程々にしよう!
*オズワルド
所属:8時のサーカス、団長
おんやぁ〜!良い香りに誘われてみれば、不思議なカジノに着いたではありませんか!これもまた何かの縁、ここで皆様の為に素晴らしい公演をお届けしましょう!
*クソカスギャンブラー
フィクサー名:ワラギ
ウーフィニキの直属部隊、『安価厨』に所属する一般ルナ事務所フィクサー。最後に残ったのはなんか不名誉なコテハンと607万眼のみ。……え?そんだけしか稼げてないの?このお話だけで4万字近くあるのに?
*唯我独尊な奴ら
あの時に都市にやってきた者の中で、ルナ事務所に所属していない転生者の事を指す。元から所属せずその身一つで都市を生き抜いてきた者、なんらかの事故によって離脱した者、訳わからない事を言ってどっか飛び出していった者……まあ色々いる。この都市の中を独力で生き抜いてきただけはあり、桁外れの実力とイカれた感性を持ち合わせる。
私はあの子達に手を差し出すべき、なのかな?
-
そうだ。彼ら彼女らを、貴方が導くべきだ。
-
うーん。貴方の後輩に任せるべきでは?
-
貴方達はあの者達に関わるべきではない。