「地下かー……やだなー……」
L社の裏路地。古びた建物が並び立つ中、地下深くへと続く階段が目の前にある。
その先にあるのはヒーローのねぐらの1つ、『バトルロワイヤル』。
「……えー、はい、此方対
[……確認しました。突入を許可します]
「はーい」
ワラギはハルバードを背中に背負ったまま、地下深くへと続く階段を下っていく。
(……暗い。あと狭い。怖くはない)
階段を一歩一歩と踏みつける度、コツ、コツと音が鳴り響く。後ろに背負っているハルバードも相まって、今誰かから襲撃を喰らおうものならひとたまりも無いだろう。
故に、やや急ぎ目に下の世界へと進む。
(……ここら辺、地下広がってるよな。俺があのヒーローと戦った時も、付近の遺跡から真下に行って、気合で地面突き破って……)
靴と階段がぶつかり、無機質な音だけが響き渡る。
(……遺跡か。たまーに、ツヴァイネキとか、ディエーチネキとかが面白い遺物持ってきてくれるんだよな)
遺跡は都市、及び外郭に存在する魔境の1つである。
未知の怪物、未知の技術、未知の現象。未だ都市の技術を以てしても全貌を図る事が出来ない秘境の地。
まだ見ぬ宝を求め、多くの協会と翼が探索へと赴いている。
(都市の遺跡はあんま変わり映えしないけど、一度外郭の遺跡から持ってきてくれた石は綺麗だったな……)
(……本当にただの石ころだったけど)
遺跡に進んだ者が辿る末は2つ。
生きて帰るか、そこを墓場にするか。
故に、ルナ事務所でさえ迂闊に手を出す事が出来ない。
(……外郭か。エイトニキはたまーに外郭に出掛ける事もあるとか言ってたな)
ほの暗い灯りだけを頼りに、未だ続く階段を下り続ける。
……その先に、扉が見えた。
(そういや、外郭に別荘を建てるって話はどうなったんやろ。次会ったら代表に聞いてみるか)
階段を踏みしめる音が止まり、ワラギが扉の前へと立つ。
(……よし、元気に挨拶して入るぞ、うん)
扉の取ってを掴み、思いっきり引っ張る。
開かれた扉の隙間を通り、その室内へと足を踏み入れる。
「よっす!俺、ルナ事務所の——」
ほのかな照明が、地下の空間を照らす。
「ぶち遅かったのぉ。どっか寄り道でもしとったんか?」
散乱した食糧。破壊された家具。色々と気になる物は存在したが、何よりも直ぐに視界へと入り込んだんのは——
床一面に広がる赤い液体と肉片、そして。
「ちぃとは暇つぶしになったわ。まあ、すぐ壊れてしもうたけどの、
1匹の黒い獣。
(
「ほいで、ワシがここにおるってどういうことか、わかっとるよな?」
着膨れした男が此方を睨んでくる。返り血に塗れ、彼の身体を纏うダウンコートが赤く染まっている。
ワラギは敵意の無い事を示す為に両手を挙げ、少々臆しながら言葉を紡ぐ。真っ先に解かなければならない誤解が存在する。
「……っ、えっと、一つだけ誤解が」
「なんなんじゃ。用があるんじゃったら手短に言えや」
黒獣の両手には2本の
「……俺、『ヒーロー』じゃないです」
…………。
「あれ?そうなん?」
黒獣の目から敵意が消える。
(……よし、対話が出来る)
「ほいじゃあ、あんた誰なん?」
「此方も貴方から聞きたい事があります。ここはお互いに、1つ質問したら、1つ質問し返すようにしましょう」
「わかったで。ほいでいこーや」
(よし)
ワラギは壁から距離を取り、万が一に備えいつでもハルバードを振り抜けるようにする。あの黒獣が未だ得物を持ち続けている以上、いつ戦闘が始まるのか分からない。
黒獣の男は死体の上に居座ったまま動こうとしない。
「ほいじゃあ、あんたの名前、あらためて言うてみんさい」
「私はルナ事務所所属、ウーフィ組所属のワラギです」
ゆっくりとポケットに手を入れ、フィクサー証を取り出して見せる。
「ウーフィ?……なるほどのぉ、そのハルバードがそうなんか」
「では此方が質問をする番ですね。貴方は誰ですか?」
623:クソカスギャンブラー
イレギュラー発生
第6ポイントで黒獣と遭遇、現在は敵意を見せていない
「ワシ?ワシは
「未……」
「まあ、わからんかったらH社の職員で大体合うとるわ」
『黒獣——未』。H社の持つ12の武器……のうちの一つ。頭部の横から張り出ている2本の螺旋角に、羊の角が巻きついたようなトンファーが2本を得物とする。黒獣の中でも構造物の破壊を得意とする……いわば、『攻城戦』を得意とする者。
非常に寒がりであるはずだが、どうにも目の前にいる未は寒さを訴える素振りは見せていない。
ワラギはフィクサー証をポケットにしまった後、ゆっくりと話し始める。
「では私の番ですね。何の用でここにいるのですか?」
「そりゃ、ヒーローっちゅー奴が大観園に殴り込みやがったんや。偉い奴ら、特に
(やっぱり)
629:クソカスギャンブラー
どうやらH社からヒーローをぶちのめせっていう依頼を受けて来たみたい?
「そんじゃ、次はワシやな。あんた、ウーフィの人間やろ。ちょいと待ってな……」
『ヤギ』、と自称する黒獣の男がダウンコートの中を弄り、2枚の写真を取り出す。
「この成金野郎と軟弱な兎、見たことないか?」
「……!!」
目を見開く。
ワラギはこの2人を見た事があり、会った事もある。
(ネデアとその隣にいた黒獣の兎じゃねーか!!!)
「……その様子じゃ、会うたことありそうじゃのぉ」
(やっべ!)
あからさまに顔に出してしまった。相手がどんな目的を持っているか不透明な以上、無闇矢鱈と情報を明け渡す真似はしたくない。
「……はい。知っていますし、会った事があります」
「なら追加で質問や。今コイツらが何処にいるか知っとるかぁ?」
「最後に会ったのはJ社です。L社にいるとは思えないです」
「そうよなぁ……そこまでやもんなぁ……」
『ヤギ』は頭を抱える。そんな事もう既に知ってんだよと言っているようなものである。
639:都市伝説検証系ネキ
出来るだけ関わらないようにと説得を試みて下さい。
最悪の場合、実力行使を実施します。
それが出来たら苦労はしない。
そんな事を思いながら、ワラギは対話を続ける。
「では、此方が質問をします。2人はJ社にいないのですか?」
「おらんかったわ。アイツのカジノをぶち抜いてとっ捕まえる筈だったのに、
(カジノごと消えた!?!?!?)
「せやから、破産してL社の巣にでも逃げ隠れてるもんだと思うてな。ついでに、ヒーローとか言う外敵を潰せとも依頼が来ておったし。まぁ、こっちはついでやな」
(……どうりで戦闘が本職ではない未がここにいるのか)
これなら、うまくやれば説得が可能かもしれない。
「……追加で質問です。何故その2人を追っているんですか?」
上手く立ち回れば、目の前の黒獣の男のターゲットをあの2人に仕向ける事が出来るかも知れない。詳しい情報は彼も知らない為、ある事ない事様々な冤罪をなすりつける事になるが、まぁ、ワラギはそこまで心が痛まなかった。
「うーん……正確に言うたら、用があるんは黒獣のほうだけじゃな。
「……名前だけは」
「博識やな。そいつらが黒獣の所有権を独り占めするいうお触れを出したんじゃ」
(……所有権の独占?)
黒獣の所有権を四大家門に収束させる。即ち、H社の戦力を増強させるという狙いがある、と推測できる。
では何故、今、H社は戦力増強に乗り出たのか。
(ま、L社の崩壊以外に考えられないよな)
「そがいな訳で、部外者が黒獣を使うんはほぼ無理に近うなったんじゃ。金を積んで解決なんて手段でも成し遂げられんくなったし、あったとしても今まで持ってた量の半分の半分も持てんくなったんちゃうか?」
「それでその2人を追っているのか?」
「そうやな。成金の方は軟弱兎以外の全ての黒獣の所有権を放棄、それでも軟弱兎だけは意地でも手放さないみたいやけどな」
「……」
「ほんで追加請求分の金でも轡でもしぼり取ろう思うてJ社まで顔出してみたら……きれいさっぱり消えとるじゃないか。そっから先は言った通りじゃ」
(事実上の財産の強制没収か。やられた側からしたらたまったもんじゃないな。……ところであいつ、そんな金無かったのか?)
ふと湧き出た違和感。
ワラギはどうも、カジノを営んでいたネデアという人物がそこまで貧乏だとは思えなかった。
「ほなら、ワシが質問させてもらうで。そういうアンタはどうして此処に来たんや?」
「……」
(まずい)
「ここまで来て言わんのは通らんけぇな?」
ヤギはそう話し、手に持っていた2枚の写真を食べてしまった。
ここに来てヒーローの話題は作りたくない。最良は目の前の『ヤギ』をヒーロー討伐から退かせる事。共闘もまた選択肢の一つに存在する。
最悪はH社単独での制圧を試みていた場合。
「……ヒーローを探しに来ました」
「やろな。じゃ、
「この件から手ぇ引けや」
(だめかー……)
ダメだった。引く気がないのは向こうも同じのようだ。
「H社が逃がした相手を、ただの事務所が仕留めたゆうことになったら、お偉ぇさんのプライドはズタボロじゃ。そがぁなもん、飼い主と、それに翼のプライドにかけて認められんのんじゃ」
(オマケに最悪の方引いちゃったか……)
事実上の『お前ら要らないから出ていけ』宣言。H社が最も得意とする大観園の防衛戦にて好き勝手暴れ回られたのが相当癪に障ったようだ。
656:クソカスギャンブラー
すんません、実力行使入ります
助力行ける人いたら来てください
「ワシとしてはどっちでもええんじゃが、飼い主は酒んタネにされとうはなかろうの。手ぶらで帰ったら飼い主に怒られてしまうけぇの、成金と兎がおらんなら、せめてヒーローの首だけは持って帰らせてもらうで」
「……互いに邪魔はされたくないって事か」
「そういうこったやな」
「……『レスアンカー:ターゲット』」
「最後じゃ。この件から手ぇ引け」
>>ヤギが2本のトンファーを掴み、持ち上げる。木が軋み、血が滴り落ちる。
ワラギが背中に背負ったハルバードを掴む。ハルバードを纏っていた布が外れ、刃が露わとなる。
「……H社と騒動は起こしたくないから、『参った』と言って手を引いたら見逃してやろう。言わなかったら……素直に死んでくれ」
「それはお互いさまじゃ、フィクサー。ワシ、こがぁに見えても未の筆頭に負けんぐらい強いんじゃけぇ。ナメてかかっとったら痛い目見るで」
(そんなもん一目見た時から分かっとるわ!そもそもなんかコイツおかしいんだよ!普通の未じゃない!いや普通の未すら見た事無いんだけど!)
ヤギが足を踏み出すと、部屋全体が揺れた。
「あんたぁ、壊しがいがあるとええんじゃがの!!!」
……地中から天へと向かって、一本の軌跡が生まれた。
「ふぃー、ふぃー、普通にヤバかった……」
また別の地下クラブ。意識を失った人間が床に伏している。
「これが……一般市民……参った……折れた翼で生きているだけはある……」
生きているか死んでいるか分からない人が床に並ぶ中、唯一立っている男が肩で息をする。
「『草炎玉球』……もう絶対に使わないからな……」
都市の武具というのは適切な訓練を積んでようやく使いこなせるようになるものである。身体施術、装飾品、同じ武器でも工房によって使用感は異なってくる。
彼、ブロフロアはリウの戦闘スタイルを主にして戦う。対して『草炎玉球』は東部のセンク協会が好んで使う装備。敵を焦がすという部分は共通しているが、炎と熱では本質が違う。
用途が違うなら適切な成果を出せる筈が無い。
「こちら……対
……。
「……?」
……………。
[……第二討伐部隊総員に告ぐ]
「……あ?、プグヌス……だよな?どうした?」
[現時刻を以って第二討伐部隊は第一討伐部隊と併合する。これからはペルタの指示に従ってくれ]
「……???、何があった指ニキ。今からでも助力に向か——」
[誰一人として第4ポイント付近へと近づくな。ヒーローの捜索及び討伐を最優先に動け]
静まりかえった地下に、無機質な声だけが響いている。
[……ブロフロアさん。第2ポイントへの助力を願います]
「っ!ペルタか、おい、指ニキはどうなっ——」
[時間がありません。私は第8ポイントへと向かいます。第10ポイントまでにヒーローを見つけ出す事が出来なければ、
「……ちっ、了解だ。とりあえず、起きちゃいけねぇ事故が起きたって事で良いんだな?」
[……
「……は?はぁ?」
[後は察して下さい。時間がありません]
階段を駆け上がりながら次の目的地を探るブロフロア。今までも特段余裕があった訳では無いが、悠長に構えている暇は存在しないとの通達だった。
「プグヌス。つまり、そういう事なんだよな?」
……。
「……本当に、信じて良いんだよな?」
…………。
「相手は
682:指切り拳万ニキ
部長を舐め過ぎだ
最後に残された台詞はそれだけだった。
「……はっ!空元気が過ぎんだよ!幸運を祈る!」
地上へと飛び出たブロフロアは、どこかへと姿をくらました。
「…………」
またまた別の地下クラブ、そのどこかの小部屋。乱雑なソファーの上に寝転がる1人の少女。ソファーと身体に押し潰された2つのツインテールは扇状へと広がり、絡まり、歪んでしまっている。
「……暇だな」
ヒーローは天井を見つめては目を瞑るを繰り返す。誰かが『退屈さに打ち勝つためには、視界を遮断する以上に効果的な手段は無い』と言ったように、目を瞑る……いわば『寝る』という行為は人間なら誰しもが持つ最上位の暇つぶし手段である。
「……眠れない」
不眠。昨今の人々は強化施術を積んでいる為、数週間寝なくとも死ぬ事は無いだろう。
しかしそれは疲労が溜まらないという事では無い。万全ではない状態が続けば、思わぬナニカに足を引っ掛け転ぶ事だってある。転んだ後に辿る末路は最早言うまでも無いだろう。
「……」
ふと、ヒーローは毛布を蹴飛ばし、ソファーから立ち上がる。ぐちゃぐちゃになったツインテールと共にやや薄暗い室内を歩き、部屋の端に置かれているタンスを探り出す。
「……」
タンスの奥から取り出されたのは……布に包まれた、黄金の小枝だった。
「…………」
ヒーローは何も言わず、両手に持った黄金の小枝をじっと見つめ続けている。
「………………うるせぇ」
顔を歪ませながら、独り言を呟くヒーロー。誰もいない空間にその言葉が響き渡る。
「……妙に良い声なのが余計イラつくんだよ」
そう言い残した後、黄金の小枝をタンスの奥へと放り投げる。
「……あん時からずっと頭が痛い……水でも飲むか……。どうせアイツらの誰かが程よい飲み物持ってんだろ……」
タンスを閉じ、部屋から出ようとする。向かう先は地下クラブのファイト会場。無機質な石畳の音が靴とぶつかり響き渡る。
(……?、ヤケに静かだな?)
扉を開け、小部屋から広間へと足を踏み入れる。
「……君がL社一帯をねじろにしている『ヒーロー』で間違いないな?」
「……へぇ。やるね、あんた」
力無く倒れる者達の前に、2つの影がある。
1つは
「……ツヴァイか。ここに来たって事はどういうことかわかってるね?」
「否定をしないという事はそういう事で間違いないな?」
もう1つは……犬。
「……名を名乗れ。嫌なら匿名でも結構だ」
「
エドガーと名乗った者はコートのポケットからフィクサー証を取り出し、見せつけた。
紛れもない、1級フィクサーだ。
「オレはヒーローだ。あんたが探し求めていた人間で合っている」
「はぁ……ヒーローとやら。お前はどんな正義を掲げ、罪の無い連中を殺したんだ?」
「殺した?……殺してはいないな。オレはアイツらが独力で生きていけるように導いただけだ」
「腑抜けているな。お前は純粋無垢な人々を騙し悪の道へと引き摺り込み、その癖に自身は皆を救うヒーローのように振る舞う大悪党だ。……どうも最近はお前のようなゴミを見ると腹が立ってだな」
エドガーはフィクサー証をポケットに仕舞い、代わりにライターと煙草を取り出した。
「違う。弱者を強者が守るという構図自体が間違っている。都市に生きる全ての人間が平和に生きるには、万人が独力で生き延びる力が必要だ。人が人として認められる為に最低限の力を身につけなければならない」
「稚拙な論理だな。ならば最低限生き延びる力すら身につけられなかった者は何処に行く?ただ掃除屋に喰われるのを黙って待つだけか?」
「だからこそオレが教えているんだろ。力無き人が生きていけるように、オレが手本を見せてやっているんだ」
「それがこのザマか。もし私が手加減せず、力の限り腕を振るっていたなら……このクラブを襲撃したのが私ではなく『五本指』のような連中なら……今頃床に倒れている輩は全員死んでいる」
「……数百年前からずっと、都市は弱者からの搾取を続けている。弱き者が自由を手に入れるには、弱者が自力で都市を生き抜く力を手に入れなければいけない」
「そうやって弱者が強者に挑んだ結果が死だと分からないのか!お前がしているのは救済でも何でもない!ただの自殺幇助だ!」
「ピピピ」
隣にいる鋼鉄の犬から電子音が鳴る。
「……大丈夫だ、ラング」
エドガーは取り出した煙草に火をつける。
「都市は変わらないといけない。たとえ多大な犠牲を払おうとも、誰を相手にしようとも。都市の人々が諦める事を当たり前にしてはならない。明日に希望を持つ事を諦めてはならない。声を上げ、足を踏み出し、腕を突き出し進まないといけない」
「……概ね言いたい事は分かった」
「オレ1人だけではなく、都市の人々が団結する事によって初めて都市が変わる。だからオレは『ファイト』を教えているんだ」
「お前はヒーローでもなんでもない。いたずらに人を扇動し、死に追いやっている
エドガーの吸う煙草が床へと落ちる。
ヒーローのツインテールが揺れ、床に落ちた煙草から出てくる煙も揺れている。
「だから都市は変わらない。あんたみたいな奴が変わろうとしないから苦痛の歯車は止まらないんだ」
「お前の正義がソレか?救えた筈の命をドブに捨てているだけの馬鹿な行為が都市を変える?中途半端な正義感がどれだけの人を共犯者へと仕立て上げ、人生を破滅させたのか分かっているのか?」
「改革に犠牲は付き物だ」
「……なら、君はやはりゴミだ」
エドガーが手を払った。瞬きする間も無く、隣にいた鋼鉄の犬が甲冑へと変形し、エドガーと1つになる。
一言で表すなら……人型のジャーマンシェパード。もしくは都市の正義の象徴。
「来い、ツヴァイの犬……いや、チャレンジャー。共に素晴らしいファイトを送ろう!」
「ラング、正義執行の時間だ」
強化鎧から火花が散った。
乱戦〜!!!
*ヤギ
黒獣の未。ただの未と侮る事無かれ。口調は広島弁を参考にしているが微妙に違うかも。許して。
*指切り拳万ニキ
フィクサー名:プグヌス
ルナ事務所所属の対指特化の部長の2級フィクサー……正確には『組』に所属していない為、部長ではない。別に弱い訳じゃないが、何かと微妙な反応を貰う事が多い。名前の由来はラテン語で拳を意味する『Pugnus』から。
*正義執行ツヴァイネキ
フィクサー名:ペルタ
ルナ事務所所属ツヴァイ組部長の2級フィクサー。無表情、無関心な黒髪ロングのお姉さん。流石に出番がL社就職編の最後と黒沈襲来(描写無し)は可哀想との事で大分前から活躍回が練られていた。
*????
所属:残響楽団、???担当、狼の時間
ほら、オオカミ頭のアイツだよ、アイツ。
*エドガー
南部ツヴァイ1課の1級フィクサー。ロボット犬のラングと共に都市を駆け巡る元祖正義のフィクサー。俺がリンバスの登場を心待ちにしている人物第一位。誰???……となった貴方、ねじれ探偵、読もう!
私はあの子達に手を差し出すべき、なのかな?
-
そうだ。彼ら彼女らを、貴方が導くべきだ。
-
うーん。貴方の後輩に任せるべきでは?
-
貴方達はあの者達に関わるべきではない。