恋愛要素ありの死にゲーに転生して鉈を振り回す転生者   作:エヴォルヴ

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海だタコだ

 ホテルが近くにあるこの海水浴場は、他の海水浴場や海などに比べると潮の流れが穏やかだ。理由は何か地形が云々、川が云々的なことを聞いたことがあるが、よく知らない。まぁとにかく、海水浴初心者や、あまり泳ぐのが得意じゃないけど海で泳いでみたいという人達には中々いい環境が整っているということだけが分かっていればいい。

 

「巡君、足が付かないのだけれど……」

 

「浮き輪があるなら浮けますんで大丈夫ですよ」

 

『巡、ちゃんと手、繋いであげてね。この子本当に泳げないから』

 

 そんな海水浴場で俺は翡翠先輩の手を取って海をスイスイ泳いでいた。泳いでいるというか、水属性のエンチャントとか、水属性のスキルを駆使して歩いていると言った方がいい気がしないでもない。魔法系のスキルはエンチャントの都合もあって光属性、闇属性、無属性が育っているが、他の属性が育っていないとは言っていない。とはいえ、特定のスキルしか育ててないせいで実戦で使えるかと聞かれるとちょっと困るものではあるが。

 

 そんな中で三属性を除いて一番育っているのは風属性である。理由としては、風属性を育てると遠距離攻撃を自動で撃ち落としてくれる素敵な結界を張るスキルを手に入れることができるからだ。なお、火属性が混ざっていると威力減衰に留まるため過信ダメ絶対。マジの自動迎撃の結界を張れるのは玄武────つまり三野先輩である。そのうち三野先輩に声かけて結界について教えてもらおうかしら。大耀さんも連れて行けば大耀さんの成長にも繋がって一石二鳥、そして三野先輩が本当にずっと悲しいままなのかを確かめることができるので一石三鳥。残る青龍だが……うーん……青龍なぁ……辰巻さんはいい子なんだけど、青龍がなぁ……性格が悪いというか、あんまり関わりたくないというか……いや、別に悪い奴ってわけではないんだけどさ、女の子にしか興味がない的なこと言ってるし。じゃあどうして辰巻さんが男だった場合でも加護与えてるのかって? 辰巻さんの顔がいいかららしい。舐めてんのか鱗剥いで鎧にすんぞ。玉出るまで殺すぞ。これだから性格の悪いやつと女癖の悪いやつは苦手なんだ。関羽に加護突っぱねられたのそれが原因じゃねぇのか? 

 

 ちなみに三野先輩と辰巻さんからは決闘の会場に勝手に来たことを謝罪した後、何かあったらできる限り協力するから声をかけてほしいとのお言葉を賜った。そのうち素材マラソンに付き合ってもらう。茶菓子同好会とパリピイケメンボーイズと三野先輩と辰巻さんと万莱君で城攻め行こうぜ城攻め。ゲームでは最大で4人でしか探索できなかったが、現実はそんなこと関係ないのである。嫌と言っても引き摺って連れていく。

 

 まぁ、そんなことはさておき。泳げない瑞騎先輩は浮き輪があるというのに俺の手を離そうとしない。まぁ、俺も手を離すつもりはないが、そんなにガチガチに緊張した方が溺れる可能性が高いと思いますよ瑞騎先輩。恐らく溺れても、どうせどっかからこちらに仕掛けるタイミングを見計らっているであろう兄弟子が助けてくれそうではあるが、この人が溺れないかは俺にかかっているような、そうでもないような。

 

「というか瑞騎先輩、泳げないで水属性のダンジョンどうやって攻略してきたんですか? あそこほぼほぼ水でしょう」

 

「落ちなければどうということはないわ」

 

「あんた言ってること義経様と同じだよ」

 

 禍津日様のダンジョンで戦うことができるあの人、師匠兼加護を与えていた存在である鞍馬天狗とのコンビネーションがえぐいのだ。そこに那須与一とか、弁慶とか頼朝様とか為朝様とかが混ざってきたらもう終わりだよ。平家とのコンビネーションもばっちりだったよあの人。壇ノ浦の八艘飛、御見それしました。

 

「実際、どんな感じで攻略したか聞いてもいいですか麒麟様」

 

『怪魔を倒すでしょう?』

 

「はい」

 

『怪魔の血とか、アムリタ結晶を水に流し込むでしょう?』

 

「はい」

 

『そこに最高出力の光属性魔法で一網打尽よ』

 

「うーん、誉れポイント10点」

 

 水に不純物を溶かすだけではなく、アムリタ結晶を雷の道筋にして水中に潜む怪魔を殲滅……しかもその怪魔が死んだ後に手に入るアムリタ結晶がまた道筋となって連鎖────まさに誉れ。ソロで攻略するための許可は基本的には属性相性とレベル、スキルとか加護とか……まぁ、そういう色々で判断される。俺? まぁ、うん……担任の先生が「君、申請してるレベルよりずっと強いでしょ。許可」って感じで許可出してくれてるので……あとは大耀さんと一緒に活動したりすることが増えて、ダンジョン攻略の許可とか貰わなくても探索できてたりする。なお赤点取ったら許可貰えません。

 

 難しいことはよく分からん。とにかく、成績優秀でとても強い瑞騎先輩は学園が管理しているダンジョンのほとんどにソロで潜ることができる。「今話しかけんじゃねぇよ」ってオーラ全開の瑞騎先輩にダンジョン攻略とか、プライベートな交流に誘おうとする中々の猛者が時折いるが、ことごとく撃沈する。そういう時はな、そっとしておくのが最適解なんだぞ。なお、「あ、このまま放っておくとヤバい気がする」という空気を纏っている場合は殴られるの覚悟で声かけるのが正解。闇落ちエンドの気配を感じ取っていけ。ま、大耀さんが闇落ちしたら連鎖して親友or恋人キャラも闇落ちするんだけどね。なんだこの世界、地獄か? 助けてくれ、闇落ちの気配がどこからともなく忍び寄ってくる。忍び寄ってくるな、音を立てて来い。音が聞こえれば迎撃できるから。なお手段を選んで迎撃したら俺の命があるとは言ってない。俺だって死にたくないからね。老後を穏やかに過ごすためなら俺は手段を選ばないよ。

 

 これも平穏のため……卑怯とは言うまいな。そしてマラソンは俺の平穏を確保するための行為……卑怯とは言うまいな。

 

「でも泳げるようにはなった方がいいですよ、絶対」

 

「それは分かっているけれど……」

 

「泳げなくて死に戻りしましたとか情けないにも程がありますよ」

 

「うぐっ……」

 

 この世界が色々混ざっているなら、確実に船上戦が起こる。嫌だなぁ……何が嫌って、デカい怪魔だけじゃなく雑魚も一緒にやってくるのが嫌だ。だから雑魚が本体って言われてんだぞ、聞いてんのか海坊主、てめぇのことだぞ餓者髑髏。大砲使うんじゃねぇよダイダラボッチ。まぁ、それ以上にラスボスが面倒くさいんだけどな。運営と俺達プレイヤーの楽しい玩具その2じゃないぞ。あいつは一応裏ボスの扱いだ。

 

 まぁ、それはそれとして、瑞騎先輩は泳げるようになってもらわないと困る。

 

「全身運動ですし、水属性のスキルの練習にもなりますよ。兄弟子呼びます? 多分呼べば来ますよ」

 

「何するつもりかだけ聞いてもいい?」

 

「刹那無心流の交流戦を間近で観戦してもらいます」

 

 そうするとな、自分が死なないように本能がどうやって危機を回避するかを選択してくれるぞ。本能が無理でも染み込ませてきた技が命を助けてくれる。師匠と兄弟子の戦いを間近で見た時三途の川が見えた。奪衣婆と懸衣翁がカロン様とお茶しているのが見えたのは多分気のせい。ところで俺が死に戻りする時に経由する死人の世界がバラバラなのなんで? 確かにゲームでもランダムだったけどさ。死に戻り、奥が深いぜ。

 

「なぁに、死にはしませんよ。死には」

 

「巡君、死ぬこと以外は軽傷とか思ってないわよね?」

 

「え? んなわけないでしょ何言ってんですか」

 

 俺が俺のスタイルを押し付けるような畜生に見えるとでも? 「こういうやり方もあるんだぜ」とは示すが、やれとは言ってないぞ。それで染まったのならその人に刹那無心流の適性があっただけのこと。ちなみに俺は師匠に剣の才能はないと言われたぞ。ゲリュオンとクリュサオルの人魔一戴だって、あいつらの記憶を疑似体験したお蔭で使えているだけで、俺は剣の才能は皆無なのだ。使うなら投げろと言われたくらいには剣の才能がない。一般家庭出身のはずなのに剣を扱えている大耀さんがおかしいだけだ。やはり俺の導きは鉈しかいねぇ。

 

 パリピイケメンボーイズに改造してもらったが、まだまだ魔改造計画は終わってない。妖刀魔剣の類に至っていないからね、まだ使い潰すよね。討魔は武器の愛用度的なものが存在しており、それをマックスまで持っていくとごく稀に妖刀魔剣聖剣化するのだ。それを知っているのに、逆に使い潰さない理由がありますか? 成らなかったら? 打ち直して再度愛用度上げするんだよ。出るまで回せば100%理論だよ。酷使されることで進化するなら、俺は使い潰すぞ。

 

「はぁ……また探索か何かのこと考えてるでしょ」

 

「はい」

 

「…………君、休めてる?」

 

「休んでますよ」

 

「体は休まってるみたいだけど、心の話よ」

 

「休めてると思いますよ」

 

 過労で倒れていないし、間違いなく休めているはずだ。昔と違って、寝ながら三途の川で川遊びしていることはないし。三途の川でカロン様に会ってギリシャ語で休めって言われることなくなったし。あれのせいでギリシャ語はある程度理解できるようになってしまったのが悔しい。……まぁ、日本人にとってモールス信号とギリシャ語とルーン文字は必修科目だからね、仕方ないね。実際ルーン文字分かると戦いに拡張性が広がるの何なのかな。超新星に使ってる爆弾、ルーン文字刻んだら火力が1.2倍跳ね上がったし。武器に刻まないのかって? 使い捨てのアイテムに刻むならまだしも、愛用品に使うのはちょっと。

 

「私はそうは見えないけど」

 

「そうですかね?」

 

「ええ。君、ずうっと気を張ってる気がする」

 

 …………そうかなぁ。俺、ダンジョン攻略以外だと結構気を抜いてると思うけど。ずっと気を張って死にましたとか笑えないでしょ。刹那無心流の教えにもしっかり休むという文言が書かれているし、気を張り続けるなんて真似、俺ができるわけがなかろうて。

 

「何か怖いものがずっとこっちを見てると思い込んでるくらい、君はずっと何かに警戒してる」

 

「怖いもの……怖いものかぁ……ここだと兄弟子と、唐突に現れる師匠くらい?」

 

「そういうものじゃなくて……もっと何か……言い表せないけど……」

 

 うーむ……そう言われても、俺が警戒しているものとすれば俺という存在がいるせいで消え去っているであろうフラグ管理くらいか? あとは、フラグ管理が滅茶苦茶なせいで発生するイレギュラー。キャラストーリーボスが同時出現!! とかになったら笑えない。あといつでもどこでもやってくる闇落ちルートへの道。闇落ちルートは経験値稼ぎもさることながら、全てぶち殺すという点でフラグ管理とか考える必要がないので、いつ起こってもおかしくない。

 

 人類滅亡ルート突入条件は、人を一人でも殺すこと。死体でも可。なお殺しても回避できることもあるのが中々難しいところだ。ゲームなら「全員殺してエンディング見てから後悔するのは女々か?」な精神で突き進めてしまうが、現実はそうもいかない。民間人(薬漬け死体)を操ってくるやつがいるから、そいつを利用して滅亡ルートに向かうのが最速でお得。Any/%RTAでも使われたルートである。

 

 だがしかし、現実じゃお得じゃない。全くお得じゃない。殺人がお得なわけねぇだろうが。無いとは思うが、加護至上主義とかいうカルトが殉教だ信仰を見せる時だ何だと言って自ら殺されに来る可能性も無きにしも非ず。イカれてんのか。カルトに意味を求めてはいけないのだが、言わせてほしい。イカれてんのか。俺が加護を得たという情報は漏れていないだろうから、あのカルト共が何かとち狂って俺を殺そうとしてくるかもしれない。その時に大耀さんが近くにいて、勢い余ってぶっ殺してしまったら目も当てられない。俺だけだったらね、別に……うん、まぁ、骨の何本か砕ける覚悟を持っていただいてとしか……百鬼夜行にまた来ねぇだろうな? 

 

 そうなったらもう俺が全力でパンバイキングか定食交えてのカウンセリング待ったなしだよ畜生。俺はカウンセラーじゃねぇんだぞ。資格持ってねぇよ畜生。カウンセリングが大人の役目でしょ大人何やってんの!! 頼れる大人は皆目が死んでる! 目が死んでるじゃねぇんだよぶっ飛ばすぞ。学園内にカウンセラーがいねぇのどうなってやがる!! カウンセラー募集中! セラピストでも可!! もう某魔性菩薩でも何でもいいからカウンセラーやって助けてくれ。俺は正直素材マラソンやったり城攻めついでに茶の湯やったりでストレス軽減してるが、他の人達が問題だよ。関わりの無いやつが狂うのは別にいいが、関わってしまった人がおかしくなるのを見るのは忍びない。手の届く範囲にその人がいるならどうにかしてやりたいなぁ、と考えてしまうのが人間というものだろう。

 

「現状、そんな怖がるようなことは無いと思ってますけどね、俺。皆がいますし」

 

「……そう。君自身がそう思うなら多分、そうなのでしょうね」

 

「はい。……っと、そろそろ一回上がりましょうか。瑞騎先輩の唇、ちょっと青みがかってますし」

 

 元々体温が低いからなのか、長時間の遊泳に耐えられる体質ではないようだ。状態異常耐性がそこまで高くないことも要因の一つなのだろうが、やはり耐性スキルは育て得じゃねぇかな。……なんて言ってる場合じゃないくらい瑞騎先輩の手が冷たい。氷みたいに冷たくなっているぞこの人。海水浴は熱中症と低体温症と日焼けのリスクがある環境だから体調には気を付けよ────

 

「やべ。瑞騎先輩ちょっとすいません!!」

 

「え? ────────!!!??」

 

 浮き輪と、瑞騎先輩を怪我しないレベルの力で抱き寄せて衝撃に備える。そこから大体2秒後、俺がいるほぼ真下から間欠泉もびっくりな勢いの激流が放たれ、それに背中を押される形でぶっ飛ぶ。

 

「ががががががががが!!?」

 

 その激流は俺と瑞騎先輩を空中に飛ばすだけには飽き足らず、大きめの波となって砂浜の方まで押し流していく。咄嗟に風属性のスキルとアムリタ結晶を使った酸素ボンベもどきを使って瑞騎先輩の呼吸を確保してはいるが、これ、瑞騎先輩のこと離したら間違いなく瑞騎先輩が溺れて洒落にならない!! そしてこんなことをできるのは、この海域じゃ奴しかいねえ!! 

 

「グえぇっ!!?」

 

「模歩君と翡翠先輩大丈夫!?」

 

「なんだ、今の鉄砲水のような波は!?」

 

(あらやだスイちゃん、なんか脳がバグってるけどちょっと幸せそうな顔してるわ)

 

 瑞騎先輩を潰さないよう、俺が下になってクッションとなって砂浜に不時着。どうやら浮き輪は激流によってぶっ壊されたらしい。

 

「いきなり何しやがる兄弟子ィ!!?」

 

「「「兄弟子……!?」」」

 

 瑞騎先輩に怪我がないのを確認しながら、海に向かって叫べば────

 

「…………」

 

「「「タコッ!!?」」」

 

 ニマァ……と性格の悪そうな笑み? 目付き? で顔を見せる巨大なタコが現れた。……数年前よりデカくなってやがる。もうサイズが縦3メートル、横幅6メートル以上なのはタコって言っていいのか? 

 

「おう兄弟子ィ……随分な挨拶だなァ……? 危うく俺の先輩殺すとこだったぞ?」

 

「……………………」(触腕で煽る仕草を見せている)

 

「役得だっただろじゃねぇんだよ茹でるぞてめぇ」

 

「……………………」(負け越してる弟弟子が何か言ってるぜと言わんばかりの煽り)

 

「あ゛あ゛!? やってやろうじゃねぇかこの野郎!!」

 

 茹でダコにしてやるよオラァンッ!! と鉈を構えようとした瞬間、兄弟子が「まぁ、待て」と言わんばかりに触腕を上げた。

 

「んだよ」

 

「………………………………」

 

「あ? んなわけねぇだろ」

 

「……………………!!」

 

「手話がブレてんぞ。あと余計なお世話じゃ」

 

 兄弟子は人語を話すことはできないが、手話を使える。師匠は手話を使えないはずだが、誰に習ったんだか……

 

「………………!」

 

「あ? 変化はいいことだろぶっ飛ばすぞてめぇ」

 

 俺がそう言うと兄弟子は「分かってねぇなこいつ」と言わんばかりの表情を浮かべた後、海に戻っていく。

 

「おいゴラァ!! 瑞騎先輩に詫び入れてから帰らんかい!!」

 

 そんな俺の叫びが聞こえないかのように去っていく兄弟子。得物である怪魔の骨と鯨の骨を加工した槍を持っていなかったが、兄弟子は怪魔を主食にしているせいか触腕から硫化鉄を発生させて攻撃なんかもできる。戦うつもりがなかったのか、置いてきたのか? ……ってそんなことよりも。

 

「瑞騎先輩、大丈夫ですか?」

 

「…………」

 

「瑞騎先輩?」

 

「キュウ」

 

「瑞騎先輩ィイイイイイイイイ!!?」

 

 気絶したぞこの人!? 低体温症か!? 熱中症か!? とりあえず日陰に運び込めェ!! 

 

「先は長いわねぇ」

 

「一歩前進……うーん、半歩?」

 

「むぅ……翡翠先輩、大丈夫か……? いや、気持ちは分からんでも……うーん……」

 

「手伝えぃ、そこの三人!!」




兄弟子(多分声があったらCV.勇者王)
「そんなに怖いか、変化が」
「だが俺は見守ろう。俺は馬に蹴られないタイプの兄弟子」


瑞騎先輩(気絶の姿)
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