【完結】デジタルモンスターA&A~紡がれる物語~   作:行方不明

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第百二十五話~認識の甘さを知って、世界に抗う者~

 恐怖と残虐が続く中、航は暗闇の中を一人走っていた。

 灯りも何もない状況であるが、航はこの建物の構造を把握している。例え目を瞑っていたとしても、この建物の中を自由に行き来できる。

 そんな彼にとって、今の状況(視界不良)などに足を止められることはなかった。

 

「はっ、はっ!」

 

 航が目指すのは、この建物の最奥にあるエリア。

 あらゆる研究材料が揃う中で、トップクラスに重要なものが()()()()()()エリアだ。

 そこへとやって来て、彼は目的とする部屋を目指す。目指して――。

 

「っ、これは……!」

 

 航は見た。とんでもない力でこじ開けられたかのような、そんな大穴がポッカリと開いた部屋を。

 

「そうか。あの子“たち”は逃げられたか」

 

 元々、その部屋にいたのは実験材料として連れてこられた一人の子供だ。

 人間を全く別の生き物にする――そんな実験の被験者。最も、基本となる生き物との適合率が合わず、想像以下のデータしか得られなかったことから、失敗作と銘打たれていたが。

 そんな子供のところにも、航は前もって手を打っておいた。今日、このタイミングで彼に懐いていた別の実験の成功体を居合わせさせたのだ。

 彼らがいた部屋がこうなっているということは、航の目論見通り、彼らは逃げたのだろう。であれば。

 

「後は彼女だけだな」

 

 航は走った。あまり時間がない。

 前もっての準備でも、どうしても逃がせられないだろう者が一人だけいたのだ。結局、航はこの計画当日に逃がしに来ることにしたのである。

 そうして、航がやって来た一つの部屋。

 

「……よし」

 

 そこに入った航は、記憶の中の風景を思い出しながら、暗闇の部屋の中を移動する。

 奥の壁際、そこに設置された一角に彼女はいるはずだ。鍵がかかって、ガラス張りの壁に囲まれている、まるで牢屋のようでもあるそこに。

 

「っ、誰?」

 

 暗闇でろくに視界は効かないが、航の存在に気づいたのだろう。その女性は声を上げる。ただ、その声は枯れ果てたように疲れきったものであった。

 

「私が何者なのか……それはどうでもいいことだ。君を逃がしに来た」

「冗談はやめて。それとも、そういう実験?上げて落として嘲笑う?」

「冗談かどうかは君が判断すればいい。だが、急がなければな」

 

 航は持ち込んだノートパソコンを取り出して、部屋の端末に接続する。

 施設中の電源が落ちている今において、電子式の鍵を外せるのは、内蔵バッテリーで動くこのノートパソコンだけだ。もちろん、この研究所のものではない。ここのものはすべて航が使用不可に追い込んだ。

 今、航が持っているのは彼が直々に持ち込んだ私物である。

 

「よし」

 

 甲高い音が響いて、電子式の鍵が外れる音がした。女性が閉じ込められていた場所の扉が開く。

 女性は航の持つノートパソコンの明かりを頼りにして、恐る恐るそこから出てきた。

 

「どうして……?」

「君にしてきた数々の拷問にも等しい実験、私が代表して謝らせてもらう。いや、謝っても今更かもしれないがね」

「本当、今更ね。私はもう何もかもを奪われたというのに……!」

「だが、私にできるのはこれくらいだ。金品や身分を用意するには時間が足りなかった。偽善者、と罵られても仕方のないことだ。君さえよければ、ここで私を殺してくれても構わない」

 

 殺してくれても構わない。最後のその部分の言葉に、女性は僅かに目を見開き、そして震える手で航の首に手を伸ばす。その手が首元にゆっくりと触れた。

 やがて女性は力の限り手の力を強め、航は少々の息苦しさを味わう。

 

「どうしたんだね?もっと力を込めないと殺せないぞ」

「っ、わかってるわよ……!」

 

 だが、航の首を絞めようとする手の力は一向に強くならない。

 それは女性が躊躇っているからではなかった。単に、心身ともにボロボロの女性では、これ以上の力を出せないというだけだったのだ。

 

「ふっ、うぅうううううう!」

 

 思いっきり、女性は力を込める。

 航は静かに目を閉じ、時を待って、その瞬間のことだった。まるで近くにミサイルが着弾したかのような、そんな轟音と震動が響き渡った。

 

「……!?」

「なんだ?」

 

 女性と航は二人してその音の方向を見る。まるで外からの道を強引に作ったかのように、天井が崩落していて外と繋がっていた。そして、そこから入ってきたのだろう者がいた。

 傷だらけの、まるでスライムのような身体の生き物が。

 女性も航も二人ともがその生き物に見覚えがある。だが、ここ最近は見なかった。研究のために外に連れ出され、その結果、帰って来なかったのだ。

 研究者たちは捜索したが、結局は見つからず、諦める流れになっていたというのに。まるで女性を助けるかのように、このタイミングで再び現れた。

 

「グッグググググ!」

「っ、離して!」

「ググググ!」

 

 そんなスライム生物は、女性をその手に掴むと崩落した天井から外へと這い出ていく。その動作からして、まるでほうぼうの体だった。

 一体何があったというのか。わからないが、航は静かにその場に座り込んだ。

 だが、彼女たちがいなくなったからといって、航を襲う者がいなくなったわけではない。

 

「グルァァァァ……」

 

 代わって息絶え絶えの様子でやって来たのは、先ほどの青い恐竜だ。おそらくは、先ほどの轟音と震動に惹かれてこの場に来たのだろう。

 元々、過酷な実験を受けていた個体だ。この研究施設の人間を殺し尽くそうと躍起に行動し続けたこともあり、その命には終わりが近い。

 見るからに死に絶えそうだった。

 

「……好きにしたまえ。それでお前の気が晴れるのならばな」

 

 航は静かに目を閉じた。

 だが、いつまで経っても終わりが来ない。まるで先ほどと似たような状況に、航は呆れながら目を開ける。

 

「……なぜ、こうも私は生かされるのだ」

 

 そこには、息絶えて光となって消えていく青い恐竜の姿があった。

 

 

 

 

 そして、支部壊滅から数ヵ月後のこと。

 航は機械のように元の生活を営んでいた。違いといえば、壊滅した支部での研究がなくなったくらいか。

 支部壊滅の事態についても、何らかのテロ行為として処理されたようで、迷宮入りとなっていた。

 

「……やれやれ」

 

 溜息を吐く。そんな航のことを気に留めたのは、彼の同僚だった。

 

「どうした、悩み事か?数ヶ月前からずっとそうじゃないか」

「君はよくよく私のことを見ているのだな。……貴英」

 

 貴英と呼ばれたその同僚は、この機関で唯一の彼の友人でもあった。

 

「まぁ、友人だからな。それで、どうなんだ?」

「悩みと言えるほどのものではない。が、強いて言うのなら、そうだな。人間と人生について悩んでいるというところか」

「ずいぶんと無駄なことを……。というか、それが悩みだろう」

「む、そうかね?」

 

 どこかズレている友人に、貴英は溜息を吐く。とはいえ、こんな機関で働く者たちは皆が皆、どこかズレている。自分のことを棚に上げて、貴英は呆れるのだった。

 

「だが、その様子では私に相談してくれないのだろう?」

「……すまないね」

「謝る必要はない」

 

 言いつつも、少し寂しそうな貴英の姿に、航は静かに目を伏せる。

 言えるはずがなかった。あの支部のことも。あの世界のことも。

 正直に自殺も考えていると言えば、面白い表情を見せてくれそうだとは思ったが。

 

「まぁいい。そういえば、最近はあの世界が奇妙な動きを見せているようだ」

「奇妙な動き、だと?」

「それを知らないということは、よほどらしいな。……観測機に人間らしき存在が写りこんだらしいのだ。眉唾ものの噂だがな」

「ああ、その話か。……ありえなくはないだろうな」

 

 あの世界がデータだけに留まる世界ではないと知っているからこそ、そういった可能性もあることを航は予測していた。人類史を見れば何人かは絶対にいるだろう、と思えるくらいにはその可能性について考えていた。

 だが、そんな航の反応は、貴英のようにあの世界がデータだけのものだと思っている人間にとっては不思議な反応でしかなく。

 

「……お前は相変わらずだな」

「そうかね?」

 

 呆れたような、感心されたような、そんな複雑な視線を航は向けられることになったのだった。

 とはいえ、それきり去っていった貴英を見送り、航は静かに悩む。

 

「その辺り、しっかりと見ておいた方がいいかもしれんな」

 

 もし、人間があの世界に迷い込んでいて、それがあの支部での研究のせいだとしたら、その責任は生き残りである航にある。

 航は静かに観測機器を動かし始め、件の人間を探した。噂の域を出ないことだが、真剣に探し続ける。

 その日以降、日々の仕事の合間を縫っては探し続けた。

 

「……む?」

 

 そうやって探し始めて数日が経ったある日のことだった。

 ついに航は見つけた。一人の少年と、その傍らに生きる者たちの姿を。噂は真実だったのだ。

 そして、その時から航は目を離せなくなった。あの世界で生きる彼らから。だから、彼らの観察を続けた。その日以降も、彼らを追跡するプログラムを作り上げてまで見続けた。

 

「……まるでストーカーだな」

 

 自嘲する。だが、やめる気はなかった。

 人間とは違う文化を築く生き物たちの中で、自らの生き方で生きるその少年のことも、その少年と生きる生き物たちのことも、すべてが新鮮だった。まるで一つの物語を見ているかのようだった。

 もし自分も、いや、すべての人間がああいうところで生きられたのなら。あの支部のような悲劇は怒らないのではなかったのではないか。

 そんな有り得ない想像をして、その前段階に使えそうな仮想世界を組み立てたりもした。だが、航がそうやって見ていられたのは、そこまでだった。

 

「……っ!?」

 

 ある日のことだ。

 いつのものように彼らを観察して、そして航は知った。あの世界には、抗いようのない理不尽があると。そして、それはこちらの世界にまでやってくるものだと。

 航が見たのは、正しく世界の終わりをもたらすバケモノだった。

 そこから何があったのか、航には正確に観測することができなかった。ただ一つ言えることは、それがあの世界の生き物に類するものであろうことだけ。

 

「……っ」

 

 それからのことを、航はよく覚えていない。

 ただ、すべての観測機器に異常が出たという結果だけが残って、それがアレのせいであることなど、航にはわかりきっていた。

 航は思い知らされた。自分の認識の甘さを。あの世界にあるものはすべてがすべて危険な可能性を持つものであった。人知及ばぬ異常の塊。

 今回はたった一人の少年によって、何とかなった。だが、次は。その時、人類は。もし次があった場合、その時も同じようにたった一人の少年に世界の明暗を託すのか。

 

「……断じて否だな」

 

 冗談ではなかった。たった一人に世界数十億の命を賭けるなど。

 正直に言えば、航としても自分が考えすぎだとわかっている。可能性だけで、極論を論じるなどナンセンスだ。

 だが、いつまでもたった一人に頼り切るわけには行かない。何より、今の今まで一度たりとして動かなかった彼の中の警鐘が、彼の頭を揺らすほどに鳴り響き出したのだ。

 

「やるしか、あるまい」

 

 あの世界に対応できる兵器を作り出すか、それともあの世界を滅ぼすか。どちらも一長一短だ。

 兵器を作り出した時、もしそれが人間同士の争いで使われてしまえば。あの世界を滅ぼす選択をした時、あの世界の生き物たちを殺しきれなかったのならば。

 どちらにせよ、リスクは大きすぎる。だが、放っておくのも危険だ。だから。

 

 

 

 

 

 どのような形にせよ、航は決めたのだ。強大な力を持つあの世界に人間の力を示すことを。

 だから、航は仲間を集める。同僚たちの中から、思想に共感してくれそうな何人かを引き抜き、紆余曲折あった末に合流したあの実験体の女性――僅かな人数ながら、そして行動を開始した。

 まあ、仲間を集め、行動を始め、あの世界を深く知る度、何故か彼らの方向性は極端なものに偏っていったのだが。

 一応、さまざまな路線を保ちつつ、航たちの計画は進んだ。、機関の目を欺きながらあのゲームを作り上げて運営し、必要な人間を集める。同時進行で幼いデジモンたちを確保する。

 そして、そんなさまざまな準備の末に航たちは計画を始めたのだ。

 

 

 

 

 

 ふと、現在に意識を戻して、航は辺りの光景を見る。昔に思いを馳せていたが、どうやらそれは走馬灯だったらしい。

 航の周囲はムゲンドラモンとキメラモンによって滅茶苦茶に破壊されており、航自身も血まみれの傷だらけ。死んでいてもおかしくないほどの怪我だった。

 

「っぐ……ぬぅ」

「っち。まだ生きてやがんのか」

 

 冷たい目でキメラモンは起き上がった航を睨む。

 一方で、航は苦笑いをしていた。

 

「まぁね。もはや計画には支障がないからとはいえ、ここで死んでは貴英たちに示しがつかないからね」

「……なら、すぐ殺してやる」

 

 キメラモンは四本の腕を光らせる。彼はその必殺技でもって、航にトドメを刺す気だった。

 

「ちょっと待てよ!」

 

 そんなキメラモンを、大成が止める。どんな理由があるにせよ、目の前で行われる人殺しを容認するほど、彼は悟っていない。

 

「ピピ。全テノ元凶タルコイツハ此処デ殺シテオイタ方ガイイカト」

「それに、お前だって何体かのデジモンは殺してきたんだろう?」

「っ、あれは命を狙ってきたから――」

「デジモンも人間も命には変わりがない。デジモンは殺せるくせに、人間は殺せないなどとのたまうのか。とんだ偽善者だな」

 

 どこまでも冷静なムゲンドラモンと、どこまでも苛立っているかのようなキメラモンの言葉に、大成は黙らされる。

 だが、だからといって人殺しに対する忌避の感情は収まらなかった。

 

「やれやれ私を殺さない、か。その優しさはなるほど、人間らしい良いものだ。大事にするといい。が、私についてはその優しさを向ける必要はない。私は罪人だからね」

 

 航にさえ、何故か諭される始末だった。

 

「とはいえ、だ。安心するといい。私はまだ死ぬつもりはない。君たちも、勝ったつもりで話していない方が良いと思うがね」

「何……?っち。しまった」

 

 聞こえてきた言葉の意味がわかって、キメラモンが顔を顰めた。

 その視線の先には、何かの操作をしている航の姿があって――。

 

「これは最後の手段だったのだがね。さすがに、そうも言ってられない」

 

 航の奥の壁が シャッターのように上がっていく。

 その奥に見えたのは、何らかの液体に付けられ、身動き一つ取らないデジモンだった。

 

「な……?」

 

 その光景に、思わず驚いたのは誰だったか。

 だが、それも仕方のないことだ。

 

「何を驚いている。我々の実験の産物として、君のムゲンドラモンは作られた。であれば、もう一体くらいならば作れるさ。それに、君たちの時よりも遥かに良い素体がいたことだしね」

 

 なにせ、そのデジモンはムゲンドラモンだったのだから。

 

「ピピ。ドウイウコトデスカ?」

「そもそも、我々がこの世界に連れて来た者たちは例外を除いて、ランキング千位以内だ。あのランキングはデジモンを進化させやすい才能がある者ほど、順位が上に来る」

「それって――」

「あのゲームはその才能を図るためのものだったわけだ。そして、このムゲンドラモンはランキング上位者が完全体にまで育てたデジモンを受け取って、作った」

「……!それって究極体まで進化させたら帰れるってのは嘘だったってことか……?」

 

 明かされた真実に、大成は呆然と呟いた。

 彼自身も今の今まで忘れていたが、元々は究極体に進化させられた者だけが帰られるという話だったのだ。だが、完全体で奪われたということは、前提から騙されていたに等しい。

 

「……嘘ではないよ。ただ、計画を修正したというだけだ。元々、我々が得た究極体は力だけを奪い、兵器とするつもりだった。だが、ハイブリッド体の存在の発覚、ベリアルヴァンデモンの利用、進化の巫女の奪取……さまざまな要因で変更することになった」

 

 生き物を兵器扱いするとは。

 大成もディノビーモンも航の言葉に嫌悪感しか覚えない。対照的に、キメラモンやムゲンドラモンは少し顔を顰めたくらいのものだった。

 

「なるほど。まぁ、んなことはいいんだよ。死ね」

 

 気になっていたことも聞けた。端的なまでの殺意を乗せて、キメラモンは航に攻撃を仕掛ける。だが、それは先ほどまでと同じように半透明のバリアで防がれた。

 

「……!っち。その仕掛け、まだ残ってやがったのか」

「まぁね。さっきの攻撃で君たちに大半を壊されたがね。それでも、時間稼ぎ分くらいは残っている」

 

 キメラモンが追撃するよりも、ムゲンドラモンが攻撃を開始するよりも、大成たちが立ち直るよりも早く、航はムゲンドラモンの横にあった機械の椅子に座り込んだ。

 ムゲンドラモンにばかり気を取られていて、この場の誰もが気づかなかったその椅子。それはまるで、座ったものと横にいるムゲンドラモンを繋げる機械のように感じられた。

 

「さて、さらばだ。我が人生よ……」

 

 瞬間、閃光。一瞬後、航は消えた。

 

「アイツどこ行きやがった!?」

 

 そうなると、焦るのはキメラモンである。

 逃げられたなど、それこそ冗談ではなかった。

 

「心配せずとも、私はここにいる」

 

 そんなキメラモンを安心させるかのように、この場には航の声が響く。だが、姿だけが見えない。

 

「君の実験は言うに及ばず、アンノウンはかつてデジモンと一体化して新たな進化の扉を開いた。ハイブリッド体はスピリットと呼ばれる物体に込められた力で人間とデジモンが融合した形だ。それらのデータをまとめ、機械的に再現したのが――」

 

 その言葉の意味がわからない者は、ここにはいなかった。いや、細かいことを抜きにして、誰もが直感的に理解できたのだ。

 見れば、機械的な駆動音がした。キメラモンの傍にいるムゲンドラモンのものではない。その奥、先ほどまで毛ほども動かなかった方の――。

 

「これが最後の手段だ」

 

 航の声で、先ほどまで動かなかったムゲンドラモンが動き出す。

 いや、ムゲンドラモンではないか。動き出した瞬間に、そのムゲンドラモンは進化する。それが航と融合したが故かはわからないが――現れたのは、ムゲンドラモンに似た赤き機械竜。

 カオスドラモンと呼ばれるデジモンだった。

 




というわけで、第百二十五話。

本当ならば一章丸々使ってやる予定だった話を二話で収めたので、だいぶ省略されています。ちょっとわかりにくかったかもしれません。申し訳ないです。
一応、本当に重要なことは書きました。

お気づきかもしれませんが、作中で語られている少年たちは旅人たちのことで、前作のことです。
航は前作の戦いを見て、デジタルワールドがただの世界ではなく、危険な世界だと認識するに至りました。この危険な世界というのは、地球と比べてという意味です。
で、その結果が今作なわけですね。

さて、ようやく次回から戦闘が始まります。
それでは次回もよろしくお願いします。
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