ミリタリー✖️東方Project   作:ポーラン

7 / 145
第7章:ザリヤ計画

ロシア連邦【クレムリン】

 

極秘プロジェクト「ザリャ」:幻想郷接続計画書

 

ブリュッセルのNATO諜報本部には、2014年のマレーシア航空機撃墜事件でロシア第53航空旅団の関与が裏付けられたとの情報が飛び交っていた

 

極東で起こった放射性試験事故で科学者5人が死亡した件にも触れていた

 

背後で動くロシアと「ザリャ」装置の存在を知ったNATOは、事態を極秘に検証しつつ、日本や欧州に情報共有を急いでいた。

 

一方モスクワでは、ヴェルニエフ上級大将がプーチン大統領の私邸に招かれていた。

 

ヴェルニエフはロシア復権の夢を語る。「幻想郷を祖国の飛地とし、失われた領土と力を取り戻す時が来た。我々は旧ソ連の英雄となるでしょう!」と――。プーチンは黙って頷く。その眼光には、偉大なる帝国の復活とソビエト再興への執念が宿っていた(プーチンは「ウクライナは存在権なし、歴史的ロシア領の回復は正当」と主張している。

会議が終わるころには、ヴェルニエフ派による極秘作戦名《オムスク計画》が正式に動き出していた。

 

幻想郷では、異変に気づいた住人たちが動き出した。博麗神社の空には謎めいた雷雲が巻き起こり、結界が時折ちらつく。霊夢は空に浮かぶ怪光を見逃さず、不安げに調査日誌を読む。「何か大きな力が結界に作用している…」と呟く。八雲紫もまた、密かに異空間へ開いた穴を感知する。彼女の間者である魔理沙は、霧の湖に停泊中の護衛艦「きりさめ」からのモールス信号を傍受し、「湖の向こうで異常事態発生か」と報告を受けていた。 護衛艦「きりさめ」(JMSDF

Kirisame DD-104)は、むらさめ型護衛艦の4番艦である

 

その頃、アメリカ政府は極秘裏にイージス艦ジョン・フィンを極東へ派遣し、未知の異常現象を追跡させていた。艦長たちは連日、海域に漂う特異なエネルギーパターンと太平洋付近の磁場異変を解析している。やがて「ジョン・フィン」艦上に異界接続の手掛かりが届くと、彼らは「博麗結界への干渉反応」と報告した。 幻想郷の協力者──博麗霊夢、八雲紫、霧雨魔理沙、アリス・マーガトロイドら──は緊急会議を開いた。結界の異変はロシア軍の極秘装置「ザリャ」によるものと確信し、協力を要請する。

魔法と妖力を駆使する彼女らの前に、旧ソ連科学者の負の遺産とも言える「物理転送技術」が立ちはだかる。だが霊夢は言う。「幻想郷の外に仲間はいない…。ならば結界の守護者として、私たちが立ち上がらねば」。アリスも道具の精霊に命じて結界強化の準備を進める。 そして東西両勢力は諜報線を開始しする。「幻想郷」をめぐる戦いに、

各国との駆け引きと政治劇に臨む

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。