それで本屋で漫画版買おうと思ったら売ってなかったし…
ただでさえ期間開いたのにまた時間かかりそう…
あと、久々の投稿なので文章がおかしいかもしれません
追記:2025年10月14日に七海建人のRWBY用語解説コーナーの内容を一部変更しました。
悟がそこで目にしたのは嘗ての親友の姿であった。
「悟?」
「よっ、傑!久しいな」
後ろから現れた悟に傑は驚いたような表情で固まっていたが状況を理解したのか口を開く。
「相変わらず元気そうだね、悟」
それから二人はこの世界で見てきたものについて共有しあいながらレリックのある寺院に向けて歩みを進める。
「…でさぁ、女の子とすれ違ったら銃を向けられたんだよね」
「何か嫌われるようなことでもしたのかい?悟」
そんな他愛もない話をしていると背後からグリムが襲い掛かってくる。
だが、グリムの攻撃は悟には届かず、空中にグリムが浮いたような状態になる。
「残念、お前が触れたのは俺とお前との間にある無限だよ」
そのまま、悟はグリムを殴りとばす。だが、ほかにも何体かいたようでそちらは傑に飛び掛かる。
「呑み込め、虹龍!!」
しかし、虹龍が周りのグリムをまとめて消滅させる。
「虹龍って破壊されたんじゃなかったか?」
そう、悟が聞く。それもその筈、虹龍はかつて伏黒甚爾によって祓われている。なぜ破壊された虹龍を夏油が使用できているのか?それには理由がある。まず呪霊操術とは呪霊を取り込み使役する術式である。その際、傑と呪霊との間には呪術的なつながりが生まれる。
その因果は呪霊が祓われたとしても残り続ける。つまり傑が転生した際に"夏油傑”と呪術的な因果を持つ呪霊が傑の支配下に入ったのである。
「まぁ色々あってね。でも少し体術の方は鈍ったかな」
「悟、さっきのグリムは殺してないよね?」
傑は何かを思いついたのか悟に問う。
「多分な。まさか取り込む気?」
「そうだね。確かさっきのはネヴァーモアだったかな。空を飛べるのは貴重だしね。」
そういいながら傑はグリムに手を伸ばし黒い球体に変化させ、それを飲み込んだ。
「ずっと気になってたんだけど呪霊って不味いの?」
唐突な悟の質問に傑は驚くもすぐに返答する。
「わかりやすく言うなら吐瀉物を処理した雑巾の味だね」
「クソ不味いってことだけは分かったよ」
「それに比べたらグリムの方がマシだよ、グリムはコーヒー豆をそのまま嚙み潰したみたいな味で済んでるしね」
呪霊とグリムの味の違いについて話をしていると目と鼻の先に寺院が見えた。
*****
一方、その頃寺院のそばではデス・ストーカーとジャイアント・ネヴァーモアがルビー・ローズを殺さんという勢いで攻撃を仕掛けていた。それを助けに入ったヤン・シャオロンもジャイアント・ネヴァーモアの攻撃に阻まれ、身動きが取れない状態にあった。
「ルビーそこから逃げて!!」
ヤンは必死に叫ぶが既に遅かった。ルビーの頭をデス・ストーカーの尻尾が砕く。
かに思われた。しかし、何者かの攻撃がそれを防いだ。
「まぁまぁ強そうかな」
それは
「鳥の方は任せたぞ、傑」
「もちろん分かっているさ」
ジャイアント・ネヴァーモアに向かって虹龍が突っ込んでいく。
「さてと、やっちゃいますか」
「いや、一人で戦うつもり!?」
ヤンが悟に聞く。しかし、悟はニヤッと笑っただけであった。
悟は赫で吹き飛ばされたデス・ストーカーの頭上に瞬間移動する。
「こういうのは尻尾から潰すべきだよね」
悟は打撃でデス・ストーカーの尻尾を蹴り飛ばし、消滅させる。
「まあ、このまま続けても時間の無駄だしさっさと祓って終わりにするか」
悟はデス・ストーカーを『蒼』で圧縮して潰す。ふと後ろを振り返ると既にネヴァーモアを倒したのか傑が手に黒い球を持って待っていた。
「早かったな、傑」
「まぁ、私は取り込んだだけだからね」
先程のグリムの話をしていると後ろから誰かが悟の頭を叩いた。
「あなた達、そうやって話をしてるのはいいけどレリックは回収したの?」
「誰かと思えばブレイクじゃん。久しぶり~元気にしてた?」
「久しぶりって…今朝会ったばかりでしょ…」
悟とブレイクが話しているのを見ながら傑はレリックのことを思い出す。
「それにしても、一番大事なことを忘れるなんてね」
「傑が忘れるなんて珍しいな」
「悟、元をいえば君がグリムの気配を察知して勝手に飛び出していったからじゃないか」
互いに責任を押し付けあいながら悟は一番大きなレリックを選ぶ。
「もうこれでいいんじゃない?」
「まあ、どれを選んでも変わるものじゃないだろうしね」
これから崖の上に戻らなければならないのだが、悟が提案する。
「帰りはネヴァーモアに乗って帰ってオズピン教授を驚かせようぜ」
「確かに皆疲れてそうだしありね」
「何それ!楽しそう!!」
「それ、怒られないかしら…」
悟の提案にピュラは反対するが、意外にもブレイクも賛成しノーラに至ってはかなり乗り気のようである。
「じゃあ、多数決で決めようよ」
ルビーが提案し、その場にいた全員で話し合って決めた結果、反対派:2(ワイス、ピュラ) 賛成派:8(悟、傑、ルビー、ブレイク、ヤン、ジョーン、レン、ノーラ)となりネヴァーモアで崖に戻ることとなった。
*****
試験が終わりチーム発表を待っている間、悟たちは思っていた以上にオズピン教授の反応が薄かったことを話していた。
「いや、まさか無言でスルーするかよ。普通」
「もしかしたら、よくあることだったのかもね」
実際はオズピンはグリムを制御していることに驚きのあまり固まっていただけなのだが、それを悟たちが知る由もなかった。
「でもさ、見た?グッドウィッチ教授の顔」
「あれは傑作だったね。開いた口が塞がらない的なね」
グリンダの方は呆れのあまりポカンとしていただけなのだが、悟たちには驚いているように見えたようだ。
しばらくして、自分たちの番が近づいてきたので悟たちは列に並ぶ。
「次で最後のチーム発表だ。五条悟、夏油傑」
悟と傑は壇上に登る。
「今年は入学者が例年より少なくてね、君たちのチームだけ二人になってしまったけど構わないね?」
「はい、問題ありません」
傑が代表して返答する。
「さて、話を戻そう。今日をもって君たちはチームSSだ。そして、リーダーは五条悟だ」
こうして、ビーコンアカデミーに史上最強のチームが生まれたのであった。
しかし、その裏で夏油傑とワイス・シュニーにナイトメアグリムの魔の手が迫っていた。
今回も七海建人の用語解説コーナーやります
七海「皆さん、お久しぶりです。今回もこの業務を全うすべく、用語解説を担当します。今回のテーマは術式とセンブランスについてです。」
灰原「七海、そういえばオズピンっていう人がセンブランスとか言ってたけどセンブランスって何なのかな?」
七海「センブランスは、オーラを個人の特性に応じて具現化した能力です。つまり、生まれ持った個性が力になるという点で、術式に近いですね。」
灰原「じゃあ、術式=センブランスって思っていいのかな?」
七海「概ねその理解で構いません。ただし、センブランスは精神性に由来するため、成長や変化の幅が広いのが特徴です。たとえば、ルビー・ローズは『ペタル・バースト』という高速移動のセンブランスを持っています。」
???「その通りや。でも僕にはかなわへんと思うけどなぁ。」
灰原「え、誰!?」
七海「禪院直哉さんですね、五条さんから、最速の術式を持つと聞いています。」
直哉「せや。ここは僕の『投射呪法』と比べてみよや?ええ教材やろ?」
七海「……比較としては確かに適切ですね。」
直哉「投射呪法っちゅうのはな、自らの視界を画角として「1秒間の動きを24の瞬間に分割したイメージ」を予め頭の中で作ってそれを実際に自身の体でトレースする術やねん。ちなみに動きを作ることに成功したらトレースは自動で行われるで。」
七海「本人がそこまで気づいているかは置いておいてルビー・ローズのセンブランスは、肉体を分子レベルで分解し、物理的な質量を無視して超高速で移動・再構築する能力です。また、理論的には他人も同じように質量に関係無く移動させることができるようですね。」
灰原「どっちかといえば『ペタル・バースト』は回避よりで『投射呪法』は攻撃よりな感じかな?」
七海「その通りです。目的と運用方法が異なるので、優劣はつけられません。」
直哉「まぁ、実際に戦ったら僕が勝つんやけどな。」
灰原「もし戦うにしてもあんまり虐めないであげてね!?」
七海「まぁ、言っても無駄でしょうが…」
灰原「それでは次回は“オーラ”についてお送りします!お楽しみにー!」
直哉「ちなみに僕は出ぇへんで!!」
七海「そんなこと誰も聞いてませんよ…」
次回は氷雪帝国に入る前(Volume1のラスト)までの予定です。