デルタが気絶してから、数時間が経過した。
彼女は気絶から起き上がると共に状況を理解しながらも、立ち上がる。
「それで聞きたいですけど、獲物はどこに」
トガに対して、デルタは問いかける。
デルタ自身、トガのストーカーのような行動に対して少し思う所はあるが、彼女の高い隠密性。
「獲物?あぁヴィランたちのことですか」
トガは首を傾げながら答える。デルタの横にぴたりと寄り添うように立つ彼女は、まるで旧知の友人のように親しげだ。
「そう。あの生意気な四人組。どこ行った?」
「ふふ……見てくださいこれを」
トガがスマホを取り出し画面をデルタに見せる。そこには夜空の写真が表示されており、海上にぽつんと浮かぶ小さな島が写っていた。
「この島が今……あのヴィランたちの本拠地になっているようです」
デルタは目を細めた。
「どういうことだ?」
「私達がいる那歩島から歩いてで十分くらいでしょうか。そこでヒーロー達と島民がこの小島に立て籠もっています」
「敵の狙いは」
「聞いた話だと、島乃活真の個性を狙っているって」
「活真の個性を?どうして?」
トガの言葉に疑問を感じるデルタ。
「私には分かりません」
「・・・そうか」
とりあえず、デルタは動き出す。
「ちょっと待ってください」
「・・・なんです?デルタは急ぐですけど」
「それは知っていますが、デルタさんではちょっと厳しいと思います」
「なんでですか」
「そうですね。少なくとも、身体はかなりボロボロなはずです。そんな身体で向かえば確実に死にます」
「別にどうでも良いですけど」
デルタは、そう答える。
「ボスとの約束」
「・・・」
デルタの答えが止まった。
デルタにとっても大切な存在。
そんな人物の願いを否定するつもりはない。
だが。
「だからって、死ぬ予定はありません」
デルタの答えは決まっていた。
それと共に、デルタは既に構えていた。
手には、レーザーブーストライザーにプログライズキーを構える。
『DELTA SET!』
「何よりも、今のデルタは!ヒーローであるのと同時に仮面ライダーですから!」
笑みを浮かべながら、そのレーザーレイズライザーに、デルタウルフゼツメライズキーを装填する。
「変身!!」『LASER ONDELTA LOADING!』
鳴り響く音声と共に、デルタは既に仮面ライダーに変身していた。
それに合わせるように、デルタはそのままクライチングスタートを行うようにゆっくりと構える。
「さぁ、今度こそ狩って、助けるです!!」
3rd舞台となる世界は?
-
魔法少女リリカルなのは
-
魔法少女まどか☆マギカ
-
アカメが斬る!
-
ブルーアーカイブ
-
戦隊レッド異世界で冒険者になる