悪魔と呼ばれ慣れて 2nd   作:ボルメテウスさん

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HEROES:RISING Ⅶ

デルタが気絶から目覚めるまでの間。

 

1年A組の面々は、島の人々を守る為の行動を始めていた。

 

「けれど、あのデルタさんが本当にやられたのか」

 

「・・・いや、僕も直前まで見ていたけど、敵の実力というよりも島民を守る為に傷ついた。だからこそ、奴らの強さはまだ分からない」

 

プロヒーローと学生。

 

その実力の差は未だに大きい。

 

特に暴君と呼ばれる程の力を持っていたデルタが倒された事に対して、少なくともA組の面々が恐怖するのは無理はなかった。

 

だが、同時に。

 

「けれど、見ていたんだな、緑谷」

 

「あぁ、敵の個性も戦略も。何よりもデルタさんのおかげで敵はかなりのダメージがあるはず。だからこそ、僕達がやるべき事は」

 

「敵を倒すか、プロヒーローからの応援を待つ」

 

「ディケイドに伝われば、一発で来れるからな」

 

そうして、僅かな希望が確かにあった。

 

だからこそ、彼らは万全な体勢で敵達を待ち受けた。

 

その結果、確かに有利に進む事が出来た。

 

A組の作戦により、敵を分離。

 

各々が有利な敵と戦いながら、最も厄介な敵であるナインを待ち受けていた。

 

万全で待ち受けた。

 

それによって、ナインを確かに追い詰めた。

 

だが。

 

「あぁ、本当は使うつもりなどなかったのになぁ!!」

 

「「っ」」

 

ナインが取り出したそれは、怪人スタンプ。

 

その存在を知っていた緑谷に爆轟は眼を見開く。

 

「あれは」

 

「持っていやがったのか!」

 

それと共にナインは、その身体に押し込んだ。

 

同時にナインの身体は徐々に変化していく。

 

ナインが、その手に持つ怪人スタンプを押し込むと共にナインの背中から次々と出てきたのは白い狐の尻尾。

 

その尻尾の数は、九尾の狐と同じ9本の尻尾。それと共にどんどん膨らんでいく。

 

ナインの身体は既に限界を超えたように膨れ上がっていき。

 

「はぁぁぁ!!」

 

まるでその尻尾は意志を持っているようにナインの体全体を包み込んでいく。

 

その結果ナインの姿は少しずつ変わっていく。

 

その姿を見て爆豪は。

 

「なんだぁあれはっ!」

 

「分からないっけれど」

 

そうして、ナインが完全に変化した。

 

そこにいたのは、ナインという男の姿は既になかった。

 

そこにいたのは黒い身体を持ちながらも全身に白色で隈取りがなされており、全体的には犬のような四足の獣。

 

頭部は伏せられており、目元は閉じているものの、代わりに口元は牙を剥き出しにした獣のようなデザイン。

 

さらに背中には神社に祀られている紙垂のような赤い布が幾つも揺れていた。

 

まさに九尾の狐と呼ぶべきデザイン。

 

その姿に対して、全員が構える。

 

「この姿になった以上、すぐに始末する!」

 

そうして、ゆっくりと歩き始める。

 

同時に、九尾の尻尾を思わせるマントから次々と放たれていく。

 

マントは、まるで鋭い爪のように襲い掛かる。

 

「こいつはっ」

 

「マズイ」

 

先程までの人間の姿と比べれて、個性のコントロールが行いやすくなった。

 

故に、先程以上に追い詰められる。

 

そう思った時。

 

「ウガァァァァ!」

 

聞こえた叫び声と共に、ナインに向かって行く叫びと共に。

 

「あれって」

 

「誰だぁ!?」

 

ナインと激突した仮面ライダーへ変身したデルタを2人は疑問を呟く。

3rd舞台となる世界は?

  • 魔法少女リリカルなのは
  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • アカメが斬る!
  • ブルーアーカイブ
  • 戦隊レッド異世界で冒険者になる
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